異世界を最強スキル『スマホ』と『ゲーム』で無双する

5章

鍛冶屋さんとのお喋り

鍛冶屋さんの元に訪れると張り切ってなにか武器を打っている鍛冶屋さんがいた。

「こんにちは」

「やあ、ディノ。元気か？」

「はい。鍛冶屋さんこそ武器を売っている姿を見ると元気なんですね。」


「まだまだ死にはせんぞ。娘のことはお前に頼むとしても私はまだ武器のことがある。はっはっはっ」

笑いどころはわかんないけどまあいいか。

「今日は刀のスキルの発現について報告にきました。」

「報告に来てくれたのか。ありがとさんよ。
それにしても刀のスキルか。すごい鍛治職人が心を込めて作らないとできないと言われているが、
もう何年もそんな武器作ってなかった…
俺もまだ才能に見放されてなかったのかな。」

「そうですよ、親父さんはすごい。それこそ、世界に通じる鍛冶屋さんだ。」

「ありがとう。そんなの言ってくれるのは亡くなったカミさんだけだったよ。

そういえば昨日冒険者ギルドに行ったときギルドマスターがディノはどこだ。報酬がどうのこうの…って言っておったぞ。

………!

「あーーー、忘れてた。どうしよう今更行くとおこられそうだしでも行かないといけないし…
思い出した日にすぐ行ったほうがいいな。
今日行くかー」


「それが一番だ。」

鍛冶屋さんにも言われたので行くことにした。

「用がなくてもこいよ。」

「はい。」

鍛冶屋さんの活き活きとした姿を見れてよかった。

よし、冒険者ギルドにいくぞ。