汚部屋へGO!〜戦いの記録

はに丸

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前座。友人の家がヤバかった

第2話 友人の部屋が想像を超えてヤバかった

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 口頭で部屋の詳細は聞いてないが、台所に虫が湧いたくらいである。1日で完璧な掃除、片付けができるわけがない。

 また、そんな部屋になっている以上、掃除用具などの期待はできない。が、過剰に持っていっても無駄や邪魔になりかねない。

 以下、用意したもの。でかいダイソーが近所にできていてよかった!!

 *ニトリル手袋
 →普通のゴム手袋は手にフィッテングしないので作業にストレス出るから

 *フローリング用のウエットシート、台所油汚れ用強力ウエットシート

 *小さなほうきとちりとりセット

 *ハンディモップとモップ部分の替え

 ゴミ袋は自治体指定のものがある可能性のため、今回はやめた。極めて近い友人なのだが(たまたま友人が私と同じ沿線に引っ越してきていたのだ)、住む自治体は違うので、わからなかったのである。

 で。ここから掃除した当日の忘備録をコピペしながら所感も述べる。

 ◆◇◆

 一人暮らしで、家が汚部屋を極まってしまった友人宅の『ゴミ捨てのついでの掃除』をしてきたのですが、

 どういう過程でこうなってしまったのかわかる部屋、そして台所ということもふまえてちょっと想定を超えてたので、

 個人の尊厳プライバシーを守りつつ語ります。

 まず助かったのが推しグッズを完璧に並べて飾っていたこと。

 これはマジ良かった。買ったけど放置しっぱなしグッズがほぼ無い。埃よけケースもしており、ここはマジ良かった。

 ゆえに
 家の外から出すゴミ不用品
 と
 積み上がってる服

 が基本の敵である。

 愛は大切にしよう。

 さて。

 部屋は1Rの変化型。キッチンはダイニングと言うほど広くないが、擬似DK式でルートの間に壁がある。寝室にもなるルームとは扉で分かれていないが、匂いや油汚れは直接来ない。まあ、なんとなく察して欲しい。

 玄関を開けると廊下があり、こちらに風呂トイレ洗濯機などの水回り。廊下の奥にある扉を開けると1ルーム&キッチンである。

 その意味でも珍しくもない1ルームマンション。

 ゴミは玄関を開けて廊下、部屋まで延々とあり、ベッドが避難所。

 服の収納場所そのものが少なく、いくつかの箱に盛り上がって部屋の壁横に並んで鎮座。このマンションになは納戸もしくはクローゼットが無いか小さいらしい。ここは確認できなかった。

 台所は、ゴミで埋まっている。

 この台所のゴミ状態が容易くシミュレーションできる。

 料理をして、洗い物をしなかった。
 つぎも、適当などんぶりなどで汁物を食い、洗い物をしなかった。これが数日たったあとに、たぶん心が麻痺し放置。

 その後、買ってきた弁当を食べ、洗って流し台に放置。それがひろがり、コンロの上、ふたを開けっ放しの炊飯器の中へ。

 もちろん床にも散乱&積み上がっている。こちらはコンビニ袋などに入っている様子。

 こう、スーパーかコンビニのミニ系弁当の、蓋と皿箱のタワーが積み上がってたのよ。

 ここまでくると、耐える耐えれないでなく、脳が思考を拒否する。

 ゴミ捨てをしようとゴミ袋に入れて、中途半端に終わってるものも多く、これが床を占拠しているのも特徴的。口を閉じている袋は僅少。

 一人暮らしの疲れもあって脳が完全に麻痺したんだと思う。

 推しグッズ、あと香水やメイク道具などをきちんと並べていて、洗濯用洗剤や風呂洗剤も所定の位置に。食器用洗剤もきちんと予備まである。

 本質的に汚部屋を作る性格の人ではなかったはずなのだ。

 しかし、仕事に疲れすぎて、半ば鬱になりかけていた時期に部屋が掃除できなくなり、精神が向上している今でも、もはやどうすることもできていない。

 仕事が大変そうな時期にもちょいちょい会っていたのもあるし、生活と社会行動のバランスが崩れたうえでの、惨状と思われた。痛々しい。

 基本生活空間の寝室ルームはゴミと服が床を占拠し、まさに足の踏み場がないが、汚部屋住人でもあった私は平気で歩いた。

 避難場所のベッドも、ゴミらしきものがあったが、今は台所と寝室の床の確保が先決である。

 ここから、俺たちの戦いが始まるのだ。
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