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1章

ふぇぇぇ?!

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んぅ…
なんか眩しい…


( つω-。 ` )ゴシゴシ


「おっ、やっと目が覚めたか?」



ふぇ?!


目を開けるとすっごく背の高い男の人が真上から覗いていた。



「ふわぁ!ち、ちかい!!」


顔が真っ赤になってしまい慌てて起き上がる。



僕はずっと1人だったからこんなに人が近いのは慣れてないんだよぅ。




「お、すまんすまん。俺はグロリオサ騎士団団長のレオ・フレールだ。よろしくな。」




「ぼ、ぼくは優來(ゆら)です。よ、よろしくおねがいしましゅ」




か、噛んでしまった…
恥ずかしすぎるぅ(//∀//)




(ボソッ)「可愛すぎんだろ…」




「ふぇ?」チラッ首こてん




「うっ、んん、いや、何でもない。それよりユラ、お前カスミソウ畑で倒れてたんだぞ。まさかと思うがその髪の色と瞳とその容姿異世界からの転生者じゃないだろう?」




「あ、僕実は地球っていう所から来たんです。信じてくれないかもしれないけど…」





「やっぱりか…実はそうじゃないかと思ってたんだ。」





「信じてくれるんですか?」




「あぁ、そういう言い伝えがあるしな。そうか、ユラはルピスだったか…」


そう言うとレオは考え込みだした。




「あの、もしかして僕何かされるんですか?こ、殺されたり…?」




「は?!そんな訳ないだろう!異世界からの転生者は神からの使いと言われているんだ。俺たちはルピスと呼んでいる。ルピスが現れるとき魔王が復活してそれを倒すために手助けしてくれるのがルピスである、という言い伝えがあるんだ。」




「えっ、僕が魔王を倒す手助けをするんですか?!」



「言い伝えによるとそうらしいぞ。」




「無理です!絶対無理!僕なんて誰からも頼られたことなんてないし…それにまず魔王を倒す方法も知らないし…とにかく手助けなんてぜーったい出来ません!!」





「うーん、確かにこんなちっちゃな子どもにそういったことは出来そうにないな。」



そう言ってレオはまた考え始めた。



ムッ!!(*`н´*)

「僕はちっちゃくても子どもじゃありません!確かにレオの身長には遠く及びませんけどちゃんと成人してます!」




「は?!いやいやいや、そんな強がらなくていいんだぞ。」





٩(๑`^´๑)۶ムキー!!!

確かにちっちゃいし顔も童顔だしそう見えなくもないかもしれないけどさ、傷つくぞ…





「強がりなんかじゃありません!こう見えても20歳ですっ!」




「…………へっ?…………」



レオお顔やばいよ。
口があんぐりしてるし…



「ふっ…ふふふ、あはははっ!!レオのお顔面白いです!」




「はっ、す、すまない。まさかユラが成人してるとは…こんなにちっちゃいのに…」




「そんなちっちゃいちっちゃいて言わないでください!」





「いや、だってユラの身長はこちらの世界だと10歳くらいの平均身長だぞ…?」





「ふぇぇぇ?!?!10歳!!?」




もう僕にはショックがおっきすぎました。10歳は辛すぎます(´._.`)
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