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姫椿
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「ああ、じゃあやっぱり君は、コボルトなんだね?」
私は納得と、自分の推測の正しさを肯定された嬉しさとが混じった明るい声で話す。
雪道で倒れていた少女は、私が提供したスープと火で暖を取りながら頷く。
彼女は人間の言葉はほんの少しなら理解出来るようだが、会話をするには心許なく、私の魔法を通してスムーズに進める。
ほんの数分前までは威嚇され警戒されていたのだが、よほどお腹が空いていたのだろう、作ったスープの残り全てを平らげる頃にはそれなりに打ち解けてくれた。
野犬から、近所をうろつく野良犬くらいの変化だろうか。
名前を尋ねてみたら彼女は自分を「コボルト」だと言った。
どうやら個体名は無いようだ。
本来雄しか産まれない筈のコボルト種だが、大変稀な確率で、人間の血をより濃く反映して産まれたのが彼女だ。
周りのコボルト達はこの幼い少女を「姫」として扱っているようで、コボルト種の頂点に立つ存在のようだ。
「他に仲間はいないのかい?」
「いるよ。みんな、ニンゲンにたたかれて、にげたの」
「そうか。それじゃあ、皆がいるところに帰らないとね」
どうやらこの少女が共に暮らしているのは、人間では無くコボルトのようだ。
発語や身の振りを見れば当たり前だが、彼女はコボルトとして生きている。
であれば、仲間であるコボルトの元まで送り届けるのが、私の役目だろう。
「……」
「ん、なんだい?」
不意に少女にじぃ、と見られて首を傾げる。
そして鼻をすんすんと鳴らした後、眉間に皺を寄せて一言。
「おまえ、ヘンなニオイする」
「変!?」
その言葉は、グサリと胸に深く突き刺さった。
私の状態を考えるに、鼻の利く者からすれば異常なのは理解しているが、正面からはっきりと言われるとかなり傷つく。
「……ちなみに、どんな匂いがするんだい?」
更に傷を抉る可能性もあるが、あえて問う。
すると少女は再び鼻をヒクヒクさせ、しばらく悩んだ後口を開いた。
「ん~……ニンゲンクサくて、いろんなおハナのニオイがして、血なまぐさい」
「血生臭い……」
「あと、ワタシたちやコワい人たちのニオイがしてヘン。ニンゲンなのに」
「……あ~、やっぱりそうなんだね。それはあれだよ。私もある意味、君達と同族だからだろうね」
「?」
「もう少し時間が経てば分かるよ」
一人で納得して頷く私に対して少女は首を傾げる。
私の中には魔王の魂が宿っている。
きっと彼の匂いがだんだんと濃くなってきているのだろう。
時間の感覚が麻痺していなければ、直に彼の時間となる。
「私は人間だけど、ある意味魔族でもある。その点に関して言えば、私と君は同じだね」
「あっ……」
少女が小さな悲鳴を上げて、私の顔を凝視している。
火に照らされて揺れる私の影が大きく歪み、ヒトからヒトならざる者へと変貌していく。
五十年も前に倒した魔王、ヒュブリスの姿へと。
「おう、さま……?」
少女は呆然と私を見つめたままそう呟く。
コボルトの寿命は短い。
多く見積もっても十年と生きていないであろう少女が、魔王の姿を知っている筈は無い。
だが、彼女の本能がそう告げているのだろう。
この姿が、魔力が、魂が、魔族の頂点に立つ者だと。
「うん。彼は、私の中にいる。私と彼は別の存在だからつまるところ君の仲間とは言えないんだけど、私が君に手を貸す理由が、これでなんとなく分かってもらえたかな?」
「……わかんない」
少女は首を横に振るでもなく、私を見つめたまま答える。
そんな彼女の反応が少しだけ面白くて、私はふ、と笑いを零しながら彼女の頭を撫でた。
「魔族の王として、小さな姫君を仲間の元へ送り届けると、約束しているんだよ」
「本当?」
「ああ。明日、吹雪が止んでいたら一緒に皆を探しに行こう」
「うん、わかった」
「それじゃあ、今日はもうお休み?」
「うん!おやすみ、おうさま」
私の言葉を素直に聞いた少女は、そのまま私が貸し与えていたローブを敷物にして、その小さな身体を丸めて眠りについた。
「やれやれ。……さて、それじゃあ、明日の準備でもしておこうかな?」
少女が寝入ったのを確認してから、私はぐるんと片腕を回し、とある作業を始めた。
「おうさま、これなーに?」
翌朝、目覚めた少女は私が授けたある物を手に首を傾げ、すんすんと鼻を鳴らす。
「服だよ。その格好じゃ、流石に村に入れないからね」
そう。昨晩私が準備していたのは、少女の衣服だ。
現状、彼女が身に着けている物は服とは呼べない程にお粗末で、到底人前に連れていけるような状態では無い為、簡単ではあるが手持ちの布地を用いて作成した。
衣服とは言っても流石に手の込んだ物は作れないので、頭からすっぽり被って腰元を紐で締める、とても簡素な物だ。
「村に着いたら、もっとまともな服を買ってあげるから、とりあえずはこれで我慢しておくれ」
すると少女は身に付けているボロの上からそれを被り、綺麗な服を見て「おおー」と嬉しそうに目を輝かせた。
「ありがとう、おうさま!」
「あはは。今は王様じゃないんだけどね。ちょっと失礼」
私は彼女の腰元を、私の魔力を込めた麻紐で括り、飾り付けとして赤い実を付けた南天を取り付ける。
これで杖で繋がっていなくても、少女は人間の言葉を理解し、私も彼女の言葉を理解出来る。
「村に入る前に、背中のフードを被るんだよ?」
「これ?」
背中の首もとに着いているフードを軽く引っ張って説明すれば、すぐ目深に被って辺りをキョロキョロする。
「みにくい!」
「はは、深く被りすぎだよ。もっと軽くで良いよ」
「おおー」
「あとこれも」
そう言って足元に差し出したのは、同じく麻紐で編み上げた靴だ。
「ちょっと足を綺麗にするからね~」
少女の小さな片足をひょいと持ち上げて、まずは汚れを拭き取る。
「うひゃ、ひゃひゃひゃっ」
「いでっ。こら、暴れるんじゃないよ」
足の裏を弄られるのは初めてなのか、私が手を動かす度に全身で悶えて暴れ、何度も顎や頭を蹴られた。
次いで伸びきっている爪を整える為、小刀を取り出し、暴れられないよう慎重に削っていく。
「う~、それやだ」
「ガマンガマン。もう終わるからね」
削られる振動と感触が嫌なようで、少女は何度も足を引っ込めようとするがなんとか引き留め、両足とも無事に削りきる。
そこでようやく靴を履いてもらった。
「ちょっと歩いてみて。どうかな?」
「ふかふか~。ふわふわ~。でも歩きにくい」
少女はぴょんぴょんと跳ねたり、私の周りをぐるぐると回って靴の感触を確かめつつそう感想を述べた。
一応、悪くはないようだ。
「初めての靴だものね。そのうち慣れるよ。ようし、君の準備も出来た事だし、そろそろ出発しようか」
「おー!」
元気よく返事をする少女を見て、私は自分の荷物を持って洞穴の出口へと向かう。
夜の間に降り積もった雪のおかげで入口は封鎖されていたが、杖で突き崩すと外は太陽に照らされて眩く輝く銀世界が広がっている。
「うん、良い天気だ。それじゃあ近くの村まで行ってみようか……と、しまった。肝心な物を忘れてた。君の名前を考えないといけないね」
「?わたし、コボルト」
「それは種族名だよ。私は人間だけど、ちゃんと個別の名前がある。だから君にも、君だけの名前を与えないと。コボルトなんて言ったら、また怖いニンゲンに乱暴されてしまうよ」
「それはイヤ!」
少女は若干脅えたように声を張り上げて拒否をする。
「なら、君に特別な名前を贈ろうね。……うーん、そうだな」
私は顎に手を当て少女を見つめながら、彼女にピッタリな名前を考える。
目の前の少女と出会ったのは昨日。
痛々しくはあったが、真っ白な肌の上に咲く赤は、冬に咲き誇る赤い華のようだった。
「……うん、ツバキ。冬に咲く赤い華、カメリアはどうだろう?東方の文字だと、姫という字も含まれていてね。コボルト種の姫君には、ピッタリなんじゃないかな?」
「カメリア?わたし、カメリア!」
少女も気に入ってくれたようで、何度も何度もその名を連呼する。
「じゃあ、カメリア。しばらく宜しくね」
「うん、おうさま!」
「私の事は、賢者でいいよ。王は彼の方だからね」
「わかった、賢者さま!」
素直に反応するカメリアは、野犬からすっかり飼い犬になったようだ。
村に辿り着くまでの間、私は彼女が四足歩行にならないよう指導しながら歩く事となった。
私は納得と、自分の推測の正しさを肯定された嬉しさとが混じった明るい声で話す。
雪道で倒れていた少女は、私が提供したスープと火で暖を取りながら頷く。
彼女は人間の言葉はほんの少しなら理解出来るようだが、会話をするには心許なく、私の魔法を通してスムーズに進める。
ほんの数分前までは威嚇され警戒されていたのだが、よほどお腹が空いていたのだろう、作ったスープの残り全てを平らげる頃にはそれなりに打ち解けてくれた。
野犬から、近所をうろつく野良犬くらいの変化だろうか。
名前を尋ねてみたら彼女は自分を「コボルト」だと言った。
どうやら個体名は無いようだ。
本来雄しか産まれない筈のコボルト種だが、大変稀な確率で、人間の血をより濃く反映して産まれたのが彼女だ。
周りのコボルト達はこの幼い少女を「姫」として扱っているようで、コボルト種の頂点に立つ存在のようだ。
「他に仲間はいないのかい?」
「いるよ。みんな、ニンゲンにたたかれて、にげたの」
「そうか。それじゃあ、皆がいるところに帰らないとね」
どうやらこの少女が共に暮らしているのは、人間では無くコボルトのようだ。
発語や身の振りを見れば当たり前だが、彼女はコボルトとして生きている。
であれば、仲間であるコボルトの元まで送り届けるのが、私の役目だろう。
「……」
「ん、なんだい?」
不意に少女にじぃ、と見られて首を傾げる。
そして鼻をすんすんと鳴らした後、眉間に皺を寄せて一言。
「おまえ、ヘンなニオイする」
「変!?」
その言葉は、グサリと胸に深く突き刺さった。
私の状態を考えるに、鼻の利く者からすれば異常なのは理解しているが、正面からはっきりと言われるとかなり傷つく。
「……ちなみに、どんな匂いがするんだい?」
更に傷を抉る可能性もあるが、あえて問う。
すると少女は再び鼻をヒクヒクさせ、しばらく悩んだ後口を開いた。
「ん~……ニンゲンクサくて、いろんなおハナのニオイがして、血なまぐさい」
「血生臭い……」
「あと、ワタシたちやコワい人たちのニオイがしてヘン。ニンゲンなのに」
「……あ~、やっぱりそうなんだね。それはあれだよ。私もある意味、君達と同族だからだろうね」
「?」
「もう少し時間が経てば分かるよ」
一人で納得して頷く私に対して少女は首を傾げる。
私の中には魔王の魂が宿っている。
きっと彼の匂いがだんだんと濃くなってきているのだろう。
時間の感覚が麻痺していなければ、直に彼の時間となる。
「私は人間だけど、ある意味魔族でもある。その点に関して言えば、私と君は同じだね」
「あっ……」
少女が小さな悲鳴を上げて、私の顔を凝視している。
火に照らされて揺れる私の影が大きく歪み、ヒトからヒトならざる者へと変貌していく。
五十年も前に倒した魔王、ヒュブリスの姿へと。
「おう、さま……?」
少女は呆然と私を見つめたままそう呟く。
コボルトの寿命は短い。
多く見積もっても十年と生きていないであろう少女が、魔王の姿を知っている筈は無い。
だが、彼女の本能がそう告げているのだろう。
この姿が、魔力が、魂が、魔族の頂点に立つ者だと。
「うん。彼は、私の中にいる。私と彼は別の存在だからつまるところ君の仲間とは言えないんだけど、私が君に手を貸す理由が、これでなんとなく分かってもらえたかな?」
「……わかんない」
少女は首を横に振るでもなく、私を見つめたまま答える。
そんな彼女の反応が少しだけ面白くて、私はふ、と笑いを零しながら彼女の頭を撫でた。
「魔族の王として、小さな姫君を仲間の元へ送り届けると、約束しているんだよ」
「本当?」
「ああ。明日、吹雪が止んでいたら一緒に皆を探しに行こう」
「うん、わかった」
「それじゃあ、今日はもうお休み?」
「うん!おやすみ、おうさま」
私の言葉を素直に聞いた少女は、そのまま私が貸し与えていたローブを敷物にして、その小さな身体を丸めて眠りについた。
「やれやれ。……さて、それじゃあ、明日の準備でもしておこうかな?」
少女が寝入ったのを確認してから、私はぐるんと片腕を回し、とある作業を始めた。
「おうさま、これなーに?」
翌朝、目覚めた少女は私が授けたある物を手に首を傾げ、すんすんと鼻を鳴らす。
「服だよ。その格好じゃ、流石に村に入れないからね」
そう。昨晩私が準備していたのは、少女の衣服だ。
現状、彼女が身に着けている物は服とは呼べない程にお粗末で、到底人前に連れていけるような状態では無い為、簡単ではあるが手持ちの布地を用いて作成した。
衣服とは言っても流石に手の込んだ物は作れないので、頭からすっぽり被って腰元を紐で締める、とても簡素な物だ。
「村に着いたら、もっとまともな服を買ってあげるから、とりあえずはこれで我慢しておくれ」
すると少女は身に付けているボロの上からそれを被り、綺麗な服を見て「おおー」と嬉しそうに目を輝かせた。
「ありがとう、おうさま!」
「あはは。今は王様じゃないんだけどね。ちょっと失礼」
私は彼女の腰元を、私の魔力を込めた麻紐で括り、飾り付けとして赤い実を付けた南天を取り付ける。
これで杖で繋がっていなくても、少女は人間の言葉を理解し、私も彼女の言葉を理解出来る。
「村に入る前に、背中のフードを被るんだよ?」
「これ?」
背中の首もとに着いているフードを軽く引っ張って説明すれば、すぐ目深に被って辺りをキョロキョロする。
「みにくい!」
「はは、深く被りすぎだよ。もっと軽くで良いよ」
「おおー」
「あとこれも」
そう言って足元に差し出したのは、同じく麻紐で編み上げた靴だ。
「ちょっと足を綺麗にするからね~」
少女の小さな片足をひょいと持ち上げて、まずは汚れを拭き取る。
「うひゃ、ひゃひゃひゃっ」
「いでっ。こら、暴れるんじゃないよ」
足の裏を弄られるのは初めてなのか、私が手を動かす度に全身で悶えて暴れ、何度も顎や頭を蹴られた。
次いで伸びきっている爪を整える為、小刀を取り出し、暴れられないよう慎重に削っていく。
「う~、それやだ」
「ガマンガマン。もう終わるからね」
削られる振動と感触が嫌なようで、少女は何度も足を引っ込めようとするがなんとか引き留め、両足とも無事に削りきる。
そこでようやく靴を履いてもらった。
「ちょっと歩いてみて。どうかな?」
「ふかふか~。ふわふわ~。でも歩きにくい」
少女はぴょんぴょんと跳ねたり、私の周りをぐるぐると回って靴の感触を確かめつつそう感想を述べた。
一応、悪くはないようだ。
「初めての靴だものね。そのうち慣れるよ。ようし、君の準備も出来た事だし、そろそろ出発しようか」
「おー!」
元気よく返事をする少女を見て、私は自分の荷物を持って洞穴の出口へと向かう。
夜の間に降り積もった雪のおかげで入口は封鎖されていたが、杖で突き崩すと外は太陽に照らされて眩く輝く銀世界が広がっている。
「うん、良い天気だ。それじゃあ近くの村まで行ってみようか……と、しまった。肝心な物を忘れてた。君の名前を考えないといけないね」
「?わたし、コボルト」
「それは種族名だよ。私は人間だけど、ちゃんと個別の名前がある。だから君にも、君だけの名前を与えないと。コボルトなんて言ったら、また怖いニンゲンに乱暴されてしまうよ」
「それはイヤ!」
少女は若干脅えたように声を張り上げて拒否をする。
「なら、君に特別な名前を贈ろうね。……うーん、そうだな」
私は顎に手を当て少女を見つめながら、彼女にピッタリな名前を考える。
目の前の少女と出会ったのは昨日。
痛々しくはあったが、真っ白な肌の上に咲く赤は、冬に咲き誇る赤い華のようだった。
「……うん、ツバキ。冬に咲く赤い華、カメリアはどうだろう?東方の文字だと、姫という字も含まれていてね。コボルト種の姫君には、ピッタリなんじゃないかな?」
「カメリア?わたし、カメリア!」
少女も気に入ってくれたようで、何度も何度もその名を連呼する。
「じゃあ、カメリア。しばらく宜しくね」
「うん、おうさま!」
「私の事は、賢者でいいよ。王は彼の方だからね」
「わかった、賢者さま!」
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