458 / 564
第457話 打ち合わせ後
しおりを挟む
「これで打ち合わせは終了とする」
「おわっったー……」
トウマは座ったまま大きく伸びをすると、椅子の背もたれにだらしなくもたれかかった。
その姿を見て隣に座るルークが小さくため息をつく。
「だらしないぞ、トウマ」
「だってよ、ここ数日毎日打ち合わせでよ、それがやったと終わったんだ。こんなにもなるだろ? ほら、ダンデもパンクして机に突っ伏してるぞ」
「うぅー……寮長、大変、辛い、無理……」
「ダンデ、大丈夫だ。俺がいるから、お前一人じゃない」
そこでは突っ伏すダンデの隣で次期副寮長であるスザクが、励ましていた。
そんな二人の正面では次期寮長であるスバンと次期副寮長であるリーフが、打ち合わせの内容を二人で確認し合っている姿があった。
また、トウマとルークの正面には次期寮長のロムロスと次期副寮長のゲイネスが、ダンデたちの方を見ながら「気持ちは分かるよ」と口にしながら苦笑いしていた。
すると突然、次期寮長と副寮長が集まった部屋の扉が開けられる。
「おーおーこんな所に居たのか!」
「っ!? ダ、ダイモン先輩!?」
そこへ現れたのは、ダイモンと遅れてワイズが部屋へと入って来たのだった。
思わぬ人物の登場に部屋にいた全員が驚きの顔をし、先程まで机に突っ伏していたダンデが勢いよく起き上がると近付いて行く。
「ダイモン寮長!」
「おーダンデ、久しぶりだな。いつ以来だ?」
二人が会話を始めるとワイズがルークたちの方に向け口を開く。
「申し訳ない、突然乱入して来てしまって。会議を中断させてしまったか?」
「いえ、打ち合わせが丁度終わった所でしたので」
「そうか。にしても、まさか次期寮長副寮長がこう自主的に集まって会議とは、去年の我輩たちとは全く違うな」
「そういわれれば、少し前までこうして交流してること自体なかったですもんね」
「確かに。こういう雰囲気に変わったのも、大運動会頃だったな」
ロムロスの発言にスバンが思い出す様に頷く。
「大運動会か、それも懐かしいな。お前たちとガチで戦えたのも最高だったな。またやりてえな~」
「ダイモン寮長、久しぶりにこの後組み手をしましょう!」
「お、いいなダンデ。それじゃ早速行くか!」
「はい!」
「ちょっと待て、ダブル寮長」
そこでワイズが勝手に盛り上がり部屋から出て行こうとする二人を止める。
「何だよワイズ」
「そうですよ、ワイズ副寮長」
「はぁ~全く悪い所が似たか。スザク、お前も大変だぞ。覚悟しとけよ」
「は、はい」
「でダイモン、ここに来た理由をもう忘れたのか?」
ワイズにそう問われ一瞬首を傾げるダイモンだったが、直ぐに思い出し「あっ!」と声を上げてワイズの方へと戻って行く。
「そうだった、そうだった。久々の学院でテンション上がって、忘れてたわ」
「我輩も同じだから気持ちは分かるが、伝言はしっかりと伝えないとな」
「伝言ですか?」
ルークの問いかけにダイモンが軽く咳払いして口を開く。
「今週末の王都内イベントにて、お前たち次期寮長と次期副寮長の簡単な紹介をするらしいぞ!」
「あ、はい。知ってますけど」
「……あれ?」
「ん?」
ダイモンが自信満々に告げるもトウマは事前に知っていたらしくそう答えると、ダイモンはワイズの方を見る。
するとワイズは軽く頭を抱え「そうだが、それじゃなくてその後だ」と呟く。
また返事をしたトウマも間違った事を言ってないか不安になってしま、隣のルークへと視線を向けた。
「俺、変な事言ってないよな?」
「ああ、大丈夫だ。何か間違っていたらしいぞ」
そこでワイズがダイモンに代わり話し始める。
「その紹介の時間についてだが、正午過ぎ辺りから数分だけの枠に決まったらしい」
「そうですか。わざわざ伝えていただきありがとうございます」
「学院に戻って来た時に、偶然副学院長と会ってそこで頼まれたからな」
ワイズがそう答えると部屋の扉がノックされ、全員がその方へと視線を向けると部屋に入って来たのは、イルダとマルロスであった。
「おや、ダイモンにワイズもいたのですか」
「イルダにマルロスじゃねえか。お前らも今日でおしまいか? って、凄いくまだなイルダ」
「……ああ、ここずっと逆転生活だったからね」
「イルダからしたらそうだけど、それが普通のサイクルだから仕方ないよ」
「直ぐにでも僕はベッドで寝たいよ」
「で、どうして二人はここに?」
ワイズの問いかけにマルロスは「ワイズとダイモンの声が聞こえて来たから」と答えた。
同じ様に王城にて聴取受けていた同士、愚痴を少し話したいとマルロスは続けるのだった。
「(そうか、ダイモン先輩たちとイルダ先輩たちも今まで聴取を受けてて、それが今日終わったのか。兄貴たちはまだやっているのだろうか?)」
ルークは彼らの話を聞き、オービンやミカロスたちの状況が気になっていた。
するとダイモンたちは伝言も終えたので、部屋から去り始める。
「それじゃ我輩たちは、そろそろ行くとするよ。イルダたちと少し愚痴りに行くからな」
「俺様は別にいいんだが」
「たまには付き合ってくれよ、ダイモン」
そのままワイズはダイモンを引き連れ、イルダたちと立ち去って行くのだった。
その姿を見送った後、ルークたちも改めて解散とした。
解散後ルークとトウマはそのまま寮へと戻り始めた。
「そう言えば、昨日寮に置かれてたチョコ食ったか?」
「チョコ? そんなのあったか?」
「あったよ。お前寮の食堂の所来てないのか?」
「行ったがそんなのなかったぞ」
「じゃ、もう狩り尽された後だったのかもな」
「で、それがどうしたんだよ」
「いや~何でもそれクリスが持ってきたものらしくてな。ピースがいうには、手作りチョコらしいんだよ」
「っ!?」
「でも皆はよ、クリスが手作りチョコなんかする奴じゃねぇって口にして、クリスもモランたちがチョコ作り体験会に行った余りを貰ったらしく、それを皆におすそ分けしたらしいぞ」
そこでルークは足を止めると、トウマも急に止まったルークの方を振り向く。
「……のか?」
「ん? 何つったんだルーク?」
「だから、お前はそれ食ったのか?」
少し悔しそうな表情をしてトウマに問いかけるルークを見て、トウマはちょっと意地悪そうな表情をする。
そして自慢する様に「勿論、食べたぞ」と答え歩き始めるのだった。
ルークは先を歩くトウマに追いつくと引き続き、食べたチョコについての質問を続けるのだった。
一方で、ダイモンたちはというと第3学年しか使用できない一室にやって来ていた。
その部屋にはダイモンたちしかおらず、近くの席に皆が座るとダイモンが最初に口を開いた。
「で、何の話をするんだ? こんな所に来たんだ、どうせ愚痴だけじゃないんだろ」
「分かっていたんだな、ダイモン」
「馬鹿にするなイルダ。それくらい途中で気付いたわ」
「(途中ですか)」
「(途中なんだ)」
ワイズとマルロスは同じ様な事を心の中で思うのだった。
「聴取の内容って事での愚痴もそうだけど、オービンたちの事とか色々とさ情報共有をしたいと思ってね」
マルロスの発言にダイモンは「なるほどね」と頷く。
「にしても、次期寮長副寮長のお披露目とか、そんな事するようになったんだな」
「聞いていたのか、イルダ」
「聞こえただけさ。でもそれだけで、次期寮長副寮長たちがあんな会議するか?」
「どうやらあれは、オービンたちがルークやトウマに早い引き継ぎをしたらしいぞ。それで彼らが筆頭に他の皆と情報共有を始めたらしい」
「へ~誰から聞いたんですワイズ?」
「学院長からさ」
そこで大きくイルダがあくびをする。
それを見てマルロスが、イルダの限界も近いと思い早速本題を切り出していくのだった。
「おわっったー……」
トウマは座ったまま大きく伸びをすると、椅子の背もたれにだらしなくもたれかかった。
その姿を見て隣に座るルークが小さくため息をつく。
「だらしないぞ、トウマ」
「だってよ、ここ数日毎日打ち合わせでよ、それがやったと終わったんだ。こんなにもなるだろ? ほら、ダンデもパンクして机に突っ伏してるぞ」
「うぅー……寮長、大変、辛い、無理……」
「ダンデ、大丈夫だ。俺がいるから、お前一人じゃない」
そこでは突っ伏すダンデの隣で次期副寮長であるスザクが、励ましていた。
そんな二人の正面では次期寮長であるスバンと次期副寮長であるリーフが、打ち合わせの内容を二人で確認し合っている姿があった。
また、トウマとルークの正面には次期寮長のロムロスと次期副寮長のゲイネスが、ダンデたちの方を見ながら「気持ちは分かるよ」と口にしながら苦笑いしていた。
すると突然、次期寮長と副寮長が集まった部屋の扉が開けられる。
「おーおーこんな所に居たのか!」
「っ!? ダ、ダイモン先輩!?」
そこへ現れたのは、ダイモンと遅れてワイズが部屋へと入って来たのだった。
思わぬ人物の登場に部屋にいた全員が驚きの顔をし、先程まで机に突っ伏していたダンデが勢いよく起き上がると近付いて行く。
「ダイモン寮長!」
「おーダンデ、久しぶりだな。いつ以来だ?」
二人が会話を始めるとワイズがルークたちの方に向け口を開く。
「申し訳ない、突然乱入して来てしまって。会議を中断させてしまったか?」
「いえ、打ち合わせが丁度終わった所でしたので」
「そうか。にしても、まさか次期寮長副寮長がこう自主的に集まって会議とは、去年の我輩たちとは全く違うな」
「そういわれれば、少し前までこうして交流してること自体なかったですもんね」
「確かに。こういう雰囲気に変わったのも、大運動会頃だったな」
ロムロスの発言にスバンが思い出す様に頷く。
「大運動会か、それも懐かしいな。お前たちとガチで戦えたのも最高だったな。またやりてえな~」
「ダイモン寮長、久しぶりにこの後組み手をしましょう!」
「お、いいなダンデ。それじゃ早速行くか!」
「はい!」
「ちょっと待て、ダブル寮長」
そこでワイズが勝手に盛り上がり部屋から出て行こうとする二人を止める。
「何だよワイズ」
「そうですよ、ワイズ副寮長」
「はぁ~全く悪い所が似たか。スザク、お前も大変だぞ。覚悟しとけよ」
「は、はい」
「でダイモン、ここに来た理由をもう忘れたのか?」
ワイズにそう問われ一瞬首を傾げるダイモンだったが、直ぐに思い出し「あっ!」と声を上げてワイズの方へと戻って行く。
「そうだった、そうだった。久々の学院でテンション上がって、忘れてたわ」
「我輩も同じだから気持ちは分かるが、伝言はしっかりと伝えないとな」
「伝言ですか?」
ルークの問いかけにダイモンが軽く咳払いして口を開く。
「今週末の王都内イベントにて、お前たち次期寮長と次期副寮長の簡単な紹介をするらしいぞ!」
「あ、はい。知ってますけど」
「……あれ?」
「ん?」
ダイモンが自信満々に告げるもトウマは事前に知っていたらしくそう答えると、ダイモンはワイズの方を見る。
するとワイズは軽く頭を抱え「そうだが、それじゃなくてその後だ」と呟く。
また返事をしたトウマも間違った事を言ってないか不安になってしま、隣のルークへと視線を向けた。
「俺、変な事言ってないよな?」
「ああ、大丈夫だ。何か間違っていたらしいぞ」
そこでワイズがダイモンに代わり話し始める。
「その紹介の時間についてだが、正午過ぎ辺りから数分だけの枠に決まったらしい」
「そうですか。わざわざ伝えていただきありがとうございます」
「学院に戻って来た時に、偶然副学院長と会ってそこで頼まれたからな」
ワイズがそう答えると部屋の扉がノックされ、全員がその方へと視線を向けると部屋に入って来たのは、イルダとマルロスであった。
「おや、ダイモンにワイズもいたのですか」
「イルダにマルロスじゃねえか。お前らも今日でおしまいか? って、凄いくまだなイルダ」
「……ああ、ここずっと逆転生活だったからね」
「イルダからしたらそうだけど、それが普通のサイクルだから仕方ないよ」
「直ぐにでも僕はベッドで寝たいよ」
「で、どうして二人はここに?」
ワイズの問いかけにマルロスは「ワイズとダイモンの声が聞こえて来たから」と答えた。
同じ様に王城にて聴取受けていた同士、愚痴を少し話したいとマルロスは続けるのだった。
「(そうか、ダイモン先輩たちとイルダ先輩たちも今まで聴取を受けてて、それが今日終わったのか。兄貴たちはまだやっているのだろうか?)」
ルークは彼らの話を聞き、オービンやミカロスたちの状況が気になっていた。
するとダイモンたちは伝言も終えたので、部屋から去り始める。
「それじゃ我輩たちは、そろそろ行くとするよ。イルダたちと少し愚痴りに行くからな」
「俺様は別にいいんだが」
「たまには付き合ってくれよ、ダイモン」
そのままワイズはダイモンを引き連れ、イルダたちと立ち去って行くのだった。
その姿を見送った後、ルークたちも改めて解散とした。
解散後ルークとトウマはそのまま寮へと戻り始めた。
「そう言えば、昨日寮に置かれてたチョコ食ったか?」
「チョコ? そんなのあったか?」
「あったよ。お前寮の食堂の所来てないのか?」
「行ったがそんなのなかったぞ」
「じゃ、もう狩り尽された後だったのかもな」
「で、それがどうしたんだよ」
「いや~何でもそれクリスが持ってきたものらしくてな。ピースがいうには、手作りチョコらしいんだよ」
「っ!?」
「でも皆はよ、クリスが手作りチョコなんかする奴じゃねぇって口にして、クリスもモランたちがチョコ作り体験会に行った余りを貰ったらしく、それを皆におすそ分けしたらしいぞ」
そこでルークは足を止めると、トウマも急に止まったルークの方を振り向く。
「……のか?」
「ん? 何つったんだルーク?」
「だから、お前はそれ食ったのか?」
少し悔しそうな表情をしてトウマに問いかけるルークを見て、トウマはちょっと意地悪そうな表情をする。
そして自慢する様に「勿論、食べたぞ」と答え歩き始めるのだった。
ルークは先を歩くトウマに追いつくと引き続き、食べたチョコについての質問を続けるのだった。
一方で、ダイモンたちはというと第3学年しか使用できない一室にやって来ていた。
その部屋にはダイモンたちしかおらず、近くの席に皆が座るとダイモンが最初に口を開いた。
「で、何の話をするんだ? こんな所に来たんだ、どうせ愚痴だけじゃないんだろ」
「分かっていたんだな、ダイモン」
「馬鹿にするなイルダ。それくらい途中で気付いたわ」
「(途中ですか)」
「(途中なんだ)」
ワイズとマルロスは同じ様な事を心の中で思うのだった。
「聴取の内容って事での愚痴もそうだけど、オービンたちの事とか色々とさ情報共有をしたいと思ってね」
マルロスの発言にダイモンは「なるほどね」と頷く。
「にしても、次期寮長副寮長のお披露目とか、そんな事するようになったんだな」
「聞いていたのか、イルダ」
「聞こえただけさ。でもそれだけで、次期寮長副寮長たちがあんな会議するか?」
「どうやらあれは、オービンたちがルークやトウマに早い引き継ぎをしたらしいぞ。それで彼らが筆頭に他の皆と情報共有を始めたらしい」
「へ~誰から聞いたんですワイズ?」
「学院長からさ」
そこで大きくイルダがあくびをする。
それを見てマルロスが、イルダの限界も近いと思い早速本題を切り出していくのだった。
0
あなたにおすすめの小説
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
男女比8対1の異世界に転移しました、防御力はレベル1です
オレンジ方解石
恋愛
結婚式の最中に、夫に他の女と逃げられた花嫁、水瀬透子。
離婚届けを出す直前に事故で瀕死となった彼女は、異世界の女神から『妾と取り引きするなら、助けてやろう』と持ちかけられる。
異世界の《世界樹》の《種》を宿す《仮枝》となった透子は、女神の世界に連れて行かれ、二年を過ごすこととなった。
そこは男女比が8対1という偏った世界であり、女性が《四気神》と呼ばれる守護者に守られる世界。
女神とはぐれた透子は、そこで美形の青年、紅霞に助けられるが……。
※追記の追記を少し直しました。
異世界もふもふ死にかけライフ☆異世界転移して毛玉な呪いにかけられたら、凶相騎士団長様に拾われました。
和島逆
恋愛
社会人一年目、休日の山登り中に事故に遭った私は、気づけばひとり見知らぬ森の中にいた。そしてなぜか、姿がもふもふな小動物に変わっていて……?
しかも早速モンスターっぽい何かに襲われて死にかけてるし!
危ういところを助けてくれたのは、大剣をたずさえた無愛想な大男。
彼の緋色の瞳は、どうやらこの世界では凶相と言われるらしい。でもでも、地位は高い騎士団長様。
頼む騎士様、どうか私を保護してください!
あれ、でもこの人なんか怖くない?
心臓がバクバクして止まらないし、なんなら息も苦しいし……?
どうやら私は恐怖耐性のなさすぎる聖獣に変身してしまったらしい。いや恐怖だけで死ぬってどんだけよ!
人間に戻るためには騎士団長の助けを借りるしかない。でも騎士団長の側にいると死にかける!
……うん、詰んだ。
★「小説家になろう」先行投稿中です★
多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】
23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも!
そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。
お願いですから、私に構わないで下さい!
※ 他サイトでも投稿中
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
転生令嬢の涙 〜泣き虫な悪役令嬢は強気なヒロインと張り合えないので代わりに王子様が罠を仕掛けます〜
矢口愛留
恋愛
【タイトル変えました】
公爵令嬢エミリア・ブラウンは、突然前世の記憶を思い出す。
この世界は前世で読んだ小説の世界で、泣き虫の日本人だった私はエミリアに転生していたのだ。
小説によるとエミリアは悪役令嬢で、婚約者である王太子ラインハルトをヒロインのプリシラに奪われて嫉妬し、悪行の限りを尽くした挙句に断罪される運命なのである。
だが、記憶が蘇ったことで、エミリアは悪役令嬢らしからぬ泣き虫っぷりを発揮し、周囲を翻弄する。
どうしてもヒロインを排斥できないエミリアに代わって、実はエミリアを溺愛していた王子と、その側近がヒロインに罠を仕掛けていく。
それに気づかず小説通りに王子を籠絡しようとするヒロインと、その涙で全てをかき乱してしまう悪役令嬢と、間に挟まれる王子様の学園生活、その意外な結末とは――?
*異世界ものということで、文化や文明度の設定が緩めですがご容赦下さい。
*「小説家になろう」様、「カクヨム」様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる