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さぁしゃお、近所の少年に話しかけられる
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留学してかなりの日が過ぎた。
他の国から来た留学生とも仲良くなった。
とくにドイツから来た留学生は同じプログラムで動いているせいかとても仲良くなり、行動を共にすることが多かった。
ちなみに彼らも同様に中国語が話せず、英語で会話をしていた。
ある日、ドイツ人留学生ルークと一緒にマクドナルドに行ったところ、隣に座った小学生ぐらいの男の子に話しかけられた。
どうやらドイツ人と一緒にいるせいか、東洋の顔つきをした私を中国人だと思ったらしく、ずっと中国語で話しかけられ続けている。
…これは困った。
いくら中国語に慣れてきたとはいえ、話せるどころか、長文になると全く聞き取れない。
「ごめんね、中国語話せないんだ。留学生でさ。」
何とか伝えたものの
「ア?ティンブドン!」(訳:ききとれないなあ!)
といいながらずっと話しかけてくる。
ルークは私よりも中国語がわからないが状況を説明し助けを求めた。
しかし、ハンバーガーを注文しに席を立ってしまった。
おいおいおい…逃げられたじゃないか…
腹をくくった。
ここは私一人で乗り切るしかない。
私「君、一人なの?お母さんは?」
男の子「~~~~~~」
私(仕事でいないってことかな、とりあえず通じたかな。)
男の子「どこに住んでるの?留学生なんでしょ?」
私(どこに宿泊してるかってことか!)
私「この近くのホテルだよ。」
男の子「俺の家はここの道を~~~~~~」
私(家までの道案内を始めた!?)
男の子「~~~~~~」
私(いやー、わかんないな…全く聞き取れない…)
男の子「~~~~~~」
私(あ、ルークが注文から戻ってきた!)
私「ごめん、友達が底の席に座りたいみたいなんだ。」
男の子「そうか!じゃあまたな!楽しかったぜ!」
ふぅ…驚いた。
私は語学留学目的ではないので、英語だけ話せれば大丈夫だと思ってきたが思わぬところで中国語が必要になってしまった。
全く話せないながら、初歩の初歩の中国語教本を一冊読んできてよかった。
発音はひどかっただろうが何とか伝わった。
正確に伝わってはいなかったと思うけど、やっぱり話せると楽しい。
注文から帰ってきたルークが言った。
ル「お前、すごいじゃん!中国語話せないとか言ってたけど楽しそうに会話できてたな!」
私「ルークも話しかけられるかもよ?少し勉強しておいたほうがよさそうだよ…」
ル「大丈夫、お前が訳してくれるんだろ?」
正確に訳すことなんてできないよ…
ルークよ、お前も努力をするんだ…!
他の国から来た留学生とも仲良くなった。
とくにドイツから来た留学生は同じプログラムで動いているせいかとても仲良くなり、行動を共にすることが多かった。
ちなみに彼らも同様に中国語が話せず、英語で会話をしていた。
ある日、ドイツ人留学生ルークと一緒にマクドナルドに行ったところ、隣に座った小学生ぐらいの男の子に話しかけられた。
どうやらドイツ人と一緒にいるせいか、東洋の顔つきをした私を中国人だと思ったらしく、ずっと中国語で話しかけられ続けている。
…これは困った。
いくら中国語に慣れてきたとはいえ、話せるどころか、長文になると全く聞き取れない。
「ごめんね、中国語話せないんだ。留学生でさ。」
何とか伝えたものの
「ア?ティンブドン!」(訳:ききとれないなあ!)
といいながらずっと話しかけてくる。
ルークは私よりも中国語がわからないが状況を説明し助けを求めた。
しかし、ハンバーガーを注文しに席を立ってしまった。
おいおいおい…逃げられたじゃないか…
腹をくくった。
ここは私一人で乗り切るしかない。
私「君、一人なの?お母さんは?」
男の子「~~~~~~」
私(仕事でいないってことかな、とりあえず通じたかな。)
男の子「どこに住んでるの?留学生なんでしょ?」
私(どこに宿泊してるかってことか!)
私「この近くのホテルだよ。」
男の子「俺の家はここの道を~~~~~~」
私(家までの道案内を始めた!?)
男の子「~~~~~~」
私(いやー、わかんないな…全く聞き取れない…)
男の子「~~~~~~」
私(あ、ルークが注文から戻ってきた!)
私「ごめん、友達が底の席に座りたいみたいなんだ。」
男の子「そうか!じゃあまたな!楽しかったぜ!」
ふぅ…驚いた。
私は語学留学目的ではないので、英語だけ話せれば大丈夫だと思ってきたが思わぬところで中国語が必要になってしまった。
全く話せないながら、初歩の初歩の中国語教本を一冊読んできてよかった。
発音はひどかっただろうが何とか伝わった。
正確に伝わってはいなかったと思うけど、やっぱり話せると楽しい。
注文から帰ってきたルークが言った。
ル「お前、すごいじゃん!中国語話せないとか言ってたけど楽しそうに会話できてたな!」
私「ルークも話しかけられるかもよ?少し勉強しておいたほうがよさそうだよ…」
ル「大丈夫、お前が訳してくれるんだろ?」
正確に訳すことなんてできないよ…
ルークよ、お前も努力をするんだ…!
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