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第二章~思ってたんと違う~
第十三話:「オーマイガー」
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魔法花窃盗事件の次の日、
俺はクリフの書斎にいた。
そしてアレイナがかった最新の植物図鑑を読んでいた。
「やっぱ魔法花たくさんほしいよな・・・・・・」
最新の図鑑をみたが、特に古い図鑑と変わりわなく表現方法が変わっているだけだった。
新しい知識が手に入ると思ったが、そううまくはいかなかった。
だが、やっぱ天然の魔法花が一番いいよなー。
よし、ぜったい見つからないけど天然株探しに行くか!
---
「いってきまーす!」
「はーい、いってらっしゃい」
アレイナに別れの挨拶をした後、俺は森に向かった。
その森とは、あのいこいの広場がある森だ。
とりあえず憩いの場まで向かいながら探してみよう。
うーん、やっぱないな。
そりゃそうか、クリフたちがこの道通ってたんだから無いのは当たり前だよな。
そうだよなー・・・・・・
よし、今日は憩いの場の向こう側まで進んでみよう。
憩いの場の奥の森の中(言いにくいな)を進み始めてかれこれ30分程過ぎた。
「そう簡単には見つからないな・・・・・・」
うん。
天然株見つからん。
激レアすぎる。
ただ、今日見つかったら逆に運良すぎる。
まぁ、そういう感じだから今日は帰るかー。
日が暮れる前に帰らないとな、遭難でもしたら困る。
そう思い、帰り道歩き始めたとき、視界に不自然な物が入った。
その不自然なものとはいかにも人工物っぽい苔をまとった井戸のようなものだった。
「ちょっと怖いな・・・・・・」
だが中には何があるのか気になる。
もし金銀財宝が眠っていたらどうする?
それに、もし危険な場所だったとしても俺の魔法でどうにかなるでしょ!
「よし、入ろう」
俺はそう決心し、ゆっくりと井戸に近づいていった。
いざ、井戸の近くにいってみると、これは井戸ではない事に気が付いた。
この人工物の中には、地下につながる螺旋階段があった。
地下に行くため俺は階段を下りていく。
1分ほど階段をくだったら、前方に明かりが見えた。
「ついに到着か・・・・・・」
恐る恐る俺はその明かりに近づいてみる。
「オーマイガー・・・・・・」
俺はとんでもないものを発見してしまったかも知れない。
いや、発見してしまった。
断言できる。
なぜなら・・・・・・
天然の魔法花がアホみたいに育っている場所を見つけてしまったからだ。
俺はクリフの書斎にいた。
そしてアレイナがかった最新の植物図鑑を読んでいた。
「やっぱ魔法花たくさんほしいよな・・・・・・」
最新の図鑑をみたが、特に古い図鑑と変わりわなく表現方法が変わっているだけだった。
新しい知識が手に入ると思ったが、そううまくはいかなかった。
だが、やっぱ天然の魔法花が一番いいよなー。
よし、ぜったい見つからないけど天然株探しに行くか!
---
「いってきまーす!」
「はーい、いってらっしゃい」
アレイナに別れの挨拶をした後、俺は森に向かった。
その森とは、あのいこいの広場がある森だ。
とりあえず憩いの場まで向かいながら探してみよう。
うーん、やっぱないな。
そりゃそうか、クリフたちがこの道通ってたんだから無いのは当たり前だよな。
そうだよなー・・・・・・
よし、今日は憩いの場の向こう側まで進んでみよう。
憩いの場の奥の森の中(言いにくいな)を進み始めてかれこれ30分程過ぎた。
「そう簡単には見つからないな・・・・・・」
うん。
天然株見つからん。
激レアすぎる。
ただ、今日見つかったら逆に運良すぎる。
まぁ、そういう感じだから今日は帰るかー。
日が暮れる前に帰らないとな、遭難でもしたら困る。
そう思い、帰り道歩き始めたとき、視界に不自然な物が入った。
その不自然なものとはいかにも人工物っぽい苔をまとった井戸のようなものだった。
「ちょっと怖いな・・・・・・」
だが中には何があるのか気になる。
もし金銀財宝が眠っていたらどうする?
それに、もし危険な場所だったとしても俺の魔法でどうにかなるでしょ!
「よし、入ろう」
俺はそう決心し、ゆっくりと井戸に近づいていった。
いざ、井戸の近くにいってみると、これは井戸ではない事に気が付いた。
この人工物の中には、地下につながる螺旋階段があった。
地下に行くため俺は階段を下りていく。
1分ほど階段をくだったら、前方に明かりが見えた。
「ついに到着か・・・・・・」
恐る恐る俺はその明かりに近づいてみる。
「オーマイガー・・・・・・」
俺はとんでもないものを発見してしまったかも知れない。
いや、発見してしまった。
断言できる。
なぜなら・・・・・・
天然の魔法花がアホみたいに育っている場所を見つけてしまったからだ。
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