246 / 564
第245話 女子としての休日
しおりを挟む
次の日、私はエリスの言われた通りに外出権を買い、噴水の時計台下でエリスが来るのを待っていた。
結局昨日は、あの後エリスを追いかけたが見つける事が出来ず、時間的に女子寮へと行く事も出来なかったので、すっぽかす事も出来ずに私は言われた通りの場所へと来ていたのだ。
はぁ~結局来てしまった……と言うか、行かないで無視するとかはさすがに胸が痛むからな。
私はクリスとして男子用の私服を着ていた。
こう言う時くらいしか、この服着てない気がするな。
せっかく買ったし、もう少し着ないと勿体ない気がする。
私は自分の服を見ながらそんな事を思っていると、そこへエリスの声が聞こえて来たので顔を上げた。
「ごめん~」
そう言って近寄って来たエリスの姿は、黒いブーツにワインレッドのTシャツと紺のスカートとロングコートを羽織り、黒いサングラスとイヤリングをしていた。
その姿に私は、カッコいい女性だなと思い見惚れていた。
「遅れちゃっ……え?」
「……ん? どうしたんですか?」
エリスは私の姿を見て動きを止め、掛けていたサングラスをとった。
そのままエリスはじっと私の姿を上から下までじっと見ていた。
「あ、あのエリス先輩?」
「……」
何で黙ってるんだエリス先輩は?
私はよく分からないエリスの行動に、どうしていいか分からずにいるとエリスが急に私との距離を詰めて来た。
エリスは止まることなく、私の顔寸前まで近付いて来た。
「な、ななな、何ですか急に!?」
「……何で」
「はい?」
「何でその格好なの?」
「何でって言われましても、これが私服で――」
と私が答えた所で、エリスはそれに被せる様に話して来た。
「私はクリスじゃなくて、アリスでって言ったでしょ?」
「……え、そう言う事なんのですか?」
私はそこでよくやく昨日エリスが言っていた意味を理解した。
いや、さすがにあれじゃ分からないですよ。
と、私は心の中で思っていると、エリスは小さくため息をついた。
そして、私の肩手首を掴んで来た。
「っ!?」
「今日はクリス禁止。と言う訳だから、まずはその服からね」
「ちょっ、エリス先輩!?」
エリスは私の手首を握って引っ張って歩き始めた。
「わざわざ正体を知っている人、しかも私の前で男装とかしなくていいの。女子がおしゃれしないでどうするの? 若さは一瞬よ」
「うっ……俺だって気にしてない訳じゃ」
そう呟くと突然エリスが止まって、私の方を向いて来て両手で頬を挟む様にして来た。
「っ!? は、はにするんです?」
「言ったよね、今日はクリス禁止。だからその俺もダメ。いい?」
私はじっと見て来るエリスにただ頷く事しか出来なかった。
頷いた後にエリスは、私の両頬から両手を離してくれ、また肩手首を引っ張って歩き出した。
「今日は女子同士、休日を楽しむの。いい、アリス?」
「……分かりました、エリス先輩」
「うん。素直でよろしい」
「あっ、でも名前はアリスはやめて下さい。誰が居るか分からないですし」
「そうね。それは私も悪かったわ。そうすると、どう呼ぶかね」
そんな話をしながら歩いていたが、私は以前にマリアの名前を使って自分を偽った事をふと思い出した。
「マリアって呼んで下さい。前にその名前で女子として街を歩いた事もあるので」
「分かったわ、マリア」
その後私は、エリスに服屋へと連れて行かれ女性物の服をたくさん試着させられて、私に似合う物をエリスが選んでくれた。
そのままその服をエリスがお金まで払い出してしまう。
さすがにそこまでしなくていいと、私は言ったがエリスは「買うんじゃないわ」と言って来て、私は首を傾げた。
するとエリスは店内のある方向を指さしたので、その方向を向くとそこには「レンタルしてます」と言う文字が出ていた。
「珍しいでしょ。最近コスプレがちょっと流行ってるから、それに似た商売を始めたらしいのよ」
「そ、そうだったんですね。私はてっきり購入までするのかと」
「欲しかったら買ってあげてもいいわよ」
「冗談はやめてくださいよ。恐れ多いですよ」
私が少し怯えた表情をすると、エリスは軽く笑っていた。
そしてエリスは小物などもレンタルしてくれて、私はエリスと共に店を出た。
最終的に私の格好は、青いパンツにグレーのタートルネック、そしてベージュのコートに小物でネックレスとショルダーバッグと言う格好である。
髪型はクリスの時より少し長めのショートカットヘアーがいいと、エリスが推して来たのでその髪型にしている。
私は店を出て、店の鏡にうっすらと映る自分を見た。
「これが、私……」
「そうよマリア。似合っているわよ」
「そうですか?」
「もしかして、あんまりした事ない格好だった?」
「それもありますけど、女子の服装でショートカットはした事ないので、それが新鮮で」
その後私はエリスおすすめのお店に行って食事をとったり、雑貨屋や化粧品など色々な店をエリスと周った。
会話もその時に偏ったもので、楽しく面白い時間を過ごせた。
そしてそんな時間はあっという間に過ぎて行き、夕方になっていた。
私とエリスは街が一望出来る丘で飲み物を買って、近くのテーブルがある席に座り夕日が当たる街を眺めていた。
「あ~楽しかった~。マリアはどうだった?」
「楽しかったですよ。こんなに色んな所を見れて、久しぶりに何も気にせずに自由に出来て良かったです」
「そう。それなら良かった」
そう言ってエリスは飲み物を手に取って口を付ける。
本当、久しぶりにこんなに自由に周りを気にせずに過ごしたな。
こんなのいつ以来だろ? 対抗戦の時も元に戻ったり、学院祭でも女子として行動してたけど、その時は結局バレない様にとか気を張ってたから、凄く大変だったな。
そこでふと、私はルークの告白の事を思い出してしまう。
……もうあれから明日で2週間か……答え、か……
そんな事を考えて私は、少し俯いた。
するとエリスが話し掛けて来た。
「それで、何を悩んでいるのマリア?」
「え?」
「何か悩み事があるんでしょ? 隠しても無駄よ。顔にハッキリと出てるから」
「いや、別に対した悩みじゃ……」
「それなら、どうしてそんな苦しそうな顔をしているの?」
「っ!?」
その言葉に一瞬、私の体がビクッとなる。
エリスは持っていた飲み物を机に置くと、座ったまま椅子を私の真横に移動して来た。
「もうここまで来たら、全部吐き出しちゃいなさい」
「……いや、でも、個人的な事ですし、それをエリス先輩に言うのも……」
するとエリスは肩肘を机に付けて、その手を顔に添えて私の方を覗き込んで来た。
「ふ~ん、逃げられると思ってるんだ?」
「そんな事は」
「なら、話してくれるんだよね?」
「うっ……」
エリスはにこやかな顔をして覗いて来ていたが、私はそんなエリスから静かなる圧を感じて、少し萎縮した感じで「は、はい……」と返事をした。
そして私は、エリスに今抱えている悩み事を隠さずに一から話し出した。
結局昨日は、あの後エリスを追いかけたが見つける事が出来ず、時間的に女子寮へと行く事も出来なかったので、すっぽかす事も出来ずに私は言われた通りの場所へと来ていたのだ。
はぁ~結局来てしまった……と言うか、行かないで無視するとかはさすがに胸が痛むからな。
私はクリスとして男子用の私服を着ていた。
こう言う時くらいしか、この服着てない気がするな。
せっかく買ったし、もう少し着ないと勿体ない気がする。
私は自分の服を見ながらそんな事を思っていると、そこへエリスの声が聞こえて来たので顔を上げた。
「ごめん~」
そう言って近寄って来たエリスの姿は、黒いブーツにワインレッドのTシャツと紺のスカートとロングコートを羽織り、黒いサングラスとイヤリングをしていた。
その姿に私は、カッコいい女性だなと思い見惚れていた。
「遅れちゃっ……え?」
「……ん? どうしたんですか?」
エリスは私の姿を見て動きを止め、掛けていたサングラスをとった。
そのままエリスはじっと私の姿を上から下までじっと見ていた。
「あ、あのエリス先輩?」
「……」
何で黙ってるんだエリス先輩は?
私はよく分からないエリスの行動に、どうしていいか分からずにいるとエリスが急に私との距離を詰めて来た。
エリスは止まることなく、私の顔寸前まで近付いて来た。
「な、ななな、何ですか急に!?」
「……何で」
「はい?」
「何でその格好なの?」
「何でって言われましても、これが私服で――」
と私が答えた所で、エリスはそれに被せる様に話して来た。
「私はクリスじゃなくて、アリスでって言ったでしょ?」
「……え、そう言う事なんのですか?」
私はそこでよくやく昨日エリスが言っていた意味を理解した。
いや、さすがにあれじゃ分からないですよ。
と、私は心の中で思っていると、エリスは小さくため息をついた。
そして、私の肩手首を掴んで来た。
「っ!?」
「今日はクリス禁止。と言う訳だから、まずはその服からね」
「ちょっ、エリス先輩!?」
エリスは私の手首を握って引っ張って歩き始めた。
「わざわざ正体を知っている人、しかも私の前で男装とかしなくていいの。女子がおしゃれしないでどうするの? 若さは一瞬よ」
「うっ……俺だって気にしてない訳じゃ」
そう呟くと突然エリスが止まって、私の方を向いて来て両手で頬を挟む様にして来た。
「っ!? は、はにするんです?」
「言ったよね、今日はクリス禁止。だからその俺もダメ。いい?」
私はじっと見て来るエリスにただ頷く事しか出来なかった。
頷いた後にエリスは、私の両頬から両手を離してくれ、また肩手首を引っ張って歩き出した。
「今日は女子同士、休日を楽しむの。いい、アリス?」
「……分かりました、エリス先輩」
「うん。素直でよろしい」
「あっ、でも名前はアリスはやめて下さい。誰が居るか分からないですし」
「そうね。それは私も悪かったわ。そうすると、どう呼ぶかね」
そんな話をしながら歩いていたが、私は以前にマリアの名前を使って自分を偽った事をふと思い出した。
「マリアって呼んで下さい。前にその名前で女子として街を歩いた事もあるので」
「分かったわ、マリア」
その後私は、エリスに服屋へと連れて行かれ女性物の服をたくさん試着させられて、私に似合う物をエリスが選んでくれた。
そのままその服をエリスがお金まで払い出してしまう。
さすがにそこまでしなくていいと、私は言ったがエリスは「買うんじゃないわ」と言って来て、私は首を傾げた。
するとエリスは店内のある方向を指さしたので、その方向を向くとそこには「レンタルしてます」と言う文字が出ていた。
「珍しいでしょ。最近コスプレがちょっと流行ってるから、それに似た商売を始めたらしいのよ」
「そ、そうだったんですね。私はてっきり購入までするのかと」
「欲しかったら買ってあげてもいいわよ」
「冗談はやめてくださいよ。恐れ多いですよ」
私が少し怯えた表情をすると、エリスは軽く笑っていた。
そしてエリスは小物などもレンタルしてくれて、私はエリスと共に店を出た。
最終的に私の格好は、青いパンツにグレーのタートルネック、そしてベージュのコートに小物でネックレスとショルダーバッグと言う格好である。
髪型はクリスの時より少し長めのショートカットヘアーがいいと、エリスが推して来たのでその髪型にしている。
私は店を出て、店の鏡にうっすらと映る自分を見た。
「これが、私……」
「そうよマリア。似合っているわよ」
「そうですか?」
「もしかして、あんまりした事ない格好だった?」
「それもありますけど、女子の服装でショートカットはした事ないので、それが新鮮で」
その後私はエリスおすすめのお店に行って食事をとったり、雑貨屋や化粧品など色々な店をエリスと周った。
会話もその時に偏ったもので、楽しく面白い時間を過ごせた。
そしてそんな時間はあっという間に過ぎて行き、夕方になっていた。
私とエリスは街が一望出来る丘で飲み物を買って、近くのテーブルがある席に座り夕日が当たる街を眺めていた。
「あ~楽しかった~。マリアはどうだった?」
「楽しかったですよ。こんなに色んな所を見れて、久しぶりに何も気にせずに自由に出来て良かったです」
「そう。それなら良かった」
そう言ってエリスは飲み物を手に取って口を付ける。
本当、久しぶりにこんなに自由に周りを気にせずに過ごしたな。
こんなのいつ以来だろ? 対抗戦の時も元に戻ったり、学院祭でも女子として行動してたけど、その時は結局バレない様にとか気を張ってたから、凄く大変だったな。
そこでふと、私はルークの告白の事を思い出してしまう。
……もうあれから明日で2週間か……答え、か……
そんな事を考えて私は、少し俯いた。
するとエリスが話し掛けて来た。
「それで、何を悩んでいるのマリア?」
「え?」
「何か悩み事があるんでしょ? 隠しても無駄よ。顔にハッキリと出てるから」
「いや、別に対した悩みじゃ……」
「それなら、どうしてそんな苦しそうな顔をしているの?」
「っ!?」
その言葉に一瞬、私の体がビクッとなる。
エリスは持っていた飲み物を机に置くと、座ったまま椅子を私の真横に移動して来た。
「もうここまで来たら、全部吐き出しちゃいなさい」
「……いや、でも、個人的な事ですし、それをエリス先輩に言うのも……」
するとエリスは肩肘を机に付けて、その手を顔に添えて私の方を覗き込んで来た。
「ふ~ん、逃げられると思ってるんだ?」
「そんな事は」
「なら、話してくれるんだよね?」
「うっ……」
エリスはにこやかな顔をして覗いて来ていたが、私はそんなエリスから静かなる圧を感じて、少し萎縮した感じで「は、はい……」と返事をした。
そして私は、エリスに今抱えている悩み事を隠さずに一から話し出した。
0
あなたにおすすめの小説
王女様は温かいごはんが食べたい ~冷えた王宮料理を変えたら、オープンキッチンと政略婚約がついてきました~
しおしお
恋愛
異世界の王女リリアーヌは、前世の記憶を持つ転生者。
豪華絢爛な王宮で暮らし始めた彼女だったが、ひとつだけどうしても耐えられないことがあった。
――食事が、冷めているのだ。
どれほど立派な料理でも、ぬるいスープや冷めた肉ではホッとできない。
「温かいごはんが食べたい」
そのささやかな願いを口にしたことから、王宮ではなぜか大騒動が巻き起こる。
地下厨房からの高速搬送。
専用レーンを爆走するカートメイド。
扉の開閉に命をかけるオープナー。
ついには食堂に火を持ち込むオープンキッチンまで誕生して――!?
温かさは、ホッとさせてくれる。
それは料理だけではなく、人との距離まで少しずつ変えていくものだった。
冷えた王宮に湯気と笑顔を取り戻す、
食と温かさをめぐる宮廷日常コメディ!
-
悪役令嬢はやめて、侯爵子息になります
立風花
恋愛
第八回 アイリス恋愛ファンタジー大賞 一次選考通過作品に入りました!
完結しました。ありがとうございます
シナリオが進む事のなくなった世界。誰も知らないゲーム後の世界が動き出す。
大崩落、王城陥落。聖女と祈り。シナリオ分岐の真実。
激動する王国で、想い合うノエルとアレックス王子。
大切な人の迷いと大きな決断を迫られる最終章!
ーあらすじー
8歳のお誕生日を前に、秘密の場所で小さな出逢いを迎えたキャロル。秘密を約束して別れた直後、頭部に怪我をしてしまう。
巡る記憶は遠い遠い過去。生まれる前の自分。
そして、知る自分がゲームの悪役令嬢であること。
戸惑いの中、最悪の結末を回避するために、今度こそ後悔なく幸せになる道を探しはじめる。
子息になった悪役令嬢の成長と繋がる絆、戸惑う恋。
侯爵子息になって、ゲームのシナリオ通りにはさせません!<序章 侯爵子息になります!編>
子息になったキャロルの前に現れる攻略対象。育つ友情、恋に揺れる気持<二章 大切な人!社交デビュー編>
学園入学でゲームの世界へ。ヒロイン登場。シナリオの変化。絆は波乱を迎える「転」章<三章 恋する学園編>
※複数投稿サイト、またはブログに同じ作品を掲載しております
【本編完結】王子の寝た子を起こしたら、夢見る少女では居られなくなりました!
こさか りね
恋愛
私、フェアリエル・クリーヴランドは、ひょんな事から前世を思い出した。
そして、気付いたのだ。婚約者が私の事を良く思っていないという事に・・・。
婚約者の態度は前世を思い出した私には、とても耐え難いものだった。
・・・だったら、婚約解消すれば良くない?
それに、前世の私の夢は『のんびりと田舎暮らしがしたい!』と常々思っていたのだ。
結婚しないで済むのなら、それに越したことはない。
「ウィルフォード様、覚悟する事ね!婚約やめます。って言わせてみせるわ!!」
これは、婚約解消をする為に奮闘する少女と、本当は好きなのに、好きと気付いていない王子との攻防戦だ。
そして、覚醒した王子によって、嫌でも成長しなくてはいけなくなるヒロインのコメディ要素強めな恋愛サクセスストーリーが始まる。
※序盤は恋愛要素が少なめです。王子が覚醒してからになりますので、気長にお読みいただければ嬉しいです。
※本編完結しました。
※後日談を更新中です。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
異世界もふもふ死にかけライフ☆異世界転移して毛玉な呪いにかけられたら、凶相騎士団長様に拾われました。
和島逆
恋愛
社会人一年目、休日の山登り中に事故に遭った私は、気づけばひとり見知らぬ森の中にいた。そしてなぜか、姿がもふもふな小動物に変わっていて……?
しかも早速モンスターっぽい何かに襲われて死にかけてるし!
危ういところを助けてくれたのは、大剣をたずさえた無愛想な大男。
彼の緋色の瞳は、どうやらこの世界では凶相と言われるらしい。でもでも、地位は高い騎士団長様。
頼む騎士様、どうか私を保護してください!
あれ、でもこの人なんか怖くない?
心臓がバクバクして止まらないし、なんなら息も苦しいし……?
どうやら私は恐怖耐性のなさすぎる聖獣に変身してしまったらしい。いや恐怖だけで死ぬってどんだけよ!
人間に戻るためには騎士団長の助けを借りるしかない。でも騎士団長の側にいると死にかける!
……うん、詰んだ。
★「小説家になろう」先行投稿中です★
勘違いで嫁ぎましたが、相手が理想の筋肉でした!
エス
恋愛
「男性の魅力は筋肉ですわっ!!」
華奢な男がもてはやされるこの国で、そう豪語する侯爵令嬢テレーゼ。
縁談はことごとく破談し、兄アルベルトも王太子ユリウスも頭を抱えていた。
そんな折、騎士団長ヴォルフがユリウスの元に「若い女性を紹介してほしい」と相談に現れる。
よく見ればこの男──家柄よし、部下からの信頼厚し、そして何より、圧巻の筋肉!!
「この男しかいない!」とユリウスは即断し、テレーゼとの結婚話を進める。
ところがテレーゼが嫁いだ先で、当のヴォルフは、
「俺は……メイドを紹介してほしかったんだが!?」
と何やら焦っていて。
……まあ細かいことはいいでしょう。
なにせ、その腕、その太もも、その背中。
最高の筋肉ですもの! この結婚、全力で続行させていただきますわ!!
女性不慣れな不器用騎士団長 × 筋肉フェチ令嬢。
誤解から始まる、すれ違いだらけの新婚生活、いざスタート!
※他サイトに投稿したものを、改稿しています。
社畜OLが学園系乙女ゲームの世界に転生したらモブでした。
天咲リンネ
恋愛
野々原悠理は高校進学に伴って一人暮らしを始めた。
引越し先のアパートで出会ったのは、見覚えのある男子高校生。
見覚えがあるといっても、それは液晶画面越しの話。
つまり彼は二次元の世界の住人であるはずだった。
ここが前世で遊んでいた学園系乙女ゲームの世界だと知り、愕然とする悠理。
しかし、ヒロインが転入してくるまであと一年ある。
その間、悠理はヒロインの代理を務めようと奮闘するけれど、乙女ゲームの世界はなかなかモブに厳しいようで…?
果たして悠理は無事攻略キャラたちと仲良くなれるのか!?
※たまにシリアスですが、基本は明るいラブコメです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる