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第二章
Karte.022 治療の後は。
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「ルヴィンさぁぁぁあん!」
変異の絡む手術を終えて、ほっと一息ついていた頃。
なんか一人、手を振りながら走ってきた。
「病魔を発見したって聞いたっす! どこっすか!?」
奥には馬車から降りるライザックさんも見える。
職員が念のために呼びに行ったのだろう。
「もう終わったけど」
「マジすか!!」
エルス、今更処置道具を持ってこられても困るぜ。
それからというものの俺達は南区ギルド支部へと招かれ、ついでに病魔の処置報酬も頂く事ができた。
症状の説明も――変異についての説明はしておいたが、これまで明確な例がないために職員側の反応はどこか手ごたえがなく。
まあいい、そのうち変異は皆取り上げるはずだ。
それよりジアフもルォウも報酬はいらないとの事でこれまた美味しい依頼となった。
最近は金運に恵まれているな。
レイコが来てからというものの、どうしてか金が舞い込んできて今までの悩みの種とはなんだったのかと思ってしまう。
なくて困るのは多かったがしかし、ありすぎても困りものだな。
依頼への意欲が、少し薄れる。
だが気を緩めずにいきたいところだ。
「ルヴィン君、今日の処置は実によかったよ。ううむ、実に良い」
「あんたらの援護があったからこその結果だとは思うんだが」
「このご時勢、魔物に対してうまく動ける治療士が少なくてね。しかも予期せぬ事態に遭遇しているにも関わらず、君のように迅速に対応できる人材は中々いないよ」
そんなに褒められたところで何もでないぞ。
「よし、無事に処置も終わった事だし今日は私が経営している料理店に君達を招待しようと思うのだがどうだろうか。勿論料金は頂かない」
店まで持ってんのかこの人。
白金特級となると金はたんまり持ってるだろうし店の一つや二つ持ってても不思議じゃないか。
「それはありがたいさね、じゃあ早速行きましょう!」
一人だけやけに乗り気だ。
俺達としてはいつもの店で安く食って飲んでってのが一番落ち着くのだが――しかし、店の前までやってくるとその考えにブレが生じる。
どこからどう見ても、遠くから近くから見ても高級料理店。
ライザックさんは煙草をふかしながら怪訝そうに店の看板を見て煙草の煙を空へ融かしていた。
「俺達は普段着だ」
溜息混じりにそう呟く。
誘いをやんわりと断りたいのもあったのかも。
「それならば問題はない、今日は元々店は休みでね。予約が入っていないので貸し切りに出来るのだ」
「中々このような機会はございませんので、よろしければ皆様どうぞお越しください。準備も進めております」
そう言われると、断りづらい。
皆に一度どうするかの確認を一瞥で取ってみると、女子組はともかくライザックさんも小さく頷いて承諾していた。
「じゃあ、行くか」
「わーい」
レイコは無表情ながら、両手を上げて喜びを表現していた。
そろそろ感情と表情を一致してもらえないものだろうか。
「綺麗さねぇ」
「やばいっす!」
一応ギルドへの報告はその場にいた職員達とのやり取りで済んだので簡単な書類記入のみで済んだ。
変異については、俺が回収した病巣から調べてはみるようだが、こちらは見た目からではこれといった異変は感じられない。
もしかしたらジアフが焼き消してしまった病巣のほうが変異していたのかもしれない。
手がかりは掴めそうにないものの、とはいえ病魔を一つ処置したし評価に繋がるのだから、それはそれで喜ぶべきであろう。
そうして手続きを終えて場所を移し、ジアフの店へと到着した。
「さあ、遠慮なく入ってくれ」
三階建ての建物がずらりと並ぶ中、その中でも店の前には様々な彩を持つ花々で飾られ、金の装飾が上品に扉の価値を高めたこの建物は……一応はレストランらしい。
貴族達の社交場ではないだろうな。入るのも少し勇気がいるってものだが、レイコ達は迷いなく中へと入っていく。
「は~金持ちっていうのは何とも何ともって感じさねえ」
「同感だ」
看板もでかでかと、そして金の装飾も忘れずにと。
ため息をついて俺達はレイコに続いた。きっと店内でもまたため息をつくだろう。
店内に入るや、真っ先に飛び込んできたのは純白の空間だった。
赤いカーペットが俺達の行き先を示しており、もはやカーペット以外の場所を踏み入れるのはいけないんじゃないのかという不安にすら駆られる。
俺達が入ってきたのを見てから音楽家達が落ち着くゆるやかな曲を演奏し始め、店員達が一人一人に荷物や上着を預かりにやってきては、支配人が一礼して席まで案内してくれる。
貴族になったかのような気分だ、悪くはない。
着席と同時にメニューを渡され、ワインを指差すや数秒後にはグラスにワインが注がれる。
よほどいいものだろう、赤々とした色がグラスを半分近く注ぐだけでほんのりとした葡萄の香りが鼻腔へと優しく漂ってくる。
香りだけでも酔いしれられるってものだ。
「おや、君も飲める口かね?」
「私を舐めるな」
「この前、盛大にゲロ吐いてた奴の台詞じゃない」
レイコはワインを頼まず、エールを注文。
大ジョッキに酒が注がれいく。
ここは止めたいところだが昨日の件で飲みすぎないように自分で制御してくれるはず――と思った途端に彼女はジョッキを傾けて半分まで飲んでいった。
こいつは反省というものを知らないのかな?
「ううむ、素晴らしい!」
大人顔負けの飲みっぷりにはジアフは拍手、これで調子付かなければいいのだが。
「酒だけでは腹は満たされない、早速料理を運んでもらうとしよう。遠慮せず好きなだけ食べてくれたまえ!」
運ばれてくる料理はどれも見るからに高級料理ばかり。
盛り付け方からして美しさがあり、見た目で食欲を沸かせてくる。
肉や魚、野菜に酒とどれも高級品となれば、一体いくらするのやら。
まあここは金額など気にせずに食べていいのだから、考えても仕方が無い。それより折角高級料理にありつけるのだから好きなだけ食わせてもらわないとな。
「美味しい、お肉が口の中でとろける」
「お気に召したようで嬉しいよ、ルヴィン君も遠慮せずに食べてくれたまえ」
「ああ、いただく」
なんというか、これはただの夕食ではなく接待に思えてきた。
女集は余計な詮索などせずただただ口の中へ料理を運ぶのみだが。
「あんさんとこの料理だけは褒めるさね」
「お褒めの言葉、ありがたく頂戴するよルォウ君」
ルォウなんか後ろの腕六つを使って食べてやがる、お前……なりふり構わずすぎるだろ。
「……ルヴィン、誘われたのか」
「え、何を?」
「彼は南区ギルドの男だろう、このもてなしは接待なんじゃないのか?」
ああ、それね……。
薄っすらと感じてはいたのだが。
「やっぱり接待、なのかな?」
「じゃなきゃなんだ? 魔物を倒したくらいでこれほどのもてなしをするか? しないだろう」
「だよなぁ」
魔物討伐の報酬よりここの食事代のほうが上回るんじゃないだろうか。
ライザックさんは肉料理に手を伸ばし、一口食べて舌鼓を打った。
俺も同じ皿から肉を一枚、いつもの店の肉料理とは何だったのかと思わせるものがある。肉って溶けるんだな、ああ、美味い。
「俺は別にお前がどう判断しようとも構わん、ただついていくだけだ」
それからライザックさんはただ無言で食事をするだけだった。
その日の食事会はジアフからこれといったギルドへの話も出なかった。
言わずとも、といったところなのであろうか。それともただの食事の場には不必要な話だという彼の気遣いだったのかは定かではない。
そして、レイコはまた吐いた。
変異の絡む手術を終えて、ほっと一息ついていた頃。
なんか一人、手を振りながら走ってきた。
「病魔を発見したって聞いたっす! どこっすか!?」
奥には馬車から降りるライザックさんも見える。
職員が念のために呼びに行ったのだろう。
「もう終わったけど」
「マジすか!!」
エルス、今更処置道具を持ってこられても困るぜ。
それからというものの俺達は南区ギルド支部へと招かれ、ついでに病魔の処置報酬も頂く事ができた。
症状の説明も――変異についての説明はしておいたが、これまで明確な例がないために職員側の反応はどこか手ごたえがなく。
まあいい、そのうち変異は皆取り上げるはずだ。
それよりジアフもルォウも報酬はいらないとの事でこれまた美味しい依頼となった。
最近は金運に恵まれているな。
レイコが来てからというものの、どうしてか金が舞い込んできて今までの悩みの種とはなんだったのかと思ってしまう。
なくて困るのは多かったがしかし、ありすぎても困りものだな。
依頼への意欲が、少し薄れる。
だが気を緩めずにいきたいところだ。
「ルヴィン君、今日の処置は実によかったよ。ううむ、実に良い」
「あんたらの援護があったからこその結果だとは思うんだが」
「このご時勢、魔物に対してうまく動ける治療士が少なくてね。しかも予期せぬ事態に遭遇しているにも関わらず、君のように迅速に対応できる人材は中々いないよ」
そんなに褒められたところで何もでないぞ。
「よし、無事に処置も終わった事だし今日は私が経営している料理店に君達を招待しようと思うのだがどうだろうか。勿論料金は頂かない」
店まで持ってんのかこの人。
白金特級となると金はたんまり持ってるだろうし店の一つや二つ持ってても不思議じゃないか。
「それはありがたいさね、じゃあ早速行きましょう!」
一人だけやけに乗り気だ。
俺達としてはいつもの店で安く食って飲んでってのが一番落ち着くのだが――しかし、店の前までやってくるとその考えにブレが生じる。
どこからどう見ても、遠くから近くから見ても高級料理店。
ライザックさんは煙草をふかしながら怪訝そうに店の看板を見て煙草の煙を空へ融かしていた。
「俺達は普段着だ」
溜息混じりにそう呟く。
誘いをやんわりと断りたいのもあったのかも。
「それならば問題はない、今日は元々店は休みでね。予約が入っていないので貸し切りに出来るのだ」
「中々このような機会はございませんので、よろしければ皆様どうぞお越しください。準備も進めております」
そう言われると、断りづらい。
皆に一度どうするかの確認を一瞥で取ってみると、女子組はともかくライザックさんも小さく頷いて承諾していた。
「じゃあ、行くか」
「わーい」
レイコは無表情ながら、両手を上げて喜びを表現していた。
そろそろ感情と表情を一致してもらえないものだろうか。
「綺麗さねぇ」
「やばいっす!」
一応ギルドへの報告はその場にいた職員達とのやり取りで済んだので簡単な書類記入のみで済んだ。
変異については、俺が回収した病巣から調べてはみるようだが、こちらは見た目からではこれといった異変は感じられない。
もしかしたらジアフが焼き消してしまった病巣のほうが変異していたのかもしれない。
手がかりは掴めそうにないものの、とはいえ病魔を一つ処置したし評価に繋がるのだから、それはそれで喜ぶべきであろう。
そうして手続きを終えて場所を移し、ジアフの店へと到着した。
「さあ、遠慮なく入ってくれ」
三階建ての建物がずらりと並ぶ中、その中でも店の前には様々な彩を持つ花々で飾られ、金の装飾が上品に扉の価値を高めたこの建物は……一応はレストランらしい。
貴族達の社交場ではないだろうな。入るのも少し勇気がいるってものだが、レイコ達は迷いなく中へと入っていく。
「は~金持ちっていうのは何とも何ともって感じさねえ」
「同感だ」
看板もでかでかと、そして金の装飾も忘れずにと。
ため息をついて俺達はレイコに続いた。きっと店内でもまたため息をつくだろう。
店内に入るや、真っ先に飛び込んできたのは純白の空間だった。
赤いカーペットが俺達の行き先を示しており、もはやカーペット以外の場所を踏み入れるのはいけないんじゃないのかという不安にすら駆られる。
俺達が入ってきたのを見てから音楽家達が落ち着くゆるやかな曲を演奏し始め、店員達が一人一人に荷物や上着を預かりにやってきては、支配人が一礼して席まで案内してくれる。
貴族になったかのような気分だ、悪くはない。
着席と同時にメニューを渡され、ワインを指差すや数秒後にはグラスにワインが注がれる。
よほどいいものだろう、赤々とした色がグラスを半分近く注ぐだけでほんのりとした葡萄の香りが鼻腔へと優しく漂ってくる。
香りだけでも酔いしれられるってものだ。
「おや、君も飲める口かね?」
「私を舐めるな」
「この前、盛大にゲロ吐いてた奴の台詞じゃない」
レイコはワインを頼まず、エールを注文。
大ジョッキに酒が注がれいく。
ここは止めたいところだが昨日の件で飲みすぎないように自分で制御してくれるはず――と思った途端に彼女はジョッキを傾けて半分まで飲んでいった。
こいつは反省というものを知らないのかな?
「ううむ、素晴らしい!」
大人顔負けの飲みっぷりにはジアフは拍手、これで調子付かなければいいのだが。
「酒だけでは腹は満たされない、早速料理を運んでもらうとしよう。遠慮せず好きなだけ食べてくれたまえ!」
運ばれてくる料理はどれも見るからに高級料理ばかり。
盛り付け方からして美しさがあり、見た目で食欲を沸かせてくる。
肉や魚、野菜に酒とどれも高級品となれば、一体いくらするのやら。
まあここは金額など気にせずに食べていいのだから、考えても仕方が無い。それより折角高級料理にありつけるのだから好きなだけ食わせてもらわないとな。
「美味しい、お肉が口の中でとろける」
「お気に召したようで嬉しいよ、ルヴィン君も遠慮せずに食べてくれたまえ」
「ああ、いただく」
なんというか、これはただの夕食ではなく接待に思えてきた。
女集は余計な詮索などせずただただ口の中へ料理を運ぶのみだが。
「あんさんとこの料理だけは褒めるさね」
「お褒めの言葉、ありがたく頂戴するよルォウ君」
ルォウなんか後ろの腕六つを使って食べてやがる、お前……なりふり構わずすぎるだろ。
「……ルヴィン、誘われたのか」
「え、何を?」
「彼は南区ギルドの男だろう、このもてなしは接待なんじゃないのか?」
ああ、それね……。
薄っすらと感じてはいたのだが。
「やっぱり接待、なのかな?」
「じゃなきゃなんだ? 魔物を倒したくらいでこれほどのもてなしをするか? しないだろう」
「だよなぁ」
魔物討伐の報酬よりここの食事代のほうが上回るんじゃないだろうか。
ライザックさんは肉料理に手を伸ばし、一口食べて舌鼓を打った。
俺も同じ皿から肉を一枚、いつもの店の肉料理とは何だったのかと思わせるものがある。肉って溶けるんだな、ああ、美味い。
「俺は別にお前がどう判断しようとも構わん、ただついていくだけだ」
それからライザックさんはただ無言で食事をするだけだった。
その日の食事会はジアフからこれといったギルドへの話も出なかった。
言わずとも、といったところなのであろうか。それともただの食事の場には不必要な話だという彼の気遣いだったのかは定かではない。
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