470 / 564
第469話 ジュリル VS タツミ
しおりを挟む
「タツミ……先生?」
「……」
思わぬ人物の登場にジュリルは驚きを隠せなかった。
一方でタツミは特に顔色一つ変えずに、ジュリルと立ち向かい戦闘態勢をとる。
タツミの登場でモランたちも驚きの声を上げる。
「嘘、どうしてタツミ先生が!?」
「まさか、タツミ先生も裏切ってたの?」
「そんな……」
バベッチは驚くジュリルの事などお構いなしに、戦闘開始の合図を口に出すとタツミはすぐさまジュリルに近付き殴り掛かる。
だがジュリルは、タツミの攻撃をかわし再び距離をとる。
「タツミ先生!」
ジュリルが呼び掛けるもタツミは返事など一切せず、ただ無言のまま再び襲い掛かって来る。
しかも先程よりも速く、鋭い突きや蹴りを仕掛けるのだった。
「(速いっ!)」
だがジュリルは両腕で防ぎつつかわし、タツミの攻撃を流し直撃を避けていたが次の攻撃動作が速く、遂には回し蹴りを防ぎそこない直撃し吹き飛ばされてしまう。
壁に叩きつけられ全身に衝撃が走る。
「(容赦のない蹴り。タツミ先生ってこんなにも強かったですの?)」
ジュリルは体勢を立て直していると、タツミは畳みかけるように距離を縮める。
一気に近付いて来るタツミを目にしジュリルは咄嗟に『アイスレッグホールド』にてタツミの動きを止める。
だがタツミは足元から即座に炎を放出し、内側から凍らされた足元を溶かし始める。
ジュリルはそれを傍観する事無く、次の手を打っていた。
タツミが一瞬足元を見た時に、ジュリルはタツミ目掛け『サンダーストライク』を放っていた。
直後タツミにその攻撃が直撃するとタツミの全身に電気が走り、俯き動かなくなる。
「(気絶した? いや、あの程度の魔法であれほどの身のこなしが出来るタツミ先生が、倒れるはずはないわ。そもそも、今相手をしているタツミ先生は、本当にタツミ先生なのかしら? あの動きに容赦のない攻撃、これまで接して来たタツミ先生からは考えられないですわ)」
そうジュリルが思い始めた時、ふと以前起きた学院誘拐事件を思い出す。
当時その事件については一部伏せられていた。
それはタツミの偽物が現れ、オービンを誘拐し事件を起こした中心人物であったという事だ。
学院側は王国軍と相談の上、学院内から第一王子が誘拐されたという事は伏せられ名前などは公開せずに誘拐事件が発生したと公表していた。
また事件を起こしたのは『モラトリアム』の残党と生き残りであり組織のトップであるロバート・ベンズとされ、事件に関わった生徒にはかん口令が敷かれた。
だがジュリルは偶然タツミと何者かが医務室にて、それに関する会話をしているのを聞いてしまったのだ。
医務室へと頼まれた荷物を運びに向かった際に、扉を軽く叩いたがタツミからの返事がなく不在なのかと思い荷物を内側へと置いておこうと、その時医務室へと入った際に部屋内で会話しているのが耳に入る。
聞こえていなかっただけだと思い、タツミに声を掛けようとしたがその時に誘拐事件の話をしておりジュリルはこの時偶然聞いていたのである。
タツミと瓜二つの人物が学院内に侵入しており、自分がいない所でタツミとしてオービンを誘拐したという事を。
その時ジュリルは内容が気になってしまい、聞き耳を立て少し近付いた時に物音を立ててしまい咄嗟にその場から逃げ出したのだ。
聞いてはいけない事を聞いてしまったと思い、更にはバレずにもう少し聞こうとしていた事がバレたらいけないと思ってしまい身体がそう動いていたのだった。
結局の所姿を目撃されておらず、それ以降もタツミから呼び出しもなかったのでバレてはいないと思いつつもジュリルは聞いてしまった事は忘れるべきだと判断し、頭の隅へと追いやりそれについて詮索するのを止めていた。
ジュリルはその日の事をふと思い出し、もしかしたら今目の前にいるのはその事件に関与したタツミの偽者なのではと思い始める。
「(細かくは分からないですけども、そう考えると何となく現状の合点がいきますわ。どちらにせよ、目の前のタツミ先生は強い。先程より動揺はなくなりましたが、細かくあれこれと考えるのは倒してからですわ)」
目の前のタツミが自分たちを騙していた人物かなどの疑問などは、偽者かもしれないという点でジュリルの中では動揺が弱まり先程よりも戦いに集中できるようになっていた。
するとそこで、全く動かなくなっていたタツミがゆっくりと顔を上げジュリルの方を見つめる。
その目は標的を必ず仕留める狩人の様に鋭く冷たい目であった。
タツミのその視線にジュリルは少しだけ臆するも、引く事なく戦闘態勢をとる。
直後、タツミは足元を凍らされた部分を溶かすのではなく、強引に内側から力で破壊しジュリルの懐へと瞬時に飛び込んだ。
ジュリルは対応が遅れてしまうが、咄嗟に自身の身を守るべく『アイスピラ』をタツミとの間に挟む様に発動するも、タツミは氷柱越しにジュリルの腹部目掛け掌底打ちを放つ。
氷柱は折れ、そのままタツミの掌底がジュリルの腹部に直撃する。
「ぐはぁっ!」
ジュリルは数歩後退させられつつも、直ぐに顔を上げる。
が、目の前にタツミの姿は見当たらない。
次の瞬間、右側後方から右腕を掴まれそのまま結界へと投げ飛ばされる。
更にタツミは追い打ちをかけるように、投げ飛ばした後ジュリルに向け『バースト』を放つのだった。
投げ飛ばさ更には大きな爆発を受けてジュリルは多くダメージを受けてしまい、大きく消耗するが爆発の煙の中倒れずに起き上がる。
ジュリルはまだ諦めておらず、爆発の煙に乗じて瞬時にゴーレム生成を始める。
先程までは早いタツミの攻撃により、生成する時間もなかったが現状ならば相手からも見えずに時間も稼げる為、自身の得意な戦闘へと持って行こうとしていた。
だが、その考えをタツミもしない訳なく爆発の煙中『ウイップ』にて、ジュリルの両手首を風で縛り、吊るすように持ち上げ動きを封じる。
煙も徐々に晴れて行き、両手首を封じられ無防備なジュリルにタツミが近付いて行く。
「(うっ、完全に動きを封じられましたわ。身動きも限られ魔法も使えない、今の状況は少し前の私でしたら本当に何も出来ずに諦めていたかもしれませんわ……ですが、対抗戦から私も学んだのです!)」
目の前にやって来たタツミに対し、ジュリルは顎目掛け勢いよく蹴り抜いた。
タツミは思わぬ攻撃に驚き一歩後退する。
その時にジュリルを縛っていた『ウイップ』が緩み、ジュリルはすかさず両手を組み『フローズンストーム』を放つ。
が、タツミは炎の壁で自身を守りジュリルの首元目掛け手を突き出し、掴み上げる。
「ぐぅぅっ……」
「……」
結界に押し付けられるように、上へと持ち上げられる。
ジュリルは必死に抵抗するも首元を抑えれており逃げられる事が出来なかった。
そしてタツミはもう一方の手をジュリルの腹部に当てると『インパクト』を連続で三発放つのだった。
放ち終えた所でタツミはジュリルから手を離すと、ジュリルはその場でうつ伏せに倒れ込んでしまう。
タツミは倒れるジュリルを見下ろすと、足でジュリルを仰向けにすると小さく咽、口元から吐血していた。
ジュリルはうっすらと瞳を開け見下ろすタツミを見るも、身体がいう事を聞かず動く事が出来なかった。
その状態を見てタツミが結界外にいるバベッチへと視線を向けた。
バベッチも勝負ありを判断し、結界を解き判定を口にしようとした時だった。
突如廊下の一方の壁が吹き飛んで行く。
「っ!?」
まさかの光景と衝撃音にその場にいた全員が一斉に驚き、穴の開いた壁の方へを視線を向けた。
するとそこには、キャップ付きの帽子とサングラスをした女性が一人立っていた。
「少し遅かったようね」
そうその人物がジュリルの光景を目にすると、タツミに対し手を突き出した。
直後、タツミは先程の壁同様に奥にへと一瞬で吹き飛ばされるのだった。
そしてその女性が帽子とサングラスを外し、バベッチに向かって話し掛けた。
「貴方にこれ以上、好き勝手させないわ」
「なっ……どうしてここにいるんだ、ティア」
そこへ現れたのはクリバンス王国女王のティアであった。
更に、遅れてもう一人のサングラスを掛けた女性がティアの後ろから現れ、サングラスを取りバベッチに顔を見せるのだった。
その顔を見てバベッチは驚愕した。
「久しぶりね、バベッチ」
そう声を掛けたのは、アリスの母親であり、ティアやバベッチの同級生であるリーリアであった。
「……」
思わぬ人物の登場にジュリルは驚きを隠せなかった。
一方でタツミは特に顔色一つ変えずに、ジュリルと立ち向かい戦闘態勢をとる。
タツミの登場でモランたちも驚きの声を上げる。
「嘘、どうしてタツミ先生が!?」
「まさか、タツミ先生も裏切ってたの?」
「そんな……」
バベッチは驚くジュリルの事などお構いなしに、戦闘開始の合図を口に出すとタツミはすぐさまジュリルに近付き殴り掛かる。
だがジュリルは、タツミの攻撃をかわし再び距離をとる。
「タツミ先生!」
ジュリルが呼び掛けるもタツミは返事など一切せず、ただ無言のまま再び襲い掛かって来る。
しかも先程よりも速く、鋭い突きや蹴りを仕掛けるのだった。
「(速いっ!)」
だがジュリルは両腕で防ぎつつかわし、タツミの攻撃を流し直撃を避けていたが次の攻撃動作が速く、遂には回し蹴りを防ぎそこない直撃し吹き飛ばされてしまう。
壁に叩きつけられ全身に衝撃が走る。
「(容赦のない蹴り。タツミ先生ってこんなにも強かったですの?)」
ジュリルは体勢を立て直していると、タツミは畳みかけるように距離を縮める。
一気に近付いて来るタツミを目にしジュリルは咄嗟に『アイスレッグホールド』にてタツミの動きを止める。
だがタツミは足元から即座に炎を放出し、内側から凍らされた足元を溶かし始める。
ジュリルはそれを傍観する事無く、次の手を打っていた。
タツミが一瞬足元を見た時に、ジュリルはタツミ目掛け『サンダーストライク』を放っていた。
直後タツミにその攻撃が直撃するとタツミの全身に電気が走り、俯き動かなくなる。
「(気絶した? いや、あの程度の魔法であれほどの身のこなしが出来るタツミ先生が、倒れるはずはないわ。そもそも、今相手をしているタツミ先生は、本当にタツミ先生なのかしら? あの動きに容赦のない攻撃、これまで接して来たタツミ先生からは考えられないですわ)」
そうジュリルが思い始めた時、ふと以前起きた学院誘拐事件を思い出す。
当時その事件については一部伏せられていた。
それはタツミの偽物が現れ、オービンを誘拐し事件を起こした中心人物であったという事だ。
学院側は王国軍と相談の上、学院内から第一王子が誘拐されたという事は伏せられ名前などは公開せずに誘拐事件が発生したと公表していた。
また事件を起こしたのは『モラトリアム』の残党と生き残りであり組織のトップであるロバート・ベンズとされ、事件に関わった生徒にはかん口令が敷かれた。
だがジュリルは偶然タツミと何者かが医務室にて、それに関する会話をしているのを聞いてしまったのだ。
医務室へと頼まれた荷物を運びに向かった際に、扉を軽く叩いたがタツミからの返事がなく不在なのかと思い荷物を内側へと置いておこうと、その時医務室へと入った際に部屋内で会話しているのが耳に入る。
聞こえていなかっただけだと思い、タツミに声を掛けようとしたがその時に誘拐事件の話をしておりジュリルはこの時偶然聞いていたのである。
タツミと瓜二つの人物が学院内に侵入しており、自分がいない所でタツミとしてオービンを誘拐したという事を。
その時ジュリルは内容が気になってしまい、聞き耳を立て少し近付いた時に物音を立ててしまい咄嗟にその場から逃げ出したのだ。
聞いてはいけない事を聞いてしまったと思い、更にはバレずにもう少し聞こうとしていた事がバレたらいけないと思ってしまい身体がそう動いていたのだった。
結局の所姿を目撃されておらず、それ以降もタツミから呼び出しもなかったのでバレてはいないと思いつつもジュリルは聞いてしまった事は忘れるべきだと判断し、頭の隅へと追いやりそれについて詮索するのを止めていた。
ジュリルはその日の事をふと思い出し、もしかしたら今目の前にいるのはその事件に関与したタツミの偽者なのではと思い始める。
「(細かくは分からないですけども、そう考えると何となく現状の合点がいきますわ。どちらにせよ、目の前のタツミ先生は強い。先程より動揺はなくなりましたが、細かくあれこれと考えるのは倒してからですわ)」
目の前のタツミが自分たちを騙していた人物かなどの疑問などは、偽者かもしれないという点でジュリルの中では動揺が弱まり先程よりも戦いに集中できるようになっていた。
するとそこで、全く動かなくなっていたタツミがゆっくりと顔を上げジュリルの方を見つめる。
その目は標的を必ず仕留める狩人の様に鋭く冷たい目であった。
タツミのその視線にジュリルは少しだけ臆するも、引く事なく戦闘態勢をとる。
直後、タツミは足元を凍らされた部分を溶かすのではなく、強引に内側から力で破壊しジュリルの懐へと瞬時に飛び込んだ。
ジュリルは対応が遅れてしまうが、咄嗟に自身の身を守るべく『アイスピラ』をタツミとの間に挟む様に発動するも、タツミは氷柱越しにジュリルの腹部目掛け掌底打ちを放つ。
氷柱は折れ、そのままタツミの掌底がジュリルの腹部に直撃する。
「ぐはぁっ!」
ジュリルは数歩後退させられつつも、直ぐに顔を上げる。
が、目の前にタツミの姿は見当たらない。
次の瞬間、右側後方から右腕を掴まれそのまま結界へと投げ飛ばされる。
更にタツミは追い打ちをかけるように、投げ飛ばした後ジュリルに向け『バースト』を放つのだった。
投げ飛ばさ更には大きな爆発を受けてジュリルは多くダメージを受けてしまい、大きく消耗するが爆発の煙の中倒れずに起き上がる。
ジュリルはまだ諦めておらず、爆発の煙に乗じて瞬時にゴーレム生成を始める。
先程までは早いタツミの攻撃により、生成する時間もなかったが現状ならば相手からも見えずに時間も稼げる為、自身の得意な戦闘へと持って行こうとしていた。
だが、その考えをタツミもしない訳なく爆発の煙中『ウイップ』にて、ジュリルの両手首を風で縛り、吊るすように持ち上げ動きを封じる。
煙も徐々に晴れて行き、両手首を封じられ無防備なジュリルにタツミが近付いて行く。
「(うっ、完全に動きを封じられましたわ。身動きも限られ魔法も使えない、今の状況は少し前の私でしたら本当に何も出来ずに諦めていたかもしれませんわ……ですが、対抗戦から私も学んだのです!)」
目の前にやって来たタツミに対し、ジュリルは顎目掛け勢いよく蹴り抜いた。
タツミは思わぬ攻撃に驚き一歩後退する。
その時にジュリルを縛っていた『ウイップ』が緩み、ジュリルはすかさず両手を組み『フローズンストーム』を放つ。
が、タツミは炎の壁で自身を守りジュリルの首元目掛け手を突き出し、掴み上げる。
「ぐぅぅっ……」
「……」
結界に押し付けられるように、上へと持ち上げられる。
ジュリルは必死に抵抗するも首元を抑えれており逃げられる事が出来なかった。
そしてタツミはもう一方の手をジュリルの腹部に当てると『インパクト』を連続で三発放つのだった。
放ち終えた所でタツミはジュリルから手を離すと、ジュリルはその場でうつ伏せに倒れ込んでしまう。
タツミは倒れるジュリルを見下ろすと、足でジュリルを仰向けにすると小さく咽、口元から吐血していた。
ジュリルはうっすらと瞳を開け見下ろすタツミを見るも、身体がいう事を聞かず動く事が出来なかった。
その状態を見てタツミが結界外にいるバベッチへと視線を向けた。
バベッチも勝負ありを判断し、結界を解き判定を口にしようとした時だった。
突如廊下の一方の壁が吹き飛んで行く。
「っ!?」
まさかの光景と衝撃音にその場にいた全員が一斉に驚き、穴の開いた壁の方へを視線を向けた。
するとそこには、キャップ付きの帽子とサングラスをした女性が一人立っていた。
「少し遅かったようね」
そうその人物がジュリルの光景を目にすると、タツミに対し手を突き出した。
直後、タツミは先程の壁同様に奥にへと一瞬で吹き飛ばされるのだった。
そしてその女性が帽子とサングラスを外し、バベッチに向かって話し掛けた。
「貴方にこれ以上、好き勝手させないわ」
「なっ……どうしてここにいるんだ、ティア」
そこへ現れたのはクリバンス王国女王のティアであった。
更に、遅れてもう一人のサングラスを掛けた女性がティアの後ろから現れ、サングラスを取りバベッチに顔を見せるのだった。
その顔を見てバベッチは驚愕した。
「久しぶりね、バベッチ」
そう声を掛けたのは、アリスの母親であり、ティアやバベッチの同級生であるリーリアであった。
0
あなたにおすすめの小説
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
男女比8対1の異世界に転移しました、防御力はレベル1です
オレンジ方解石
恋愛
結婚式の最中に、夫に他の女と逃げられた花嫁、水瀬透子。
離婚届けを出す直前に事故で瀕死となった彼女は、異世界の女神から『妾と取り引きするなら、助けてやろう』と持ちかけられる。
異世界の《世界樹》の《種》を宿す《仮枝》となった透子は、女神の世界に連れて行かれ、二年を過ごすこととなった。
そこは男女比が8対1という偏った世界であり、女性が《四気神》と呼ばれる守護者に守られる世界。
女神とはぐれた透子は、そこで美形の青年、紅霞に助けられるが……。
※追記の追記を少し直しました。
異世界もふもふ死にかけライフ☆異世界転移して毛玉な呪いにかけられたら、凶相騎士団長様に拾われました。
和島逆
恋愛
社会人一年目、休日の山登り中に事故に遭った私は、気づけばひとり見知らぬ森の中にいた。そしてなぜか、姿がもふもふな小動物に変わっていて……?
しかも早速モンスターっぽい何かに襲われて死にかけてるし!
危ういところを助けてくれたのは、大剣をたずさえた無愛想な大男。
彼の緋色の瞳は、どうやらこの世界では凶相と言われるらしい。でもでも、地位は高い騎士団長様。
頼む騎士様、どうか私を保護してください!
あれ、でもこの人なんか怖くない?
心臓がバクバクして止まらないし、なんなら息も苦しいし……?
どうやら私は恐怖耐性のなさすぎる聖獣に変身してしまったらしい。いや恐怖だけで死ぬってどんだけよ!
人間に戻るためには騎士団長の助けを借りるしかない。でも騎士団長の側にいると死にかける!
……うん、詰んだ。
★「小説家になろう」先行投稿中です★
多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】
23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも!
そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。
お願いですから、私に構わないで下さい!
※ 他サイトでも投稿中
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
転生令嬢の涙 〜泣き虫な悪役令嬢は強気なヒロインと張り合えないので代わりに王子様が罠を仕掛けます〜
矢口愛留
恋愛
【タイトル変えました】
公爵令嬢エミリア・ブラウンは、突然前世の記憶を思い出す。
この世界は前世で読んだ小説の世界で、泣き虫の日本人だった私はエミリアに転生していたのだ。
小説によるとエミリアは悪役令嬢で、婚約者である王太子ラインハルトをヒロインのプリシラに奪われて嫉妬し、悪行の限りを尽くした挙句に断罪される運命なのである。
だが、記憶が蘇ったことで、エミリアは悪役令嬢らしからぬ泣き虫っぷりを発揮し、周囲を翻弄する。
どうしてもヒロインを排斥できないエミリアに代わって、実はエミリアを溺愛していた王子と、その側近がヒロインに罠を仕掛けていく。
それに気づかず小説通りに王子を籠絡しようとするヒロインと、その涙で全てをかき乱してしまう悪役令嬢と、間に挟まれる王子様の学園生活、その意外な結末とは――?
*異世界ものということで、文化や文明度の設定が緩めですがご容赦下さい。
*「小説家になろう」様、「カクヨム」様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる