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最終話 そして神になる
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ウルフガングはマリアス王国の王妃から生まれた第一王子です。常に注目され、期待され、出来て当然とされる日々でした。彼は賢かったので5歳の時には自分の立場をそこそこ分かっておりました。そして自分の言動がどれほど影響を与えるのかも。彼が不機嫌になり、きつい言葉を放っただけでメイドも従僕もいなくなりました。さすがに上級使用人はいなくなりません。そして自分と会話を交わせるのも一部の人だけです。身分差を段々と理解していきました。自分と対等な立場の人間はいません。両親は可愛がってくれますが、国の一番上の存在でこちらは自分が従わなければいけない、敬意を持つべき人たちでした。学友もなんだか違います。とても自分に気をつかうのです。
でも、たまに会いに行くことができる弟は違いました。そして、幾ら可愛がっても、皆が微笑ましく見ているのです。もし学友や従者の一人と仲良くしたら、しかめっ面をする人が必ずいるのにです。なんと弟は自分の好きに思いっきり可愛がってょい存在なのです。
そして弟が3歳になりました。少し大きくなったので弟は自由に庭に出て遊べるようになりました。前と違ってウルフガングもしょっちゅう会いにいけます。楽しみです。
そして初めて弟の宮に行った時(3歳から自分の宮を持ちます)彼は満面の笑みで飛びついてきたのです。ちょっとぐらつきましたが、そこは兄の意地でがんばりました。弟は賢かったので「あにうえ、あにうえ」とはっきりしゃべれます。そして体全体で嬉しいと表現していました。ウルフガングはそのとき決めました。これは自分のものだと。彼の庇護すべき存在でかつ唯一の仲間です。彼は賢くて、自分の立場を理解していたので孤独でした。そしてこの小さな弟も仲間を持てない立場になるだろうと分かっていたのです。自分ががんばって2人で仲良く暮らそう、彼の決意は途切れることなく続きました。
第2王子が男爵令嬢に魅了されていた時も、決して見捨てようとは思いませんでした。きっと弟は戻ってくる、自分のことを思い出してくれると信じていました。だって2人の間には15年と言う長い間の絆があるのです。そしてウルフガングの気持ちは報われました。2年後、弟は目が覚めたのです。そして危険を避けるために、避難させていた弟から石鹸を作ると連絡が来ました。彼は弟のために惜しむことなく資金も人もつぎ込みました。そうしたら、なんということでしょう。弟は決算書とともに儲けの半分を寄越したのです。心配です。少しでしたら嬉しいのですけれど、大金過ぎます。その後もどんどんとお金は送られてきます。彼は大事にマジックポーチにそのお金をしまいました。いつか弟が必要としたらこのお金を返してあげようと思ったのです。でも再会したあとに、弟は言ったのでした。「兄上との共同事業です。楽しいです」と。あぁ、だからもうけの半分を送ってきたのだと分かりました。それで、彼は遠慮なく受け取ることにして(裏工作の資金としてがんがん使いました)、ありがとうと笑いました。昔、ビスケットを半分分けてくれたときも彼が笑顔でお礼をいうと弟はとても嬉しそうにしていたのを思い出したのです。
そして雌伏の2年。その後は2人で楽しく計画を立てました。自分と弟の安全のために直系王族の力を上げなくてはなりません。妾腹の王子たちに送られた刺客に弟が害されるなど許せません。そして無事邪魔者は排除できました。
平和になりました。ウルフガングは常に自分で決めて、責任を取る立場にいます。でも何故か弟が、たまに自分に役立ちそうな物とか者とか情報を持ってきます。猫が獲物を取ってきて飼い主に貢ぐように、嬉しそうに報告してくれるのです。計画もたまに弟が一緒に立ててくれます。自分の責任は自分で果すつもりでいるのですが、かなり助かっているし、なにより弟と一緒にすることはなんでも楽しいのです。
ウルフガングは今幸せです。
さて、王子の中の人はといいますと、愛するオフィーリアと仲良く暮らしました。彼は決めたら一途なタイプです。決める前に揺れるのは、まあ、男の性といいますか・・・。側近たちも一緒です。ゴードンは14歳の令嬢と婚約して、王子に呆れた目をされましたが、この世界では普通です。誰も気にしません。
そして彼はかの商人たちと組んで大財閥を作り上げました。、彼の影響でかの国の他の商人たちも大きな力を持つようになりました。
なお、つくよみ神の差し金で神の雫を垂らされたり、薬珠を飲まされた5人は王子60歳の時に神に呼ばれました。
「そろそろいいかなと思ってね。君たちは不死になっている。準備を終えたら、国を出て諸国漫遊の旅にでたまえ。出たら薬珠を再度飲むのも忘れないようにね」
神のお告げです。逆らうことは許されません。彼らはしぶしぶ国をでました、若い身体に戻った彼らは世界中を旅しました。もう王太子もお嫁さんズもいません、心残りの少ない彼らが内心嬉しかったのは内緒です。
特に神からの指示もなかったので、好きにふらつき、500年たった時には、神と神の眷属になっていました。
あんなに強力な効果を持つ珠を飲んだのです。人間ではいられませんよね。
神のいない世界の管理をしたくなかったつくよみ神は、さぞ喜んだことでしょう。踊ったかもしれません。
特に王子の中の人の魔法は人間離れしていました。あんなすごい力を持っているのにいつまでも人間でいようとは、ずうずうしすぎます。いくら魔法を使うのを最低限にしていても、そんなの蛙の面にしょべん。意味がありません。
そういう訳で神の賭けに勝ったつくよみ神はいそいそと彼らにこの世界を託し、この物語も多少の不幸はありましたが、主人公は(直系王族と関係者)は幸せになり、めでたし、めでたしで終ります。
彼らが神になるための修行中(つくよみ神だけがそう思っている)の500年、世界のんびり紀行、で何が起こったかはまた別のお話です。
END
ここまでお付合い戴きありがとうございました。
いくつかのキーワードを繋ぐようにしてつづった小説でした。
そして、護衛を気にしない(多分四六時中くっつかれたら普通の人は参ります)体制側にすんなりと立てる、この2つのために主役を御曹司にしました。
そして王太子と王子の関係ですが、いびつなのは生存をかけた防衛本能が根源にあるせいです。現代でしたら仲の良い兄弟で済むところですが、彼らは一生、王宮に住まなければなりません。たとえ王と王弟として不動の立場を築いたように見えても暗殺、欺瞞、実質上の簒奪など危険は常に付きまといます。そしてその場合、一番頼りになるのがお互いなのです。優秀で信頼できる部下がいても、ほぼ言いたいことがいえ、ある程度の力を持ち、信用し信頼できる者は他にいません。だから意識的、無意識的に相手をとても大事にします。お互いを逃したら、2人は孤高の人間として生きなければなりません。独りで背負うには国の上層部の責任は重過ぎます。それを短期ならともかく長期に背負うのは無理ゲーではないかと思います。乙女ゲーなどでは宰相などを平然と勤めていますが、日本の国会議員や大臣はとても大変そうに見えるので、本当は簡単なことではないと思っています。最初は賢王で途中でだめ王になった人はかなりいます。でも2人で背負えば多少はましになるかも。そういう理由でこの2人はとても仲良しです。
最後までお読みくださった方、感想をくださった方、途中で冷や汗を流すようなミスをしたり、あせあせしたこともありますが、皆様のおかげで完結までこぎつけました。充実した時間を過ごさせていただき感謝しています。そしてとにかく完結させようと思っていたので、かなり端折ったところもあり、皆様のご不満を買ったかもしれませんが、これはエタった小説を前に指をくわえていた過去の私が完結しなきゃ許さないと言ったせいです。そういうわけで、とにかく終りました。ありがとうございます。
本当の最後の最後にフィーゲル侯爵の名誉の為に付け加えておきます。彼は経済は駄目でも政争には長けていました。まがなりにも派閥の長ですから。王太子サイドもかなりの人的被害があり、アジトも潰されています。お互い様ですけれどね。水面下の戦いといったところでしょうか。うまくその場面を入れられれば近衛騎士たちの活躍が描けたのでしょうけれど、力及ばず残念です。皆様の想像力に期待します。
このあと33話にでてきたぺーぺーの騎士のお話を少し付け足します。彼はあのあと王子にゲットされたので、なかなかに苦労の多い生活を送りました。
でも、たまに会いに行くことができる弟は違いました。そして、幾ら可愛がっても、皆が微笑ましく見ているのです。もし学友や従者の一人と仲良くしたら、しかめっ面をする人が必ずいるのにです。なんと弟は自分の好きに思いっきり可愛がってょい存在なのです。
そして弟が3歳になりました。少し大きくなったので弟は自由に庭に出て遊べるようになりました。前と違ってウルフガングもしょっちゅう会いにいけます。楽しみです。
そして初めて弟の宮に行った時(3歳から自分の宮を持ちます)彼は満面の笑みで飛びついてきたのです。ちょっとぐらつきましたが、そこは兄の意地でがんばりました。弟は賢かったので「あにうえ、あにうえ」とはっきりしゃべれます。そして体全体で嬉しいと表現していました。ウルフガングはそのとき決めました。これは自分のものだと。彼の庇護すべき存在でかつ唯一の仲間です。彼は賢くて、自分の立場を理解していたので孤独でした。そしてこの小さな弟も仲間を持てない立場になるだろうと分かっていたのです。自分ががんばって2人で仲良く暮らそう、彼の決意は途切れることなく続きました。
第2王子が男爵令嬢に魅了されていた時も、決して見捨てようとは思いませんでした。きっと弟は戻ってくる、自分のことを思い出してくれると信じていました。だって2人の間には15年と言う長い間の絆があるのです。そしてウルフガングの気持ちは報われました。2年後、弟は目が覚めたのです。そして危険を避けるために、避難させていた弟から石鹸を作ると連絡が来ました。彼は弟のために惜しむことなく資金も人もつぎ込みました。そうしたら、なんということでしょう。弟は決算書とともに儲けの半分を寄越したのです。心配です。少しでしたら嬉しいのですけれど、大金過ぎます。その後もどんどんとお金は送られてきます。彼は大事にマジックポーチにそのお金をしまいました。いつか弟が必要としたらこのお金を返してあげようと思ったのです。でも再会したあとに、弟は言ったのでした。「兄上との共同事業です。楽しいです」と。あぁ、だからもうけの半分を送ってきたのだと分かりました。それで、彼は遠慮なく受け取ることにして(裏工作の資金としてがんがん使いました)、ありがとうと笑いました。昔、ビスケットを半分分けてくれたときも彼が笑顔でお礼をいうと弟はとても嬉しそうにしていたのを思い出したのです。
そして雌伏の2年。その後は2人で楽しく計画を立てました。自分と弟の安全のために直系王族の力を上げなくてはなりません。妾腹の王子たちに送られた刺客に弟が害されるなど許せません。そして無事邪魔者は排除できました。
平和になりました。ウルフガングは常に自分で決めて、責任を取る立場にいます。でも何故か弟が、たまに自分に役立ちそうな物とか者とか情報を持ってきます。猫が獲物を取ってきて飼い主に貢ぐように、嬉しそうに報告してくれるのです。計画もたまに弟が一緒に立ててくれます。自分の責任は自分で果すつもりでいるのですが、かなり助かっているし、なにより弟と一緒にすることはなんでも楽しいのです。
ウルフガングは今幸せです。
さて、王子の中の人はといいますと、愛するオフィーリアと仲良く暮らしました。彼は決めたら一途なタイプです。決める前に揺れるのは、まあ、男の性といいますか・・・。側近たちも一緒です。ゴードンは14歳の令嬢と婚約して、王子に呆れた目をされましたが、この世界では普通です。誰も気にしません。
そして彼はかの商人たちと組んで大財閥を作り上げました。、彼の影響でかの国の他の商人たちも大きな力を持つようになりました。
なお、つくよみ神の差し金で神の雫を垂らされたり、薬珠を飲まされた5人は王子60歳の時に神に呼ばれました。
「そろそろいいかなと思ってね。君たちは不死になっている。準備を終えたら、国を出て諸国漫遊の旅にでたまえ。出たら薬珠を再度飲むのも忘れないようにね」
神のお告げです。逆らうことは許されません。彼らはしぶしぶ国をでました、若い身体に戻った彼らは世界中を旅しました。もう王太子もお嫁さんズもいません、心残りの少ない彼らが内心嬉しかったのは内緒です。
特に神からの指示もなかったので、好きにふらつき、500年たった時には、神と神の眷属になっていました。
あんなに強力な効果を持つ珠を飲んだのです。人間ではいられませんよね。
神のいない世界の管理をしたくなかったつくよみ神は、さぞ喜んだことでしょう。踊ったかもしれません。
特に王子の中の人の魔法は人間離れしていました。あんなすごい力を持っているのにいつまでも人間でいようとは、ずうずうしすぎます。いくら魔法を使うのを最低限にしていても、そんなの蛙の面にしょべん。意味がありません。
そういう訳で神の賭けに勝ったつくよみ神はいそいそと彼らにこの世界を託し、この物語も多少の不幸はありましたが、主人公は(直系王族と関係者)は幸せになり、めでたし、めでたしで終ります。
彼らが神になるための修行中(つくよみ神だけがそう思っている)の500年、世界のんびり紀行、で何が起こったかはまた別のお話です。
END
ここまでお付合い戴きありがとうございました。
いくつかのキーワードを繋ぐようにしてつづった小説でした。
そして、護衛を気にしない(多分四六時中くっつかれたら普通の人は参ります)体制側にすんなりと立てる、この2つのために主役を御曹司にしました。
そして王太子と王子の関係ですが、いびつなのは生存をかけた防衛本能が根源にあるせいです。現代でしたら仲の良い兄弟で済むところですが、彼らは一生、王宮に住まなければなりません。たとえ王と王弟として不動の立場を築いたように見えても暗殺、欺瞞、実質上の簒奪など危険は常に付きまといます。そしてその場合、一番頼りになるのがお互いなのです。優秀で信頼できる部下がいても、ほぼ言いたいことがいえ、ある程度の力を持ち、信用し信頼できる者は他にいません。だから意識的、無意識的に相手をとても大事にします。お互いを逃したら、2人は孤高の人間として生きなければなりません。独りで背負うには国の上層部の責任は重過ぎます。それを短期ならともかく長期に背負うのは無理ゲーではないかと思います。乙女ゲーなどでは宰相などを平然と勤めていますが、日本の国会議員や大臣はとても大変そうに見えるので、本当は簡単なことではないと思っています。最初は賢王で途中でだめ王になった人はかなりいます。でも2人で背負えば多少はましになるかも。そういう理由でこの2人はとても仲良しです。
最後までお読みくださった方、感想をくださった方、途中で冷や汗を流すようなミスをしたり、あせあせしたこともありますが、皆様のおかげで完結までこぎつけました。充実した時間を過ごさせていただき感謝しています。そしてとにかく完結させようと思っていたので、かなり端折ったところもあり、皆様のご不満を買ったかもしれませんが、これはエタった小説を前に指をくわえていた過去の私が完結しなきゃ許さないと言ったせいです。そういうわけで、とにかく終りました。ありがとうございます。
本当の最後の最後にフィーゲル侯爵の名誉の為に付け加えておきます。彼は経済は駄目でも政争には長けていました。まがなりにも派閥の長ですから。王太子サイドもかなりの人的被害があり、アジトも潰されています。お互い様ですけれどね。水面下の戦いといったところでしょうか。うまくその場面を入れられれば近衛騎士たちの活躍が描けたのでしょうけれど、力及ばず残念です。皆様の想像力に期待します。
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