ざまあ~が終ったその後で BY王子 (俺たちの戦いはこれからだ)

mizumori

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38話 南にて

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 俺は今南の領のボルダの北西、地図で言えば左上に来ている。実は兄上にここを使用したいと昨年の秋にお願いして、そのときに詳しい場所を特定できる地図と共に例の美しい地図も(これはオリバーに描かせた)送ったら、喜んでくれて、この場所を俺に呉れたのだ。いくら荒地と山しかないとはいえ、兄上は気前がいいな!

 山のふもと、横9キロ、縦3キロのなかなか広大な土地だ。
俺は土魔法で10日でここを整備した。魔法は便利だよね。その土地の真ん中に1平方キロの池を作り、風魔法で左右1/3づつに、ブドウと花の種を播いた(セバスチャン提供)これでよし!
俺はまた風魔法を使い薬珠を空に放り投げると、そのままじっとしていた。

 薬珠はきらきらとして消えていった。

 そして、山の斜面には木が茂り、左側はブドウ畑、真ん中に森、右側は花畑、素晴らしい光景になっていた。
俺はやっと異世界チートを実感したよ。石鹸のために魔法を使うのはなんか違うと思っていたんだ。これこそ異世界転移の醍醐味だよね。うん、うん、素晴らしい。

 後ろに控えていた3人の商人、マルコリアたちは歓喜していた。これから彼らにここを任せるのだ。
道具は渡したし、初期投資分の金貨も渡したけれど、それ以上俺はタッチしない。ほら、花畑の花が咲き始めている。はやく花摘みの人手を集めなくては。がんばってくれ!君たちの手腕に期待する。俺は石鹸作りで1年が終っている、もうこれ以上は無理だ。

「これからどうされるのですか?」

 エリオンが聞いてくる。そうだよなーこれからどうしよう。決心がつかないんだよな。俺ってひ弱な現代人だから・・・
ついつい金儲けに逃げたけれど、ほら、知ってる業界だから。それに多少のお金は必要だろう。

 でも、まだシナリオを描いていないんだ。どうもっていこうかとの判断がつかない。他の貴族に断罪されて当然と思わせた方がいいんだろうな。そうでないと貴族が、ちょっとした失態で王家は貴族を潰すと思い、その後の治世がやりにくくなる。一度教官にでも話してみようかな。


 というわけで教官と俺の部屋でお酒を飲んでいます。いつもの4人も一緒です。

「それでご相談とは・・・」

「はい、フィーゲル侯爵の件です。どうもっていこうかと・・・」

「そうですね、いまのところ彼は表立っては何もしていませんから。
ああいう、やっかいな輩は彼だけではありません。
急速に力をつけてきているので、態度は目障りですが、国政にもあまり口を出すわけではありません。
側室を通じてされるお願いが頻繁になってきて煩いだけです」

「でも彼は不味いのです・・・申し訳ない、理由は言えないのですが」

「王子がそういわれるのでしたら是非もありません。協力いたします」

「ジル様、森の空き地はどうなるのですか」

 エリオンが口をだす。

「君は兵士に追いかけられたりしたので、とがめたい気持ちは分かりますが、あれは単独で出しても効果は薄い。
中途半端に出して警戒されるのもまずいでしょう」

「それよりもこの間の夜会での侯爵令嬢が取り巻きを連れて目立っていました」

「あのドレスですね、あれは何ともいいようがないです・・・王宮の夜会であれだけ王妃殿下の好みに真っ向から対立するのは」

「そうですね、今流行のドレスに少しアレンジするのは良いと思いますが、あそこまで違うと、王妃殿下と側室の対立を煽っているようで好ましくありませんね」

「この間は夜会の報告と言うより、婚約者の自慢だったので聞き流しましたが、もう一度婚約者の話を抜きにして聞いた方がいいようですね」

「あの、夜会の話題の中心が彼女たちだったので抜かしてお話しするのは、難しいです。
とにかく、王妃様の一角と我々の婚約者たちが目立って目立って・・・」

 オリバーに話させると、この間と同じになりそうだ。

「まず両陛下が踊られたのですが、妃殿下が回られるたびにスカートがひるがえって、軽やかにステップを踏まれるお二人は美男美女であられるので華やかで、ダンスの先頭を切るに相応しいお姿でした。
楽団もファーストダンスだというのに、テンポをアップさせていくので、随分と見ごたえのあるダンスをなされていました。」

「年甲斐もない」

「なにを憎まれ口をたたかれているのですか。お二人とも楽しそうで、喜ばしいことです」

「我々男共も紳士ではありますので、あのスカートの膨らんだドレスだとエスコートしにくいとは申しませんが、少々やりにくいと感じていました。着飾りたい女性の気持ちを止めるわけにもいかず困っていたところにあのドレスです」

「見ている分には華やかさが欲しいので、侯爵令嬢たちのドレスは少し布の分量が足りないような・・・久しぶりの夜会でしたが、あのようにドレスの流行が変わっていたのですね」

「ええ、アリッサ嬢のスカートの左から覗く十数本の細かい襞が歩くたびに大きく揺れ、アンシンメトリーな動きが彼女の美しさを引き立てていて」

 おい、ヤルゲルト、ほほを染めて嬉しそうにしているのは、女性だけでいいんだよ。

「えぇ、アリッサ嬢はとても優雅に動かれるのですね、驚きました。私のベリンダ嬢のあの薄い布、シフォンを重ねた下から覗くレースの美しいドレスも、天の衣を羽織っているように軽く見えて、普段の純粋な彼女の姿も好きなのですが、あのように繊細な少女らしさを見せられるのもいいものです」

 私の・・・すでに所有格をお使いですか、良かったね。

「エメルダ嬢のドレスも良かった、裾がすぼまっていて、大きく膨らんだ蕾のようだった。大胆に結んだ幅の広いリボンも愛らしくて・・・」

 うっとりするオリバー、彼女たちが可愛らしくてよかったね。

「王妃殿下のドレスとも侯爵令嬢のドレスとも違う第3のドレスといったところでしょうか。王妃殿下とその周りも着ておられたので、妃殿下が広められたと受け止められて好意的でした」

「彼女たち3人では攻撃の的になる可能性もあったので、あれは良かったです」

「あれがシーズン最後の大きな夜会ですから、次は冬です。
時間がありますから、皆様、装いを一新してきますね」

「あの、ジル様、彼女たちのドレスを10着も注文していただいたそうでありがとうございます」

「えっ、10着ですか!」

 そう驚くなよオリバー、聞いていないのか?男爵令嬢にはほいほいと貢いでいただろう。

「そうだ、給与から引くそうだよ」

 ゴードンからかうなよ、婚約者がいないからといって。

「正確には違うな、お願いした3つのドレスメーカーはきっと腕がいいだろうから、まずウェディングドレス1着。そして彼女たちにドレスを5着。残りの5着は彼女たちの友人たちがあそこでドレスを作れる権利だ」

「また随分と面白いことを要求されましたね」

 だって、しかたがないだろう。もともと服飾のデサインに既得権などあってないようなものだし。いわんやこの世界だ。このくらい要求しても罰は当たらないだろう。

「ドレスのデザインを何着描かされたと思いますか。大変だったのですよ。
 
 それにオリバー、ウェディングドレスは父親が贈るものです。ただデザインを娘の好みにするだけです。
残りの5着のドレスは広告宣伝費として、石鹸事業の経費から出します。だから心配しなくてもいいですよ。君たちの姉妹にも同じようにして、5着ずつ贈らせていただきました」

 よくわからないという顔をしているが、彼女たちは我々が持つ女性の社交での唯一の味方だ。
このくらいはさせてもらう。

「広告?」

 不審そうにしているゴードン、あとでしっかりと仕込んであげよう、楽しみにしておいてくれ。

「それで図らずも目立ってしまったわけですが、どうなりますか?」

「構わないと思います。そろそろ王子も派閥をお作りにならないと。
今年と昨年の王宮では第3王子の派閥が目立っていたそうです。その表れが令嬢のドレスですね。
侯爵令嬢はあの事件からしばらくして第3王子との婚約を発表しております。
あの婚約破棄から2年、ほとぼりもさめたころでしょう。
ですから、王子も石鹸のことでお忙しいとは存じますが、そろそろ社交界にお戻りになられては」

「兄上はなんと?」

「殿下もここまで第3王子が我が物顔をされるとは思っておられなかったようです。
殿下お一人では難しいことも多々あります。ですから、今回のことは喜ばれておりました。暗殺の標的になられるのは、一生ついて回ることなので、それを気にされては動けません。我々が鋭意努力してお守りいたします。
そろそろお動きになられても良いかと存じます」

「あの、エメルダ嬢が幾ら活発でも、伯爵家の後ろ盾だけでは辛い時もあります。
お力添え頂けませんでしょうか」

 そうだな、婚約者と姉妹合わせてたった7人の女性では大変な時もあるか。協力は惜しまないぞ。

「それで何をすればいいのでしょうか」

「夜会に出ていただければ」「はい、夜会に出席をお願いしたく」「夜会に」

 君たちは何を言っているのかな?

「何を期待されているのですか?」

「「「顔です」」」

 教官、笑っていないで説明しろよ。

「女性の味方を増やして欲しいのです。
昔は王子が夜会に出られると、炎に飛び込む蛾のごとく、女性が集まってきたものです」

 その例えは美しくないからな、教官。

「王太子殿下は恐れ多いし、夜会で近づける男性の中で第3王子が一番綺麗な顔をしています、しかしジル様には及びません」

「私は彼は軽薄な感じがして、あまり好ましいとは思いませんが、側妃様に似て綺麗な顔をしているとは思います・・が」

「君たちもそれなりだとは思いますが」

「私たちは王子ではありませんので、やはり人を引きつける力にかけています」

 つまり王子と言う看板を背負ったイケメンがモテルと。
しかし、君たち、だんだん遠慮が無くなってきたね。いいけどさ・・・
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