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空を飛ぶ
299. ポイントを集める場所を探す
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みんなと別れ、俺は店に行ってから再びガチャを引き始めた。
ガチャポイント:54481→4481
目的のスキルが出ないままポイントが無くなってしまった。こうなるとポイントを集めないとガチャを引くことが出来ない。でだ、ポイントをどう集めるか…つい先日草取りに行こうとして出来ない状況に気がついたばかりだった。となると新し場所を開拓するしかないだろう。
「ちょっと出かけてくるね」
「いってらっしゃいっ」
「しゃーい」
店の外に出てそこから箱庭の外へ。さらにテレポートで森の南側にあるエルフの里入り口へと飛んだ。そしてその森を見上げる。
「この森のさらに北へはまだ向かっていないんだよね~ さて、何があるのかな?」
このまま普通に森の中を歩いたら迷子になりそうなので、森を迂回して進むか空からの移動になる。俺が選ぶのは後者…というかまずは空の上からこの森の範囲をその先の状態を確認しておきたい。
「契約召喚…アス!」
「キュウゥ~」
魔方陣が現れその光が消えるとその場にアスが現れた。ちょっと召喚士っぽい。まあネコルーとアスしか呼び出せないのだが…
「アスさっきみたいにもう一回ちょっと飛んで欲しいんだ」
「キュ?」
「うん、あまり長く飛んでいられないのはわかってるよ。ちょっとこの森の北の方がどうなっているのか知りたいんだ」
俺がそういうとアスは頷くような動作をした後、大きな体へと変化した。そのアスの背中に飛び乗り、森の木々のさらにその上まで飛んでもらう。
「ほ~なるほど?」
森はそれほど大きくないみたいだ。というかこれは…気のせいでなければほぼエルフの里の大きさと変わらないかもしれない。つまりこの森は魔法的なもので里を丸ごと隠すためのもの、本当の森というわけではない? 大きな御神木様の姿も見ることが出来ないし、当たりなのでは??
おっとそれはいいとして、さらにその先をちゃんと見ないとね。えーと…
「なんだろうかあれは…」
俺が見ている先になんか背の高い建築物だと思われるものが見えている。だけどそれはかなり歪で今にも崩壊しそうな危うさを見せている。ちょっと距離があるのでそれがなんなのかまではわからないけど…いや、なんだろう?
「キュッ」
「ああごめんそろそろ降りよう」
どうやらそろそろスキルの効果が切れるみたいだ。大人しく俺とアスは地上へと降りていった。
エルフの里の北を確認した後、明日からの行動を考えながら箱庭に戻った。そうだ北上するのなら徒歩じゃなくて馬車になるよな…ルーに馭者を頼んでおかないと。俺は早速ルーにイヤリングを使用して声をかけた。
『ルー、いまいいかな?』
『はい大丈夫ですよ』
『明日からちょっとこの森の北へ向かいたいんだが、馭者を頼めるか?』
『北…ですか? あまりおすすめしませんが』
なんだ? おすすめしないって。
『まあ、行けばわかりますのでいきましょうか』
よくわからないけど付き合ってくれるらしいし行けばわかるか。
ガチャポイント:54481→4481
目的のスキルが出ないままポイントが無くなってしまった。こうなるとポイントを集めないとガチャを引くことが出来ない。でだ、ポイントをどう集めるか…つい先日草取りに行こうとして出来ない状況に気がついたばかりだった。となると新し場所を開拓するしかないだろう。
「ちょっと出かけてくるね」
「いってらっしゃいっ」
「しゃーい」
店の外に出てそこから箱庭の外へ。さらにテレポートで森の南側にあるエルフの里入り口へと飛んだ。そしてその森を見上げる。
「この森のさらに北へはまだ向かっていないんだよね~ さて、何があるのかな?」
このまま普通に森の中を歩いたら迷子になりそうなので、森を迂回して進むか空からの移動になる。俺が選ぶのは後者…というかまずは空の上からこの森の範囲をその先の状態を確認しておきたい。
「契約召喚…アス!」
「キュウゥ~」
魔方陣が現れその光が消えるとその場にアスが現れた。ちょっと召喚士っぽい。まあネコルーとアスしか呼び出せないのだが…
「アスさっきみたいにもう一回ちょっと飛んで欲しいんだ」
「キュ?」
「うん、あまり長く飛んでいられないのはわかってるよ。ちょっとこの森の北の方がどうなっているのか知りたいんだ」
俺がそういうとアスは頷くような動作をした後、大きな体へと変化した。そのアスの背中に飛び乗り、森の木々のさらにその上まで飛んでもらう。
「ほ~なるほど?」
森はそれほど大きくないみたいだ。というかこれは…気のせいでなければほぼエルフの里の大きさと変わらないかもしれない。つまりこの森は魔法的なもので里を丸ごと隠すためのもの、本当の森というわけではない? 大きな御神木様の姿も見ることが出来ないし、当たりなのでは??
おっとそれはいいとして、さらにその先をちゃんと見ないとね。えーと…
「なんだろうかあれは…」
俺が見ている先になんか背の高い建築物だと思われるものが見えている。だけどそれはかなり歪で今にも崩壊しそうな危うさを見せている。ちょっと距離があるのでそれがなんなのかまではわからないけど…いや、なんだろう?
「キュッ」
「ああごめんそろそろ降りよう」
どうやらそろそろスキルの効果が切れるみたいだ。大人しく俺とアスは地上へと降りていった。
エルフの里の北を確認した後、明日からの行動を考えながら箱庭に戻った。そうだ北上するのなら徒歩じゃなくて馬車になるよな…ルーに馭者を頼んでおかないと。俺は早速ルーにイヤリングを使用して声をかけた。
『ルー、いまいいかな?』
『はい大丈夫ですよ』
『明日からちょっとこの森の北へ向かいたいんだが、馭者を頼めるか?』
『北…ですか? あまりおすすめしませんが』
なんだ? おすすめしないって。
『まあ、行けばわかりますのでいきましょうか』
よくわからないけど付き合ってくれるらしいし行けばわかるか。
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