不遇スキルと思いきやまさかの転生1日目で本領発揮

潮風ひなた

文字の大きさ
4 / 16
一章

町だ〜。

しおりを挟む
街が見えた。5メートルほどの城壁があり、騎士のような人が門で辺りを警戒している。

町に入ろうとすると、通称騎士さんに引き止められた。

「少し待て。お前旅人か?」

「はい。近くの村などを転々としていてですねー。」

前々から考えていた嘘を言ってみる。
「嘘をつくな。そんな格好で旅ができるものか。
なんだ?盗賊かなんかか?」
そう言われて冷や汗を流しながら慌てて弁解する。

「違います違います。
実はこの鞄、アイテムボックスなんで、色々入るんですよ。
親がなくなって、その形見でね。今ではこうやって旅をしているわけです。」

最後の方は落ち込んだように言ってみる。

「そうだったのか、怪しんで悪かったな、門番の役目と思って許してくれ。
それとな…この街もいいところだから、まぁ長くいてくれ。
お前ここに来るの初めてだろ。
許可証ってやつがいるんだが、その許可証も金がいる。その調子じゃあまり金持っていないんだろうな。
金がない奴は、町の冒険者ギルドで登録したらいい。
冒険者のランクを示す金属の腕輪をしなければいけないからな。
それが許可証の代わりになる。じゃあ行ってこい」
そう言われて肩を押される。
町の中に入った。
「ありがとう騎士さん。色々教えてくれて。」

「当たり前だ。それから俺はロベルトだ。」

ろベルトさんに別れを告げた。

よし冒険者ギルドに向かうとするか。

しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

七日後に神罰が落ちる。上層部は「下を切り捨てろ」と言った——私は全員を逃がす

蒼月よる
ファンタジー
七日後、この港に神罰が落ちる。 追放された元観測士イオナだけが、その事実を知っていた。 しかも災害は自然現象ではない——誰かが、意図的に引き起こそうとしている。 港の上層部はすでに手を打っていた。「下層区画を緩衝被害区として切り捨てる」秘密契約。被害を最小限に見せかけ、体制を守る冷徹な計画だ。 イオナは元護送隊長ガルム、荷運び組合長メラとともに動き出す。 犯人を暴き、証拠を公開し、住民を逃がし、工廠を止める——すべてを七日で。 被害を「選ぶ」管理か、全員を「残す」運用か。 追放観測士の、七日間の港湾カウントダウン・サスペンス。 この作品は以下の箇所にAI(Claude Code)を利用しています。 ・世界観・設定の管理補助 ・プロット段階の壁打ち ・作者による執筆後の校正

腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。

灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。 彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。 タイトル通りのおっさんコメディーです。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

今更……助けてくれと……言われても……

#Daki-Makura
ファンタジー
出奔した息子から手紙が届いた…… 今更……助けてくれと……言われても……

断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた

兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

久しぶりに会った婚約者は「明日、婚約破棄するから」と私に言った

五珠 izumi
恋愛
「明日、婚約破棄するから」 8年もの婚約者、マリス王子にそう言われた私は泣き出しそうになるのを堪えてその場を後にした。

メインをはれない私は、普通に令嬢やってます

かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・ だから、この世界での普通の令嬢になります! ↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・

処理中です...