自由に生きていいですか

青い縞猫

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ジャガイモで挑戦します

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貴族家から出ることを前提にした、お腹がいっぱいになる料理。
食材選びも重要です。

なるべくお金をかけすぎず、おなかが満たされるもの。


”鑑定”を使っていろいろな食材を見ていきます。
今日の厨房には、ジャガイモがありました。

「フレイド、このジャガイモ少し貰っていいかしら。」

「大丈夫ですよ、お嬢様。メイン食材ではないですから、おいくつ用意しましょうか?」

「そうね… できれば10個頂けるかしら?」

「はい。持って行っていいですよ。」


芋がたくさん入った箱の中から10個ほど、小ぶりのジャガイモをもって移動します。
調理台が高すぎて、私の身長では使えないのでフレイドが用意してくれた机の上に10個のジャガイモを並べます。

この世界、ピーラーがあるので、5つはピーラーで薄切りに
残りの5つはくし形に切ります。

油で揚げるのはフレイド。
私には危ないと言ってやらせてもらえません。

「最初に低い温度で揚げて、しっかり火を通して。
その後、水分を飛ばすように高温できつね色にしてね。」

とフレイドに指示を出します。

こんがりきつね色に上がったそれぞれの芋
丸い形の方には塩を
くし形に切ったものには塩コショウを振りかけます。

「さぁ、試食!!!」

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