私の彼岸花【上】

ざこぴぃ。

文字の大きさ
16 / 16
おわりに

あとがき

しおりを挟む

 最後までお読み下さりありがとうございました。『私の彼岸花』いかがだったでしょうか?
 今回の編集は3回目となります。新しく私の彼岸花を付け加え、全部で50000文字の作品となりました。
 前回の分かりにくかった年代と美沙の存在を深掘りしてみました。
 また、登場人物の名前を使ったちょっとした遊び心も入れました。
 お気付きでしたでしょうか?

①彼岸花=HIGANBANA
※名前の頭文字

H白河春子
I白河郁子
G寺井早慶(吾郎)
A立花秋音
N青井夏子
B立花びわこ
A立花茜
Nにゃんた(美沙)
A立花亜弥

②輪廻転生=廻輪寺かいりんじ車云生町くるいしまち

 2つの伏線を使ってみました。またエピローグでは、100年の恋のエピローグで出てくる立花先生=立花美央と繋がるお話になってます。
 双子の立花茜と立花秋音。本編では詳しく書いてませんが、秋音は転生し、異世界雑魚ぴぃ冒険たんに登場してます(原作のみ)。
 またにゃんたも、かみのこはるに登場してました。

 彼岸花はこれで一旦終わります。またいつか推敲したくなったら書き足すかもしれません。
 それまでまたしばらく寝かせてみます。

 読んでくれてありがとうございました!また次回作でお会いしましょう!

ざこぴぃ
2024年8月17日

しおりを挟む
感想 2

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(2件)

天城らん
2025.09.22 天城らん

5万字の中編なのに読み応えありました^^
オムニバス形式ですが、すべてがつながっていてまさに輪廻転生のお話なんだなぁと思いました。
(まさか、にゃんこまでとはw)
ちょっと不思議さとミステリーさもあるようで、秋音の登場がミステリアスで不思議だなぁと思っていたところ、読み進めていくと、こことここがつながっていて、そうだったのか!と一気に読んじゃいました。
まさかの、最初と最後までこんなつながりになっているとは……。
(ただの近所のおばちゃんだと思っていたのに……)
中でも、青い彼岸花が衝撃でした。まさか、復讐してしまうとは。(でも、小気味いようにも思いました。悪い人に罰が当たるのは仕方ないと思うし)
春子のわだかまりが第一章が一番好きですが、にゃんたと住職のところはコミカルだと思って読んでいたのにまさかの重い内容にびっくりしつつも感動しました。
このお話のテーマである輪廻転生を強く感じたエピソードですね。
切なさと暖かさのある現代ファンタジーでとてもよかったです。
(途中、ぴぃさんの自作小説の宣伝がまぎれていて笑いましたがw)
続きもあるそうなので、後程そちらも拝読したいと思います☆

2025.09.22 ざこぴぃ。

らんさん!感想ありがとうございます!
感想が上手過ぎて返信に困ってしまいますw
言いたいことを全部書いてくれてありがとうございます!
私の彼岸花は公募から直した作品で何度も推敲したので、自分でも納得のいく作品です。
また私の彼岸花の続編【私の佐葦花】は完全な推敲まで終わってませんが、これも彼岸花を思わせるミステリーファンタジーホラーになってます!
そして今書いている新作が3部作の完結になる予定です!
『母親』というテーマで最後まで行きますので良かったらまた読んで下さい!ありがとうございました!

ざこぴぃ。

解除
でるる
2024.09.14 でるる

私の感じたままを書かせていただきます。

まず、最後までとても楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。

『私の彼岸花』は前回読んだ時から素敵な作品だと思っていましたので、
今回の編集で登場人物1人1人の心の有り様がよりしっとりと描かれていることでさらに素敵になったと思います。
穏やかな温もりとその中に見え隠れする切なさとちょっぴり怖さを残して物語は終わりましたね。
ざこぴぃ。さんならではのでファンタジー小説ですね。

HIGANBANA……そういう事だったんだ!
「あ(A)」で始まる名前が多いなって思ったんです。

『私の彼岸花』…もう一度咲くことはあるのでしょうか?
お花の気持ち次第ですね、きっと。

2024.09.14 ざこぴぃ。

でるるさんへ

最後まで読んで下さり、またご感想までありがとうございます٩(′д‵)۶
彼岸花はこれで一旦終わりです。
花の色がこれ以上な……あっ🙊
見方を変えればまだ書けるかもしれませんが、今が丁度いい感じになったと思いました。
元々3000文字のショートショート作品。そこから目線を増やしたのが前回の15000文字のショート作品。さらに今回、描写を細かくしたのが50000文字の長編作品です。私自身がここで一旦満足してしまい、話を伸ばそうとは思いませんでした。なのでこれ以上のオチを今は思いつきません。いずれさらに面白いオチが思いつけば加筆するかもしれませんが……。
この作品が世に出る事を願っており、その位の自信を持っています。次回、私の彼岸花を超える作品がまた書ける様に頑張ります!
ありがとうございました!

ざこぴぃ

解除

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

屈辱と愛情

守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

壊れていく音を聞きながら

夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。 妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪 何気ない日常のひと幕が、 思いもよらない“ひび”を生んでいく。 母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。 誰も気づきがないまま、 家族のかたちが静かに崩れていく――。 壊れていく音を聞きながら、 それでも誰かを思うことはできるのか。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。