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第46話 真実への誓いと過去の出会い
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その日の夜、オービン寮生たちは宿泊施設のリビングにて全員が集まっていた。
皆は、何も話す事なくただただ何かが終わるのを待っていると、そこにタツミ先生が、現れる。
すると全員が、タツミ先生に駆け寄りクリスの容体を確認しに来る。
「お前ら、まだ起きてたのか……ひとまず今は安定している。腹部の傷も何とか残らない様に出来たが、今は絶対安静だ」
その言葉を聞くと全員が、安堵の息をつき、張り詰めていた糸が切れたのか、その場に座るものや椅子に腰かける者もいた。
「良かった~。クリスは、無事って事だよな?」
「あぁ、そうだ」
「それじゃ、少し顔でも見に」
とトウマが言って、タツミ先生が歩いて来た方に行こうとすると、タツミ先生に襟を掴まれる。
そのままトウマを元の位置にに、投げると、絶対安静だと言ったろと再度言い、面会もダメだと強く言った。
トウマは少し不満そうな顔をしたが、クリスの状態を考えタツミ先生の言う通りにして、椅子に腰を掛けた。
するとルークもタツミ先生に近付くと、タツミ先生は会うのは誰であっても、ダメだと言っているだろうと言うが、ルークはもう1人の事を心配して容体を聞いていた。
「シンの方は、どうなんだ?」
「あぁ、彼か。彼の方はクリスに比べれば、軽い傷で問題はなかった。ただ、あざの方は、本人は転んでついたと言っているが、あれは誰かに殴られたあざだな。それ以上は、彼も何も言わないから、俺は追求してないぞ」
「……そうか」
「ん? お前は、クリスの心配をしないのか? 最近、仲いい感じに見えたが?」
「心配してない訳じゃない。あんたが、大丈夫と言い切るから、大丈夫なんだろ」
「お前は、可愛くねぇな」
そんな、たわいもない話を小声でしていると、クリスの治療が終わったとどこからか聞きつけたのか、ジュリルがやって来た。
「クリスの治療が終わったと言うのは、本当ですの?」
「おいおい、あいつはどんな交友関係持ってるんだよ。二代目月の魔女に心配されるとは」
「そんな事はどうでもいいのです。それで容体は? 大丈夫ですのよね?」
ジュリルがグイグイと責めるように、タツミ先生を質問攻めにすると、ルークが間に入りクリスの無事を伝え、今は絶対安静で会えないと伝えると、その場で膝から崩れ落ちた。
「そう……良かった。本当に良かったですわ……」
その顔は今にも泣きそうな顔をしており、タツミ先生はルークに、ここで泣かせるんじゃねぇとボソッと伝えると、ルークはジュリルに手を差し出し、女子側の宿泊施設へと一緒に歩いて行った。
「よーし、お前らもさっさと自室に戻れ! こんな時間まで起きてて、明日起きられませんでしたは、言い訳にならないからな」
その言葉に、皆もはーいと答え各自、自室に戻り始めた時だった、また違う人がやって来た。
「ここか、クリスが怪我をして治療をした場所は」
「あれ? あの人、確か昼間見たな……思い出した、クレイス魔法学院の女子生徒だ」
そこへやって来たのは、アリスに変装したマリアであった。
クリスが重傷を負ったと聞き、直ぐにでも会いに行きたかったが、自分の立場を忘れる訳にはいかないと手から血が出るほど握り締めて、我慢していたのだ。
更には、どうしてそんな事になったのかを思いつつ、自分がこんなに近くにいたのに何も出来なかった無力さに、自分を責めていた。
そして、夜になりクレイス魔法学院の宿泊施設を抜け出して、単身でオービン寮の宿泊施設にやって来たのだった。
マリアは直ぐに、医師らしき者を見つけると、クリスの場所を教えろと迫るが、タツミ先生も素直に答えず、他学院の生徒に教える義理はないと突っぱねた。
「そうか、では私がただの他学院の生徒ではなく、クリスと関係があれば案内してくれるのですね?」
「ん? 他学院の生徒が、うちの学院の生徒の関係があると言っても、友達とかは含まれないからな」
「そんなものじゃありません。私の名前は、アリス・フォークロス。クリス・フォークロスは、我が家で引き取った養子であり、家族です」
「なっ!」
マリアは自分の名前を明かし、クリスの関係者であると伝えると、その場にいた全員が驚き言葉を失った。
「クリスは私の家族だ。家族の心配をして、会いに来てはいけないのですか?」
「はぁ~、まさか家族関係者がクレイス魔法学院にいたとはな……分かったよ、特別だ。どうせ、学院には秘密で来てるんだろうしな。案内してやる。ただし、俺の言う事は絶対厳守だ。いいな?」
「分かりました。それと皆さん、ここに私が来ているのは、ここだけの秘密でお願いいたします。学院には内緒で来ているので」
そう言うと、残った皆にはさっさと寝ろと言い残し、マリアことアリスを連れてクリスの場所へと向かって行った。
トウマたちはその場で理解が追い付かず、固まっていると、ルークがそこに帰って来る。
何してんだと問われると、トウマが片言であった事を説明すると、ルークの表情が一変する。
「おい、トウマ! 今の話は本当か? クリスの家族に、アリス・フォークロスがいて、そいつが訊ねて来てるのは!」
「えっ! お、おう。本当だよ。ど、どうしたんだよルーク、いきなり」
「あっ、いや、すまん。取り乱した。何でもない、忘れてくれ」
「?」
ルークのいきなりの動揺に、トウマも分からず首を傾げていたが、ルークは一足先に自室へと戻って行った。
それを見て、皆もとりあえず、クリスもシンも無事であると分かったし今日は言われた通り休むかと話して、自室へ戻って行った。
一方で、タツミ先生はマリアを連れて、クリスが安静にしている個室の前に案内していた。
「クリスはここだ。だが、体に触るのは禁止だ。あいつの容体も今は安定しているが、いつ変わるか分からないから、3分だけだ」
「分かりました。感謝します」
すると、タツミ先生はその場から離れて行き、マリアは部屋へと入って行った。
マリアはベッドの上で眠るクリスを見て、口元を抑えた。
感情が一気に沸き上がり、アリスお嬢様と叫んでしまいそうになったたから。
一切声を出さずにマリアは、クリスを見つめて一礼した。
私が傍に居ながらこのような事態になってしまったことを謝っていたのだった。
そして、マリアはこの事件が起きた真実を必ず突き止めると誓い、部屋を出るのだった。
部屋を出ると、マリアを待ち伏せするようにルークが壁に寄りかかっていた。
「あんたが、アリス・フォークロスか?」
「っ、ビックリした。そうよ、私がアリスよ。それで、貴方は?」
「俺は、ルーク。ルーク・クリバンスだ」
「あぁ、貴方が、第二王子のルーク」
「……お前は、やっぱり俺の事を覚えてないのか?」
「え?」
ルークがボソッと呟いた言葉に、マリアは聞き取れず聞き返す。
「いや、何でもない。昔に会った事がある気がしたが、気のせいだっただけだ。印象や姿も、昔と変わっているし、当然だ……」
そう言ってルークは、マリアにあんたの事は誰にも言わないって約束なんだろと言って、自室へと去って行った。
マリアはその場で、リーリアに言われた事を思い出していた。
「(確かリーリア様から、アリスお嬢様は昔、ルーク王子と幼い時に交流が会ったと言っていたな。アリスお嬢様は、全く覚えてないとおっしゃっていたけど、まさかさっきの感じからすると、ルーク王子の方は覚えてる感じかな?)」
そう勝手に思いつつ、マリアが1人でにやにやしていると、その感情がつい口に出てしまった。
「何か、面白い事になって行きそうな予感」
「何が面白い事になりそうなんだ?」
「っ!?」
マリアは油断し、自分が感情を口に出していた事をそこで気付き、振り返る。
そこには、タツミ先生が銜えたばこをして立っていた。
そしてたばこを口から離して、煙を吐いた。
「医師が、たばこなど吸っていていいのですか?」
「誰しも娯楽は必要だろ。今は、勤務時間外だ、流行りの娯楽をやるのも自由だろ?」
タツミ先生は、そう屁理屈を述べると、話を元に戻して来た。
その問いかけに、マリアは全く関係ない事をだと述べると、わざわざ家族の心配をして学院にも内緒で着た奴が、病室を出たところでそんな事を言っていたら、誰でも怪しいと思うだろと正論を突き付けられる。
マリアはその言葉に、全く反論できずに黙ってしまう。
「まぁ、それはいいや。その代り、1つ聞かせて欲しい事があるんだが、いいか?」
「……内容にもよりますけど、分かりました」
「そりゃ、良かった。もし断れたら、お前を捕まえてる所だったよ」
「何で、そうなるんですか?」
「知らないか? 怪しい奴は逃がすなって言葉」
「知りません」
「そうか。じゃ、本題だ。アリス・フォークロス……いや、マリア・リーハイド」
「っ!?」
その言葉に、マリアは血の気が一気に引いた。
「何故、お前がフォークロス領の令嬢である、アリス・フォークロスを名乗ってる? 元暗殺者のお前が」
皆は、何も話す事なくただただ何かが終わるのを待っていると、そこにタツミ先生が、現れる。
すると全員が、タツミ先生に駆け寄りクリスの容体を確認しに来る。
「お前ら、まだ起きてたのか……ひとまず今は安定している。腹部の傷も何とか残らない様に出来たが、今は絶対安静だ」
その言葉を聞くと全員が、安堵の息をつき、張り詰めていた糸が切れたのか、その場に座るものや椅子に腰かける者もいた。
「良かった~。クリスは、無事って事だよな?」
「あぁ、そうだ」
「それじゃ、少し顔でも見に」
とトウマが言って、タツミ先生が歩いて来た方に行こうとすると、タツミ先生に襟を掴まれる。
そのままトウマを元の位置にに、投げると、絶対安静だと言ったろと再度言い、面会もダメだと強く言った。
トウマは少し不満そうな顔をしたが、クリスの状態を考えタツミ先生の言う通りにして、椅子に腰を掛けた。
するとルークもタツミ先生に近付くと、タツミ先生は会うのは誰であっても、ダメだと言っているだろうと言うが、ルークはもう1人の事を心配して容体を聞いていた。
「シンの方は、どうなんだ?」
「あぁ、彼か。彼の方はクリスに比べれば、軽い傷で問題はなかった。ただ、あざの方は、本人は転んでついたと言っているが、あれは誰かに殴られたあざだな。それ以上は、彼も何も言わないから、俺は追求してないぞ」
「……そうか」
「ん? お前は、クリスの心配をしないのか? 最近、仲いい感じに見えたが?」
「心配してない訳じゃない。あんたが、大丈夫と言い切るから、大丈夫なんだろ」
「お前は、可愛くねぇな」
そんな、たわいもない話を小声でしていると、クリスの治療が終わったとどこからか聞きつけたのか、ジュリルがやって来た。
「クリスの治療が終わったと言うのは、本当ですの?」
「おいおい、あいつはどんな交友関係持ってるんだよ。二代目月の魔女に心配されるとは」
「そんな事はどうでもいいのです。それで容体は? 大丈夫ですのよね?」
ジュリルがグイグイと責めるように、タツミ先生を質問攻めにすると、ルークが間に入りクリスの無事を伝え、今は絶対安静で会えないと伝えると、その場で膝から崩れ落ちた。
「そう……良かった。本当に良かったですわ……」
その顔は今にも泣きそうな顔をしており、タツミ先生はルークに、ここで泣かせるんじゃねぇとボソッと伝えると、ルークはジュリルに手を差し出し、女子側の宿泊施設へと一緒に歩いて行った。
「よーし、お前らもさっさと自室に戻れ! こんな時間まで起きてて、明日起きられませんでしたは、言い訳にならないからな」
その言葉に、皆もはーいと答え各自、自室に戻り始めた時だった、また違う人がやって来た。
「ここか、クリスが怪我をして治療をした場所は」
「あれ? あの人、確か昼間見たな……思い出した、クレイス魔法学院の女子生徒だ」
そこへやって来たのは、アリスに変装したマリアであった。
クリスが重傷を負ったと聞き、直ぐにでも会いに行きたかったが、自分の立場を忘れる訳にはいかないと手から血が出るほど握り締めて、我慢していたのだ。
更には、どうしてそんな事になったのかを思いつつ、自分がこんなに近くにいたのに何も出来なかった無力さに、自分を責めていた。
そして、夜になりクレイス魔法学院の宿泊施設を抜け出して、単身でオービン寮の宿泊施設にやって来たのだった。
マリアは直ぐに、医師らしき者を見つけると、クリスの場所を教えろと迫るが、タツミ先生も素直に答えず、他学院の生徒に教える義理はないと突っぱねた。
「そうか、では私がただの他学院の生徒ではなく、クリスと関係があれば案内してくれるのですね?」
「ん? 他学院の生徒が、うちの学院の生徒の関係があると言っても、友達とかは含まれないからな」
「そんなものじゃありません。私の名前は、アリス・フォークロス。クリス・フォークロスは、我が家で引き取った養子であり、家族です」
「なっ!」
マリアは自分の名前を明かし、クリスの関係者であると伝えると、その場にいた全員が驚き言葉を失った。
「クリスは私の家族だ。家族の心配をして、会いに来てはいけないのですか?」
「はぁ~、まさか家族関係者がクレイス魔法学院にいたとはな……分かったよ、特別だ。どうせ、学院には秘密で来てるんだろうしな。案内してやる。ただし、俺の言う事は絶対厳守だ。いいな?」
「分かりました。それと皆さん、ここに私が来ているのは、ここだけの秘密でお願いいたします。学院には内緒で来ているので」
そう言うと、残った皆にはさっさと寝ろと言い残し、マリアことアリスを連れてクリスの場所へと向かって行った。
トウマたちはその場で理解が追い付かず、固まっていると、ルークがそこに帰って来る。
何してんだと問われると、トウマが片言であった事を説明すると、ルークの表情が一変する。
「おい、トウマ! 今の話は本当か? クリスの家族に、アリス・フォークロスがいて、そいつが訊ねて来てるのは!」
「えっ! お、おう。本当だよ。ど、どうしたんだよルーク、いきなり」
「あっ、いや、すまん。取り乱した。何でもない、忘れてくれ」
「?」
ルークのいきなりの動揺に、トウマも分からず首を傾げていたが、ルークは一足先に自室へと戻って行った。
それを見て、皆もとりあえず、クリスもシンも無事であると分かったし今日は言われた通り休むかと話して、自室へ戻って行った。
一方で、タツミ先生はマリアを連れて、クリスが安静にしている個室の前に案内していた。
「クリスはここだ。だが、体に触るのは禁止だ。あいつの容体も今は安定しているが、いつ変わるか分からないから、3分だけだ」
「分かりました。感謝します」
すると、タツミ先生はその場から離れて行き、マリアは部屋へと入って行った。
マリアはベッドの上で眠るクリスを見て、口元を抑えた。
感情が一気に沸き上がり、アリスお嬢様と叫んでしまいそうになったたから。
一切声を出さずにマリアは、クリスを見つめて一礼した。
私が傍に居ながらこのような事態になってしまったことを謝っていたのだった。
そして、マリアはこの事件が起きた真実を必ず突き止めると誓い、部屋を出るのだった。
部屋を出ると、マリアを待ち伏せするようにルークが壁に寄りかかっていた。
「あんたが、アリス・フォークロスか?」
「っ、ビックリした。そうよ、私がアリスよ。それで、貴方は?」
「俺は、ルーク。ルーク・クリバンスだ」
「あぁ、貴方が、第二王子のルーク」
「……お前は、やっぱり俺の事を覚えてないのか?」
「え?」
ルークがボソッと呟いた言葉に、マリアは聞き取れず聞き返す。
「いや、何でもない。昔に会った事がある気がしたが、気のせいだっただけだ。印象や姿も、昔と変わっているし、当然だ……」
そう言ってルークは、マリアにあんたの事は誰にも言わないって約束なんだろと言って、自室へと去って行った。
マリアはその場で、リーリアに言われた事を思い出していた。
「(確かリーリア様から、アリスお嬢様は昔、ルーク王子と幼い時に交流が会ったと言っていたな。アリスお嬢様は、全く覚えてないとおっしゃっていたけど、まさかさっきの感じからすると、ルーク王子の方は覚えてる感じかな?)」
そう勝手に思いつつ、マリアが1人でにやにやしていると、その感情がつい口に出てしまった。
「何か、面白い事になって行きそうな予感」
「何が面白い事になりそうなんだ?」
「っ!?」
マリアは油断し、自分が感情を口に出していた事をそこで気付き、振り返る。
そこには、タツミ先生が銜えたばこをして立っていた。
そしてたばこを口から離して、煙を吐いた。
「医師が、たばこなど吸っていていいのですか?」
「誰しも娯楽は必要だろ。今は、勤務時間外だ、流行りの娯楽をやるのも自由だろ?」
タツミ先生は、そう屁理屈を述べると、話を元に戻して来た。
その問いかけに、マリアは全く関係ない事をだと述べると、わざわざ家族の心配をして学院にも内緒で着た奴が、病室を出たところでそんな事を言っていたら、誰でも怪しいと思うだろと正論を突き付けられる。
マリアはその言葉に、全く反論できずに黙ってしまう。
「まぁ、それはいいや。その代り、1つ聞かせて欲しい事があるんだが、いいか?」
「……内容にもよりますけど、分かりました」
「そりゃ、良かった。もし断れたら、お前を捕まえてる所だったよ」
「何で、そうなるんですか?」
「知らないか? 怪しい奴は逃がすなって言葉」
「知りません」
「そうか。じゃ、本題だ。アリス・フォークロス……いや、マリア・リーハイド」
「っ!?」
その言葉に、マリアは血の気が一気に引いた。
「何故、お前がフォークロス領の令嬢である、アリス・フォークロスを名乗ってる? 元暗殺者のお前が」
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