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3章 天上の火の粉
第11話 急行
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「いい給餌機があるの。ルクスルーナの工房で作った最新式。今あるのは亀用なんだけど、心配しないで。きっと、人にも使えると思うから」
亀用って何だ。ザイナスは呻いた。
「うっかり死なれたら困るから、檻の居心地は良くしてあげる。頑丈にするし、外にも出さない。だって、危ないから。他の奴らに見つかるかも、だし」
クリスタの笑顔はどこまでも無邪気だ。愛玩動物が脱毛症を患う類の愛情だ。死刑が終身刑になった。それを減刑と喜ぶべきだろうか。
「ところで、ザイナスくんさあ――」
生まれついての厄憑きだ。理不尽な災厄には慣れている。これが諍いの類であれば、道理を見つけて回避もできた。だが、目の前にあるのは天災だ。
これが御使いの感覚か、それとも彼女の性格なのか。いずれにしても、問題だ。死んでいないというだけで、自由の範囲はほぼ皆無。逃げる機会もないではないが――いっそ亀の先達に、脱出のコツを訊くべきかも知れない。
「ねえ、おい、聞いてんの?」
詰め寄る鼻先を見つめて返し、はあ、とザイナスは機の抜けた声で応えた。
むう、とクリスタは口を尖らせる。
「何でかな。余裕あるよね、ザイナスくん」
単に途方に暮れているだけだ。
「やっぱり、今すぐ召されたい?」
そんな事は思いもしないが、オルガはそれを人の望む栄誉だと信じていた。
「寿命は全うしたいですね」
我が身を差し出すほど敬虔ではない。むしろ、奉神不在の無信心者だ。
「それは無理。スヴァールに取られるなんて、もっと嫌」
言って、クリスタはザイナスを見遣る。平然と――単に亡羊としているだけだが――見返すザイナスに、微かに目許に朱が差した。
「自分の立場はわかってるかな、ザイナスくん」
つんとした鼻の根に小皺を寄せて、クリスタが睨む。
「ええ、たぶん」
応えて逃げ場を思案する。説得が無理なら物理的に。
「だったら、あたしとしては、もう少し子羊っぽくメエメエ鳴いて欲しいんだけど」
また、勝手なことを言い出した。
だが、オルガとは信者の捉え方が違う。今の人生が御柱の望みより優位にあることを知っている。クリスタ自身がそうだからだ。その上で、彼女はザイナスを逃す気がない。いたぶり楽しむ猫の嗜虐性が顔を覗かせている。
彼女の嗜好を擽るべきか。返答を思案して、諦めた。要は、面倒この上ない。
「メエメエ」
さて、彼女の度量はどの辺りだ。
クリスタの表情を黙って眺め、ザイナスは先を推し量る。蛇を踏むような心持ちだが、死ぬまで幽閉すると宣言した相手に遠慮する必要もない。
「喧嘩、売ってる?」
「畏れ多い」
白銀の光を垣間見て、ザイナスは自分と窓の距離を測る。
予期せぬ警笛が張り詰めた空気を切り裂いた。クリスタの目線が宙に振れるや、急制動に突き飛ばされた。腰を浮かせていたのが災い、クリスタの身体が席に転げ込む。背板の革の上張りに、頬がひたりと張りついた。
その鼻先に音を立て、ザイナスが掌を叩きつけた。思わずびくりと身を竦ませて、クリスタはザイナスの頬を間近に見上げた。
放り出されたザイナスが腕を張る。辛うじて押し潰すのを堪えている。鼻先で見上げるクリスタの視線は、あえて見ない振りをした。
声も吐息も聞こえない。断続的な制動音が、びりびりと身体を震わせる。延々続くと思われたとたん、不意に二人は宙に浮き、もんどりうって向かいの席に縺れ込んだ。吃逆するように何度も跳ねて、最後のひと揺れで汽車が停まった。
二人の空気も動かない。静けさに、きんと耳鳴りがした。
天井の伝声管に声が漏れた。遠くで乗務員が呼び合っている。ところが、それを最後に声は遠退き、微かに空電を流すだけの管になった。
ザイナスに抱えられたまま、クリスタは身を強張らせている。突き飛ばすでも、抗うでもなく、沸騰間際の鍋のように体温を上げ続けている。
一方、ザイナスは伝声管に耳を澄ませていた。それが何ら状況を知るに足りないと悟ると、辺りを見渡した。茹で上がるクリスタの無事を確かめ、席に残して身体を引いた。床の上に落ちた鼻眼鏡を拾い上げる。
目が合うと、微かにクリスタの身体が跳ねた。威嚇するようにザイナスを睨んだかと思うと、巣穴を探す鼬のように身体を抱えて狼狽えている。
「ええと」
クリスタの態度が意味不明だ。
途方に暮れたザイナスは、所在なく眼鏡を摘まんだまま、薄桃色の鼻根の跡をぼんやりと眺めた。ほつれた紅い髪と相まって、クリスタは子供のような顔をしている。むしろ、童顔だ。眼鏡も衣装も交渉事の虚勢かも知れない。
「賞牌のせい?」
クリスタは驚いている。何を、と思案し、オルガも確か似た顔を見せたとを思い出した。ザイナスが考えなしに手を取った折りだ。
ザイナスは嘆息した。どうやら距離感が拙いらしい。妹がいるせいでザイナスは女性に気安い。当のリズベットが目くじらを立て、何度もザイナスにそう指摘していた。とはいえ、これは緊急事態だ――その言い訳は通じるだろうか。
乱暴に見えても御使いだ、神聖、不可侵には違いない。ましてや歳頃の女性でもある。ここは素直に謝るべきか。それとも何事もなく振舞うべきか。
ザイナスが思案するうち、クリスタはもぞもぞと身形を整える。ほつれた髪を撚りながら、不意に引っ手繰るようにザイナスから眼鏡を奪った。
「なるほど、そうね」
縁と硝子越しにザイナスを値踏みして、クリスタはぷちぷちと口の中で呟いた。
「思ったより価値はあるかもね」
クリスタは襟裾を整えながら席を立ち、車両をぐるりと見渡した。無言の伝声管をひと睨みして、ザイナスを跨ぐように車窓に張りついた。
灯りを遮って外を確かめる。
「あの」
乱暴な停車の都合は何だろう。
訊ね掛けたザイナスを車窓の反射越しに見て、クリスタは唐突に宣言した。
「あたしの部屋で飼うことにするわ」
いや、状況は変わっていない。
「贅沢させてあげる。期待していいわよ。お姉さん、お金持ちだから」
少し歳上かも知れないが、クリスタは変な方向に優位に立とうと足掻いていた。
どう返したものか、とザイナスは思案する。緊急停車のお陰で一触即発は免れたものの、却っておかしな具合に抉れている。彼女の態度について行けない。
「埒が明かない」
汽車を指しての悪態のようだ。言って、クリスタが立ち上がる。
「ザイナスくんは此処にいて」
言って通路を歩いて行く。
「逃げようなんて思わない事。どうせ此処は――」
言いつつ、クリスタが振り返る。目が合った刹那、表情が変わった。
ザイナスの胸から白銀の切っ先が突き出していた。
「あれ?」
息を呑むクリスタの顔を見た。目線を追って胸元に目を落とし、ザイナスはようやく背から刺し貫かれていることに気がついた。
痛みはない。血の一滴も出ていない。胸に冷えた異物の感覚だけがある。
「おや、残念。やっぱり、ボクじゃ資格がないか」
席の背板の後ろから、困ったような声がした。
亀用って何だ。ザイナスは呻いた。
「うっかり死なれたら困るから、檻の居心地は良くしてあげる。頑丈にするし、外にも出さない。だって、危ないから。他の奴らに見つかるかも、だし」
クリスタの笑顔はどこまでも無邪気だ。愛玩動物が脱毛症を患う類の愛情だ。死刑が終身刑になった。それを減刑と喜ぶべきだろうか。
「ところで、ザイナスくんさあ――」
生まれついての厄憑きだ。理不尽な災厄には慣れている。これが諍いの類であれば、道理を見つけて回避もできた。だが、目の前にあるのは天災だ。
これが御使いの感覚か、それとも彼女の性格なのか。いずれにしても、問題だ。死んでいないというだけで、自由の範囲はほぼ皆無。逃げる機会もないではないが――いっそ亀の先達に、脱出のコツを訊くべきかも知れない。
「ねえ、おい、聞いてんの?」
詰め寄る鼻先を見つめて返し、はあ、とザイナスは機の抜けた声で応えた。
むう、とクリスタは口を尖らせる。
「何でかな。余裕あるよね、ザイナスくん」
単に途方に暮れているだけだ。
「やっぱり、今すぐ召されたい?」
そんな事は思いもしないが、オルガはそれを人の望む栄誉だと信じていた。
「寿命は全うしたいですね」
我が身を差し出すほど敬虔ではない。むしろ、奉神不在の無信心者だ。
「それは無理。スヴァールに取られるなんて、もっと嫌」
言って、クリスタはザイナスを見遣る。平然と――単に亡羊としているだけだが――見返すザイナスに、微かに目許に朱が差した。
「自分の立場はわかってるかな、ザイナスくん」
つんとした鼻の根に小皺を寄せて、クリスタが睨む。
「ええ、たぶん」
応えて逃げ場を思案する。説得が無理なら物理的に。
「だったら、あたしとしては、もう少し子羊っぽくメエメエ鳴いて欲しいんだけど」
また、勝手なことを言い出した。
だが、オルガとは信者の捉え方が違う。今の人生が御柱の望みより優位にあることを知っている。クリスタ自身がそうだからだ。その上で、彼女はザイナスを逃す気がない。いたぶり楽しむ猫の嗜虐性が顔を覗かせている。
彼女の嗜好を擽るべきか。返答を思案して、諦めた。要は、面倒この上ない。
「メエメエ」
さて、彼女の度量はどの辺りだ。
クリスタの表情を黙って眺め、ザイナスは先を推し量る。蛇を踏むような心持ちだが、死ぬまで幽閉すると宣言した相手に遠慮する必要もない。
「喧嘩、売ってる?」
「畏れ多い」
白銀の光を垣間見て、ザイナスは自分と窓の距離を測る。
予期せぬ警笛が張り詰めた空気を切り裂いた。クリスタの目線が宙に振れるや、急制動に突き飛ばされた。腰を浮かせていたのが災い、クリスタの身体が席に転げ込む。背板の革の上張りに、頬がひたりと張りついた。
その鼻先に音を立て、ザイナスが掌を叩きつけた。思わずびくりと身を竦ませて、クリスタはザイナスの頬を間近に見上げた。
放り出されたザイナスが腕を張る。辛うじて押し潰すのを堪えている。鼻先で見上げるクリスタの視線は、あえて見ない振りをした。
声も吐息も聞こえない。断続的な制動音が、びりびりと身体を震わせる。延々続くと思われたとたん、不意に二人は宙に浮き、もんどりうって向かいの席に縺れ込んだ。吃逆するように何度も跳ねて、最後のひと揺れで汽車が停まった。
二人の空気も動かない。静けさに、きんと耳鳴りがした。
天井の伝声管に声が漏れた。遠くで乗務員が呼び合っている。ところが、それを最後に声は遠退き、微かに空電を流すだけの管になった。
ザイナスに抱えられたまま、クリスタは身を強張らせている。突き飛ばすでも、抗うでもなく、沸騰間際の鍋のように体温を上げ続けている。
一方、ザイナスは伝声管に耳を澄ませていた。それが何ら状況を知るに足りないと悟ると、辺りを見渡した。茹で上がるクリスタの無事を確かめ、席に残して身体を引いた。床の上に落ちた鼻眼鏡を拾い上げる。
目が合うと、微かにクリスタの身体が跳ねた。威嚇するようにザイナスを睨んだかと思うと、巣穴を探す鼬のように身体を抱えて狼狽えている。
「ええと」
クリスタの態度が意味不明だ。
途方に暮れたザイナスは、所在なく眼鏡を摘まんだまま、薄桃色の鼻根の跡をぼんやりと眺めた。ほつれた紅い髪と相まって、クリスタは子供のような顔をしている。むしろ、童顔だ。眼鏡も衣装も交渉事の虚勢かも知れない。
「賞牌のせい?」
クリスタは驚いている。何を、と思案し、オルガも確か似た顔を見せたとを思い出した。ザイナスが考えなしに手を取った折りだ。
ザイナスは嘆息した。どうやら距離感が拙いらしい。妹がいるせいでザイナスは女性に気安い。当のリズベットが目くじらを立て、何度もザイナスにそう指摘していた。とはいえ、これは緊急事態だ――その言い訳は通じるだろうか。
乱暴に見えても御使いだ、神聖、不可侵には違いない。ましてや歳頃の女性でもある。ここは素直に謝るべきか。それとも何事もなく振舞うべきか。
ザイナスが思案するうち、クリスタはもぞもぞと身形を整える。ほつれた髪を撚りながら、不意に引っ手繰るようにザイナスから眼鏡を奪った。
「なるほど、そうね」
縁と硝子越しにザイナスを値踏みして、クリスタはぷちぷちと口の中で呟いた。
「思ったより価値はあるかもね」
クリスタは襟裾を整えながら席を立ち、車両をぐるりと見渡した。無言の伝声管をひと睨みして、ザイナスを跨ぐように車窓に張りついた。
灯りを遮って外を確かめる。
「あの」
乱暴な停車の都合は何だろう。
訊ね掛けたザイナスを車窓の反射越しに見て、クリスタは唐突に宣言した。
「あたしの部屋で飼うことにするわ」
いや、状況は変わっていない。
「贅沢させてあげる。期待していいわよ。お姉さん、お金持ちだから」
少し歳上かも知れないが、クリスタは変な方向に優位に立とうと足掻いていた。
どう返したものか、とザイナスは思案する。緊急停車のお陰で一触即発は免れたものの、却っておかしな具合に抉れている。彼女の態度について行けない。
「埒が明かない」
汽車を指しての悪態のようだ。言って、クリスタが立ち上がる。
「ザイナスくんは此処にいて」
言って通路を歩いて行く。
「逃げようなんて思わない事。どうせ此処は――」
言いつつ、クリスタが振り返る。目が合った刹那、表情が変わった。
ザイナスの胸から白銀の切っ先が突き出していた。
「あれ?」
息を呑むクリスタの顔を見た。目線を追って胸元に目を落とし、ザイナスはようやく背から刺し貫かれていることに気がついた。
痛みはない。血の一滴も出ていない。胸に冷えた異物の感覚だけがある。
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