255 / 564
第254話 小さな食い違い
しおりを挟む
「モラン、居る?」
そう言ってシルマは、自室へと戻って来た。
自室では机に向かって勉強しているモランの姿があった。
「居るけど、どうしたのシルマ?」
「あ~何つうか、今いいか?」
「別にいいけど」
モランはシルマにそう答えると、手を止めてシルマの方を向いた。
「(あれ~何か直面すると思ったより緊張するな……って、あたいから言い出した事なんだから、そんな弱気でどうするんだ!)」
シルマは自分に活を入れて、一度小さく息を吸ってから口を開けた。
「サッキナクリス二ヨビトメラレテナ」
「もう一回いい? よく聞き取れなくて。後シルマ、どうして片言なの?」
「ソンナコトネェヨ」
「?」
シルマはゆっくりとモランから視線を外した。
「(やべー! 上手く口が回らない! しっかりしろあたい!)」
シルマは再び自分に活を入れて、両手で軽く頬を叩いてモランの方を向いた。
「モラン、今日図書館行った帰りにクリスに会ったんだ」
「っ! クリス……」
モランはクリスと訊いて、あからさまに動揺した表情を見せた。
「それでクリスから一言だけ伝言を頼まれてね。聞くかい?」
「……シルマは、クリスからそれを聞いて私とクリスに何があったとか聞いた?」
「いや。別に何も聞いてないぞ」
「そう……」
「それでモラン、伝言は聞く?」
するとシルマはゆっくりと大きく深呼吸した後、頷いて返事をするのだった。
それを見てシルマはモランにクリスからの伝言を伝えた。
モランは伝言を聞いて暫く黙った後「うん。分かったってクリスに伝えて」と答えに対して、シルマは無意識に「分かった」と返事をしてしまうのだった。
「……あっ。いや、今のは違うぞ。モランが考えている様な事は、全くないからな! 何にもないぞ! うん」
「ぷっ……あははは。シルマ、もうそれはあるって言っている様なものだよ」
「っ……はぁ~、あ~! 何やってんだあたいは! 話を伝えて気が抜けた」
「やっぱりクリスから何か訊いたんだね、シルマ」
「気付いてたの?」
モランは頷いて返事をして理由を伝えた。
「だって、やたらと伝言を聞くのかって言うし、何も知らないのならそのまま言うでしょ、シルマなら。だから、何か訊いて私の事を心配してくれたのかなって」
「なるほどね。ごめん、嘘言って」
「うんん、私こそシルマに心配かけてごめん。クリスから何があったかは訊いたんだよね?」
「あぁ、一応な。でも、モランあんたの口からも聞いて起きたい。本当にクリスが言っている事が合っているか確認する為に」
「うん。分かったよ」
それからモランは、昨日の出来事やどうしてそんな事をしたのかの経緯までをシルマに話すのだった。
「クリスが言っていた事と間違いはないね」
「あ~何かシルマに話したらちょっとスッキリしたかも」
「そう言えば、クリスもあんたの事を心配してたよ。だからとりあえず、今は試験に集中しな。嫌われた訳でもないし、あいつも色々と思う所があるみたいだし。考えるなら試験後にしな」
「うん、そうするよ。本当にありがとう、シルマ」
「今度何か奢ってよね」
シルマはそう言って、何かを思い出し部屋から出て行こうとする。
それを見てモランが理由を訊ねると「大図書館に忘れ物したから取りに行く」と答えて部屋を後にした。
その後シルマは、大図書館には行かずにジュリルの部屋の前に来ていた。
そして「よし」と呟き部屋の扉をノックしようとした時、背後から声を掛けられてビクッとなり振り返る。
「ジュ、ジュリル様……」
「何か私の部屋に用? シルマ?」
「あたいの名前知っているんですね」
「えぇ、モランと同室なのでしょ。知っているわ。それで、何の用かしら?」
するとそこで部屋の扉が開き、ジュリルのルームメイトであるミュルテが現れる。
「あれ? シルマちゃん? ジュリルちゃんと部屋の前で何してるの?」
「ジュ、ジュリルちゃん!?」
ミュルテの予想外の呼び名にシルマは驚いてしまうと、ミュルテは「そう言えばシルマちゃんの前では初めてか」と呟く。
「そう言えばミュルテとも知り合いだったわね」
「え~ととりあえず、あたいが用があるのはミュルテなんで、ちょっといいかミュルテ」
「いいけど。どうしたの急に?」
「いいからちょっと」
そう言ってミュルテを呼び出したシルマは、ジュリルに軽く一礼してからその場を立ち去った。
「それじゃ、ちょっと行って来るねジュリルちゃん」
「えぇ」
ジュリルはそのままミュルテを見送って入れ替わる様に部屋に入った。
そしてミュルテを呼び出したシルマは、廊下の隅の方で足を止めてミュルテの方を向いた。
「で、急に呼び出して何の用なのシルマちゃん?」
「ミュルテ、昨日あんたモランに何か言ったか?」
「え、昨日? う~んモランちゃんとは少し話した程度だけど。それがどうしたの?」
「その時モランを急かす様な事とか話したか?」
「? 何だか分からないけど、そんな話はしてないよ。普通の雑談だと思うけど」
「……そうだよな。あんたがそんな事言うわけないよね」
シルマはミュルテの返事を聞くと、片手で口を覆ってぼそぼそとそんな事を呟いていた。
ミュルテは何の事だか分からず、ただただ頭にハテナマークが浮かぶだけであった。
「うん。分かった、ありがとう」
「え、終わり? それだけ?」
「あぁ、それだけ。悪かったな急に呼び出して。それじゃ、また明日」
シルマはそれだけ言うと、先にミュルテを置いて帰るのだった。
「えー……何だったの? 何も私には教えてくれないの?」
ミュルテはただ呆然とその場に立ち尽くすのだった。
一方でシルマは、モランから聞いた話を思い出していた。
「(やっぱり変だな。モランが言うには、昨日ミュルテにクリスとの関係を急かされる様な事を言われて行動に出たって言ってたけど、当のミュルテはそんな事言ってないってどう言うことだ?)」
シルマは歩きながら難しい顔をしていた。
「(どっちかが嘘を言ってる? いや、そもそもミュルテはちょっと毒舌気味だが、モランにそんな事を言う奴じゃないはず。それにあの感じから、嘘を言っている様にも思えない……どうなってるんだ?)」
そして次の日、シルマはクリスと待ち合わせの場所で無事にモランへの伝言と、モランからの返事も伝えるのだった。
そう言ってシルマは、自室へと戻って来た。
自室では机に向かって勉強しているモランの姿があった。
「居るけど、どうしたのシルマ?」
「あ~何つうか、今いいか?」
「別にいいけど」
モランはシルマにそう答えると、手を止めてシルマの方を向いた。
「(あれ~何か直面すると思ったより緊張するな……って、あたいから言い出した事なんだから、そんな弱気でどうするんだ!)」
シルマは自分に活を入れて、一度小さく息を吸ってから口を開けた。
「サッキナクリス二ヨビトメラレテナ」
「もう一回いい? よく聞き取れなくて。後シルマ、どうして片言なの?」
「ソンナコトネェヨ」
「?」
シルマはゆっくりとモランから視線を外した。
「(やべー! 上手く口が回らない! しっかりしろあたい!)」
シルマは再び自分に活を入れて、両手で軽く頬を叩いてモランの方を向いた。
「モラン、今日図書館行った帰りにクリスに会ったんだ」
「っ! クリス……」
モランはクリスと訊いて、あからさまに動揺した表情を見せた。
「それでクリスから一言だけ伝言を頼まれてね。聞くかい?」
「……シルマは、クリスからそれを聞いて私とクリスに何があったとか聞いた?」
「いや。別に何も聞いてないぞ」
「そう……」
「それでモラン、伝言は聞く?」
するとシルマはゆっくりと大きく深呼吸した後、頷いて返事をするのだった。
それを見てシルマはモランにクリスからの伝言を伝えた。
モランは伝言を聞いて暫く黙った後「うん。分かったってクリスに伝えて」と答えに対して、シルマは無意識に「分かった」と返事をしてしまうのだった。
「……あっ。いや、今のは違うぞ。モランが考えている様な事は、全くないからな! 何にもないぞ! うん」
「ぷっ……あははは。シルマ、もうそれはあるって言っている様なものだよ」
「っ……はぁ~、あ~! 何やってんだあたいは! 話を伝えて気が抜けた」
「やっぱりクリスから何か訊いたんだね、シルマ」
「気付いてたの?」
モランは頷いて返事をして理由を伝えた。
「だって、やたらと伝言を聞くのかって言うし、何も知らないのならそのまま言うでしょ、シルマなら。だから、何か訊いて私の事を心配してくれたのかなって」
「なるほどね。ごめん、嘘言って」
「うんん、私こそシルマに心配かけてごめん。クリスから何があったかは訊いたんだよね?」
「あぁ、一応な。でも、モランあんたの口からも聞いて起きたい。本当にクリスが言っている事が合っているか確認する為に」
「うん。分かったよ」
それからモランは、昨日の出来事やどうしてそんな事をしたのかの経緯までをシルマに話すのだった。
「クリスが言っていた事と間違いはないね」
「あ~何かシルマに話したらちょっとスッキリしたかも」
「そう言えば、クリスもあんたの事を心配してたよ。だからとりあえず、今は試験に集中しな。嫌われた訳でもないし、あいつも色々と思う所があるみたいだし。考えるなら試験後にしな」
「うん、そうするよ。本当にありがとう、シルマ」
「今度何か奢ってよね」
シルマはそう言って、何かを思い出し部屋から出て行こうとする。
それを見てモランが理由を訊ねると「大図書館に忘れ物したから取りに行く」と答えて部屋を後にした。
その後シルマは、大図書館には行かずにジュリルの部屋の前に来ていた。
そして「よし」と呟き部屋の扉をノックしようとした時、背後から声を掛けられてビクッとなり振り返る。
「ジュ、ジュリル様……」
「何か私の部屋に用? シルマ?」
「あたいの名前知っているんですね」
「えぇ、モランと同室なのでしょ。知っているわ。それで、何の用かしら?」
するとそこで部屋の扉が開き、ジュリルのルームメイトであるミュルテが現れる。
「あれ? シルマちゃん? ジュリルちゃんと部屋の前で何してるの?」
「ジュ、ジュリルちゃん!?」
ミュルテの予想外の呼び名にシルマは驚いてしまうと、ミュルテは「そう言えばシルマちゃんの前では初めてか」と呟く。
「そう言えばミュルテとも知り合いだったわね」
「え~ととりあえず、あたいが用があるのはミュルテなんで、ちょっといいかミュルテ」
「いいけど。どうしたの急に?」
「いいからちょっと」
そう言ってミュルテを呼び出したシルマは、ジュリルに軽く一礼してからその場を立ち去った。
「それじゃ、ちょっと行って来るねジュリルちゃん」
「えぇ」
ジュリルはそのままミュルテを見送って入れ替わる様に部屋に入った。
そしてミュルテを呼び出したシルマは、廊下の隅の方で足を止めてミュルテの方を向いた。
「で、急に呼び出して何の用なのシルマちゃん?」
「ミュルテ、昨日あんたモランに何か言ったか?」
「え、昨日? う~んモランちゃんとは少し話した程度だけど。それがどうしたの?」
「その時モランを急かす様な事とか話したか?」
「? 何だか分からないけど、そんな話はしてないよ。普通の雑談だと思うけど」
「……そうだよな。あんたがそんな事言うわけないよね」
シルマはミュルテの返事を聞くと、片手で口を覆ってぼそぼそとそんな事を呟いていた。
ミュルテは何の事だか分からず、ただただ頭にハテナマークが浮かぶだけであった。
「うん。分かった、ありがとう」
「え、終わり? それだけ?」
「あぁ、それだけ。悪かったな急に呼び出して。それじゃ、また明日」
シルマはそれだけ言うと、先にミュルテを置いて帰るのだった。
「えー……何だったの? 何も私には教えてくれないの?」
ミュルテはただ呆然とその場に立ち尽くすのだった。
一方でシルマは、モランから聞いた話を思い出していた。
「(やっぱり変だな。モランが言うには、昨日ミュルテにクリスとの関係を急かされる様な事を言われて行動に出たって言ってたけど、当のミュルテはそんな事言ってないってどう言うことだ?)」
シルマは歩きながら難しい顔をしていた。
「(どっちかが嘘を言ってる? いや、そもそもミュルテはちょっと毒舌気味だが、モランにそんな事を言う奴じゃないはず。それにあの感じから、嘘を言っている様にも思えない……どうなってるんだ?)」
そして次の日、シルマはクリスと待ち合わせの場所で無事にモランへの伝言と、モランからの返事も伝えるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
王女様は温かいごはんが食べたい ~冷えた王宮料理を変えたら、オープンキッチンと政略婚約がついてきました~
しおしお
恋愛
異世界の王女リリアーヌは、前世の記憶を持つ転生者。
豪華絢爛な王宮で暮らし始めた彼女だったが、ひとつだけどうしても耐えられないことがあった。
――食事が、冷めているのだ。
どれほど立派な料理でも、ぬるいスープや冷めた肉ではホッとできない。
「温かいごはんが食べたい」
そのささやかな願いを口にしたことから、王宮ではなぜか大騒動が巻き起こる。
地下厨房からの高速搬送。
専用レーンを爆走するカートメイド。
扉の開閉に命をかけるオープナー。
ついには食堂に火を持ち込むオープンキッチンまで誕生して――!?
温かさは、ホッとさせてくれる。
それは料理だけではなく、人との距離まで少しずつ変えていくものだった。
冷えた王宮に湯気と笑顔を取り戻す、
食と温かさをめぐる宮廷日常コメディ!
-
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
悪役令嬢はやめて、侯爵子息になります
立風花
恋愛
第八回 アイリス恋愛ファンタジー大賞 一次選考通過作品に入りました!
完結しました。ありがとうございます
シナリオが進む事のなくなった世界。誰も知らないゲーム後の世界が動き出す。
大崩落、王城陥落。聖女と祈り。シナリオ分岐の真実。
激動する王国で、想い合うノエルとアレックス王子。
大切な人の迷いと大きな決断を迫られる最終章!
ーあらすじー
8歳のお誕生日を前に、秘密の場所で小さな出逢いを迎えたキャロル。秘密を約束して別れた直後、頭部に怪我をしてしまう。
巡る記憶は遠い遠い過去。生まれる前の自分。
そして、知る自分がゲームの悪役令嬢であること。
戸惑いの中、最悪の結末を回避するために、今度こそ後悔なく幸せになる道を探しはじめる。
子息になった悪役令嬢の成長と繋がる絆、戸惑う恋。
侯爵子息になって、ゲームのシナリオ通りにはさせません!<序章 侯爵子息になります!編>
子息になったキャロルの前に現れる攻略対象。育つ友情、恋に揺れる気持<二章 大切な人!社交デビュー編>
学園入学でゲームの世界へ。ヒロイン登場。シナリオの変化。絆は波乱を迎える「転」章<三章 恋する学園編>
※複数投稿サイト、またはブログに同じ作品を掲載しております
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
異世界もふもふ死にかけライフ☆異世界転移して毛玉な呪いにかけられたら、凶相騎士団長様に拾われました。
和島逆
恋愛
社会人一年目、休日の山登り中に事故に遭った私は、気づけばひとり見知らぬ森の中にいた。そしてなぜか、姿がもふもふな小動物に変わっていて……?
しかも早速モンスターっぽい何かに襲われて死にかけてるし!
危ういところを助けてくれたのは、大剣をたずさえた無愛想な大男。
彼の緋色の瞳は、どうやらこの世界では凶相と言われるらしい。でもでも、地位は高い騎士団長様。
頼む騎士様、どうか私を保護してください!
あれ、でもこの人なんか怖くない?
心臓がバクバクして止まらないし、なんなら息も苦しいし……?
どうやら私は恐怖耐性のなさすぎる聖獣に変身してしまったらしい。いや恐怖だけで死ぬってどんだけよ!
人間に戻るためには騎士団長の助けを借りるしかない。でも騎士団長の側にいると死にかける!
……うん、詰んだ。
★「小説家になろう」先行投稿中です★
勘違いで嫁ぎましたが、相手が理想の筋肉でした!
エス
恋愛
「男性の魅力は筋肉ですわっ!!」
華奢な男がもてはやされるこの国で、そう豪語する侯爵令嬢テレーゼ。
縁談はことごとく破談し、兄アルベルトも王太子ユリウスも頭を抱えていた。
そんな折、騎士団長ヴォルフがユリウスの元に「若い女性を紹介してほしい」と相談に現れる。
よく見ればこの男──家柄よし、部下からの信頼厚し、そして何より、圧巻の筋肉!!
「この男しかいない!」とユリウスは即断し、テレーゼとの結婚話を進める。
ところがテレーゼが嫁いだ先で、当のヴォルフは、
「俺は……メイドを紹介してほしかったんだが!?」
と何やら焦っていて。
……まあ細かいことはいいでしょう。
なにせ、その腕、その太もも、その背中。
最高の筋肉ですもの! この結婚、全力で続行させていただきますわ!!
女性不慣れな不器用騎士団長 × 筋肉フェチ令嬢。
誤解から始まる、すれ違いだらけの新婚生活、いざスタート!
※他サイトに投稿したものを、改稿しています。
【完結】異世界に行ったら、悪役令嬢の弟になりました。全力で回避せねば!
天笠すいとん
恋愛
ある日、交通事故で死んだ僕が生まれ変わったのは主人公が悪役令嬢をザマァする乙女ゲームの世界だったんです。
しかも、僕のポジションは学園の女王と恐れられる悪役令嬢の弟だった⁉︎
このままだと、輝かしい将来が婚約破棄された姉のせいで潰れてしまうんですけど。
まったく誰だよこのふざけたシナリオのゲームを作ったのは‼︎………はい、僕でした。
これは、異世界に転移した乙女ゲー製作者が、なんとかして通常ENDから抜け出そうと暗躍してザマァ返しをするお話。
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる