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「や、おはよう。ナオト」
「おはよう、ございます……」
男子寮から出てすぐに直斗の目の前を塞いだのはかっちりとした騎士の服に身を包んだ男性だ。片手を上げて挨拶する姿に、直斗は目をぱちくりとさせる。
彼の名前はイザーク・ノーディス。金髪に緑の瞳をした好青年である。後ろ髪がわずかに長く、首元で軽く結んで肩から前にさらりと流している。見た目通りに愛想が良く、出会ったばかりの直斗とも友好的に接してくれる。
そしてイザークは芽衣の護衛として側に付いている。今日もそのはずであるのだが……。
教室への道中、イザークは隠すことなく教えてくれた。
「メイちゃんには別の者が付くことになってね。お邪魔になった俺はナオトに付こうかなって」
「付こうかなって……そんな簡単に決めていいんですか」
「いいんだよ。ナオトに何かあったらメイちゃんが怒髪天だろ? 手の空いた俺がナオトの護衛に付いたほうがトラブルも少ないだろうし」
「……俺べつに、何もないですよ」
「うん。まぁ、俺のサボリに付き合ってよ。城に戻って四六時中、しかめっ面して突っ立ってるの好きじゃないんだ。殿下は冗談が通じないしね」
イザークは片目を瞑って明るく言う。
これは確実に伝わっている。昨日の男性が何か言ったのだろう。
イザークを伴って教室に入れば、室内はシンと静まった。後ろに立っているイザークは暢気に「いや~、懐かしいなぁ。ま、教室は此処じゃなかったけどね」と笑っている。
直斗へちょっかいを掛けていた数人があからさまに視線を逸らす。いつもは朝の挨拶と共に嫌味の三つや四つが飛んできたが、今日は都合よく言葉を失ったようだ。
どうなることかと思ったが、毎日のストレスが少し減った。イザークの手を煩わせていないか心配だが、誰にも相談できないことだったので素直に助かる気持ちでいっぱいだ。イザークの口ぶりでは、芽衣にはバレていないようであるし。
昨日の人が、イザークだけ伝えてくれたのだろうか。芽衣の新しい護衛とはどのような人なのだろう。
入室した教師がこちらを見て驚くというよりも恐怖を顔面に滲ませていたのだけは理解できなかった。振り向いてもイザークはニコニコと首を傾げる。
授業中、いつもの嫌がらせがなかったうえに教師からの意地悪な質問もなく、かなり快適に過ごせたのには心の中でガッツポーズをしていた。
・・・
昼食の時間となって、直斗はイザークと一緒に学園の食堂へ来ていた。こちらを見つけた芽衣が手を挙げて直斗に合図する。
その隣には、昨日ぶりの姿があった。その人は直斗に視線を向けると、胸元に手を置いて微笑んだ。直斗の隣に居たイザークはそれを見て「……うわぁ」と、げんなりした声を出している。
「カイン・エルマンと申します。本日から聖女様の魔力の制御を指導することとなりました。また、イザークに代わり護衛も務めます。ナオト様、どうぞよろしくお願いいたします」
黒地に金の刺繍が入ったローブを身に纏い、昨日直斗を助けてくれた男性は頭を軽く下げた。一房だけ長い髪を背中で三つ編みにしているようだ。昨日は慌てていたので気づかなかった。
頭を上げたカインと再び視線が交わる。イザークも整った顔立ちだが、カインも同じくらい綺麗な顔をしている。直斗は微笑むカインの顔面の破壊力に耐えられず、自分の頬が熱くなっていくのを感じだ。
「……知り合い?」
直斗の反応を見て、芽衣が首を傾げる。直斗は慌てて口を開いた。
「昨日、ちょっと前見てなくてぶつかっちゃってさ。まさか芽衣の護衛の人とは思わなかったよ」
「今朝いきなりだったのよね。女子寮の前で突っ立ってるからキャーキャー周りがうるさかったわ」
「ナオトの所はそういうのなくて超良かったよ。俺はそろそろ耳栓でも用意しようかなって思ってたところだったから」
「男子寮なんであったら困ります」
会話を弾ませながら、カインをちらりと見上げる。確かにこんなに格好いい年上の男性が居たら、一目見たくて集まってしまうのだろう。
「まあ、話はこのくらいにして。ご飯にしようよ」
イザークが直斗の肩に腕を回す。
食堂の入り口で話していたから、変に目立ってしまっている。主に女子生徒からの視線がビシバシと届いており、カインやイザークは少し居心地が悪そうだ。
「異世界の騎士って顔面採用なのかしら」
「あはは。メイちゃんは面白いこと言うね」
「お前、失礼だぞ……」
「ああ、いいよいいよ。このくらい軽く接してくれたほうが俺としては助かる。お前もそうだろ?」
「貴方は軽すぎます。いつまで触れているのです」
カインは直斗の肩を睨む。正確には、そこに置かれたイザークの腕に。
イザークはニヤリと口角を上げ、更に直斗へ密着する。
「ええ~。俺は会ったばっかのお前と違ってナオトと仲良しだから。ね?」
「え、と」
「聖女様のご友人に馴れ馴れしく触れるのは控えなさい。何のための護衛ですか」
「俺は護衛兼ナオトの友人だからね」
カインの目が直斗へ移る。
その目が真実の是非を問うているが、本人を目の前にして「違います」と言える度胸が直斗にはなかった。
この異世界で芽衣と直斗がなんとかやってこれたのも、イザークの性格に助けられているのも大きいし……何より、同じ人間として扱われているように感じるのが安心するのだ。
「ちょっと。弟を困らせるのはやめて。あと早く行かないと席埋まっちゃう。腹ペコなのよ」
「弟じゃないから! お前それ本当に何なの!」
「怒られちゃったね」
「……はぁ」
食堂はビュッフェ形式で、直斗は昼食の時間がとても好きだった。朝食と夕食は寮の食堂で摂るのだが、そこで遠巻きにヒソヒソと小声が聞こえるのが段々とストレスになる。
学園の食堂だと芽衣とイザークも共に居るので、そういったことはない。
好きな物を取って席に座ると、イザークがすぐに隣へ座った。芽衣はまだ悩んでいるようだ。その後ろにカインが控えている。
「……あの人、騎士なんですか?」
「違うよ。すご~く強い魔法使い。魔法技術の発展、研究のための国立の魔法研究塔があるんだけど、そこの一人。城勤めの荒っぽい魔法使いとは違って研究畑の人間だけど、あいつの実力はそこに留まらなくてね。殿下が引っ張ってきて個人的に色々お願いしてるんだよ」
そんな人に、魔法を使ってもらったのか。もっと感謝の言葉を伝えればよかった。そう思いながら、直斗はカインの背を目で追っていた。
「そんなに気になる?」
「えっ。あ、いや」
「ナオトは気に入られてるから、何でも頼るといいよ。あいつも本当はナオトの側に付きたかったみたいだしね」
「いやいや冗談。イザークさん、それくらい俺にも分かりますって」
「うーん。これは俺の今までの行いか。ごめんカイン、許したまえ」
そうこうしているうちに、芽衣とカインが戻ってきた。二人は向かいの席に着いて、お待ちかねのランチタイムだ。
美味しい料理に舌鼓しながら、直斗と芽衣は互いの授業内容を共有していく。とは言え直斗のほうは授業についていくのが精一杯で、芽衣のように魔力や魔法の何たるかを理解できてはいないのだが。
「そっちのクラスでも実技は見学なら、私と一緒のクラスでもよかったじゃない。なんで別々なのかしら」
「勘弁してくれ。今の所でも座学はいっぱいいっぱいなのに」
「ばか、同じクラスなら教え合えるでしょ」
「俺に教えるコマンドが生まれると思ってんのか?」
一緒のクラスなんて冗談じゃない。別々の今でさえ、聖女のオマケとしてやっかみがあるというのに。
そして芽衣がそれを見て聞いて怒り出すリスクが高まる。聖女のイメージをぶち壊し、国から聖女の風評被害だと怒られたらどうするのか。
「何か失礼なこと考えてない?」
「まっさか~」
「白々しい」
話を逸らすために、隣のイザークへ視線を向ける。
「魔法実技の時間暇なのはもったいないね。俺が剣術でも教えようか?」
それは軽く提案しただけのつもりだったのだろう。しかし直斗は「それだ!」と強く思って、イザークに期待を向けた。
「それ! 採用したいです!」
「おはよう、ございます……」
男子寮から出てすぐに直斗の目の前を塞いだのはかっちりとした騎士の服に身を包んだ男性だ。片手を上げて挨拶する姿に、直斗は目をぱちくりとさせる。
彼の名前はイザーク・ノーディス。金髪に緑の瞳をした好青年である。後ろ髪がわずかに長く、首元で軽く結んで肩から前にさらりと流している。見た目通りに愛想が良く、出会ったばかりの直斗とも友好的に接してくれる。
そしてイザークは芽衣の護衛として側に付いている。今日もそのはずであるのだが……。
教室への道中、イザークは隠すことなく教えてくれた。
「メイちゃんには別の者が付くことになってね。お邪魔になった俺はナオトに付こうかなって」
「付こうかなって……そんな簡単に決めていいんですか」
「いいんだよ。ナオトに何かあったらメイちゃんが怒髪天だろ? 手の空いた俺がナオトの護衛に付いたほうがトラブルも少ないだろうし」
「……俺べつに、何もないですよ」
「うん。まぁ、俺のサボリに付き合ってよ。城に戻って四六時中、しかめっ面して突っ立ってるの好きじゃないんだ。殿下は冗談が通じないしね」
イザークは片目を瞑って明るく言う。
これは確実に伝わっている。昨日の男性が何か言ったのだろう。
イザークを伴って教室に入れば、室内はシンと静まった。後ろに立っているイザークは暢気に「いや~、懐かしいなぁ。ま、教室は此処じゃなかったけどね」と笑っている。
直斗へちょっかいを掛けていた数人があからさまに視線を逸らす。いつもは朝の挨拶と共に嫌味の三つや四つが飛んできたが、今日は都合よく言葉を失ったようだ。
どうなることかと思ったが、毎日のストレスが少し減った。イザークの手を煩わせていないか心配だが、誰にも相談できないことだったので素直に助かる気持ちでいっぱいだ。イザークの口ぶりでは、芽衣にはバレていないようであるし。
昨日の人が、イザークだけ伝えてくれたのだろうか。芽衣の新しい護衛とはどのような人なのだろう。
入室した教師がこちらを見て驚くというよりも恐怖を顔面に滲ませていたのだけは理解できなかった。振り向いてもイザークはニコニコと首を傾げる。
授業中、いつもの嫌がらせがなかったうえに教師からの意地悪な質問もなく、かなり快適に過ごせたのには心の中でガッツポーズをしていた。
・・・
昼食の時間となって、直斗はイザークと一緒に学園の食堂へ来ていた。こちらを見つけた芽衣が手を挙げて直斗に合図する。
その隣には、昨日ぶりの姿があった。その人は直斗に視線を向けると、胸元に手を置いて微笑んだ。直斗の隣に居たイザークはそれを見て「……うわぁ」と、げんなりした声を出している。
「カイン・エルマンと申します。本日から聖女様の魔力の制御を指導することとなりました。また、イザークに代わり護衛も務めます。ナオト様、どうぞよろしくお願いいたします」
黒地に金の刺繍が入ったローブを身に纏い、昨日直斗を助けてくれた男性は頭を軽く下げた。一房だけ長い髪を背中で三つ編みにしているようだ。昨日は慌てていたので気づかなかった。
頭を上げたカインと再び視線が交わる。イザークも整った顔立ちだが、カインも同じくらい綺麗な顔をしている。直斗は微笑むカインの顔面の破壊力に耐えられず、自分の頬が熱くなっていくのを感じだ。
「……知り合い?」
直斗の反応を見て、芽衣が首を傾げる。直斗は慌てて口を開いた。
「昨日、ちょっと前見てなくてぶつかっちゃってさ。まさか芽衣の護衛の人とは思わなかったよ」
「今朝いきなりだったのよね。女子寮の前で突っ立ってるからキャーキャー周りがうるさかったわ」
「ナオトの所はそういうのなくて超良かったよ。俺はそろそろ耳栓でも用意しようかなって思ってたところだったから」
「男子寮なんであったら困ります」
会話を弾ませながら、カインをちらりと見上げる。確かにこんなに格好いい年上の男性が居たら、一目見たくて集まってしまうのだろう。
「まあ、話はこのくらいにして。ご飯にしようよ」
イザークが直斗の肩に腕を回す。
食堂の入り口で話していたから、変に目立ってしまっている。主に女子生徒からの視線がビシバシと届いており、カインやイザークは少し居心地が悪そうだ。
「異世界の騎士って顔面採用なのかしら」
「あはは。メイちゃんは面白いこと言うね」
「お前、失礼だぞ……」
「ああ、いいよいいよ。このくらい軽く接してくれたほうが俺としては助かる。お前もそうだろ?」
「貴方は軽すぎます。いつまで触れているのです」
カインは直斗の肩を睨む。正確には、そこに置かれたイザークの腕に。
イザークはニヤリと口角を上げ、更に直斗へ密着する。
「ええ~。俺は会ったばっかのお前と違ってナオトと仲良しだから。ね?」
「え、と」
「聖女様のご友人に馴れ馴れしく触れるのは控えなさい。何のための護衛ですか」
「俺は護衛兼ナオトの友人だからね」
カインの目が直斗へ移る。
その目が真実の是非を問うているが、本人を目の前にして「違います」と言える度胸が直斗にはなかった。
この異世界で芽衣と直斗がなんとかやってこれたのも、イザークの性格に助けられているのも大きいし……何より、同じ人間として扱われているように感じるのが安心するのだ。
「ちょっと。弟を困らせるのはやめて。あと早く行かないと席埋まっちゃう。腹ペコなのよ」
「弟じゃないから! お前それ本当に何なの!」
「怒られちゃったね」
「……はぁ」
食堂はビュッフェ形式で、直斗は昼食の時間がとても好きだった。朝食と夕食は寮の食堂で摂るのだが、そこで遠巻きにヒソヒソと小声が聞こえるのが段々とストレスになる。
学園の食堂だと芽衣とイザークも共に居るので、そういったことはない。
好きな物を取って席に座ると、イザークがすぐに隣へ座った。芽衣はまだ悩んでいるようだ。その後ろにカインが控えている。
「……あの人、騎士なんですか?」
「違うよ。すご~く強い魔法使い。魔法技術の発展、研究のための国立の魔法研究塔があるんだけど、そこの一人。城勤めの荒っぽい魔法使いとは違って研究畑の人間だけど、あいつの実力はそこに留まらなくてね。殿下が引っ張ってきて個人的に色々お願いしてるんだよ」
そんな人に、魔法を使ってもらったのか。もっと感謝の言葉を伝えればよかった。そう思いながら、直斗はカインの背を目で追っていた。
「そんなに気になる?」
「えっ。あ、いや」
「ナオトは気に入られてるから、何でも頼るといいよ。あいつも本当はナオトの側に付きたかったみたいだしね」
「いやいや冗談。イザークさん、それくらい俺にも分かりますって」
「うーん。これは俺の今までの行いか。ごめんカイン、許したまえ」
そうこうしているうちに、芽衣とカインが戻ってきた。二人は向かいの席に着いて、お待ちかねのランチタイムだ。
美味しい料理に舌鼓しながら、直斗と芽衣は互いの授業内容を共有していく。とは言え直斗のほうは授業についていくのが精一杯で、芽衣のように魔力や魔法の何たるかを理解できてはいないのだが。
「そっちのクラスでも実技は見学なら、私と一緒のクラスでもよかったじゃない。なんで別々なのかしら」
「勘弁してくれ。今の所でも座学はいっぱいいっぱいなのに」
「ばか、同じクラスなら教え合えるでしょ」
「俺に教えるコマンドが生まれると思ってんのか?」
一緒のクラスなんて冗談じゃない。別々の今でさえ、聖女のオマケとしてやっかみがあるというのに。
そして芽衣がそれを見て聞いて怒り出すリスクが高まる。聖女のイメージをぶち壊し、国から聖女の風評被害だと怒られたらどうするのか。
「何か失礼なこと考えてない?」
「まっさか~」
「白々しい」
話を逸らすために、隣のイザークへ視線を向ける。
「魔法実技の時間暇なのはもったいないね。俺が剣術でも教えようか?」
それは軽く提案しただけのつもりだったのだろう。しかし直斗は「それだ!」と強く思って、イザークに期待を向けた。
「それ! 採用したいです!」
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