341 / 564
第340話 料理対決出場者
しおりを挟む
次期寮長選挙『三番勝負』の当日も、私はエリスとの朝練を行ってから集合場所へと向かった。
集合場所に指定された場所は、大食堂であった。
その理由は、第一競技が『料理対決』に決まったためである。
競技順については、ルークとトウマがじゃんけんでどちらの競技を先にやるかを既に決めており、その結果『料理対決』が先となり次に『彫刻対決』となっている。
ちなみに出場者については、当日発表となっているので私は誰が出るかは知らない。
そして私が大食堂に到着すると、既にそこには多くの他の寮生たちが集まっていた。
うわっ……集まり過ぎじゃない? 確かに一気にうちの寮の次期寮長選挙が行われるって噂が広がったけど、ここまで他の寮生が集まるとは予想以上。
ダイモン寮、エメル寮、イルダ寮の第2学年と第1学年の生徒も顔を出しており、学院にいる第3学年の人もちらほらとそこにはいた。
私は初めての次期寮長選挙であるので、ここまで人が集まることに驚いているとフェルトが後ろから声を掛けて来た。
「やぁ、クリス。凄い人だかりだね~」
フェルトの言葉に私はじっとフェルトの方を見つめた。
「な、なんだいその目は……」
「どうせフェルトが言いふらしたりして、集めさせたんじゃないのか?」
「確かに、ほんのちょっと話したが、ここまで集客力は俺にはないよ。いくら俺の顔が広いっていったて限界があるよ」
それを少し笑いながら話すフェルトを私は半信半疑で見つめ続けたが、別に悪い事でもないのでそうするを直ぐに止めた。
「まぁ、俺は初めてだから分からないけど、他の寮の次期寮長選挙もこんな感じなのか?」
「そうだな~やる内容によるが、見れるなら他の寮生もみていることは多いかな。実際に誰が次期寮長になるのかは気になる所だしな」
「一応確認だけど、他の次期寮長選挙はまだやってないんだよな」
「あぁ、何だかんだいってうちの寮が一番だな。でも、今回は他の寮はほぼ誰がなるか決まってるようなもんだし、見なくても分かるからそんなに皆も興味がないんじゃないかな」
「そういうもんなのか」
「見ててもワクワク感がないだろ? そういう面ではうちの寮の次期寮長がどっちになるのか見てみたいというわけだと思うんだよ、俺的にはさ」
そうね、どうなるか結末が分かっているものを見続けるのはちょっと物足りない気持ちは分かる気がする。
トウマとルークで次期寮長を競うのは、どちらの意見もあるし見応えというところでは見たい気持ちにはなるか。
私はフェルトの話でそんな風に思っていると、フェルトが会場の方へと移動し始めたので、私もその後を付いて行った。
人だかりを抜けて会場へと辿り着くと、既にトウマ側とルーク側で別れており互いの目の前には『料理対決』ということで、キッチン台が用意され器具なども様々揃っていた。
フェルトはそのままトウマ陣営へと向かったので、私は何処にいるべきか思っていると中央の奥にガウェンとオービンが立っていたので私はそこへと向かった。
「ガウェン、中立はここに居ればいいのか?」
「とりあえずどちらにも属さないから、それが分かる様にここに居るだけだ」
「なるほどな。あれ? 他の中立の奴らはいないのか?」
するとガウェンはルーク派閥の方へと視線を向けたので、私も視線を向けるとそこには中立派であったモーガンとベッスクがいるのだった。
え!? あの二人ルーク派閥に入ったの!?
「ここに居ないということは、たぶんそういうことなんだろうな。ちなみにピースは少し離れた所で飯を食べてるぞ」
そう言われて私はガウェンが指さした方へと視線を向けると、そこでピースが席に座り美味しそうに大食堂のご飯を頬張っていた。
ピースはこんな時でもご飯を食べているのね。
何か、ピースらしいというか、少しマイペース過ぎでは?
と、私がピースの方を見ながら少し首を傾げていると、オービンが声を出し始めた。
「では、定刻になりましたので、これよりオービン寮次期寮長選挙『三番勝負』を開始します」
その言葉に、周囲の人だかりが大きく盛り上がる。
最前列にはオービン寮の第1学年がおり、その後ろや周囲に他の寮生がこちらを見ている状況であった。
「本日は『三番勝負』ということで、三つの競技を代表者ルーク側と代表者トウマ側で次期寮長の座をかけて、勝負を行います。勝負は三回ですが先に二勝した時点で終了となります。両者、ここまで異論はないですね?」
オービンの問いかけにルークとトウマは互いに頷く。
「申し遅れましたが、今回の立会人兼進行役もろもろと私、副寮長オービンと寮長であるミカロスで行います」
そう告げてオービンは一礼すると、ミカロスも反対側に立っており一礼した。
「それでは早速、第一競技『料理対決』を開始します。両者互いに出場者一名を前に出してください」
すると先にルーク側からニックが前に出て来た。
「第一競技は俺が出る」
トウマ側はそうだろうと思っていたが、本当にニックが出て来て少し焦った表情をしていた。
ニックの腕は既に学院祭の時に披露されていて、皆の周知の事実であり料理の腕はクラス一であった。
「トウマ、フェルトこうなることは分かっていたろ? この勝負確実にもらうぞ」
「っ……フェルト本当に大丈夫なんだろうな」
そうトウマが隣のフェルトに話し掛けると、フェルトは満面な笑みで「問題ない、任せておけ」と答えて前に出て行く。
ニックはまさかの出場者に驚きの表情をする。
「まさかお前が出るとはな。予想外だぞ、フェルト」
「そうだろニック。俺が料理出来ると知らなかったろ」
私もまさかのフェルトの出場に驚いていると、フェルトはキッチンに立つ前で一度足を止めた。
「と、言うとでも思った? 俺は料理なんて出来ないよ」
「「はぁ!?」」
まさかの突然の告白に全員が声を上げた。
「どど、どう言うことだよフェルト!?」
トウマの動揺の声にフェルトは振り向いて答えた。
「大丈夫だよ、トウマ。俺はまだ出場宣言はしてないぞ。ただ前に出ただけだ」
「え?」
するとフェルトは指を鳴らし、ニックの方へと視線を向けた。
「ニック。このクラスにお前並みに料理できる奴がもう一人いることを忘れてないか?」
「……っ!? お前、まさか」
「そう! 俺ら側の出場者はこいつだ! 料理って言ったらうちのクラスで敵う者はいないだろうが!」
そこへ少し駆け足でやって来たのは、先程まで美味しそうにご飯を頬張っていたピースであった。
集合場所に指定された場所は、大食堂であった。
その理由は、第一競技が『料理対決』に決まったためである。
競技順については、ルークとトウマがじゃんけんでどちらの競技を先にやるかを既に決めており、その結果『料理対決』が先となり次に『彫刻対決』となっている。
ちなみに出場者については、当日発表となっているので私は誰が出るかは知らない。
そして私が大食堂に到着すると、既にそこには多くの他の寮生たちが集まっていた。
うわっ……集まり過ぎじゃない? 確かに一気にうちの寮の次期寮長選挙が行われるって噂が広がったけど、ここまで他の寮生が集まるとは予想以上。
ダイモン寮、エメル寮、イルダ寮の第2学年と第1学年の生徒も顔を出しており、学院にいる第3学年の人もちらほらとそこにはいた。
私は初めての次期寮長選挙であるので、ここまで人が集まることに驚いているとフェルトが後ろから声を掛けて来た。
「やぁ、クリス。凄い人だかりだね~」
フェルトの言葉に私はじっとフェルトの方を見つめた。
「な、なんだいその目は……」
「どうせフェルトが言いふらしたりして、集めさせたんじゃないのか?」
「確かに、ほんのちょっと話したが、ここまで集客力は俺にはないよ。いくら俺の顔が広いっていったて限界があるよ」
それを少し笑いながら話すフェルトを私は半信半疑で見つめ続けたが、別に悪い事でもないのでそうするを直ぐに止めた。
「まぁ、俺は初めてだから分からないけど、他の寮の次期寮長選挙もこんな感じなのか?」
「そうだな~やる内容によるが、見れるなら他の寮生もみていることは多いかな。実際に誰が次期寮長になるのかは気になる所だしな」
「一応確認だけど、他の次期寮長選挙はまだやってないんだよな」
「あぁ、何だかんだいってうちの寮が一番だな。でも、今回は他の寮はほぼ誰がなるか決まってるようなもんだし、見なくても分かるからそんなに皆も興味がないんじゃないかな」
「そういうもんなのか」
「見ててもワクワク感がないだろ? そういう面ではうちの寮の次期寮長がどっちになるのか見てみたいというわけだと思うんだよ、俺的にはさ」
そうね、どうなるか結末が分かっているものを見続けるのはちょっと物足りない気持ちは分かる気がする。
トウマとルークで次期寮長を競うのは、どちらの意見もあるし見応えというところでは見たい気持ちにはなるか。
私はフェルトの話でそんな風に思っていると、フェルトが会場の方へと移動し始めたので、私もその後を付いて行った。
人だかりを抜けて会場へと辿り着くと、既にトウマ側とルーク側で別れており互いの目の前には『料理対決』ということで、キッチン台が用意され器具なども様々揃っていた。
フェルトはそのままトウマ陣営へと向かったので、私は何処にいるべきか思っていると中央の奥にガウェンとオービンが立っていたので私はそこへと向かった。
「ガウェン、中立はここに居ればいいのか?」
「とりあえずどちらにも属さないから、それが分かる様にここに居るだけだ」
「なるほどな。あれ? 他の中立の奴らはいないのか?」
するとガウェンはルーク派閥の方へと視線を向けたので、私も視線を向けるとそこには中立派であったモーガンとベッスクがいるのだった。
え!? あの二人ルーク派閥に入ったの!?
「ここに居ないということは、たぶんそういうことなんだろうな。ちなみにピースは少し離れた所で飯を食べてるぞ」
そう言われて私はガウェンが指さした方へと視線を向けると、そこでピースが席に座り美味しそうに大食堂のご飯を頬張っていた。
ピースはこんな時でもご飯を食べているのね。
何か、ピースらしいというか、少しマイペース過ぎでは?
と、私がピースの方を見ながら少し首を傾げていると、オービンが声を出し始めた。
「では、定刻になりましたので、これよりオービン寮次期寮長選挙『三番勝負』を開始します」
その言葉に、周囲の人だかりが大きく盛り上がる。
最前列にはオービン寮の第1学年がおり、その後ろや周囲に他の寮生がこちらを見ている状況であった。
「本日は『三番勝負』ということで、三つの競技を代表者ルーク側と代表者トウマ側で次期寮長の座をかけて、勝負を行います。勝負は三回ですが先に二勝した時点で終了となります。両者、ここまで異論はないですね?」
オービンの問いかけにルークとトウマは互いに頷く。
「申し遅れましたが、今回の立会人兼進行役もろもろと私、副寮長オービンと寮長であるミカロスで行います」
そう告げてオービンは一礼すると、ミカロスも反対側に立っており一礼した。
「それでは早速、第一競技『料理対決』を開始します。両者互いに出場者一名を前に出してください」
すると先にルーク側からニックが前に出て来た。
「第一競技は俺が出る」
トウマ側はそうだろうと思っていたが、本当にニックが出て来て少し焦った表情をしていた。
ニックの腕は既に学院祭の時に披露されていて、皆の周知の事実であり料理の腕はクラス一であった。
「トウマ、フェルトこうなることは分かっていたろ? この勝負確実にもらうぞ」
「っ……フェルト本当に大丈夫なんだろうな」
そうトウマが隣のフェルトに話し掛けると、フェルトは満面な笑みで「問題ない、任せておけ」と答えて前に出て行く。
ニックはまさかの出場者に驚きの表情をする。
「まさかお前が出るとはな。予想外だぞ、フェルト」
「そうだろニック。俺が料理出来ると知らなかったろ」
私もまさかのフェルトの出場に驚いていると、フェルトはキッチンに立つ前で一度足を止めた。
「と、言うとでも思った? 俺は料理なんて出来ないよ」
「「はぁ!?」」
まさかの突然の告白に全員が声を上げた。
「どど、どう言うことだよフェルト!?」
トウマの動揺の声にフェルトは振り向いて答えた。
「大丈夫だよ、トウマ。俺はまだ出場宣言はしてないぞ。ただ前に出ただけだ」
「え?」
するとフェルトは指を鳴らし、ニックの方へと視線を向けた。
「ニック。このクラスにお前並みに料理できる奴がもう一人いることを忘れてないか?」
「……っ!? お前、まさか」
「そう! 俺ら側の出場者はこいつだ! 料理って言ったらうちのクラスで敵う者はいないだろうが!」
そこへ少し駆け足でやって来たのは、先程まで美味しそうにご飯を頬張っていたピースであった。
0
あなたにおすすめの小説
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
男女比8対1の異世界に転移しました、防御力はレベル1です
オレンジ方解石
恋愛
結婚式の最中に、夫に他の女と逃げられた花嫁、水瀬透子。
離婚届けを出す直前に事故で瀕死となった彼女は、異世界の女神から『妾と取り引きするなら、助けてやろう』と持ちかけられる。
異世界の《世界樹》の《種》を宿す《仮枝》となった透子は、女神の世界に連れて行かれ、二年を過ごすこととなった。
そこは男女比が8対1という偏った世界であり、女性が《四気神》と呼ばれる守護者に守られる世界。
女神とはぐれた透子は、そこで美形の青年、紅霞に助けられるが……。
※追記の追記を少し直しました。
枯れ専令嬢、喜び勇んで老紳士に後妻として嫁いだら、待っていたのは二十歳の青年でした。なんでだ~⁉
狭山ひびき
恋愛
ある日、イアナ・アントネッラは父親に言われた。
「来月、フェルナンド・ステファーニ公爵に嫁いでもらう」と。
フェルナンド・ステファーニ公爵は御年六十二歳。息子が一人いるが三十年ほど前に妻を亡くしてからは独り身だ。
対してイアナは二十歳。さすがに年齢が離れすぎているが、父はもっともらしい顔で続けた。
「ジョルジアナが慰謝料を請求された。ステファーニ公爵に嫁げば支度金としてまとまった金が入る。これは当主である私の決定だ」
聞けば、妹のジョルジアナは既婚者と不倫して相手の妻から巨額の慰謝料を請求されたらしい。
「お前のような年頃の娘らしくない人間にはちょうどいい縁談だろう。向こうはどうやらステファーニ公爵の介護要員が欲しいようだからな。お前にはぴったりだ」
そう言って父はステファーニ公爵の肖像画を差し出した。この縁談は公爵自身ではなく息子が持ちかけてきたものらしい。
イオナはその肖像画を見た瞬間、ぴしゃーんと雷に打たれたような衝撃を受けた。
ロマンスグレーの老紳士。なんて素敵なのかしら‼
そう、前世で六十歳まで生きたイオナにとって、若い男は眼中にない。イオナは枯れ専なのだ!
イオナは傷つくと思っていた両親たちの思惑とは裏腹に、喜び勇んでステファーニ公爵家に向かった。
しかし……。
「え? ロマンスグレーの紳士はどこ⁉」
そこでイオナを待ち受けていたのは、どこからどう見ても二十歳くらいにしか見えない年若い紳士だったのだ。
異世界もふもふ死にかけライフ☆異世界転移して毛玉な呪いにかけられたら、凶相騎士団長様に拾われました。
和島逆
恋愛
社会人一年目、休日の山登り中に事故に遭った私は、気づけばひとり見知らぬ森の中にいた。そしてなぜか、姿がもふもふな小動物に変わっていて……?
しかも早速モンスターっぽい何かに襲われて死にかけてるし!
危ういところを助けてくれたのは、大剣をたずさえた無愛想な大男。
彼の緋色の瞳は、どうやらこの世界では凶相と言われるらしい。でもでも、地位は高い騎士団長様。
頼む騎士様、どうか私を保護してください!
あれ、でもこの人なんか怖くない?
心臓がバクバクして止まらないし、なんなら息も苦しいし……?
どうやら私は恐怖耐性のなさすぎる聖獣に変身してしまったらしい。いや恐怖だけで死ぬってどんだけよ!
人間に戻るためには騎士団長の助けを借りるしかない。でも騎士団長の側にいると死にかける!
……うん、詰んだ。
★「小説家になろう」先行投稿中です★
多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】
23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも!
そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。
お願いですから、私に構わないで下さい!
※ 他サイトでも投稿中
【本編完結】王子の寝た子を起こしたら、夢見る少女では居られなくなりました!
こさか りね
恋愛
私、フェアリエル・クリーヴランドは、ひょんな事から前世を思い出した。
そして、気付いたのだ。婚約者が私の事を良く思っていないという事に・・・。
婚約者の態度は前世を思い出した私には、とても耐え難いものだった。
・・・だったら、婚約解消すれば良くない?
それに、前世の私の夢は『のんびりと田舎暮らしがしたい!』と常々思っていたのだ。
結婚しないで済むのなら、それに越したことはない。
「ウィルフォード様、覚悟する事ね!婚約やめます。って言わせてみせるわ!!」
これは、婚約解消をする為に奮闘する少女と、本当は好きなのに、好きと気付いていない王子との攻防戦だ。
そして、覚醒した王子によって、嫌でも成長しなくてはいけなくなるヒロインのコメディ要素強めな恋愛サクセスストーリーが始まる。
※序盤は恋愛要素が少なめです。王子が覚醒してからになりますので、気長にお読みいただければ嬉しいです。
※本編完結しました。
※後日談を更新中です。
9回巻き戻った公爵令嬢ですが、10回目の人生はどうやらご褒美モードのようです
志野田みかん
恋愛
アリーシア・グランツ公爵令嬢は、異世界から落ちてきた聖女ミアに婚約者を奪われ、断罪されて処刑された。殺されるたびに人生が巻き戻り、そのたびに王太子マクシミリアンはミアに心奪われ、アリーシアは処刑、処刑、処刑!
10回目の人生にして、ようやく貧乏男爵令嬢アリーに生まれ変わった。
もう王太子や聖女には関わらない!と心に決めたのに、病弱な弟のために王宮の侍女として働くことに。するとなぜか、王太子マクシミリアンは聖女ミアには目もくれず、男爵令嬢アリーを溺愛し始めて……。
(頭を空っぽにして笑えることを目指したコメディです。2020年に執筆した作品です。本作を読みたいというお声があったため再掲します)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる