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15話 認めたくないものだな…、自分自身の…若さ故の過ちというものを
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あの、とゴードンが言う。
「王太子殿下がとても優秀であらせられるので、ジル様がきつい思いをしておられたとお聞きしているのですが」
教官はこいつあほかという顔で話し始めた。
「それはどこの情報だね。
・・・・・ああそうか、ここ2年の話か。
昔は王子がとても優秀で、天才だと周りに騒がれるほどでしたので、殿下が自身と較べられて、気に病まれるかと心配もいたしましたが、お年も3歳も離れているし、あのように無邪気に懐かれては、邪険になされる気も起こされなかったようです。
ただただ弟君を可愛がられているご様子は、ほほえましいものでした。
それに今では、殿下はおおらかで、とても度量の大きい方なのだと理解しておりますので、王子を自慢に思えど、厭うことはないと推察いたします。
ただ2年前から王子は勉学も鍛錬もされなくなって・・・。
とても言いにくいのですが・・・・・その上、知能低下を疑われるほど、理解力が落ちているご様子で、それだけでなく身体能力も落ちておられるようで、とても動きが鈍くなられました。
それは騎士の私から見れば一目瞭然で、呪いにかかったのかと思うほどでした。
皆様も心配されていましたが、原因もわからず、手をこまねいておりました。
今は、あえて私の前では押さえられているようですが、元のお体以上の動きがお出来になっているようで安心しております。
殿下などはしきりに、3歳の時のあの子の方が聡かった。と言われて、我々も言葉に詰まったものでした」
言いにくいと言いつつ、結局は全部話すのね・・・
神の言った、3歳の時というのはそこに繋がるのかよ・・・
「では、次は私のことを聞いても宜しいですか、教官」
「あぁ、かまわない。オリバー殿は確か5歳の時に王子にお目通りしたのだったな。
5人で子犬のように遊んでいて、可愛らしかったぞ」
オリバーの顔が引きつっている。子供の頃のことはあまり聞きたくないよな。大人はろくでもないことしか言わないから。ついでに男に可愛いはNGだ。でも、俺の番は終ったのだからじっくり聞いてやる。
「12歳からは騎士の鍛錬場にもきて、かなりやんちゃをして我々騎士たちをはらはらさせていたな。
鍛錬をまじめにするのはよかったが、それにエリオン殿だけでなく、王子までお連れしたのはどうかと思う。せっかく専任の騎士にまかせているのに。
当時の団長はおかげでとても苦労したと聞いている・・・
そうそう、ついでに連れてこられたゴードン殿とヤルデルト殿は気の毒だった。
文官になるのだからといって逃げようとする2人を、弱いままでは王子の足手まといになると言って、毎回引っ張ってきたのはエリオン殿でしたな。2人もおとなしく素振りなどをしていたので、そこそこ強くなっていました。従騎士程度には」
「私より弟の方が強いと聞いたのですが」
教官は首を振った。
「それも2年前からだな。
その前は強かった。一歳下の弟君の憧れの的になるくらいにはオリバー殿は強かった。
騎士団の小隊長を倒せるレベルだったのだから、当時の年齢を考えれば大した物だと思う。
御両親も期待していたようだし、いずれどこかの団長になるだろうと思われていた。
2年前からおかしくなって、訓練場にもこなくなったし、今まで圧倒的強さを誇っていた弟君に負けたのもこの頃だ。
弟君がくやしがっていたぞ、あんなのは兄上ではないと。
そうそう、元に戻ったようだが、2年間のブランクは大きい。しっかり鍛えてやるから楽しみにな。
ゴードン殿のことも話しておこう。
王子とお目見えしたのは6歳の時。とても利発なお子様と評判だった。
妹を可愛がっていて、誕生日に王子にお願いして、バラ園のバラを花束にして持ち帰っていた。
うれしそうにピンクのバラをかかえていてゴードン殿も天使のようだったぞ」
教官はなに人のことを口撃しているんだか。これだから年よりは・・・
「妹君の社交界デビューでエスコートをした時が最後だったか。
そのあと一緒にいるところを見たことがないな。
あれ程可愛がっていたのに。
そして、やはり知能低下を起こしたようで、それまではなかなか見所のある政策を御父君に出されていたようだが、貴族主義の強い、幼稚なものしか出さなくなったと、父君が酒を飲んだ時にこぼされていた」
ゴードンは頭をかかえていた。
「他のものは男爵令嬢の取り巻きをしていることに注意が向いていましたが、上層部は5人の能力低下が問題だと思っていました。
あなた方は将来国をささえる人材となるべく育てられています。
殿下も頼りにされているのに次代がこのように成り果てていることは重大な懸念を呼び込みました。
男爵令嬢を取り巻くのは、眉をひそめられる行為ではありましたが、いずれ破綻をきたすであろう、不自然な状態でしたから、一時目をつぶれば良かったのです。それこそ、若さゆえの過ちとして。
彼女が妾になろうと、愛人になろうと誰も気にしないでしょう。
でもあなた方の知能低下、身体能力の減少は大問題だったのです」
今までのうっぷんを晴らすように、教官はがんがんと思っていることを語っている。絶好調だ・・・
知能低下、知能低下とそう連発しないで欲しい。
馬鹿と言われるよりもきつい。
「呪いを考えていましたが、記憶の修正も入っていたとは・・・」
「はい、不甲斐ないです」
俺は頭を下げる。
しかしオリバーが顔を上げ、どや顔でのたまった。
「教官、ご心配なく。
神からの手紙で今回の件は、2,3年で影響がなくなると知らされています」
「ほう、神からのお知らせがあったと」
「はい、昨夜、私どもが記憶のすり合わせのために書き出しをしていた時に、手紙が来ました。
強制的に偽の情報を植え込まれ、自分の認識している現実でないものを正しいとされて、魂が納得しなかったのでしょう。
結果、魂は不安定になり、弱ってしまったようです。
今は原因も取り除かれ、ジル様の庇護下にいることで安定し、2,3年後には元に戻るそうです」
「王子は?」
「はい、ジル様は初めから問題ないそうです。神自ら手を掛けられたので、全快されたのでしょう。
さすがに神の御業ですね。
ただ記憶に関してはそうもいかないので、このように書き出してチェックをいただくことで、何とかしようと思っています」
うん、そうだね。神の御業ね・・・全取替えすれば、問題はなくなるよね・・・
心の問題はたとえ神であっても、いかんともしがたいと言うことだろうか。
そして被害の中心にいた王子はもしや・・・取り返しの付かない状態になっていたのでは?
なんだかきな臭い匂いがぷんぷんする・・・でも考えまい、口に出すまい・・・今は時期ではない。
「教官、そういうわけで騎士団が王都に戻る一月後までに、これを書き上げて、彼らに聞き込みチェックをしたいのですが。ご協力いただけますか」
「どのような名目でお会いになるのですか」
「それこそ護衛を選ぶと言う名目で。それに3年も潜伏するのです。
相性の悪い人間とは組めません。慎重にしたいと思います」
「まだお聞きしたいこともありますが、あまり求めてばかりいるのも良くはないでしょう。
また、思し召しがあるまで待つことにします」
それって神にだよね。大元の大問題が残っているとは思うけれど、今はお腹一杯で考えたくもない。
とりあえずは記憶の問題を何とかして、頭を整理しよう。
「王太子殿下がとても優秀であらせられるので、ジル様がきつい思いをしておられたとお聞きしているのですが」
教官はこいつあほかという顔で話し始めた。
「それはどこの情報だね。
・・・・・ああそうか、ここ2年の話か。
昔は王子がとても優秀で、天才だと周りに騒がれるほどでしたので、殿下が自身と較べられて、気に病まれるかと心配もいたしましたが、お年も3歳も離れているし、あのように無邪気に懐かれては、邪険になされる気も起こされなかったようです。
ただただ弟君を可愛がられているご様子は、ほほえましいものでした。
それに今では、殿下はおおらかで、とても度量の大きい方なのだと理解しておりますので、王子を自慢に思えど、厭うことはないと推察いたします。
ただ2年前から王子は勉学も鍛錬もされなくなって・・・。
とても言いにくいのですが・・・・・その上、知能低下を疑われるほど、理解力が落ちているご様子で、それだけでなく身体能力も落ちておられるようで、とても動きが鈍くなられました。
それは騎士の私から見れば一目瞭然で、呪いにかかったのかと思うほどでした。
皆様も心配されていましたが、原因もわからず、手をこまねいておりました。
今は、あえて私の前では押さえられているようですが、元のお体以上の動きがお出来になっているようで安心しております。
殿下などはしきりに、3歳の時のあの子の方が聡かった。と言われて、我々も言葉に詰まったものでした」
言いにくいと言いつつ、結局は全部話すのね・・・
神の言った、3歳の時というのはそこに繋がるのかよ・・・
「では、次は私のことを聞いても宜しいですか、教官」
「あぁ、かまわない。オリバー殿は確か5歳の時に王子にお目通りしたのだったな。
5人で子犬のように遊んでいて、可愛らしかったぞ」
オリバーの顔が引きつっている。子供の頃のことはあまり聞きたくないよな。大人はろくでもないことしか言わないから。ついでに男に可愛いはNGだ。でも、俺の番は終ったのだからじっくり聞いてやる。
「12歳からは騎士の鍛錬場にもきて、かなりやんちゃをして我々騎士たちをはらはらさせていたな。
鍛錬をまじめにするのはよかったが、それにエリオン殿だけでなく、王子までお連れしたのはどうかと思う。せっかく専任の騎士にまかせているのに。
当時の団長はおかげでとても苦労したと聞いている・・・
そうそう、ついでに連れてこられたゴードン殿とヤルデルト殿は気の毒だった。
文官になるのだからといって逃げようとする2人を、弱いままでは王子の足手まといになると言って、毎回引っ張ってきたのはエリオン殿でしたな。2人もおとなしく素振りなどをしていたので、そこそこ強くなっていました。従騎士程度には」
「私より弟の方が強いと聞いたのですが」
教官は首を振った。
「それも2年前からだな。
その前は強かった。一歳下の弟君の憧れの的になるくらいにはオリバー殿は強かった。
騎士団の小隊長を倒せるレベルだったのだから、当時の年齢を考えれば大した物だと思う。
御両親も期待していたようだし、いずれどこかの団長になるだろうと思われていた。
2年前からおかしくなって、訓練場にもこなくなったし、今まで圧倒的強さを誇っていた弟君に負けたのもこの頃だ。
弟君がくやしがっていたぞ、あんなのは兄上ではないと。
そうそう、元に戻ったようだが、2年間のブランクは大きい。しっかり鍛えてやるから楽しみにな。
ゴードン殿のことも話しておこう。
王子とお目見えしたのは6歳の時。とても利発なお子様と評判だった。
妹を可愛がっていて、誕生日に王子にお願いして、バラ園のバラを花束にして持ち帰っていた。
うれしそうにピンクのバラをかかえていてゴードン殿も天使のようだったぞ」
教官はなに人のことを口撃しているんだか。これだから年よりは・・・
「妹君の社交界デビューでエスコートをした時が最後だったか。
そのあと一緒にいるところを見たことがないな。
あれ程可愛がっていたのに。
そして、やはり知能低下を起こしたようで、それまではなかなか見所のある政策を御父君に出されていたようだが、貴族主義の強い、幼稚なものしか出さなくなったと、父君が酒を飲んだ時にこぼされていた」
ゴードンは頭をかかえていた。
「他のものは男爵令嬢の取り巻きをしていることに注意が向いていましたが、上層部は5人の能力低下が問題だと思っていました。
あなた方は将来国をささえる人材となるべく育てられています。
殿下も頼りにされているのに次代がこのように成り果てていることは重大な懸念を呼び込みました。
男爵令嬢を取り巻くのは、眉をひそめられる行為ではありましたが、いずれ破綻をきたすであろう、不自然な状態でしたから、一時目をつぶれば良かったのです。それこそ、若さゆえの過ちとして。
彼女が妾になろうと、愛人になろうと誰も気にしないでしょう。
でもあなた方の知能低下、身体能力の減少は大問題だったのです」
今までのうっぷんを晴らすように、教官はがんがんと思っていることを語っている。絶好調だ・・・
知能低下、知能低下とそう連発しないで欲しい。
馬鹿と言われるよりもきつい。
「呪いを考えていましたが、記憶の修正も入っていたとは・・・」
「はい、不甲斐ないです」
俺は頭を下げる。
しかしオリバーが顔を上げ、どや顔でのたまった。
「教官、ご心配なく。
神からの手紙で今回の件は、2,3年で影響がなくなると知らされています」
「ほう、神からのお知らせがあったと」
「はい、昨夜、私どもが記憶のすり合わせのために書き出しをしていた時に、手紙が来ました。
強制的に偽の情報を植え込まれ、自分の認識している現実でないものを正しいとされて、魂が納得しなかったのでしょう。
結果、魂は不安定になり、弱ってしまったようです。
今は原因も取り除かれ、ジル様の庇護下にいることで安定し、2,3年後には元に戻るそうです」
「王子は?」
「はい、ジル様は初めから問題ないそうです。神自ら手を掛けられたので、全快されたのでしょう。
さすがに神の御業ですね。
ただ記憶に関してはそうもいかないので、このように書き出してチェックをいただくことで、何とかしようと思っています」
うん、そうだね。神の御業ね・・・全取替えすれば、問題はなくなるよね・・・
心の問題はたとえ神であっても、いかんともしがたいと言うことだろうか。
そして被害の中心にいた王子はもしや・・・取り返しの付かない状態になっていたのでは?
なんだかきな臭い匂いがぷんぷんする・・・でも考えまい、口に出すまい・・・今は時期ではない。
「教官、そういうわけで騎士団が王都に戻る一月後までに、これを書き上げて、彼らに聞き込みチェックをしたいのですが。ご協力いただけますか」
「どのような名目でお会いになるのですか」
「それこそ護衛を選ぶと言う名目で。それに3年も潜伏するのです。
相性の悪い人間とは組めません。慎重にしたいと思います」
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