9 / 19
(44)運動会⑨(2年生決勝トーナメント)エルージュvsカイロ、ミカエラvsファリーザ
しおりを挟む
(語り手:サラビア)
アルス先輩は本当によく戦った。あのエリアスさんと互角に戦えたんだもん。目の前のジャンケンの勝負のことは忘れて前を向いてほしいと思う。
※前回のジャンケンで負けたシーン
でも、少し落ち込んでいてもいいかな。その時は…
「せ、先輩の心を癒したいです!」
なーんちゃって!
ライラ「え、一晩中ですか?いいですよ、一緒にいます…」
エステル「まだ、私たち学生じゃないですか…でも先輩が望むなら…」
リンカ「特別ですよ、せ、先輩だけですからね…」
コイツら何を想像してるんだよ!まったく!
サラビア「ほら、次が始まるよ。アンタたちだって次の対戦があるんでしょ!」
エルージュvsカイロ
対戦が始まった。エルージュ先輩は終始、剣術で主導権を握りながら戦った。対戦相手のカイロさんは力強く、タフだ。決め手がなかなか見つからない。有利に戦っていても引き分けてしまえばジャンケンだ。
そんな中、エルージュ先輩が魔法を使った。初めて見た!あれは何の魔法?わからないけど、カイロさんの動きが鈍くなり、そのまま仕留めた。
ライラ「眠りの魔法かな?」
リンカ「全然わからなかった」
サラビア「うーん…」
エステル「え?魔法使ったの?」
エルージュvsカイロ・・・エルージュの勝利
ミカエラvsファリーザ
続いてミカエラ先輩とカルナの魔女、ファリーザさんの対戦だ。
リンカ「ミカエラ先輩は武道スタイルではなくセージのスタイルでやるみたい」
ライラ「ミカエラ先輩っていうと鋭い突きやキックというイメージがあるんだけど、セージのスタイルが本当の姿なんだろうか?」
エステル「両方じゃないの?」
ミカエラ先輩の考えはわからないが、例えば私なら神官と剣士、どっちかに偏るつもりはない。トータルで一流になりたい。ミカエラ先輩もそうなのかな?
ミカエラ先輩が炎の魔法でファリーザさんに攻撃を放った。
ファリーザさんは難なく吸収し、ミカエラ先輩に向かってはね返した。
ファリーザさんの炎の魔法がミカエラ先輩を襲う!ロキ先輩と戦ったマリクさんと同じように炎を操っている。ミカエラ先輩は驚きながらもかわしていく。
ファリーザさんの炎の魔法の数が増えていく。マリクさんよりも多い気がする。
次の瞬間、ミカエラ先輩に炎が命中する?
エステル「ああ!」
命中する寸前で、氷の魔法でガードしていた。良かった。
リンカ「ミカエラ先輩の氷の魔法だ!」
リンカが興奮している。
かろうじて氷の魔法陣のバリアで炎の直撃は避けることができた。
リンカ「そのまま氷の魔法のパターンかな?」
リンカの言ったとおりで、ミカエラの手元に水系の魔力が集中しているのがわかる。
ミカエラ先輩の周辺に冷気が集まってきた。
そしてミカエラ先輩は氷の破片を投げるかように放った。
ファリーザさんの頬をかすめるかのような軌道で観客席に衝突した。
ミカエラ先輩はまだ慣れていないのだろうか?
色々とぎこちない気がする。
氷の魔法の威力が物凄く強いので、対戦相手のファリーザさんは驚いていた。
そんなファリーザさんが別の魔法を使った。
これは、予選の最後に使っていた魔法だ!
勝手に名前をつけるとしたら「炎の檻」だろう。
ミカエラ先輩を檻の中に封じ込めた。
もう、早すぎて理解が追いつかない。
檻に閉じ込められたミカエラ先輩がとった行動は、すぐに檻を蹴り壊すことだった。
これは、ミカエラ先輩だからこそできる技であると思う。
檻を破壊したミカエラ先輩に、ファリーザさんは炎系の攻撃をしかけてくる。
ミカエラ先輩は炎系の攻撃を受けているのだが、影響が少ない気がする。
ミカエラ先輩は手を上げ、魔力を集中させた。上空に冷気が集まってくる。
リンカ「ミカエラ先輩は真面目で一生懸命で天性の才能があるんだけど、忘れっぽいところがあって…」
ライラ「忘れっぽい?」
リンカ「たぶん、氷の魔法の使い方を忘れていたんじゃないかと思う」
サラビア「え?」
リンカ「けっこう天然なんだよ、あの人」
ミカエラ先輩は冷気を呼び出し、そのままファリーザさんに向かって走り出した。
そのままファリーザさんに蹴りを入れた。
リンカ「やった!」
ミカエラ先輩が勝った!
あの呼び出した冷気は何だったんだろう?
ふと私は疑問に思った。
ライラ「あれは何の技?」
ライラが同じ疑問を持っていたらしく質問してくれた。
リンカ「たぶんということで話すね、ミカエラ先輩は冷気を呼び出したのはいいのだけど、次に何をするのか思い出せなくて、とっさに思い出したキックをしたというわけだよ」
サラビア「冷気と蹴りは関係がないと?」
リンカ「たぶん、関係ないと思う」
サラビア「ええ?冗談だよね?」
リンカ「たぶん、冗談じゃなく、ミカエラ先輩は天然で本気なんだよ」
ライラ「ある意味恐ろしいな…」
ミカエラvsファリーザ・・・ミカエラの勝利
1回戦が終わり、このようになった。
アルス先輩は本当によく戦った。あのエリアスさんと互角に戦えたんだもん。目の前のジャンケンの勝負のことは忘れて前を向いてほしいと思う。
※前回のジャンケンで負けたシーン
でも、少し落ち込んでいてもいいかな。その時は…
「せ、先輩の心を癒したいです!」
なーんちゃって!
ライラ「え、一晩中ですか?いいですよ、一緒にいます…」
エステル「まだ、私たち学生じゃないですか…でも先輩が望むなら…」
リンカ「特別ですよ、せ、先輩だけですからね…」
コイツら何を想像してるんだよ!まったく!
サラビア「ほら、次が始まるよ。アンタたちだって次の対戦があるんでしょ!」
エルージュvsカイロ
対戦が始まった。エルージュ先輩は終始、剣術で主導権を握りながら戦った。対戦相手のカイロさんは力強く、タフだ。決め手がなかなか見つからない。有利に戦っていても引き分けてしまえばジャンケンだ。
そんな中、エルージュ先輩が魔法を使った。初めて見た!あれは何の魔法?わからないけど、カイロさんの動きが鈍くなり、そのまま仕留めた。
ライラ「眠りの魔法かな?」
リンカ「全然わからなかった」
サラビア「うーん…」
エステル「え?魔法使ったの?」
エルージュvsカイロ・・・エルージュの勝利
ミカエラvsファリーザ
続いてミカエラ先輩とカルナの魔女、ファリーザさんの対戦だ。
リンカ「ミカエラ先輩は武道スタイルではなくセージのスタイルでやるみたい」
ライラ「ミカエラ先輩っていうと鋭い突きやキックというイメージがあるんだけど、セージのスタイルが本当の姿なんだろうか?」
エステル「両方じゃないの?」
ミカエラ先輩の考えはわからないが、例えば私なら神官と剣士、どっちかに偏るつもりはない。トータルで一流になりたい。ミカエラ先輩もそうなのかな?
ミカエラ先輩が炎の魔法でファリーザさんに攻撃を放った。
ファリーザさんは難なく吸収し、ミカエラ先輩に向かってはね返した。
ファリーザさんの炎の魔法がミカエラ先輩を襲う!ロキ先輩と戦ったマリクさんと同じように炎を操っている。ミカエラ先輩は驚きながらもかわしていく。
ファリーザさんの炎の魔法の数が増えていく。マリクさんよりも多い気がする。
次の瞬間、ミカエラ先輩に炎が命中する?
エステル「ああ!」
命中する寸前で、氷の魔法でガードしていた。良かった。
リンカ「ミカエラ先輩の氷の魔法だ!」
リンカが興奮している。
かろうじて氷の魔法陣のバリアで炎の直撃は避けることができた。
リンカ「そのまま氷の魔法のパターンかな?」
リンカの言ったとおりで、ミカエラの手元に水系の魔力が集中しているのがわかる。
ミカエラ先輩の周辺に冷気が集まってきた。
そしてミカエラ先輩は氷の破片を投げるかように放った。
ファリーザさんの頬をかすめるかのような軌道で観客席に衝突した。
ミカエラ先輩はまだ慣れていないのだろうか?
色々とぎこちない気がする。
氷の魔法の威力が物凄く強いので、対戦相手のファリーザさんは驚いていた。
そんなファリーザさんが別の魔法を使った。
これは、予選の最後に使っていた魔法だ!
勝手に名前をつけるとしたら「炎の檻」だろう。
ミカエラ先輩を檻の中に封じ込めた。
もう、早すぎて理解が追いつかない。
檻に閉じ込められたミカエラ先輩がとった行動は、すぐに檻を蹴り壊すことだった。
これは、ミカエラ先輩だからこそできる技であると思う。
檻を破壊したミカエラ先輩に、ファリーザさんは炎系の攻撃をしかけてくる。
ミカエラ先輩は炎系の攻撃を受けているのだが、影響が少ない気がする。
ミカエラ先輩は手を上げ、魔力を集中させた。上空に冷気が集まってくる。
リンカ「ミカエラ先輩は真面目で一生懸命で天性の才能があるんだけど、忘れっぽいところがあって…」
ライラ「忘れっぽい?」
リンカ「たぶん、氷の魔法の使い方を忘れていたんじゃないかと思う」
サラビア「え?」
リンカ「けっこう天然なんだよ、あの人」
ミカエラ先輩は冷気を呼び出し、そのままファリーザさんに向かって走り出した。
そのままファリーザさんに蹴りを入れた。
リンカ「やった!」
ミカエラ先輩が勝った!
あの呼び出した冷気は何だったんだろう?
ふと私は疑問に思った。
ライラ「あれは何の技?」
ライラが同じ疑問を持っていたらしく質問してくれた。
リンカ「たぶんということで話すね、ミカエラ先輩は冷気を呼び出したのはいいのだけど、次に何をするのか思い出せなくて、とっさに思い出したキックをしたというわけだよ」
サラビア「冷気と蹴りは関係がないと?」
リンカ「たぶん、関係ないと思う」
サラビア「ええ?冗談だよね?」
リンカ「たぶん、冗談じゃなく、ミカエラ先輩は天然で本気なんだよ」
ライラ「ある意味恐ろしいな…」
ミカエラvsファリーザ・・・ミカエラの勝利
1回戦が終わり、このようになった。
0
あなたにおすすめの小説
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
「魔物の討伐で拾われた少年――アイト・グレイモント」
(イェイソン・マヌエル・ジーン)
ファンタジー
魔物の討伐中に見つかった黄金の瞳の少年、アイト・グレイモント。
王宮で育てられながらも、本当の冒険を求める彼は7歳で旅に出る。
風の魔法を操り、師匠と幼なじみの少女リリアと共に世界を巡る中、古代の遺跡で隠された力に触れ——。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
Heart
星蘭
ファンタジー
ある日突然世界を救うため魔王を倒す勇者として選ばれたリオニス・ラズフィールド。
特別な力を持つ訳ではない。特別強い訳でもない。世界を救いたいなんて考えたことも当然ない。
なんでそんな自分が、と思いながら旅立つ彼の行く先は……――
平凡な勇者と仲間達の冒険の物語。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる













