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ただただ産まれなおすわけないだろう?
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目を覚ますと今度は白い空間だった。
まぁもっと言いたいことは? と言われても「白」としか言い様のないほど白い空間であった。
そして目の前には傾国……とまではいかないがモデルのある程度まではいけるんじゃないか? ってくらいまでの美女はいた。
絶世でもないな。
……おや、少し目がきつくなった。
あの人と同じで読まれているようだ。
思考に気を付けなければならないな。
「俺は喋れるのに思考読むのは賞賛しませんよ」
「あら? 私は読んでないけど? 勘よ。勘。何か微妙な美女って言われた気がしたのよ」
嘘つきめ。
俺は嘘つきは大好きだ。
なぜかって? 考えろ。
まぁ思考もあまりしたくないのだ。
目の前の女に思考を読まれてることだし。
「さてと、さっさと転生しなさいよー? 何で私が……ブツブツ」
そして頷く……と見せかけていきなり目の前の彼女に接吻をする。
……あぁ、勿論深い接吻だ。
なぜかって? そりゃあ愛を伝えるためさ。
彼女はエメラルド色の髪を逆立たせ、俺を突き飛ばした。
「……なっ! なにすんのよっ! いっ……」
「ははっ、俺の愛を受け取ってくれよ」
「何を……っ? 何を……したの……っ!?」
彼女は膝をつき、顔色がただでさえ白いのに今は人形のように白くなっている。
俺は白いのは美しいとは思わない。
何故かって? 外面が白くたって中身がどす黒い奴は結構いるからさ。
中身が白い奴の方が美しいと思うのさ。
カモだしな。
「さぁ、俺の愛に殺されるか? あぁ、舌を噛んだのは謝るよ。ほら、口に入れるだけだと不安じゃないか。舌に傷を付けた方が何かと良いかと」
「……こんのっ……ゲス野郎っ……! キュアー!」
「あぁ、無駄無駄。これさ、ある世界で神を殺すために特別作られたみたいでさぁ。魔法とか神の力は通じないんだって。そして面白いのが何故作られたのかって事だよね。そんな執念深い奴が作ったんだけど動機がまた面白くって!」
「…………」
……えー、鉄板ネタになると思ったのに。
まぁいいや。続けよ。
「でさー、なんだったと思う? オラ、答えろよ」
「カハッ……! 知らないわよ……そんなのっ!」
「答えてくれたって良いじゃん。いやさ、動機は恋人が死んだから神様から取り返そうとしたんだって! 面白いよね。愛に満ちた毒と思わない?」
腹を蹴りあげられた彼女は答えない。
何故蹴りあげたかって? 蹴りやすい腹してるのがわるい。
そこで死にかけの蝉みたいに転がって呻いてる彼女には悪いけど……まぁ例えたみたいに蝉ってたまに飛んでくるじゃないか。それみたいに最後の足掻きをされては困るんだ。
「さて、俺の毒で死んでいきなよ」
「……ァ……コ」
彼女の顔にフーッと息を吹き掛ける。
この能力を使ってみて気づいたのだが、これは体液を使うようだ。
今さっきと今回のは唾液を使ったみたいだ。
多分あの爺がやり過ぎないように鎖をつけたんだ。
コレがあることによって俺は使いすぎると枯渇する。
水を飲めばいいと思うかもしれないが戦闘中に水を飲ませてくれるバカは一体何人いるのだろうか。
あと、これは俺には効かないようだ。
コレだけなのな全部なのかは後で実験するとしよう。
おや? 彼女は俺の愛に耐えきれなくてもう事切れている。
ということは。
「俺は神になったのか。実感が薄いな。……ん? 魂をどうしますか? というウィンドウがあるな。元女神の魂をどうするか、ということだろう。じゃあ、記憶そのままで転生させておこう。これはこれで玩具になりそうだからな」
さて、俺はラノベも少々嗜んでいたのでステータスというものがあるんじゃないかと思っている。
というかあの爺の事だ作っている。
「ステータスオープンとでも言えば良いのか? おや、出てきた。王道過ぎてもはやデジャヴだな」
ステータス
名前*****
年齢****
種族****
スキル
毒物生成(全て)
毒物耐性(自らの毒のみ)
アカシックレコード全閲覧権
なるほど。
つーかあの爺ホント、この能力しかくれなかったのか。
む? アカシックレコード?
アカシックレコードを見ることのできるのか。
まぁこれは神の特権なのだろう。
前任のこともしりたいし、見ておくとしよう。
……む。これは時間のかかりそうだ。
アカシックレコードは六十兆七千五百八十億九千八万七千三百五ページもある。
まぁこれは神になった俺には腐るほど時間はある。
爺には悪いが読み終えるまで待ってもらうとしよう。
ちなみにアカシックレコードは歴史、ではなく知識を教えてくれるようだったのでとても助かった。
まぁもっと言いたいことは? と言われても「白」としか言い様のないほど白い空間であった。
そして目の前には傾国……とまではいかないがモデルのある程度まではいけるんじゃないか? ってくらいまでの美女はいた。
絶世でもないな。
……おや、少し目がきつくなった。
あの人と同じで読まれているようだ。
思考に気を付けなければならないな。
「俺は喋れるのに思考読むのは賞賛しませんよ」
「あら? 私は読んでないけど? 勘よ。勘。何か微妙な美女って言われた気がしたのよ」
嘘つきめ。
俺は嘘つきは大好きだ。
なぜかって? 考えろ。
まぁ思考もあまりしたくないのだ。
目の前の女に思考を読まれてることだし。
「さてと、さっさと転生しなさいよー? 何で私が……ブツブツ」
そして頷く……と見せかけていきなり目の前の彼女に接吻をする。
……あぁ、勿論深い接吻だ。
なぜかって? そりゃあ愛を伝えるためさ。
彼女はエメラルド色の髪を逆立たせ、俺を突き飛ばした。
「……なっ! なにすんのよっ! いっ……」
「ははっ、俺の愛を受け取ってくれよ」
「何を……っ? 何を……したの……っ!?」
彼女は膝をつき、顔色がただでさえ白いのに今は人形のように白くなっている。
俺は白いのは美しいとは思わない。
何故かって? 外面が白くたって中身がどす黒い奴は結構いるからさ。
中身が白い奴の方が美しいと思うのさ。
カモだしな。
「さぁ、俺の愛に殺されるか? あぁ、舌を噛んだのは謝るよ。ほら、口に入れるだけだと不安じゃないか。舌に傷を付けた方が何かと良いかと」
「……こんのっ……ゲス野郎っ……! キュアー!」
「あぁ、無駄無駄。これさ、ある世界で神を殺すために特別作られたみたいでさぁ。魔法とか神の力は通じないんだって。そして面白いのが何故作られたのかって事だよね。そんな執念深い奴が作ったんだけど動機がまた面白くって!」
「…………」
……えー、鉄板ネタになると思ったのに。
まぁいいや。続けよ。
「でさー、なんだったと思う? オラ、答えろよ」
「カハッ……! 知らないわよ……そんなのっ!」
「答えてくれたって良いじゃん。いやさ、動機は恋人が死んだから神様から取り返そうとしたんだって! 面白いよね。愛に満ちた毒と思わない?」
腹を蹴りあげられた彼女は答えない。
何故蹴りあげたかって? 蹴りやすい腹してるのがわるい。
そこで死にかけの蝉みたいに転がって呻いてる彼女には悪いけど……まぁ例えたみたいに蝉ってたまに飛んでくるじゃないか。それみたいに最後の足掻きをされては困るんだ。
「さて、俺の毒で死んでいきなよ」
「……ァ……コ」
彼女の顔にフーッと息を吹き掛ける。
この能力を使ってみて気づいたのだが、これは体液を使うようだ。
今さっきと今回のは唾液を使ったみたいだ。
多分あの爺がやり過ぎないように鎖をつけたんだ。
コレがあることによって俺は使いすぎると枯渇する。
水を飲めばいいと思うかもしれないが戦闘中に水を飲ませてくれるバカは一体何人いるのだろうか。
あと、これは俺には効かないようだ。
コレだけなのな全部なのかは後で実験するとしよう。
おや? 彼女は俺の愛に耐えきれなくてもう事切れている。
ということは。
「俺は神になったのか。実感が薄いな。……ん? 魂をどうしますか? というウィンドウがあるな。元女神の魂をどうするか、ということだろう。じゃあ、記憶そのままで転生させておこう。これはこれで玩具になりそうだからな」
さて、俺はラノベも少々嗜んでいたのでステータスというものがあるんじゃないかと思っている。
というかあの爺の事だ作っている。
「ステータスオープンとでも言えば良いのか? おや、出てきた。王道過ぎてもはやデジャヴだな」
ステータス
名前*****
年齢****
種族****
スキル
毒物生成(全て)
毒物耐性(自らの毒のみ)
アカシックレコード全閲覧権
なるほど。
つーかあの爺ホント、この能力しかくれなかったのか。
む? アカシックレコード?
アカシックレコードを見ることのできるのか。
まぁこれは神の特権なのだろう。
前任のこともしりたいし、見ておくとしよう。
……む。これは時間のかかりそうだ。
アカシックレコードは六十兆七千五百八十億九千八万七千三百五ページもある。
まぁこれは神になった俺には腐るほど時間はある。
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