俺様なイケメン先輩がアナルセックスに嵌まった

はに丸

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これはウレションですか

 欲しい? と問えば欲しいと返す。

 趙武ちょうぶの精を淡く垂れる士匄しかいあなは熟れ、くぱくぱと物欲しそうに動いていた。再び勃起した性器があてがわれ、ずうっと入ってくる。士匄は身を震わせながらその質量を受け入れた。勢いよくに入ってくるそれは、淫欲に溺れた体に十分すぎるほどの歓喜をもたらす。

「あ、は、ああっ、あー、あーっ」

 こちゅんと奥まで突き上げられ、士匄は一気に高みへ跳ね上がった。すっかりとろけた媚肉びにくは淫らに蠢き肉茎を悦び咥えこんでいる。それを堪能するように趙武が勢いよく引き、進み、ず、ず、と怒張で肉襞を擦った。そのたびに士匄の体は踊る。

「ひっ、おぁ、気持ちいい、気持ちいい、また、またいく、いくっ」

 ビクビクと痙攣し、士匄は中で達した。常なら畳みかける趙武は一息つき、士匄の片足を持ち上げ肩に乗せる。自然、士匄の体はねじれ少し横へ向いた。もう片足へ半ば乗っかるように姿勢を良いように動かし、趙武が思いきり腰を叩きこむ。

「お、あ、あ、あ、あー、あー、むり、それっむり、あひっ」

 抉られる角度も場所も変わり、士匄は目を見開いて大きく矯正を上げた。口は閉じられることなくだらだらと涎を垂れ流し、淫情に彩られた顔を、なおいっそう、いやらしくしている。むり、と首を振って手の甲を噛み、頭を抱えてむせび泣く。腹の中が火照り崩れ、肉棒が行き来するごとに快感に拍車がかかる。きがくるう、と目がぐるりと勝手に動き、映し出される部屋が歪んで見えた。

「いく、またいく、いってる、いってるのに、いく、いくっ」

 にゅぐ、にゅぐ、と出し入れされる粘液の音、肉と肉がぶつかる音、そして趙武の息づかいがやけに大きく聞こえるように思えた。士匄は、はひ、はひ、と口を緩ませながら、

「むり、むり、もぉ、あへ、ひ、ひ、むりだ」

 と喘ぎ訴え、腰をガクガクと震わせてさらなる絶頂に達する。もちろん、趙武の動きは止まらず、しっかりと抱え上げた足を腕に抱き、もう片方の手で腰を掴んで容赦なく腰を叩きつけてくる。士匄はもはや絶叫に近い声を上げた。

「も、いっぱい、あ、あ、いっぱいらから、らめ、むり、ぁ、あ、いっく、いく、いってる、お、気持ちいい、気持ちいい、むり、むりっ」

 いつもなら

 ――まだ欲しいでしょう

 と揶揄する趙武であったが、何も言わぬ。この青年は目の前の士匄を食べることに夢中になり、集中し、己の想いを注ぐことで頭がいっぱいであった。士匄は趙武の熱く重い情念を止まらぬ快楽として受け入れ、溺れかけている。ずっと恋しいのか、それともそのば限りの気持ちなのか、もはや己でもわからず、洪水のような淫楽の奔流に潰され沈められていく。

「あー、趙孟ちょうもう、あ、また、趙孟が、あ、あ、あっあっ、あっ」

 体が打ち上げられた魚のようにヒクンヒクンと跳ね、のけぞりながら士匄はこれ以上なく達し、陰茎から勢いよく体液が迸り放たれた。精液ではありえない量と質に、

「え」

 と、趙武が目を丸くして、呆気にとられる。そのはずみだったのか、びゅーっと士匄の中に射精した。

「あー……」

 放精の快にアホのような声を出し、趙武は息をついた。は、は、と荒い二人の息だけが、部屋の中へ溶けていく。ずる、と抜いて身を離し、趙武が覆いかぶさって士匄に流れ落ちた体液を見る。

「えっと、おしっこ……。のわりには、臭いが? え? 范叔はんしゅくのこれお漏らしですか、ウレションですか?」

 性に対して年増とオボコが混ざる青年は、極めて間抜けな言葉を吐いた。未だ腹の奥にある疼きおさまらず、濃厚な余韻の中にいた士匄は、即座に答えられない。臭いはしないし、などと手にとって嗅ぎだす無粋なとんまを、怒鳴りつけることもできない。

 未だ欲に痺れた脳を総動員し、ゆっくりと手招きをした。趙武が、小犬のようなかわいらしさでそばに寄ってきて侍った。

「ねえ、范叔。お漏らしですか? 極まって嬉しくておしっこしたんですか?」

 声に喜色がありありと見えた。欲しいモノの弱みを握ったという嬉しさと熱情があからさまであった。

「……っ。は……。それは、潮、だ。セックスで極まりすぎると、たまに出す、女が。趙孟、は、わたしに色々、くださるようで……」

「おしっこじゃあないんですか……」

 趙武が心底、残念そうに言った。尿であれば、それを手に取り臭いを嗅いで浮かれていたお前は変態すぎる、と士匄は怒鳴りつけたかったが、口がうまく回らなかった。

「……違う」

 とりあえず、それだけを言って、士匄は息を吐いた。趙武がその様子を見たあと、そろりと手を伸ばして、あらわになったままの胸を触った。色味が十分に乗っているそれを、士匄は力ない腕で、ゆったりと弾く。

「サカるな、終わりだ終わり。一気に冷めた。はー……。疲れた。無理。色々と無理」

「范叔はまだ体力ございますでしょう」

 趙武が、がっついたことを言う。覚え始めた童貞そのものであった。あの、士匄を包み羽交い締めにするような粘性は霧散し、めんどくさいガキでしかない。その美しいかんばせは頬を染め、欲情が浮かぶ瞳は扇情的である。清楚な見た目なだけに、人によってはむしゃぶりつくであろう。鳴かせてやりたい、と獣欲に身を任せるやからもいるに違いない。

 が。士匄はその意味で趙武にそそることはない。美しく透明な水の底に重い泥が沈んでいるような、健全なくせにいびつな精神性をもっと楽しみたいのである。上澄みのおきれいな水面でちゃぷちゃぷと遊びたいわけではないのだ。
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