イケメンとテンネン

流月るる

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結婚編(卒業編)

03

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 じわじわと現実を思い知らされる。

「転勤が決まった。七月から僕は海外勤務になる。莉緒には苦労をかけるかもしれないけれど、ついてきてほしい」

 夏井さんは全く聞かされていなかったのか、呆然としながらも反射的に「はい」と返事をしていた。私は「結婚したばかりなのに海外転勤かあ」とか「透も出世街道突っ走っているなあ」とか「このマンション人に貸すのかな」とかしか考えなかった。
 「おめでとうございます、なんですかね……?」と夏井さんもよくわかっていない言葉を発して、透は「正式に出るまでは内緒でね」と笑ってそれ以上は話をしなかった。
 「だから僕が行く前にできれば咲希ちゃんの花嫁姿は見たいなって、僕のわがままでごめん」と続けた。

 豊原部長が帰ってきたこと、新部署が設立されたこと、それにともない人事が変則的に動いていることは知っていた。海外転勤の可能性はうちの会社にいれば当然あるべきことだったのに、透の実家のことを知ってからはその可能性は低いんじゃないかと勝手に思い込んでいたところがある。
 高校、大学、そして就職、ずっと透がそばにいたから。
 そして夏井さんとの結婚が決まっても、私と朝陽が付き合い始めても何も変わっていない気がしたからそれがこれからも続くのだと。

 大学時代はともかく、就職してからは同じ職場とはいえ毎日顔を合わせていたわけじゃない。互いに交際相手がいないときは毎週のように食事をしたりもしたけれど、夏井さんと付き合いだしてからはその回数も減ったし、プライベートで会う機会はだんだん少なくなっていた。それでも私が熊川さんに失恋したときや朝陽のことでいろいろあったときも、透は自然に私のそばにいて支えてくれていた。

 ずっと海外にいるわけじゃない。長くても三年だって透は言った。実績さえ積めばもっと早く戻ってこられるからとも、それらは夏井さんへの説明というよりも私に伝えている気がして、たいしたことじゃないみたいな口調で。

「さーき」

 ぼんやりと膝を抱えてソファーに座り込んでいた私を、お風呂からあがった朝陽がゆるく抱きしめる。ふわんと花みたいな香りと、安心できる腕、名前を呼ぶ甘い声が薄い膜を破った。

「久しぶりだな、平日の夜に咲希と過ごすの」
「そうだね、少し落ち着いてよかった」

 朝陽の部屋は連休の引っ越しに向けて、少しずつ荷物をまとめはじめている。どうしても忙しいのでお任せで引っ越しをお願いするみたいだけれど、必要のないものはあらかた処分するつもりらしい。私はさすがにどこに何が入っているかわからない状況は嫌なので、梱包も片付けも自分でやるつもりだ。一人暮らしの身でどうせそう物なんかないだろうと思っていたのに、どこに物があったのかと思うほどあふれてきてちょっと失敗したかなと感じている。

 私たちの新居は中古マンションをリノベーションしたばかりの物件にした。築年数は経ているけれど耐震性は補強されたし、外観も内装も綺麗だし何より会社からも駅からも近くて環境がいい。将来的にこどもができても子育てしやすく教育環境もそこそこ整っている。多分ちょっと贅沢な場所ではあると思う。中古マンションとはいえ都心から離れた新築マンションと同等かそれ以上のお値段だったから。

 部署の異動、そして引っ越し、二人での生活が始まればまた生活リズムもかわる。そんな中で透が望むように6月の結婚式なんてできるんだろうか。でも、向こうに行ってしまえば、私の結婚式のために帰ってくるなんてそう簡単にはできないだろう。

「豊原部長、気にしていたぞ。おまえの様子がおかしいって」

 見あげると朝陽は前を向いたまま、ぽんぽんと肩を抱いてたたいた。透の結婚式での初対面の印象が互いによくなかった気がしたから心配していたけれど、忙しすぎたせいか二人の関係はそう悪くはなさそうだ。七分袖のパジャマの袖口をつんつんと伸ばして、肌に浮き出た鳥肌を隠す。寒いわけがないのに背筋がヒヤリとする。

「透の転勤……きついか?」
「……わからない。実感がないの。透にとっては喜ばしいことだし、仕事をしていればあって当然のことだし、期限だってある程度決まっているから仕方がないって、そう思っている」

 うん、そう。頭ではちゃんとわかっている。離れるのは寂しいけれど仕方がない。透は結婚して私も結婚して、だんだんと私たちの関係も変化をしていくはずなのだ。それが人と人の関係。一緒にいるとかそばにいるとか、ものすごく簡単そうに思えるのに現実は人は『出会いと別れ』を繰り返していく。友人も恋人も、いずれは家族とだって別れは必然。

 でもいろいろ考える。透はずっと前から打診はあったって言っていた。夏井さんとの結婚、そして私の結婚にあわせたみたいな転勤話……。私が動揺しているのは転勤だけのせいじゃない。

 元カレと別れた頃……たまたま透はいなかった。私は仕方なく朝陽をヤケ酒に付き合わせた。単なる同僚だったはずなのに、夏井さんと透が近づくごとになぜか私と朝陽の接点も増えた。
 それでもあんなきっかけさえなければ私たちの関係が始まることはなかった。

 あいつが私に片思いしていたなんて、そんな甘ったるいこと考えたこともなければ、むしろずっと平行線な同僚で終わってあたりまえだった。

 なのにどうして変わったの?

 私たちは知り合って結構な時間がたっていて、互いに片思いをしていたわけでもないのに、どうして朝陽は私に近づいてきた?
 キスをしかけてきた?

「なんで、あのとき、キスしてきたの?」
「咲希?」
「朝陽は……透に私を押し付けられたの? 透は私が邪魔だったから……朝陽に押し付けて本当はずっと透は……」
「咲希? 何言って……」
「透は多分私の気持ちに気づいていたんだよね、ずっと知っていて。でも夏井さんとの結婚が決まって私が邪魔になって、だから朝陽に押し付けて、朝陽は……」

 どうして私と朝陽の関係は始まったのか。
 どうして透は私を絶対に受け入れなかったのか、片思いでも友人としてでもそばにいたいと思っていた私の存在は本当は透には迷惑で、朝陽は私を押し付けられて仕方がなく……? わからない思考がグルグルして黒い渦と白い渦が混じり合って深く深く沈んでいく。

「咲希!」

 唇がふさがれて、舌がはいりこんできた。私のわけのわからない思考を強引に止めるみたいに、それ以上余計な言葉を言わせないために、朝陽は私を欲の中に落とし込む。

 透、透、透。
 朝陽、朝陽、朝陽。

「おまえが! どういう思考回路になってそう言い出したのかわからないけど。いいか! きっかけは確かにお互い感情がはっきりしていたわけじゃない!」

 朝陽の指がその激しく強い口調とは裏腹に、優しく頬をぬぐって私は泣いていることに気が付く。両手で頬をつつみこんで、目と目をあわせる。まるでこどもに言い聞かせるみたいに、強く真摯に。

「でも、オレたちはそういうことも含めていろいろ乗り越えてきたはずだ。そうする中で互いの気持ちを確かめてきたはずだ! きっかけは褒められたものじゃなくても、オレは今お前を愛しているし、おまえもオレを愛している。それじゃだめなのか!?」

 反射的に首を横に振る。だめじゃない。だめじゃないよ、朝陽。飛び込むように朝陽の首の後ろに両手をまわしてぎゅっとしがみついた。まだわずかに湿り気の残った朝陽の髪に指先が触れる。お風呂上がりの朝陽の匂い。そして感触。それらはとっくに私に染みついて、たとえ目を閉じていても彼だとわかるほどに。

 私も朝陽も最初から好きで始まった関係じゃない。でも彼の言う通り私たちはいろんなことを経て気持ちをその都度確かめてきた。だから私の左の薬指はいつも幸せ色にきらきら輝いている。

「透に……たとえ透がからんでいたとしても! オレとおまえの気持ちはオレたちだけのものだ!」

 たとえこれが透がお膳立てした上に成り立っている関係だとしても、そう仕向けた透の意図がどんなものでも、これまで過ごしてきた過去と、これから過ごすはずの未来は同じではないのだ。
 そんなあたりまえのこと、どうして私は考えもしなかったのだろう。

「ずっとそばにいる」

 そんな不確かな約束をどうして信じてしまっていたのだろう。
 欲張りすぎた自分が、卑怯で醜くてやっぱり嫌いだった。



 ***



 心配していた突発事項もなく朝陽のお休みがとれた土曜日。朝はまだ冷たさを残していた空気も、雲一つない空の色やお日様の黄色い輝きであったかくなりそうだった。
 朝陽の車の助手席からぼんやりと空と道と、たまに周囲の景色を視界に入れていく。緑が増えてきたなと感じたときに、パンフレットと同じ黒いアイアンの門扉が開かれているのが見えた。

 門をくぐるとすぐに大きな駐車スペースが広がっていて、これならば車でくる来客にも対応可能だろう。金色で式場名が書かれた、濃い紫色の送迎バスが駐車場の端に停まっているのを見て、送迎バスがあることもパンフレットにあったなって思い出した。すでにリニューアルは終えているのか、工事車両もフェンスもなくただ様々な種類の木々に囲まれたそこは結婚式場というよりも、どこか高原のオーベルジュを思わせるほどしんとした空気に包まれていた。

 リニューアルに伴い名前も変わったらしい、だから朝陽の運転する車でこの場所に近くなるまで気づかなかった。通り過ぎていくごとにどこかで見たことがある街並み、そしてそこから広がった場所に車から降りてもすぐには動けなかった。

「咲希……?」

 サマージャケットを羽織った朝陽が、春の名残の太陽にまぶしさを感じながら目を細めて、私に手を伸ばした。
 透の誕生日のあの日から、私はどこか大事な忘れ物をしたのに、何を忘れたかわからない女の子みたいな感じになっている。
 朝陽に手を繋がれて木立の中に入っていく。明るい黄緑色の新芽あふれる木々は、生まれたばかりのような息吹を感じさせる。隙間から降ってくる太陽の光も柔らかで、気温が一度下がった気がした。都心の街中でこんな緑があふれているなんて贅沢だよねと、無邪気に笑った幼い私の声が聞こえた。



 大学の入学が決まって、いろいろな手続きか何かで透と一緒に大学へ向かった。用事をすませてお昼でも食べようと、食事ができる場所を探しているうちに話が弾んで、いつのまにかこんな場所まで歩いてきていた。
 まだ、少し肌寒くて薄い水色のスプリングコートがちょうどよかった季節。透は長袖の紺色のシャツの上にオフホワイトの上着を着て、ジーンズをはいていた。制服姿ばかり見慣れていたせいで、私服姿は見るたびに新鮮だった。だって透が大人びて見えるから。

 あの頃はまだ、フェンスで明確に区切られていなくて、公園かなにかだと思って足を踏み入れた。風に流れてきた桜の花びらと、響いてくる軽やかな鐘の音。草木の匂いと、鳥の囀り、先に歩いていく私が振り返るたびに、透は優しい目で私を見つめてくれていた。

 誰よりも一番近くにいる気がして、これからも一番近くにいられる気がして。

 受験も終わったし、高校も卒業したし、新しい世界が広がることが、それを透と見られることが嬉しくて仕方がなくて、春の陽気に誘われるようにはしゃいでいた。
 ひときわ大きな鐘の音と、開かれたこげ茶色の重厚な扉から幸せな声が届いて、木々に隠れた青い屋根の先端にある十字架にはすぐには気づかなかった。

『結婚式だね』
『そうみたいだね』

 少し離れた場所で私たちは立ち止まる。階段からおりてくる花嫁の白いドレスが、日の光に反射してまばゆく輝く。ベールを風があおり虹色の光を生み出す。そこにあるのは、幸せの形。

『綺麗だね……』
『ああ、綺麗だ』

 私もいつか誰かと……そんな場面を見た女の子が自然に考えてしまうこと。優しそうな男性に手をひかれて笑顔いっぱいに、周囲からの祝福の声に「ありがとう」と答えていく。そんな声にも滲む幸せの色。
 18歳の私たちにはまだ先のことだけれど、いつかは私も、そしてできればその隣が透だったら。
 だから、告げるはずもない言葉を思わずもらしてしまった。


『透……好き』


 白いレースと薄いピンク色のブーケ、恐る恐る透を見ると彼は驚いたように目を開いた後、そっと視線を伏せた。口元はやわらかく笑っていて、なのにその目に悲しみの色が宿る。


『ありがとう……でも、ごめん、僕は咲希ちゃんとは友達でいたい』


 うん、本当はなんとなくわかっていた。透は友人として私のそばにいてくれたけれど、多分それ以上の感情はないんだろうなって、逆にないからこそそばにいさせてもらえるんだろうことも。

 ずっと心のどこかでわかっていたはずなのに期待したの。

 胸がずきんって痛んだ。でもそれは透に振られたせいじゃない。透がものすごく見たこともないほどつらそうな表情をするから、泣きたいのは私のはずなのに泣きそうだから。
 幸せな声とは裏腹の私たちは、スポットライトのあたる舞台の裏側にいるみたいにひっそりと、けれど周囲を包み込む木々たちが存在を隠すことで許されていた。

『咲希ちゃん。僕は永遠の愛を信じていない。男と女の間に一時的に愛情を交わすことはあっても、それが永遠になるとは到底思えないんだ』

 淡々と、口調は優しいのに冷たさと切なさを含んだ声に、泣きそうな透を見られなくてうつむいた。そんな私の手を透はつかんで指をからませる。私とは違う男の子の大きな手、長い指、こうして繋ぐのは初めてなのに、どうして今なんだろうって思った。

『だから咲希ちゃんとそんな不確かな関係は築きたくない。僕は君とずっと一緒にいたい、そばにいたい、僕にとって一番大事な女の子は君だ。永遠の愛は信じていないけど永遠の友情なら信じられる』

 透が何を言っているのか本当はよくわからなかった。初めて手をつないで、それはぎゅっと握りしめられていて、私が一番大事な女の子だって言ってくれているのに。目の奥はつんと痛くて生み出したくもない水を溢れさせようとする。

『あの人たちは今日、永遠の愛を誓った。だから僕は今日、咲希ちゃん、君に永遠の友情を誓う。
君は今日の花嫁さんみたいにいつか誰かの花嫁になるだろう。僕ももしかしたらいつか誰かと結婚するかもしれない。でも、それでも僕は君のそばにいる。ずっと一緒にいる』

『でも、友達、なんでしょう?』

 言葉が途切れて涙が出た。幸せな声を音を聞きながら、私は胸の痛みとともに意を決して透を見上げる。

『世界で一番大事な友達だよ』

 わからない、わからないよ、透。
 透が何を言っているのか、振られたこの日、あなたが私に何を誓ったのか。
 額に落とされた暖かなキスと強く繋がれた手、そして悲しげなあなたの声だけが私の中に残っている。

 ずっと、ずっと。
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