ブルークリスタル(2)【挿絵だらけ】~3年前にタイムリープした女SAGE~

雑魚すけるとん

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(44)運動会⑨(2年生決勝トーナメント)エルージュvsカイロ、ミカエラvsファリーザ

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(語り手:サラビア)
アルス先輩は本当によく戦った。あのエリアスさんと互角に戦えたんだもん。目の前のジャンケンの勝負のことは忘れて前を向いてほしいと思う。

※前回のジャンケンで負けたシーン

でも、少し落ち込んでいてもいいかな。その時は…

「せ、先輩の心を癒したいです!」

なーんちゃって!




ライラ「え、一晩中ですか?いいですよ、一緒にいます…」
エステル「まだ、私たち学生じゃないですか…でも先輩が望むなら…」
リンカ「特別ですよ、せ、先輩だけですからね…」


コイツら何を想像してるんだよ!まったく!

サラビア「ほら、次が始まるよ。アンタたちだって次の対戦があるんでしょ!」









エルージュvsカイロ

対戦が始まった。エルージュ先輩は終始、剣術で主導権を握りながら戦った。対戦相手のカイロさんは力強く、タフだ。決め手がなかなか見つからない。有利に戦っていても引き分けてしまえばジャンケンだ。

そんな中、エルージュ先輩が魔法を使った。初めて見た!あれは何の魔法?わからないけど、カイロさんの動きが鈍くなり、そのまま仕留めた。

ライラ「眠りの魔法かな?」
リンカ「全然わからなかった」
サラビア「うーん…」
エステル「え?魔法使ったの?」

エルージュvsカイロ・・・エルージュの勝利













ミカエラvsファリーザ

続いてミカエラ先輩とカルナの魔女、ファリーザさんの対戦だ。
リンカ「ミカエラ先輩は武道スタイルではなくセージのスタイルでやるみたい」

ライラ「ミカエラ先輩っていうと鋭い突きやキックというイメージがあるんだけど、セージのスタイルが本当の姿なんだろうか?」
エステル「両方じゃないの?」
ミカエラ先輩の考えはわからないが、例えば私なら神官と剣士、どっちかに偏るつもりはない。トータルで一流になりたい。ミカエラ先輩もそうなのかな?



ミカエラ先輩が炎の魔法でファリーザさんに攻撃を放った。
ファリーザさんは難なく吸収し、ミカエラ先輩に向かってはね返した。
ファリーザさんの炎の魔法がミカエラ先輩を襲う!ロキ先輩と戦ったマリクさんと同じように炎を操っている。ミカエラ先輩は驚きながらもかわしていく。

ファリーザさんの炎の魔法の数が増えていく。マリクさんよりも多い気がする。
次の瞬間、ミカエラ先輩に炎が命中する?
エステル「ああ!」
命中する寸前で、氷の魔法でガードしていた。良かった。
リンカ「ミカエラ先輩の氷の魔法だ!」
リンカが興奮している。

かろうじて氷の魔法陣のバリアで炎の直撃は避けることができた。

リンカ「そのまま氷の魔法のパターンかな?」
リンカの言ったとおりで、ミカエラの手元に水系の魔力が集中しているのがわかる。


ミカエラ先輩の周辺に冷気が集まってきた。
そしてミカエラ先輩は氷の破片を投げるかように放った。

ファリーザさんの頬をかすめるかのような軌道で観客席に衝突した。

ミカエラ先輩はまだ慣れていないのだろうか?
色々とぎこちない気がする。


氷の魔法の威力が物凄く強いので、対戦相手のファリーザさんは驚いていた。



そんなファリーザさんが別の魔法を使った。
これは、予選の最後に使っていた魔法だ!
勝手に名前をつけるとしたら「炎の檻」だろう。
ミカエラ先輩を檻の中に封じ込めた。

もう、早すぎて理解が追いつかない。
檻に閉じ込められたミカエラ先輩がとった行動は、すぐに檻を蹴り壊すことだった。
これは、ミカエラ先輩だからこそできる技であると思う。




檻を破壊したミカエラ先輩に、ファリーザさんは炎系の攻撃をしかけてくる。
ミカエラ先輩は炎系の攻撃を受けているのだが、影響が少ない気がする。



ミカエラ先輩は手を上げ、魔力を集中させた。上空に冷気が集まってくる。
リンカ「ミカエラ先輩は真面目で一生懸命で天性の才能があるんだけど、忘れっぽいところがあって…」
ライラ「忘れっぽい?」
リンカ「たぶん、氷の魔法の使い方を忘れていたんじゃないかと思う」
サラビア「え?」
リンカ「けっこう天然なんだよ、あの人」

ミカエラ先輩は冷気を呼び出し、そのままファリーザさんに向かって走り出した。

そのままファリーザさんに蹴りを入れた。

リンカ「やった!」
ミカエラ先輩が勝った!


あの呼び出した冷気は何だったんだろう?
ふと私は疑問に思った。

ライラ「あれは何の技?」
ライラが同じ疑問を持っていたらしく質問してくれた。

リンカ「たぶんということで話すね、ミカエラ先輩は冷気を呼び出したのはいいのだけど、次に何をするのか思い出せなくて、とっさに思い出したキックをしたというわけだよ」
サラビア「冷気と蹴りは関係がないと?」
リンカ「たぶん、関係ないと思う」
サラビア「ええ?冗談だよね?」
リンカ「たぶん、冗談じゃなく、ミカエラ先輩は天然で本気なんだよ」
ライラ「ある意味恐ろしいな…」




ミカエラvsファリーザ・・・ミカエラの勝利




1回戦が終わり、このようになった。

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