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テオドール
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「……死因、ですか」
セザールはカップに入った紅茶を見つめたまま呟く。
「カメリアがティーナから水の匂いを感じていたし、私が見たテオドールは、全身ずぶ濡れ状態だった。霊の多くは、死んだ時の状態で現れる事が多いんだけど、溺死だったのかな?」
「……随分と淡々と聞きますね」
ぎろ、と怒りの籠もった目で睨まれる。
幼なじみというだけあって、彼にとっても大事な人だったのだろう。
「気に障ったのなら謝るよ。私も多くの死を見つめてきたからね。感覚が麻痺しているのもしれない」
私は彼の様子をさして気にも止めず謝罪する。
薄情かもしれないが、赤の他人にそこまで同情は出来ない。
セザールは少ししてから「まあ、構いませんけど」と諦めのような溜め息をつく。
「その質問は、お嬢様にしなくて正解だったかもしれません」
「辛い記憶だからかな?」
「それもありますが、彼女は何も覚えていないんです」
何も……?
引っかかる言い方だ。
「それはどういう意味だい?」
「あなたの仰る通り、テオは溺死です。……私とお嬢様の目の前で、亡くなりました。そのショックで、お嬢様は数日間寝込み、目が覚めた時、当時の記憶を失っていました」
防衛反応が働いたのか。自分の心を守る為に……。
「ただの事故じゃ無かったわけか」
「事故ですよ!」
ガタン!と物音を立ててセザールが勢い良く立ち上がる。
その衝撃で彼の持っていたカップから紅茶が零れ、床に水溜まりが出来た。
「あ、すみません……」
セザールは慌てて床の掃除を始めつつも、質問の続きを答える。
「テオは、川の窪みに嵌まって動けなくなったんです。近くには僕達二人しかいなくて、見ている事しか出来なかった。……レオちゃんは、何も悪くない」
「そう……。情報ありがとう。最後にもう二つだけいいかな?」
私の声かけに、セザールは顔だけを上げる。
「その川は、ここから近いのかな?」
「ええ。西に十分も歩けば見えてきます」
「そう。あと、テオドールが亡くなったのはいつのことだい?」
「……十六年前です」
「分かった。ちょっとそこへ行ってみるよ。美味しい紅茶をありがとう」
そう礼を述べて空になったカップを返し、私は部屋を後にする。
「レオちゃんね……」
私情が漏れていたセザールの言葉を繰り返す。
事故のショックで記憶を無くしたティーナ。そんな彼女を庇うセザールに、彼女を守る事に固執するテオドール……。事故は彼女を中心に起きたのは間違いないけど、もやがかかっている。
「本人を問い詰めるのもあれだしなぁ。……やれやれ」
友人の娘だ。手荒な真似はしたくない。
となると、自分の足で稼ぐ必要が出てくる。
面倒ではあるが一宿一飯の恩義もあるので、軽い溜め息を吐きつつも現場へ行く事とする。
「さて、うちのお嬢様はどこに行ったのかな?」
問題の川へカメリアも連れて行こうと、彼女を探す。
メイドと一緒に中庭で遊んでいた筈なので行ってみると、ちょうど二人のメイドを相手に元気にはしゃぎまわるカメリアの姿が見えた。
「あ、賢者さま!」
私を見つけたカメリアは駆け足でこちらに走り寄り、目の前で立ち止まって行儀よく一礼する。
「ごきげんよー、賢者さま」
どうやらメイドの所作を真似しているようだ。
それに習って私も恭しくお辞儀を返す。
「ご丁寧にどうも、レディ。お忙しいところ恐縮ですが、少々ご助力いただけないでしょうか?」
「ごじょ……?」
難しい言葉が並び首を傾げるカメリアに、思わず笑いが込み上げてくる。
「あはは。ちょっと手伝って欲しい事があるんだ」
「お手伝い!するー」
「それは良かった。ちょっと歩くけど、いいかな?」
「うん」
快諾してくれるカメリアの手を取り、彼女の相手をしてくれたメイド達を見る。
「二人ともありがとう。ちょっと出掛けてくるよ。閉門前には戻るから」
そう伝えて、私達は例の川へと向かった。
†
セザールが言っていたように、コルスタン領から西へ十分程歩いていくと、道を分断するように川が見えてきた。
水の流れは比較的穏やかで、幅もそこまで広くは無く、川遊びをするには適していそうだ。
ただ整備されている様子は無く、雨で増水した際には豹変しそうな気配も伺える。
「うーん……。それらしい所が見当たらないなぁ」
川辺まで来て観察してみるが、一見して危険そうな場所は見られず、頭を抱える。
人の手が加わっていない事から、事件があった日と変わりが無いはずだが、現場がまるで検討がつかない。
「カメリア。この辺りでティーナの匂いがするところって無いかな?」
「……ううん」
ダメ元で聞いてみるが、カメリアは当たり前のように首を横に振る。
「だよねぇ。……おや?」
少し離れた場所に、ぽつんと何かがあるのが見えた。
「カメリア。あそこにあるものは何だい?」
「えっとねー、石!だんだんになってる」
「積み石か!そこだ」
パチンと指を鳴らしてそこまで歩く。
そこには確かに大小様々な石が積み重ねられた積み石があり、その傍らにしおれた花束が添えられていた。
「この花、お姉さんの匂い少しするよ」
カメリアは鼻をひくひくと鳴らしてそう告げる。
ティーナが持ってきたのなら、事故現場はこの辺りか。
「ありがとう、カメリア。ちょっとここで待っててくれ」
そう言い残して私は積み石を崩さないように杖でコツンと叩き、次いで花束に触れ、そして一人で川の中へと入っていく。
ざぶざぶと水の中を進み、膝元までしかなかった水位が急に腰元まで上がる、ちょうど中間地点まで入って立ち止まる。
「この辺りか……?」
私は確かめるように周囲を見渡し、持っている杖を水中に突き立てて魔力を練り上げた。
「時の流れを見つめし石よ。彼の者の想い人の時を、今一度ここに示せ」
呪文を唱えると、穏やかだった川が私を中心に渦巻き始め、四方から勢い良く呑み込んだ。
ごぼっと口から気泡が漏れるが苦しくは無い。
そして私の目に映っているのは、今の川では無く、ここには存在しない人物が三人。
幼き頃のレオンティーヌと、少年が二人。
セザールとテオドールだろう。
荒れ狂う川の中にレオンティーヌがいて、彼女から延びるロープを少年二人が必死に引っ張っている。
雨か何かで増水した川に、レオンティーヌが落ちたのだろうか?
よく見れば、彼女の脇には猫が抱き抱えられていることから、助けに入ったのだろう。
「レオちゃん、もう少しだ。頑張れ!」
セザールと思しき少年がそう激を飛ばし、もう一人の少年テオドールはロープの先端を近くの木に括りつけている。
「兄ちゃん、早く!」
「今行く!」
両手から足まで全身を駆使してしっかりとロープを巻きつけ終えたテオドールは駆け足でセザールの元に戻り、共にロープを引っ張るが、レオンティーヌが岸辺に近付く気配は無く、時折水を被って姿が見えなくなる。
「ダメだ。やっぱり助けに行かないと」
「だ、ダメだよ。兄ちゃん泳げないんだから」
自らの身体にロープを巻き始める兄にセザールがそう止めに入るが、テオドールはその手を止めずに答える。
「僕が迷ってる間にレオちゃんは飛び込んでいった。僕が守らないと。レオちゃんは、僕のお嫁さんなんだから!」
最後に自分を縛るロープをレオンティーヌが繋がっているロープに縛り付けて、それを伝いながら川へと飛び込んで行った。
それから数分後、レオンティーヌと彼女に助け出された猫は無事岸辺に辿り着いたが、間にいたテオドールの姿は見えない。
彼を繋ぎ止めていた命綱事、消えてしまっていた。
長い事水中に身を晒していたレオンティーヌはそこで力尽き倒れてしまい、一人残されたセザールが街まで救援を呼びに行ったところで、私を包んでいた水が引いていき、元の穏やかな風景へと戻った。
「……なるほどね」
少しだけ重くなった気持ちを抑えるように、首に手を回す。
テオドールは、最期までティーナを守ろうともがいていた。彼はその成果を得られていたのだろうか?……とにかく、今回のやるべき道筋は見えた。あとは実行に移すだけだ。
水が滴り落ちて邪魔な前髪を掻き上げつつ、カメリアが待つ岸辺へと戻る。
「賢者さま、びしょびしょ」
「はは。水も滴る良い男だろ?ここでの用事は済んだから帰ろうか」
「今日もごちそー?」
「うん。そうだと良いね」
私は積み石に軽く祈りを捧げてから、カメリアと共にコルスタン領へと戻った。
セザールはカップに入った紅茶を見つめたまま呟く。
「カメリアがティーナから水の匂いを感じていたし、私が見たテオドールは、全身ずぶ濡れ状態だった。霊の多くは、死んだ時の状態で現れる事が多いんだけど、溺死だったのかな?」
「……随分と淡々と聞きますね」
ぎろ、と怒りの籠もった目で睨まれる。
幼なじみというだけあって、彼にとっても大事な人だったのだろう。
「気に障ったのなら謝るよ。私も多くの死を見つめてきたからね。感覚が麻痺しているのもしれない」
私は彼の様子をさして気にも止めず謝罪する。
薄情かもしれないが、赤の他人にそこまで同情は出来ない。
セザールは少ししてから「まあ、構いませんけど」と諦めのような溜め息をつく。
「その質問は、お嬢様にしなくて正解だったかもしれません」
「辛い記憶だからかな?」
「それもありますが、彼女は何も覚えていないんです」
何も……?
引っかかる言い方だ。
「それはどういう意味だい?」
「あなたの仰る通り、テオは溺死です。……私とお嬢様の目の前で、亡くなりました。そのショックで、お嬢様は数日間寝込み、目が覚めた時、当時の記憶を失っていました」
防衛反応が働いたのか。自分の心を守る為に……。
「ただの事故じゃ無かったわけか」
「事故ですよ!」
ガタン!と物音を立ててセザールが勢い良く立ち上がる。
その衝撃で彼の持っていたカップから紅茶が零れ、床に水溜まりが出来た。
「あ、すみません……」
セザールは慌てて床の掃除を始めつつも、質問の続きを答える。
「テオは、川の窪みに嵌まって動けなくなったんです。近くには僕達二人しかいなくて、見ている事しか出来なかった。……レオちゃんは、何も悪くない」
「そう……。情報ありがとう。最後にもう二つだけいいかな?」
私の声かけに、セザールは顔だけを上げる。
「その川は、ここから近いのかな?」
「ええ。西に十分も歩けば見えてきます」
「そう。あと、テオドールが亡くなったのはいつのことだい?」
「……十六年前です」
「分かった。ちょっとそこへ行ってみるよ。美味しい紅茶をありがとう」
そう礼を述べて空になったカップを返し、私は部屋を後にする。
「レオちゃんね……」
私情が漏れていたセザールの言葉を繰り返す。
事故のショックで記憶を無くしたティーナ。そんな彼女を庇うセザールに、彼女を守る事に固執するテオドール……。事故は彼女を中心に起きたのは間違いないけど、もやがかかっている。
「本人を問い詰めるのもあれだしなぁ。……やれやれ」
友人の娘だ。手荒な真似はしたくない。
となると、自分の足で稼ぐ必要が出てくる。
面倒ではあるが一宿一飯の恩義もあるので、軽い溜め息を吐きつつも現場へ行く事とする。
「さて、うちのお嬢様はどこに行ったのかな?」
問題の川へカメリアも連れて行こうと、彼女を探す。
メイドと一緒に中庭で遊んでいた筈なので行ってみると、ちょうど二人のメイドを相手に元気にはしゃぎまわるカメリアの姿が見えた。
「あ、賢者さま!」
私を見つけたカメリアは駆け足でこちらに走り寄り、目の前で立ち止まって行儀よく一礼する。
「ごきげんよー、賢者さま」
どうやらメイドの所作を真似しているようだ。
それに習って私も恭しくお辞儀を返す。
「ご丁寧にどうも、レディ。お忙しいところ恐縮ですが、少々ご助力いただけないでしょうか?」
「ごじょ……?」
難しい言葉が並び首を傾げるカメリアに、思わず笑いが込み上げてくる。
「あはは。ちょっと手伝って欲しい事があるんだ」
「お手伝い!するー」
「それは良かった。ちょっと歩くけど、いいかな?」
「うん」
快諾してくれるカメリアの手を取り、彼女の相手をしてくれたメイド達を見る。
「二人ともありがとう。ちょっと出掛けてくるよ。閉門前には戻るから」
そう伝えて、私達は例の川へと向かった。
†
セザールが言っていたように、コルスタン領から西へ十分程歩いていくと、道を分断するように川が見えてきた。
水の流れは比較的穏やかで、幅もそこまで広くは無く、川遊びをするには適していそうだ。
ただ整備されている様子は無く、雨で増水した際には豹変しそうな気配も伺える。
「うーん……。それらしい所が見当たらないなぁ」
川辺まで来て観察してみるが、一見して危険そうな場所は見られず、頭を抱える。
人の手が加わっていない事から、事件があった日と変わりが無いはずだが、現場がまるで検討がつかない。
「カメリア。この辺りでティーナの匂いがするところって無いかな?」
「……ううん」
ダメ元で聞いてみるが、カメリアは当たり前のように首を横に振る。
「だよねぇ。……おや?」
少し離れた場所に、ぽつんと何かがあるのが見えた。
「カメリア。あそこにあるものは何だい?」
「えっとねー、石!だんだんになってる」
「積み石か!そこだ」
パチンと指を鳴らしてそこまで歩く。
そこには確かに大小様々な石が積み重ねられた積み石があり、その傍らにしおれた花束が添えられていた。
「この花、お姉さんの匂い少しするよ」
カメリアは鼻をひくひくと鳴らしてそう告げる。
ティーナが持ってきたのなら、事故現場はこの辺りか。
「ありがとう、カメリア。ちょっとここで待っててくれ」
そう言い残して私は積み石を崩さないように杖でコツンと叩き、次いで花束に触れ、そして一人で川の中へと入っていく。
ざぶざぶと水の中を進み、膝元までしかなかった水位が急に腰元まで上がる、ちょうど中間地点まで入って立ち止まる。
「この辺りか……?」
私は確かめるように周囲を見渡し、持っている杖を水中に突き立てて魔力を練り上げた。
「時の流れを見つめし石よ。彼の者の想い人の時を、今一度ここに示せ」
呪文を唱えると、穏やかだった川が私を中心に渦巻き始め、四方から勢い良く呑み込んだ。
ごぼっと口から気泡が漏れるが苦しくは無い。
そして私の目に映っているのは、今の川では無く、ここには存在しない人物が三人。
幼き頃のレオンティーヌと、少年が二人。
セザールとテオドールだろう。
荒れ狂う川の中にレオンティーヌがいて、彼女から延びるロープを少年二人が必死に引っ張っている。
雨か何かで増水した川に、レオンティーヌが落ちたのだろうか?
よく見れば、彼女の脇には猫が抱き抱えられていることから、助けに入ったのだろう。
「レオちゃん、もう少しだ。頑張れ!」
セザールと思しき少年がそう激を飛ばし、もう一人の少年テオドールはロープの先端を近くの木に括りつけている。
「兄ちゃん、早く!」
「今行く!」
両手から足まで全身を駆使してしっかりとロープを巻きつけ終えたテオドールは駆け足でセザールの元に戻り、共にロープを引っ張るが、レオンティーヌが岸辺に近付く気配は無く、時折水を被って姿が見えなくなる。
「ダメだ。やっぱり助けに行かないと」
「だ、ダメだよ。兄ちゃん泳げないんだから」
自らの身体にロープを巻き始める兄にセザールがそう止めに入るが、テオドールはその手を止めずに答える。
「僕が迷ってる間にレオちゃんは飛び込んでいった。僕が守らないと。レオちゃんは、僕のお嫁さんなんだから!」
最後に自分を縛るロープをレオンティーヌが繋がっているロープに縛り付けて、それを伝いながら川へと飛び込んで行った。
それから数分後、レオンティーヌと彼女に助け出された猫は無事岸辺に辿り着いたが、間にいたテオドールの姿は見えない。
彼を繋ぎ止めていた命綱事、消えてしまっていた。
長い事水中に身を晒していたレオンティーヌはそこで力尽き倒れてしまい、一人残されたセザールが街まで救援を呼びに行ったところで、私を包んでいた水が引いていき、元の穏やかな風景へと戻った。
「……なるほどね」
少しだけ重くなった気持ちを抑えるように、首に手を回す。
テオドールは、最期までティーナを守ろうともがいていた。彼はその成果を得られていたのだろうか?……とにかく、今回のやるべき道筋は見えた。あとは実行に移すだけだ。
水が滴り落ちて邪魔な前髪を掻き上げつつ、カメリアが待つ岸辺へと戻る。
「賢者さま、びしょびしょ」
「はは。水も滴る良い男だろ?ここでの用事は済んだから帰ろうか」
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