僕のためにひと肌脱いで

青い縞猫

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半年後 [ほぼエロなし]

とある週末の終わり

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3日間、たった1度のキスだけで過ごす事などこれまでなかった2人。

お互いぎこちないまま、ジルは実家を出た。

ユーグはプレゼントを気に入ってくれたのだろうか?
後ろ髪引かれる思いがする。

しかし、今回はこのまま仕事の準備がある。
いつまでも感傷に浸っていては怪我の元だ。
気持ちを切り替えて宿舎に戻った。

「ジル!帰ったのか? 街の屋台どうだった? 旦那も喜んだだろ?」

最初に声をかけて来てのは、屋台の美味しさを熱弁してくれた平民のダッテ。

「あー、残念ながら一緒に行ったのは執事だったんだ。でも、楽しかったし、メシは美味かったよ。」

「なんでだよ? 旦那の誕生日を祝いたいからって、街歩き誘ったんじゃなかったのか?」

「誘ったんだけどさ。ほら、うち貴族だろ?買い物しに何で自分が街に行くんだ?って首傾げられたら何も言えなくてさ、、、」

「で、執事なのか、、、」

呆れたように言われるが、仕方ないだろ?

「ほかに誘える人材いないし。まさか護衛と一緒にはいけないしなぁ。週末だけの暗部は一応いるけど。」

「なっっっ!!さすがはお貴族様だな、、、 騎士に暗部って、おかしくね?」

「一応断ったんだけど、まぁユーグの為にもって言われると断れなくてさ」

「はいはい、惚気は結構。で、仲直りして帰って来たんだろ?」

「それが、、、今日は一言も会話してない。」

「お前、、、それ、結構ヤバいやつだぞ?」

「何? どう言う事?」

「次会うのいつだよ?来週だろ?それまで、会わないんだろ?お前の旦那、きっと最悪の事態ばっかり妄想して過ごすんじゃないか?」

「それはない。…と思う。」

「まぁ、手紙でも書いてやれば?今回の仕事は夜には出て木曜まで帰らないんだから、早めにしないと間に合わないぞ。」

「…わかった。とりあえず手紙書くわ。」

俺は来週土曜日予定を空けておいて欲しい旨を書いた手紙を出した。
木曜日まで不在だから返事は要らないと言う事も添えて。

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