不遇スキルと思いきやまさかの転生1日目で本領発揮

潮風ひなた

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一章

冒険者ギルド

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チャリーン
冒険者ギルドに入るドアを開けるとドアについていた鈴が鳴る。

周りには、物騒そうな人ばかり…でもなかった。
お酒を飲んで軽く騒いでいる人や冒険をするためにパーティーの勧誘をしている新人。
一人で酒を飲んでいる熟練の冒険者。
人それぞれ楽しんでいる。
正直死と隣り合わせの職業とは思えない。

とりあいず受付に行ってみる。
受付の人は、猫耳の女の子みたいだけどこの世界には獣人もいるんだ!

「あの、冒険者になりたいんですけど。」

「はいっ…ぼっ冒険者加入ですね。こっこの紙に
名前とスキルは何があるか、それと前衛か、後衛かをかいてください。」

めっちゃ噛んでる。緊張しているのかな?

「シル、きちんとしなさい。落ち着いて、深呼吸深呼吸。あっ冒険者すいません。この子まだ新人で緊張しちゃって。加入は、この子の言った通り記入するのですが字はかけますか?」
奥から熟練の受付さんがきた。

そういえば俺、字かけないんだ。
なぜか読むことはできるけどね。

「かけないので代筆を頼めますか?」

「はいっもちろん。ほらっシルしっかり。では、
名前からいって。」

「まず名前は、かなと。スキルは鑑定EXとコピー。後衛というか、採取などを主にしたいのですが。」

「分かりました。採取を主に活動して行くのですね。
ではこれが冒険者の腕輪です。
許可証の代わりにもなりますが、なくすと再発行に50000ペルいただきますので無くさないようにお願いします。
なぜこんなにも高いかというとまずこれには持ち主以外がさわれなくなる効果と温度調節のエンチャントが施されているからです。
ではここに血を垂らしてください。」

針で親指をちくりとされ、腕輪の穴に垂らすと
俺のものということがわかるようになった。

それにしても流暢な言葉だ。
やっぱりプロだな。

そういえばあの回復草とか売れるのかな。

「あのー、この草とか売れますか。」
そう言って鞄から出したかのようにアイテムボックスから出す。アイテムボックスを盗まれたら困るからね。


「回復草ですか。少しお待ちください」

そう言っておくに行ってしまった。
数分待つと奥から来た受付さんがこう言った。

「確かに本物でした。最近、雨が降る回数が少なくて、水分をたくさん必要とする回復草が少なかったんですよ。一つ20000で五つあるので100000ですね。」

「そっそんなに高いんですか。じゃあこれは…」
薬草と解毒草を急いで出す。

「あーこれはそんなに珍しくもないので、
5つで1000ずつですね。」

とっても安く感じたが前の金額が高すぎたのだろう。

それにしてもめっちゃ稼いでしまった。
今日は宿屋を探してもう寝よう。
武器などは明日買えばいいか。

そう思い、俺は冒険者ギルドを出たのだった。
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