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懇願
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「勃たないお前が、全裸で。
俺がベッドに拘束されている事については、何故だ?」
とうとう、聞いてしまった。
答えが怖くて仕方ない。
血は繋がっていないとはいえ、弟だ。
ましてや、男。
俺は、断然女性の方がいい。
「それは、、、
兄上だけが、特別だからです。」
義弟の特別。
そんなものになった覚えは無い。
初めて会ったのは11年前。
5歳の子供相手に、当時10歳の俺は特別何かをした覚えは本当に何も無かった。
「1人でする時、思い浮かべるのは兄上でした。オカズにして、ごめんなさい、、、」
そして、しっかり目を合わせ告げられる。
それは、決定事項らしい。
「兄上、僕に抱かれて下さい。本当に誰にも勃たないのか、僕は、、、本当に不能なのか、知りたいのです。」
返事をしない俺にさらに畳み掛ける様に
「お願いです、兄上。優しくしますから抵抗しないで下さい。兄上が眠っている間に、しっかり後ろの準備は終わらせておきましたから、あとは兄上の返事を聞いて挿れるだけです。」
「それに、、、兄上に触れているだけで、少し勃ってきたんです。これまでは、自分からしたことなかったし…
今までにないことなんです!!
最後まで出来るかもしれないって、今、少し嬉しいんです。」
目元を紅く染めたまま、俺にとっては恐怖でしか無い言葉が出てくる。
怖すぎて、何も言えない。
しかし、拒否権は無さそうだ。
だって、ベッドの上で拘束されていた俺も改めて自分の姿を見てみれば何も身につけてはおらず、ユーグが言ったように準備がされたのであろう後ろの孔には少し違和感があった。
何かが挿入っている。
そんな感じ。
そして、俺の下腹部にユーグの指が刺激を送ってくる。
絶対に大きくしてはいけない場面。
このまま、勃たせてしまったら、拒否できない。
それはわかっているのに、身体は反応してしまう。
「僕にさわられて、大きくなったって事は、嫌では無い。と言う事ですよね?兄上。」
耳元でユーグが囁く。
ふるふると首を横に振っても、上下に擦ってくる指は執拗に刺激を送ってくる。
どんどん大きく育っていくそれは、限界を迎える直前で寸止めされ、解放しては貰えなかった。
俺がベッドに拘束されている事については、何故だ?」
とうとう、聞いてしまった。
答えが怖くて仕方ない。
血は繋がっていないとはいえ、弟だ。
ましてや、男。
俺は、断然女性の方がいい。
「それは、、、
兄上だけが、特別だからです。」
義弟の特別。
そんなものになった覚えは無い。
初めて会ったのは11年前。
5歳の子供相手に、当時10歳の俺は特別何かをした覚えは本当に何も無かった。
「1人でする時、思い浮かべるのは兄上でした。オカズにして、ごめんなさい、、、」
そして、しっかり目を合わせ告げられる。
それは、決定事項らしい。
「兄上、僕に抱かれて下さい。本当に誰にも勃たないのか、僕は、、、本当に不能なのか、知りたいのです。」
返事をしない俺にさらに畳み掛ける様に
「お願いです、兄上。優しくしますから抵抗しないで下さい。兄上が眠っている間に、しっかり後ろの準備は終わらせておきましたから、あとは兄上の返事を聞いて挿れるだけです。」
「それに、、、兄上に触れているだけで、少し勃ってきたんです。これまでは、自分からしたことなかったし…
今までにないことなんです!!
最後まで出来るかもしれないって、今、少し嬉しいんです。」
目元を紅く染めたまま、俺にとっては恐怖でしか無い言葉が出てくる。
怖すぎて、何も言えない。
しかし、拒否権は無さそうだ。
だって、ベッドの上で拘束されていた俺も改めて自分の姿を見てみれば何も身につけてはおらず、ユーグが言ったように準備がされたのであろう後ろの孔には少し違和感があった。
何かが挿入っている。
そんな感じ。
そして、俺の下腹部にユーグの指が刺激を送ってくる。
絶対に大きくしてはいけない場面。
このまま、勃たせてしまったら、拒否できない。
それはわかっているのに、身体は反応してしまう。
「僕にさわられて、大きくなったって事は、嫌では無い。と言う事ですよね?兄上。」
耳元でユーグが囁く。
ふるふると首を横に振っても、上下に擦ってくる指は執拗に刺激を送ってくる。
どんどん大きく育っていくそれは、限界を迎える直前で寸止めされ、解放しては貰えなかった。
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