138 / 564
第137話 私の恋人になってくれない?
しおりを挟む
「あっ、レオン。こっち」
私は校舎裏にてレオンを呼び出しており、レオンを見つけて手をこまねいて呼んだ。
レオンは私に気付き、小走りで近付いて来た。
「どうしたクリス。急に呼び出して」
「……え~と……その~」
「?」
私は少し言い出しずらい内容と言うか、本当にレオンに言っていいのか直前になり迷いが生じていた。
レオンは、少し挙動不審な私の姿を見て首を傾げていた。
あ~もう! どうしてこんな事に……いや、もう覚悟を決めろ私!
そう私は自分に言い聞かせて、レオンを真っすぐ見て思い切って言いたかった事を伝えた。
「そ、その。私の恋人になってくれない?」
「……へぇ?」
レオンは今までに出した事のない間抜けな声が出てしまう。
そして口が開いたまま、きょとんとした顔で私の方を見ている状態になってしまう。
私は背を向けて逃げ出したい位、顔が熱いがここまで言って逃げ出す訳には行かなかったのでグッと自分の太ももを手でつねって恥ずかしさを紛らわせていた。
本当に、どうして私がこんな事をしなきゃいけないのさー!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
それはある日の休日であった。
私が久々に息抜きとして男装を辞め、ありのままの姿と言ってもアリスとバレない変装で1人で外出していた時に、王都内で偶然マリアに出会ったのだ。
と言うより、あれは偶然と言うよりマリアが私を待ち伏せしていた様な感じであったが、マリアは私に早急に話したい事があると言って連れて行かれ2人きりになった時だ。
「アリスお嬢様、少し面倒な事が発生してしまったので、直接報告に来ました」
「ちょちょ、ちょっと待ってマリア。久しぶりに会って急に何なの?」
私は急に連れて行かれ話が始まってしまう事に動揺していると、マリアが一度謝罪し一度深呼吸してから再度話し始めた。
「アリスお嬢様には、早急に恋人を作って欲しいのです」
「ここここ、ここ、恋人!?」
「はい。面倒事と言うのは、私がアリスお嬢様として学院で何事もなく普通に過ごしていたのですが、そこでとある事件が発生しまして……」
そう言ってマリアは、何があって私に恋人を作って欲しいと言ったのかの理由を話し始めた。
1か月前程に、マリア扮する私に同じ学院の同級生である男子生徒が告白して来たらしい。
マリアはその男子生徒の気持ちを無下にしない様に、丁重にお断りをしたと話す。
だが、その男子生徒は再度告白して来たのだとマリアは言い、その時も同じ様にお断りをしたのだと言う。
その後暫くは今まで通りの日々が続いたのだが、またその男子生徒が「どうしても諦めきれない」と言う事で、3度目の告白をして来たのだ。
マリアはまさか3度も告白してくるとは思わず驚いたが、答えは変わらず断ったのだが、どうしてそこまで好きになったのかを聞いたらしい。
するとその男子は「僕にもいつ好きになったかは分からない。でも、いつからか君の事を目で追うようになっていた。それからは毎日君の事が頭から離れないんだ」と答えたらしい。
その男子は3度も告白するのは迷惑だと思いつつも、告白を断られるだけじゃ割り切る事が出来ないと伝えて来たとマリアが語る。
「いや、それは危なそうな男子なのでは?」
私がすかさず思った事を口に出すと、マリアもその時は同じ事を思ったらしく同意して来た。
だがマリアは3度も告白して来た男子の素性を全く知らなかったので、一度調べて完全に諦めてもらう方法を探す事にしたらしい。
「それで、その男子はどうだったの?」
「いやそれが、成績もまぁ良くて、素行も良く普通に問題ない男子でした。ただ、恋をしたのは初めてらしく、少し暴走気味になっているんじゃないかと周囲の人は話していましたね」
「……それでマリアはどうしたの?」
その時点は私は何となくマリアがどうしたのか想像がついたが、一応確認の為マリアに訊ねると案の定思っていた通りの回答が帰って来た。
「はい。私は彼に恋人がいるので、諦めて欲しいと伝える事にしました。彼の性格上、既に誰かと交際していれば諦めが付くと考えたので。……ですが」
「その恋人を見せて欲しいとか?」
「流石です、アリスお嬢様」
「流石ですじゃないよ! どうすんのさ?」
私が焦っていると、マリアは冷静になる様に私に言って来たので何か案でもあるのかとマリアに訊ねた。
「いえ。今の所案はありませんが、猶予はしっかりと貰って来ました。そして、恋人にあったらきっぱりと諦めると言う彼の言質も取りましたので、ご安心ください」
「いやいや、解決している様に見せて、解決してないじゃん! マリア~」
「ですので、直接お話に来たのですよ。よくアリスお嬢様の現状を考えて見て下さい。周りには男子だらけ、適当に事情を知っている相手に、恋人になって欲しいと伝えればいいだけです。なかなか、いいアイディアではありませんか?」
「マリア、何か少し楽しんでない?」
私がジト目でマリアを見ると、マリアは満面の笑みで「いいえ、そんな事ありません」と答えた。
あ~これは絶対にこの状況を楽しんでいるよ……
私が肩を落とし落ち込んでいると、マリアは私に顔を上げるように言って来た。
「アリスお嬢様、これは将来の為の事前練習と考えて下さい。いいですか、アリスお嬢様もいつかは恋人を作られ、その方と結婚し、子を作り幸せに過ごして行くのです」
「マリア、私はまだ……」
「アリスお嬢様、貴方はフォークロス家のご令嬢なのです。早ければ学院卒業後にも、お見合いにて結婚相手が決まってしまうかもしれないのですよ」
「うっ……」
そう、令嬢がいつまでも1人で好きな事をしていられる訳ではない。
いつかは誰かと結婚しなければならない。
これは令嬢に限った話であり、更には家の当主とならない人が該当する事である。
このままいけば、家はお兄ちゃんが継ぎ、そこに私がいつまでも居座る訳には行かない。
両親としても誰か良い人がいれば、そのまま婚約しても良いという考えであるが、令嬢が結婚もしないまま1人で居続ければその家の名に傷が付くことになる。
私のわがままで家の名を傷つける訳にも行かないし、家にいつまでも居続けてお兄ちゃんが継いだ時に肩身が狭くなるのも嫌だ。
なので私はお母様の様に、卒業後も少しだけやりたい事をやり悔いのない所までやってから恋人を作り結婚すればいいと考えていた。
「甘いですよ、アリスお嬢様。貴族内ではお見合いとは言うのはよくある事。今までは当主様より身分が低い相手からのお見合いだったので、アリスお嬢様の意思を尊重し断っていましたが、学院を卒業されてさらに身分が上の貴族からのお見合いとなれば断る事も出来ないのですよ」
そこで私は初めて、自分にお見合いの話が来ているのを知った。
今までは私が夢にただ進める様に、お母様とお父様が守ってくれていたのだと改めて知り感謝をした。
「ですので、この機会に恋人としての付き合い方を経験した方が、今後の役に立つを思いまして」
「……そんな事言っても、そんな事に真面目に協力してくれる奴なんて」
その時私が思い浮かべた順は、ルーク、トウマ、タツミ先生、レオンの順であった。
ルークは絶対に面白がって変な事になるに違いないから、無理。
トウマは最近やたらと意識されているのか、挙動が少し変だからなし。
タツミ先生は……うん、ないな。
最後はレオンか……あれ3人に比べると性格も問題ないし、素直に協力してくれそう。
そして私は、マリアからの少し強引な話を聞き、偽の恋人を作り今後の為と言う事でやる事を決める。
だが、今思い返せば別に私がやらなくても良かったのだと思う。
マリアが私に扮して誰からと恋人のふりをすれば良かったのだから。
しかし私は、将来の話や自分の為だと話すマリアに感化されてしまい自分でやる流れに持っていかれてしまっていたのだった。
私は校舎裏にてレオンを呼び出しており、レオンを見つけて手をこまねいて呼んだ。
レオンは私に気付き、小走りで近付いて来た。
「どうしたクリス。急に呼び出して」
「……え~と……その~」
「?」
私は少し言い出しずらい内容と言うか、本当にレオンに言っていいのか直前になり迷いが生じていた。
レオンは、少し挙動不審な私の姿を見て首を傾げていた。
あ~もう! どうしてこんな事に……いや、もう覚悟を決めろ私!
そう私は自分に言い聞かせて、レオンを真っすぐ見て思い切って言いたかった事を伝えた。
「そ、その。私の恋人になってくれない?」
「……へぇ?」
レオンは今までに出した事のない間抜けな声が出てしまう。
そして口が開いたまま、きょとんとした顔で私の方を見ている状態になってしまう。
私は背を向けて逃げ出したい位、顔が熱いがここまで言って逃げ出す訳には行かなかったのでグッと自分の太ももを手でつねって恥ずかしさを紛らわせていた。
本当に、どうして私がこんな事をしなきゃいけないのさー!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
それはある日の休日であった。
私が久々に息抜きとして男装を辞め、ありのままの姿と言ってもアリスとバレない変装で1人で外出していた時に、王都内で偶然マリアに出会ったのだ。
と言うより、あれは偶然と言うよりマリアが私を待ち伏せしていた様な感じであったが、マリアは私に早急に話したい事があると言って連れて行かれ2人きりになった時だ。
「アリスお嬢様、少し面倒な事が発生してしまったので、直接報告に来ました」
「ちょちょ、ちょっと待ってマリア。久しぶりに会って急に何なの?」
私は急に連れて行かれ話が始まってしまう事に動揺していると、マリアが一度謝罪し一度深呼吸してから再度話し始めた。
「アリスお嬢様には、早急に恋人を作って欲しいのです」
「ここここ、ここ、恋人!?」
「はい。面倒事と言うのは、私がアリスお嬢様として学院で何事もなく普通に過ごしていたのですが、そこでとある事件が発生しまして……」
そう言ってマリアは、何があって私に恋人を作って欲しいと言ったのかの理由を話し始めた。
1か月前程に、マリア扮する私に同じ学院の同級生である男子生徒が告白して来たらしい。
マリアはその男子生徒の気持ちを無下にしない様に、丁重にお断りをしたと話す。
だが、その男子生徒は再度告白して来たのだとマリアは言い、その時も同じ様にお断りをしたのだと言う。
その後暫くは今まで通りの日々が続いたのだが、またその男子生徒が「どうしても諦めきれない」と言う事で、3度目の告白をして来たのだ。
マリアはまさか3度も告白してくるとは思わず驚いたが、答えは変わらず断ったのだが、どうしてそこまで好きになったのかを聞いたらしい。
するとその男子は「僕にもいつ好きになったかは分からない。でも、いつからか君の事を目で追うようになっていた。それからは毎日君の事が頭から離れないんだ」と答えたらしい。
その男子は3度も告白するのは迷惑だと思いつつも、告白を断られるだけじゃ割り切る事が出来ないと伝えて来たとマリアが語る。
「いや、それは危なそうな男子なのでは?」
私がすかさず思った事を口に出すと、マリアもその時は同じ事を思ったらしく同意して来た。
だがマリアは3度も告白して来た男子の素性を全く知らなかったので、一度調べて完全に諦めてもらう方法を探す事にしたらしい。
「それで、その男子はどうだったの?」
「いやそれが、成績もまぁ良くて、素行も良く普通に問題ない男子でした。ただ、恋をしたのは初めてらしく、少し暴走気味になっているんじゃないかと周囲の人は話していましたね」
「……それでマリアはどうしたの?」
その時点は私は何となくマリアがどうしたのか想像がついたが、一応確認の為マリアに訊ねると案の定思っていた通りの回答が帰って来た。
「はい。私は彼に恋人がいるので、諦めて欲しいと伝える事にしました。彼の性格上、既に誰かと交際していれば諦めが付くと考えたので。……ですが」
「その恋人を見せて欲しいとか?」
「流石です、アリスお嬢様」
「流石ですじゃないよ! どうすんのさ?」
私が焦っていると、マリアは冷静になる様に私に言って来たので何か案でもあるのかとマリアに訊ねた。
「いえ。今の所案はありませんが、猶予はしっかりと貰って来ました。そして、恋人にあったらきっぱりと諦めると言う彼の言質も取りましたので、ご安心ください」
「いやいや、解決している様に見せて、解決してないじゃん! マリア~」
「ですので、直接お話に来たのですよ。よくアリスお嬢様の現状を考えて見て下さい。周りには男子だらけ、適当に事情を知っている相手に、恋人になって欲しいと伝えればいいだけです。なかなか、いいアイディアではありませんか?」
「マリア、何か少し楽しんでない?」
私がジト目でマリアを見ると、マリアは満面の笑みで「いいえ、そんな事ありません」と答えた。
あ~これは絶対にこの状況を楽しんでいるよ……
私が肩を落とし落ち込んでいると、マリアは私に顔を上げるように言って来た。
「アリスお嬢様、これは将来の為の事前練習と考えて下さい。いいですか、アリスお嬢様もいつかは恋人を作られ、その方と結婚し、子を作り幸せに過ごして行くのです」
「マリア、私はまだ……」
「アリスお嬢様、貴方はフォークロス家のご令嬢なのです。早ければ学院卒業後にも、お見合いにて結婚相手が決まってしまうかもしれないのですよ」
「うっ……」
そう、令嬢がいつまでも1人で好きな事をしていられる訳ではない。
いつかは誰かと結婚しなければならない。
これは令嬢に限った話であり、更には家の当主とならない人が該当する事である。
このままいけば、家はお兄ちゃんが継ぎ、そこに私がいつまでも居座る訳には行かない。
両親としても誰か良い人がいれば、そのまま婚約しても良いという考えであるが、令嬢が結婚もしないまま1人で居続ければその家の名に傷が付くことになる。
私のわがままで家の名を傷つける訳にも行かないし、家にいつまでも居続けてお兄ちゃんが継いだ時に肩身が狭くなるのも嫌だ。
なので私はお母様の様に、卒業後も少しだけやりたい事をやり悔いのない所までやってから恋人を作り結婚すればいいと考えていた。
「甘いですよ、アリスお嬢様。貴族内ではお見合いとは言うのはよくある事。今までは当主様より身分が低い相手からのお見合いだったので、アリスお嬢様の意思を尊重し断っていましたが、学院を卒業されてさらに身分が上の貴族からのお見合いとなれば断る事も出来ないのですよ」
そこで私は初めて、自分にお見合いの話が来ているのを知った。
今までは私が夢にただ進める様に、お母様とお父様が守ってくれていたのだと改めて知り感謝をした。
「ですので、この機会に恋人としての付き合い方を経験した方が、今後の役に立つを思いまして」
「……そんな事言っても、そんな事に真面目に協力してくれる奴なんて」
その時私が思い浮かべた順は、ルーク、トウマ、タツミ先生、レオンの順であった。
ルークは絶対に面白がって変な事になるに違いないから、無理。
トウマは最近やたらと意識されているのか、挙動が少し変だからなし。
タツミ先生は……うん、ないな。
最後はレオンか……あれ3人に比べると性格も問題ないし、素直に協力してくれそう。
そして私は、マリアからの少し強引な話を聞き、偽の恋人を作り今後の為と言う事でやる事を決める。
だが、今思い返せば別に私がやらなくても良かったのだと思う。
マリアが私に扮して誰からと恋人のふりをすれば良かったのだから。
しかし私は、将来の話や自分の為だと話すマリアに感化されてしまい自分でやる流れに持っていかれてしまっていたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
男女比8対1の異世界に転移しました、防御力はレベル1です
オレンジ方解石
恋愛
結婚式の最中に、夫に他の女と逃げられた花嫁、水瀬透子。
離婚届けを出す直前に事故で瀕死となった彼女は、異世界の女神から『妾と取り引きするなら、助けてやろう』と持ちかけられる。
異世界の《世界樹》の《種》を宿す《仮枝》となった透子は、女神の世界に連れて行かれ、二年を過ごすこととなった。
そこは男女比が8対1という偏った世界であり、女性が《四気神》と呼ばれる守護者に守られる世界。
女神とはぐれた透子は、そこで美形の青年、紅霞に助けられるが……。
※追記の追記を少し直しました。
枯れ専令嬢、喜び勇んで老紳士に後妻として嫁いだら、待っていたのは二十歳の青年でした。なんでだ~⁉
狭山ひびき
恋愛
ある日、イアナ・アントネッラは父親に言われた。
「来月、フェルナンド・ステファーニ公爵に嫁いでもらう」と。
フェルナンド・ステファーニ公爵は御年六十二歳。息子が一人いるが三十年ほど前に妻を亡くしてからは独り身だ。
対してイアナは二十歳。さすがに年齢が離れすぎているが、父はもっともらしい顔で続けた。
「ジョルジアナが慰謝料を請求された。ステファーニ公爵に嫁げば支度金としてまとまった金が入る。これは当主である私の決定だ」
聞けば、妹のジョルジアナは既婚者と不倫して相手の妻から巨額の慰謝料を請求されたらしい。
「お前のような年頃の娘らしくない人間にはちょうどいい縁談だろう。向こうはどうやらステファーニ公爵の介護要員が欲しいようだからな。お前にはぴったりだ」
そう言って父はステファーニ公爵の肖像画を差し出した。この縁談は公爵自身ではなく息子が持ちかけてきたものらしい。
イオナはその肖像画を見た瞬間、ぴしゃーんと雷に打たれたような衝撃を受けた。
ロマンスグレーの老紳士。なんて素敵なのかしら‼
そう、前世で六十歳まで生きたイオナにとって、若い男は眼中にない。イオナは枯れ専なのだ!
イオナは傷つくと思っていた両親たちの思惑とは裏腹に、喜び勇んでステファーニ公爵家に向かった。
しかし……。
「え? ロマンスグレーの紳士はどこ⁉」
そこでイオナを待ち受けていたのは、どこからどう見ても二十歳くらいにしか見えない年若い紳士だったのだ。
異世界もふもふ死にかけライフ☆異世界転移して毛玉な呪いにかけられたら、凶相騎士団長様に拾われました。
和島逆
恋愛
社会人一年目、休日の山登り中に事故に遭った私は、気づけばひとり見知らぬ森の中にいた。そしてなぜか、姿がもふもふな小動物に変わっていて……?
しかも早速モンスターっぽい何かに襲われて死にかけてるし!
危ういところを助けてくれたのは、大剣をたずさえた無愛想な大男。
彼の緋色の瞳は、どうやらこの世界では凶相と言われるらしい。でもでも、地位は高い騎士団長様。
頼む騎士様、どうか私を保護してください!
あれ、でもこの人なんか怖くない?
心臓がバクバクして止まらないし、なんなら息も苦しいし……?
どうやら私は恐怖耐性のなさすぎる聖獣に変身してしまったらしい。いや恐怖だけで死ぬってどんだけよ!
人間に戻るためには騎士団長の助けを借りるしかない。でも騎士団長の側にいると死にかける!
……うん、詰んだ。
★「小説家になろう」先行投稿中です★
多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】
23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも!
そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。
お願いですから、私に構わないで下さい!
※ 他サイトでも投稿中
【本編完結】王子の寝た子を起こしたら、夢見る少女では居られなくなりました!
こさか りね
恋愛
私、フェアリエル・クリーヴランドは、ひょんな事から前世を思い出した。
そして、気付いたのだ。婚約者が私の事を良く思っていないという事に・・・。
婚約者の態度は前世を思い出した私には、とても耐え難いものだった。
・・・だったら、婚約解消すれば良くない?
それに、前世の私の夢は『のんびりと田舎暮らしがしたい!』と常々思っていたのだ。
結婚しないで済むのなら、それに越したことはない。
「ウィルフォード様、覚悟する事ね!婚約やめます。って言わせてみせるわ!!」
これは、婚約解消をする為に奮闘する少女と、本当は好きなのに、好きと気付いていない王子との攻防戦だ。
そして、覚醒した王子によって、嫌でも成長しなくてはいけなくなるヒロインのコメディ要素強めな恋愛サクセスストーリーが始まる。
※序盤は恋愛要素が少なめです。王子が覚醒してからになりますので、気長にお読みいただければ嬉しいです。
※本編完結しました。
※後日談を更新中です。
9回巻き戻った公爵令嬢ですが、10回目の人生はどうやらご褒美モードのようです
志野田みかん
恋愛
アリーシア・グランツ公爵令嬢は、異世界から落ちてきた聖女ミアに婚約者を奪われ、断罪されて処刑された。殺されるたびに人生が巻き戻り、そのたびに王太子マクシミリアンはミアに心奪われ、アリーシアは処刑、処刑、処刑!
10回目の人生にして、ようやく貧乏男爵令嬢アリーに生まれ変わった。
もう王太子や聖女には関わらない!と心に決めたのに、病弱な弟のために王宮の侍女として働くことに。するとなぜか、王太子マクシミリアンは聖女ミアには目もくれず、男爵令嬢アリーを溺愛し始めて……。
(頭を空っぽにして笑えることを目指したコメディです。2020年に執筆した作品です。本作を読みたいというお声があったため再掲します)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる