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プロローグ
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「ねぇ、お母さん!このお花可愛いでしょう!見て見て!」
幼い頃の僕は自分の頭に花を飾りながらはしゃぐ。
「男の子がそんなことするなんて!みっともないからやめてちょうだい!」
ー母親の怒った声と表情ー
俯き、泣きながら花を握りしめる僕。
幼い頃から僕は可愛い物が大好きだった。
同い年の男の子たちが大好きなナントカ戦も、車のおもちゃも、何が面白いのかよく分からなかった。
僕が好きなのは女の子のスカートや綺麗な花、フワフワしたぬいぐるみ。
とにかく可愛い物が好きだった。いつも一緒にいるのは女の子の友達。
小柄で色が白くて、顔立ちもどこか女の子っぽかった僕。
当然の結果だけど、僕はいじめられていた。
「女みたいだ。」 「気持ち悪い。」 「お前が近くにいると病気になる。」
いじめっ子から浴びせられる言葉には1つ1つに棘があって僕は悔しくて悲しくて毎日泣いていた。
そんなある日のことだった。彼と出会ったのは―。
幼い頃の僕は自分の頭に花を飾りながらはしゃぐ。
「男の子がそんなことするなんて!みっともないからやめてちょうだい!」
ー母親の怒った声と表情ー
俯き、泣きながら花を握りしめる僕。
幼い頃から僕は可愛い物が大好きだった。
同い年の男の子たちが大好きなナントカ戦も、車のおもちゃも、何が面白いのかよく分からなかった。
僕が好きなのは女の子のスカートや綺麗な花、フワフワしたぬいぐるみ。
とにかく可愛い物が好きだった。いつも一緒にいるのは女の子の友達。
小柄で色が白くて、顔立ちもどこか女の子っぽかった僕。
当然の結果だけど、僕はいじめられていた。
「女みたいだ。」 「気持ち悪い。」 「お前が近くにいると病気になる。」
いじめっ子から浴びせられる言葉には1つ1つに棘があって僕は悔しくて悲しくて毎日泣いていた。
そんなある日のことだった。彼と出会ったのは―。
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