異世界を最強スキル『スマホ』と『ゲーム』で無双する

潮風ひなた

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旅立ち

冒険者ギルド

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今日は、冒険者ギルドに行くことに決めた。今日の朝の鐘がなり、朝ごはんを食べに行くときに、スズと決めたんだ。
今ギルドと言ったがギルドには2つある。
冒険者ギルド。これは様々な人から依頼されたクエストをこなしていく冒険者を集めたものだ。


商業ギルドというのもあるが、いまは関係ないので説明しなくてもいいだろう。

冒険者ギルドは、街の東側で
同じく街の東側にある宿屋からはかなり近い。

朝ごはんを食べ終わり、すぐに冒険者ギルドに行くことにした。


…………………………………


冒険者ギルドにやってきた。
食堂と同じ位騒がしく、さまざまな人たちがいる。
俺と同じくらいの年齢から、30代くらいまでの年齢で、男も女も同じくらいいるのだから、冒険者に性別は関係ない。

カウンターに行くと女の人が、受付をしていた。

「こんにちは、冒険者の登録ですか?」


「はい、俺とこの子です。」
そう言ってスズを指差した。

「分かりました。では、この鑑定石に手を置いてください。今から冒険者プレートを作ります。後ろの冒険者さん達も、同じプレートを首にかけてますから、二人も作ったら首にかけてくださいね。」

そう言って受付の女の人が持ってきたのは、教会に置いていた鑑定石とおなじだった。
手を置いて、スキル『嘘吐者』の発動を考える。
変えるのは、職業『勇者』とスキル『魔物キラー』と数多の職業とスキルの隠ぺい。
職業『剣士』とスキル『剣術』にしておく。
鑑定石の結果が変わる。
「あなたの職業は、『剣士』
スキルは『剣術』ですね。
これを冒険者プレートに登録しておきます。ランクは1番下のG。これはどんなに実力があっても最初はGになりますね。
ランクはAに近づくほど良くなり、受けられるクエストも難しくなっていきますので、安全のためにランクを設けています。」
そう言って俺に冒険者プレートを渡してきた。

スズも同じことをして、冒険者プレートを作った。
今日からやっとなりたかった冒険者だ。
でも危険なことをしないようにしよう。
あっそうだ。

「あの~、素材とかって売れるのですか?」

「はい。依頼を達成した際に、成功報酬
を渡しますから、その時に素材をだしてもらえば、買うことができます。」

「ありがとうございます。では、この素材を売ることができますか?」

そう言って、カバンの中に手を突っ込み、カバンから出すふりをしてアイテムボックスから、ビックスパイダーと白いビックスパイダーの足を出す。これはアイテムボックスの中で解体された品だ。

「おぉ、まだ冒険者になりたてなのに、
もう素材を取ったのですね。
将来有望ですね(笑)
まずビックスパイダーの足ですが…んっ?こっこれは…グレートポイズンスパイダーの足…すごい…すごいです。」
なんかめっちゃ興奮してるようだ。
グレートポイズンスパイダーと言う単語に、周りもざわめき出す。そんなに強い魔物なのだろうか?

「それいくらで売れるんですか?」

「すいません取り乱してしまいました。
まずビックスパイダーの足ですが、
一本500ペルなので32本で16000ペルですね。
そしてグレートポイズンスパイダーですが、足1本で10000ペルになりますので、8本で80000ペルになります。」

「えー、なんでそんなに高いのですか?」

「このグレートポイズンスパイダーと言う魔物は、Cランクの魔物になります。
そして自分の猛毒に耐えれるように、
ものすごい硬さになっています。
加工が難しいですが、素晴らしい武器や防具が作れます。なのでこの値段になりますが、売るのはやめますか?」
そうなのか…でも今はお金を稼ぐのが先だ。売ってしまおう。

「いえ、売ってください。」

「わかりました。合計で96,000ペルになります。お金は、かなり大きい値段になりますので、金庫の中に入れておきます。あちらのカウンターで受け取ることができますのでよろしくお願いします。ところであなたすごいですね。
私は、マイナ。これからもよろしくお願いします。」

そう言ってマイナさんはニコニコした。

「こちらこそよろしくお願いします。」

そう言ってスズと冒険者ギルドから、
出て食堂に戻っていった。
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