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一章

魔力酔いすら強制回復

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おれは目覚めたら森のある小屋に来ていた。

「どっどこだ。」
目が覚め立ち上がると吐き気がした。

ここはどこなんだろう。

立ち上がりアイテムボックスの中の地図を取り出す。

地図を見てみると昨日いた場所よりも森深くの木の上ということがわかった。

リーサさんのお家かなと思っているとリーサさんが
気を登って来た。その方法もすごく片手に何か荷物を持ちながら、足の力だけで登って来たのだ。ちょうど入り口のところにいたのでリーサさんが声をかけて来た。

「大丈夫か?かなと。かなとのために魔力酔いに効く魔石の粉末と魔力ポーションを買って来たぞ。」


「ありがとうございます。ところでいくらくらいしたんですか。」

「魔石の粉末は3キロ買ってきたからざっと300万ペルくらいで魔力ポーションが2ダースで24万ペルだな。」

「そっそんな高いもの買ってくれたんですか⁈
お金は大丈夫なんですか⁇」

「あぁ、冒険者時代の貯金が山のようにあるし、
今でもよく贈り物などでもらうからな。使い道がこれくらいしかないからいいんだよ。ほら飲みな。」

そう言って渡された魔力ポーションを味わって飲んだ。魔力ポーションは少し甘めででも砂糖とかではなく天然の甘みがし、飲みやすかった。

魔石の粉末は薬のように飲む。

魔石の粉末は魔力の回復と同時に上限値を増やすらしい。

これを飲み、今日は魔法の訓練をした。

闘気術を用いて指先から魔力を絞り出す感じで出すと今まで無駄にしていた魔力がなくなりきっちりと魔法を使えた。
魔法の発動開始時間も早くなり威力も強くなったのが実感できた。

今日からここに泊まらせてもらうことになったのだが今日も魔力切れさせられて寝かされた。

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