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1章 神さまの嫌われもの
第2話 厄憑き
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ザイナスは生まれついての厄憑きだ。とかく災難が付き纏う。
何しろ全てに間が悪い。巡り合わせがなお悪い。それがどうやら度を越している。運がないのを通り越し、厄がザイナスに憑いている――故に、厄憑きだ。
御柱に嫌われたかな、などと考えた事もある。
信心が足りないせいだ、とも考えて生き来た。
よもや、奉神不在とは。健気なザイナスの信仰は、ずっと空回りしていた訳だ。
だだ、そんな予感はなくもなかった。故に、ホーカソン司祭の見立ても動揺は少ない。勿論、不安は大いにある。正直、途方に暮れていた。
息を吐く。射し込む光に埃が踊った。
司祭はザイナスを納屋に置いて行った。今は沙汰を待つしかない。ただ、閂はやりすぎだ。うっかり死ねば屍鬼に堕ちる身だとしても。
屍鬼は討伐対象の人喰いだ。主には聖堂守護兵が処分している。ザイナスも森でよく追い掛けられた。結局、調伏はリズベットに頼りきりだ。
嫌な想像を振り払い、ザイナスは腰を下ろせる場所を探した。漏れる僅かな光を頼りに、ぼんやり辺りを見渡すも、納屋の奥はただ埃臭い暗闇の煮凝りで塞がっている。しばらくは、ここにいる他なさそうだ。
託宣を授けはしたものの、司祭もザイナスの処置を持て余しているのだろう。この街の教会の管理元、ラングステンの大聖堂に沙汰を丸投げするつもりだ。今ごろ商工会の伝信所に駆け込み、上級司祭に泣きついているに違いない。
想像以上に大ごとだ。とはいえ、いずれこうなる可能性もあった。司祭を訪ねたのは父の勧めだが、適神の見立て直しはザイナスも考えていた事だ。
白神の信仰は子供が多い。将来を鑑み適神を見立てて、再び洗礼を受けるのが一般的だ。人には凡そ三度の洗礼の機会がある。赤子は親に導かれ、行く末を見て自ら選び、拠り所を見出して生涯を全うする。
奉じる柱はそのたび変わるが、生涯ひと柱を信仰する者も、移り気な者も様々だ。教会の許す限り、転向は自由だ。ただし、奉神不在は在り得ない。
信仰は神との契約だ。それに応じて加護を授かる。魂の導きはもちろんの事、技能や知識、資質があれば聖霊術を習得し、奇跡を行うこともできる。
授かる加護は奉神で異なるが、生まれ変わりが約束されている。
基本の権能は似通っているが、御柱の権域で加護は特化する。智神であれば学術に、技神であれば手先の技能に伸びしろが生じる。
白神は知力、体力が伸びるが、ただし高位になるにつれ、並みならぬ徳力と修練が必要になる。幼きものの護り手と呼ばれる所以だ。
なお、こうした神格は聖典の括りに基づいている。新聖座では三柱四組の十二柱。旧聖座では二柱六組の十二柱。人の都合だが御柱の本質は変わらない。
ザイナスの場合、父が白神の司祭であり、教会務めも生涯のものと考えていた。成人の見立ては背信のようで気が進まなかったし、何よりこんな厄憑きを、どれも受け入れてくれなさそうだった。結果は――案の定だ。
ザイナスの吐息で埃が踊った。きらきらとしたそれを、ぼんやりと目で追った。
暗闇はそれで心地もよいが、ひとり思いに沈みがちだ。目が慣れても辺りは暗い。緩んだ隙間の細い光は、せいぜい淡く見通せる程度だった。
棚にランタンらしきものを見つけ、ザイナスは壁際に近づいた。懐に手を入れ、火付け石を弄る。指先の痛みに飛び上がった。咥えて鉄の味を舐めながら、慎重に手を入れた。帯布にナイフを巻いており、どうやらそれで突いたらしい。
厄憑きは万事がこの調子だが、死ぬ目に会うよりは大した事でもない。
面倒なのは人絡みだ。以前は厄憑きを揶揄する嫌がらせも多かった。こと妹が優秀なせいで、余計に盆暗と映るらしい――ザイナスはそう考えていたが、実は見目にも問題があった。人買いに攫われ掛けたのも一度や二度ではない。
そうしたものの殆どは、嫉み妬みが根にあった。ただ、相手がそれをけろりと忘れる。馴れ々々しくさえなって来る。そういうものか、とザイナスは諦めている。
とはいえリズベットが一緒の時分は、まだ厄憑きもましだった。彼女が遠くの寄宿舎に入ってからは、こうした災難が続いている。司祭の見立てはその最たるものだ。思えば、しっかり者の妹がザイナスの唯一の加護だったのだろう。
埃を被ったランタンを取り上げ、芯と油を確かめた。まだ辛うじて使えるようだ。薄暗がりでぼんやりと眺め、ザイナスはふと地霊術を思った。
それは無駄な知識だが、ザイナスの思索の一角を占めている。どうやら白神の加護が薄く、聖霊術も望みがないと確信してからは、こうした俗な占術を収集するのがザイナスの趣味だった。
そも、聖霊術は御柱の奇跡だ。信仰と鍛錬の賜物でもある。御柱に依らない奇跡などなく、農業、土木、工業、通信といった社会の基盤を向上させている。
脂の滴る焼き串が欲しい。そうした願いを叶えるのではなく、肥えた家畜を育てることや、火起こし、精錬、器具作り、食物の保存や加工といった作業に奇跡を交えて、高効率に行える。結果、脂の滴る焼き串が安価で店先に並んでいる。
それが、御柱の示す加護の方向性だ。
そんな奇跡が縁遠いせいか、ザイナスの嗜好は柱に依らない。惹かれた地霊術も、そうした占い呪いの類だ。
地霊術は五十九種の印章からなる辺境伝承の寄せ集めだ。稼穡や狩猟の呪いかと思えば、闘諍、製造、物理、治癒、安寧、神霊、屍役、知識、芸術といった、およそ脈絡のない十もの括りから成っている。
中には死体に作用する降霊、従僕といった冒涜的な呪印もあって、降神以前の辺縁に生じた文明の怨念めいたものを感じる。大上段に構えて見れば、そんな民俗学的な所以に惹かれた、と言えなくもない。
ただ、そうした収集でザイナスが地霊術の大家になったかというと、そうでもない。出自はあくまで俗な卜占だ。褒められた趣味ではなかった。
曲りなりも教会の息子だ。不信心を公言するのは憚られる。
埃を被ったランタンを見つめ、ザイナスは頭の中に空回る呪印を隅に押し遣った。慎重に懐に手を入れ、帯布を解いて火付け石を取り出す。ナイフの柄で擦って灯を点けた。勿論、この方が確実だからだ。
地霊術が信仰を必要としない唯一の奇跡なのは確かだが、子供の間でいっとき流行る拙い遊び、呪いごとの類であるのもまた事実だ。
ランタンを翳して納屋の中を眺めながら、いつまで此処にいるのだろう、とザイナスは思案した。よもや、ラングステンから磔刑など言い渡されたりは――。
ラングステン――大事な用を思い出した。
そこに妹の、リズベットの寄宿舎がある。ホーカソン司祭の推薦で入った大手の神学校だ。汽車でモルンの街まで一日、さらにハルムの里まで徒歩二時間。その大層な行程を、リズベットは特例で月に一度も往復している。
変な汗が出た。リズベットは今夜の便で帰る予定だ。送り迎えはザイナスの務めだ。見立てで教会を訪れたのも、リズベットの迎えるついでがあったからだ。
ホーカソン司祭はいつ戻るだろう。ザイナスは、慌てて扉の具合を確かめた。納屋の建付けは緩んでいるが、扉にはしっかり閂が下りている。
まだ陽は射しているものの、夕刻近くになっていた。待ち合わせは駅前の食堂だ。居ないと心配を掛けてしまう。何より、すごく叱られる。気が急き扉を揺すってみたものの、そう易々とは開けられそうになかった。
何しろ全てに間が悪い。巡り合わせがなお悪い。それがどうやら度を越している。運がないのを通り越し、厄がザイナスに憑いている――故に、厄憑きだ。
御柱に嫌われたかな、などと考えた事もある。
信心が足りないせいだ、とも考えて生き来た。
よもや、奉神不在とは。健気なザイナスの信仰は、ずっと空回りしていた訳だ。
だだ、そんな予感はなくもなかった。故に、ホーカソン司祭の見立ても動揺は少ない。勿論、不安は大いにある。正直、途方に暮れていた。
息を吐く。射し込む光に埃が踊った。
司祭はザイナスを納屋に置いて行った。今は沙汰を待つしかない。ただ、閂はやりすぎだ。うっかり死ねば屍鬼に堕ちる身だとしても。
屍鬼は討伐対象の人喰いだ。主には聖堂守護兵が処分している。ザイナスも森でよく追い掛けられた。結局、調伏はリズベットに頼りきりだ。
嫌な想像を振り払い、ザイナスは腰を下ろせる場所を探した。漏れる僅かな光を頼りに、ぼんやり辺りを見渡すも、納屋の奥はただ埃臭い暗闇の煮凝りで塞がっている。しばらくは、ここにいる他なさそうだ。
託宣を授けはしたものの、司祭もザイナスの処置を持て余しているのだろう。この街の教会の管理元、ラングステンの大聖堂に沙汰を丸投げするつもりだ。今ごろ商工会の伝信所に駆け込み、上級司祭に泣きついているに違いない。
想像以上に大ごとだ。とはいえ、いずれこうなる可能性もあった。司祭を訪ねたのは父の勧めだが、適神の見立て直しはザイナスも考えていた事だ。
白神の信仰は子供が多い。将来を鑑み適神を見立てて、再び洗礼を受けるのが一般的だ。人には凡そ三度の洗礼の機会がある。赤子は親に導かれ、行く末を見て自ら選び、拠り所を見出して生涯を全うする。
奉じる柱はそのたび変わるが、生涯ひと柱を信仰する者も、移り気な者も様々だ。教会の許す限り、転向は自由だ。ただし、奉神不在は在り得ない。
信仰は神との契約だ。それに応じて加護を授かる。魂の導きはもちろんの事、技能や知識、資質があれば聖霊術を習得し、奇跡を行うこともできる。
授かる加護は奉神で異なるが、生まれ変わりが約束されている。
基本の権能は似通っているが、御柱の権域で加護は特化する。智神であれば学術に、技神であれば手先の技能に伸びしろが生じる。
白神は知力、体力が伸びるが、ただし高位になるにつれ、並みならぬ徳力と修練が必要になる。幼きものの護り手と呼ばれる所以だ。
なお、こうした神格は聖典の括りに基づいている。新聖座では三柱四組の十二柱。旧聖座では二柱六組の十二柱。人の都合だが御柱の本質は変わらない。
ザイナスの場合、父が白神の司祭であり、教会務めも生涯のものと考えていた。成人の見立ては背信のようで気が進まなかったし、何よりこんな厄憑きを、どれも受け入れてくれなさそうだった。結果は――案の定だ。
ザイナスの吐息で埃が踊った。きらきらとしたそれを、ぼんやりと目で追った。
暗闇はそれで心地もよいが、ひとり思いに沈みがちだ。目が慣れても辺りは暗い。緩んだ隙間の細い光は、せいぜい淡く見通せる程度だった。
棚にランタンらしきものを見つけ、ザイナスは壁際に近づいた。懐に手を入れ、火付け石を弄る。指先の痛みに飛び上がった。咥えて鉄の味を舐めながら、慎重に手を入れた。帯布にナイフを巻いており、どうやらそれで突いたらしい。
厄憑きは万事がこの調子だが、死ぬ目に会うよりは大した事でもない。
面倒なのは人絡みだ。以前は厄憑きを揶揄する嫌がらせも多かった。こと妹が優秀なせいで、余計に盆暗と映るらしい――ザイナスはそう考えていたが、実は見目にも問題があった。人買いに攫われ掛けたのも一度や二度ではない。
そうしたものの殆どは、嫉み妬みが根にあった。ただ、相手がそれをけろりと忘れる。馴れ々々しくさえなって来る。そういうものか、とザイナスは諦めている。
とはいえリズベットが一緒の時分は、まだ厄憑きもましだった。彼女が遠くの寄宿舎に入ってからは、こうした災難が続いている。司祭の見立てはその最たるものだ。思えば、しっかり者の妹がザイナスの唯一の加護だったのだろう。
埃を被ったランタンを取り上げ、芯と油を確かめた。まだ辛うじて使えるようだ。薄暗がりでぼんやりと眺め、ザイナスはふと地霊術を思った。
それは無駄な知識だが、ザイナスの思索の一角を占めている。どうやら白神の加護が薄く、聖霊術も望みがないと確信してからは、こうした俗な占術を収集するのがザイナスの趣味だった。
そも、聖霊術は御柱の奇跡だ。信仰と鍛錬の賜物でもある。御柱に依らない奇跡などなく、農業、土木、工業、通信といった社会の基盤を向上させている。
脂の滴る焼き串が欲しい。そうした願いを叶えるのではなく、肥えた家畜を育てることや、火起こし、精錬、器具作り、食物の保存や加工といった作業に奇跡を交えて、高効率に行える。結果、脂の滴る焼き串が安価で店先に並んでいる。
それが、御柱の示す加護の方向性だ。
そんな奇跡が縁遠いせいか、ザイナスの嗜好は柱に依らない。惹かれた地霊術も、そうした占い呪いの類だ。
地霊術は五十九種の印章からなる辺境伝承の寄せ集めだ。稼穡や狩猟の呪いかと思えば、闘諍、製造、物理、治癒、安寧、神霊、屍役、知識、芸術といった、およそ脈絡のない十もの括りから成っている。
中には死体に作用する降霊、従僕といった冒涜的な呪印もあって、降神以前の辺縁に生じた文明の怨念めいたものを感じる。大上段に構えて見れば、そんな民俗学的な所以に惹かれた、と言えなくもない。
ただ、そうした収集でザイナスが地霊術の大家になったかというと、そうでもない。出自はあくまで俗な卜占だ。褒められた趣味ではなかった。
曲りなりも教会の息子だ。不信心を公言するのは憚られる。
埃を被ったランタンを見つめ、ザイナスは頭の中に空回る呪印を隅に押し遣った。慎重に懐に手を入れ、帯布を解いて火付け石を取り出す。ナイフの柄で擦って灯を点けた。勿論、この方が確実だからだ。
地霊術が信仰を必要としない唯一の奇跡なのは確かだが、子供の間でいっとき流行る拙い遊び、呪いごとの類であるのもまた事実だ。
ランタンを翳して納屋の中を眺めながら、いつまで此処にいるのだろう、とザイナスは思案した。よもや、ラングステンから磔刑など言い渡されたりは――。
ラングステン――大事な用を思い出した。
そこに妹の、リズベットの寄宿舎がある。ホーカソン司祭の推薦で入った大手の神学校だ。汽車でモルンの街まで一日、さらにハルムの里まで徒歩二時間。その大層な行程を、リズベットは特例で月に一度も往復している。
変な汗が出た。リズベットは今夜の便で帰る予定だ。送り迎えはザイナスの務めだ。見立てで教会を訪れたのも、リズベットの迎えるついでがあったからだ。
ホーカソン司祭はいつ戻るだろう。ザイナスは、慌てて扉の具合を確かめた。納屋の建付けは緩んでいるが、扉にはしっかり閂が下りている。
まだ陽は射しているものの、夕刻近くになっていた。待ち合わせは駅前の食堂だ。居ないと心配を掛けてしまう。何より、すごく叱られる。気が急き扉を揺すってみたものの、そう易々とは開けられそうになかった。
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