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第四章〜新しい世界〜
第24話・新しい世界
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………
……
…
樹海、桜の里。
「こうして、あの人はオタタリ様を封印し無事に村へと帰って来たのよ」
「かか様!とお様はつよいんでしょ!」
「えぇ、とっても」
「へぇ、私も母様と縛られてたのでござるな。まったく覚えてないでござるよ」
「ふふふ、楓はギャン泣きしてたわよ」
「ねぇさま、かっこわる……」
「凛子!!私はまだ一歳くらいだったんだからね!」
「そうそう、村に帰って来たあの人は私と楓が縛られてるのを見てね、激怒して村の男共を全員ぼっこぼこにしたのよ。ふふ、今思い出しても笑っちゃうわ」
「母様、父様の片腕はそれから無いの?」
「えぇ、オタタリ様を封印して帰って来た時にはもう無かったわ。だから楓が十歳になって跡を継いでくれてとても喜んでた。『俺はもう剣を振れないだろう』ていつも言ってたからね」
「とお様かわいそう……」
三人が話していると、村人達に解放された春樹が帰ってきた。
「参った参った……下戸だって言ってるのに飲ませやがって……まったく!またボコボコにしてやろうか……ぶつぶつ……」
「ははは!あなたお疲れ様」
「とお様!お手々ないのいたいの!」
「父様!腕はやっぱりオタタリ様にやられたのですか!」
「ん?どうしたどうした。昔話でも聞いたか?」
「そうよ。あなたがオタタリ様を封印して帰って来て、その時には片腕がもう無くて……あの時はそれどころじゃなかったから深くは聞かなかったけど」
「そうだなぁ。この腕は確かにオタタリ様に持っていかれた。押しつぶされるギリギリで避けた時にな。しかし、オタタリ様を封印した後に『手術を受ければ間に合う』とテトラが言ってくれたんだ」
「なら、どうして?」
「……それにはどうしても人間の医者にかかる必要がある。数ヶ月とは言え、あの時はお前達……凛と楓をここに置いて行くなんて出来なかったんだよ」
「え……私達の為に……!」
「あぁ、里に帰ってお前達が縛られてるのを見て、側にいて守ってやらなきゃと思ったんだ」
「あなた……!」
「それにあの腕は捨てたわけじゃない。そろそろ時期だと思うんだが……」
「時期?」
「とお様?じきてなあに」
パチパチッ!!
焚き火の火が揺らめく。辺りの雰囲気が妙に静かになる。村人も察してか、辺りをキョロキョロし始める。冷たい風が吹き、村の入口から誰かがやって来た。
「よっこらせ。ようやく来たか。おぉい!こっちだ!」
「あなた?あの人達は誰?」
二人の人影が見える。一人は女性、もう一人は子供の様……だが、空に浮いている。
「長殿、あの者共は?」
元長老が春樹に声をかける。
「あぁ、俺達の命の恩人だ……」
「よぉ、春樹。ご馳走に参ったぞ」
「春樹よ、久しぶりじゃの」
「二人共、元気で何よりだ」
「え?テトラ様!と、そっちの女性は?」
「凛、君も良く知ってる人だよ。はは」
二人は春樹の横に座る。村人達は恐怖のあまり少し距離を置く。
「皆、紹介する。このちっこい……いや。天狗がテトラ、この森の番人だ」
「天狗様じゃぁ!初めて見たで!」
「おぉ!何と立派な鼻じゃ……!」
村人達は感嘆の声を上げる。
「ねぇ、あなた。こっちの女性は誰なの?」
「紹介するよ――」
――村には入れない者共も春樹の命令で料理や酒を振る舞われ、村の外でも宴会が始まる。
「ジュゲム!ソレハオレノダ!」
「ムムム!ソレハ、ハルキガオレノタメニ!」
「ジュゲナ!ソレハ、ワタシガタベヨウト!」
「ジュゲミ!カエセヨ!」
オタタリ様に潰され絶滅したと思われていた森の精霊ジュゲム達も集まった。
「ヨカッタネ、ジュゲム。ハルキトトモダチデ」
「アタリマエダ。サイショカラ、シンユウダ。ヘヘ」
そして、例の女性は……。
「――紹介するよ。片桐美緒さんだ。白の世界ではマザードラゴンと呼ばれていた。今は……龍神族の長だ」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?」
「龍神族!!?」
「おいっ!皆、頭を下げろ!食われるぞ!」
「あなた!!どういう……あぁ、マザー……生きて……うぅ……」
「凛。本物だ。少し容姿は違うそうだが、間違いなくマザードラゴンだ」
「あぁ……マザー……会いたかった……」
凛はマザーに抱きつく。
「ふふ、元気そうで良かったわ。わしもまたお主らにこうして会えるとは夢にも思わなんだ。春樹に感謝せねばな」
――オタタリ様が死んだ後、引きちぎられた腕から不思議な事が起こったのだ。
それは近くにいたマザードラゴンにまとわりつき、そして激しい閃光と共に腕はマザーの体内へと消えていく。
「テトラ……?今、何が起きたんだ?」
「わからぬ……ただ、ここにはマザーの魂がいたんや。魂と共鳴したのやろか……?」
「マザー?片桐美緒がいたのか?」
「せや、しかし……もう姿は見えぬ……」
「そうか……きちんとお礼を言いたかったんだがな」
数年後、片桐美緒はテトラの元に姿を現す。まだ完全ではないが目覚め、龍神族の長になった事を伝えに来たそうだ。あの時、春樹の腕を体内に取り込んだ事で、肉体が再生されたのだという。龍神族であるがゆえ、再生機能が働いたのだろう。
「そうだったのね……この人の腕はマザーの中で今でも生きてる……」
「そうじゃ。春樹の血肉でわしは蘇った。こんな事になるなんて夢にも思わなかったぞ」
「凛。ジュゲム達も村に入れないが来てるんだ。後で顔を出してやってくれ、喜ぶと思う」
「え?ジュゲム達も生きてたの?」
「あぁ、あいつらは元々肉体を持たない。潰された所で数時間もあれば元に戻るよ」
「そうなんだ……皆無事で良かった……うぅ……」
「かか様泣いてる」
「母様、嬉しそうね」
――こうして、春樹とオタタリ様の因縁の対決は幕を閉じた。
春樹は凛と子供達と幸せな家庭を築き、樹海の里には笑い声が絶えない日々が続くのであった。
◆◇◆◇◆
………
……
…
――十数年後。
「楓!!お弁当持った!?」
「はぁい!母様!持った!行ってくるでござる!」
「かか様!凛子のお弁当はどこ!」
「凛子はお家にいるんでしょ?」
「凛子も見回り行くの!!ちょっと!お姉ちゃん待って!」
楓はすくすくと育ち、腰に挿す獅子王丸が似合う大人になっていた。凛子は相変わらず、楓の後を追いかける。二人は村でも評判の仲の良い姉妹だ。
「よろおじさん、おはようでござる!!」
「よろおじちゃん!おはよう!」
「楓ちゃん、凛子ちゃん、おはようでござる。いつも元気じゃのぉ」
「ははは!行ってくるでござる!」
「にんにん!」
楓は桜の里の警備を任されるまでに成長した。今ではかつての春樹の様な太刀を振るう。凛子はまだ門番止まりだ。猪突猛進で後先考えず突き進む。まるで昔の春樹の様だった。
「カエデチャン!リンコチャン!」
「ジュゲミ!おはようでござるよ!」
「ジュゲミみっけ!」
「コレミテ!コレミテ!」
「ん?どうしたの?」
ジュゲミが指差す先には弱って、ぐったりとした白蛇が横たわっていた。
「大変!!急いで村に連れて帰ろう!」
「おぉぉ!蛇がおるぅ!」
「ウン!ジュゲミモイク!」
楓はそっと白蛇を抱きかかえる。
「……すまぬな。助けてくれて礼を言うぞ。わしは……」
「わっ!蛇がしゃべくった!す、すぐにお医者さんに見てもらうでござるぅ!!」
「キャァァ!蛇がしゃべくった!」
「シャベクルヘビダッタ!」
三人は村へと急ぐ。その後ろ姿を嬉しそうに見つめる二人。
「のぉ、マザー。あの白蛇は弁財天ではないんか」
「わしにも一瞬そう見えたのじゃが……さてさてどうなる事やら――」
「他人事かいっ!お主も龍神族の長ならもっとこう皆の安全を考えてやなぁ……」
「ふふ、天狗のせがれが大きくなりおって。そろそろ世代交代の時期かのぉ」
天狗の跡継ぎテトラ、龍神族の長マザーこと、片桐美緒。二人もまたこの樹海を守り、生涯を春樹達と共に過ごしたそうだ。
――そして世界の片隅でまた新たな白の世界が生まれる。春樹達が脱出した後にすべて崩壊し消滅した白の世界。
だが、それはまた神達によって創造されていく――
「はぁ、何十年ぶりかしら……。ようやく戻れたわ。まさかあんな未来まで飛ばされる羽目になろうとは……」
「セリ様!白の世界がご用意出来まシタ!」
「ありがとう。さ、新しい玩具を探しに行きましょう――」
「HEY!セリ様!」
「フフ、あなたは変わらないわね……メリー」
この続きはまたいつか……。
―『白の世界』完―
……
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樹海、桜の里。
「こうして、あの人はオタタリ様を封印し無事に村へと帰って来たのよ」
「かか様!とお様はつよいんでしょ!」
「えぇ、とっても」
「へぇ、私も母様と縛られてたのでござるな。まったく覚えてないでござるよ」
「ふふふ、楓はギャン泣きしてたわよ」
「ねぇさま、かっこわる……」
「凛子!!私はまだ一歳くらいだったんだからね!」
「そうそう、村に帰って来たあの人は私と楓が縛られてるのを見てね、激怒して村の男共を全員ぼっこぼこにしたのよ。ふふ、今思い出しても笑っちゃうわ」
「母様、父様の片腕はそれから無いの?」
「えぇ、オタタリ様を封印して帰って来た時にはもう無かったわ。だから楓が十歳になって跡を継いでくれてとても喜んでた。『俺はもう剣を振れないだろう』ていつも言ってたからね」
「とお様かわいそう……」
三人が話していると、村人達に解放された春樹が帰ってきた。
「参った参った……下戸だって言ってるのに飲ませやがって……まったく!またボコボコにしてやろうか……ぶつぶつ……」
「ははは!あなたお疲れ様」
「とお様!お手々ないのいたいの!」
「父様!腕はやっぱりオタタリ様にやられたのですか!」
「ん?どうしたどうした。昔話でも聞いたか?」
「そうよ。あなたがオタタリ様を封印して帰って来て、その時には片腕がもう無くて……あの時はそれどころじゃなかったから深くは聞かなかったけど」
「そうだなぁ。この腕は確かにオタタリ様に持っていかれた。押しつぶされるギリギリで避けた時にな。しかし、オタタリ様を封印した後に『手術を受ければ間に合う』とテトラが言ってくれたんだ」
「なら、どうして?」
「……それにはどうしても人間の医者にかかる必要がある。数ヶ月とは言え、あの時はお前達……凛と楓をここに置いて行くなんて出来なかったんだよ」
「え……私達の為に……!」
「あぁ、里に帰ってお前達が縛られてるのを見て、側にいて守ってやらなきゃと思ったんだ」
「あなた……!」
「それにあの腕は捨てたわけじゃない。そろそろ時期だと思うんだが……」
「時期?」
「とお様?じきてなあに」
パチパチッ!!
焚き火の火が揺らめく。辺りの雰囲気が妙に静かになる。村人も察してか、辺りをキョロキョロし始める。冷たい風が吹き、村の入口から誰かがやって来た。
「よっこらせ。ようやく来たか。おぉい!こっちだ!」
「あなた?あの人達は誰?」
二人の人影が見える。一人は女性、もう一人は子供の様……だが、空に浮いている。
「長殿、あの者共は?」
元長老が春樹に声をかける。
「あぁ、俺達の命の恩人だ……」
「よぉ、春樹。ご馳走に参ったぞ」
「春樹よ、久しぶりじゃの」
「二人共、元気で何よりだ」
「え?テトラ様!と、そっちの女性は?」
「凛、君も良く知ってる人だよ。はは」
二人は春樹の横に座る。村人達は恐怖のあまり少し距離を置く。
「皆、紹介する。このちっこい……いや。天狗がテトラ、この森の番人だ」
「天狗様じゃぁ!初めて見たで!」
「おぉ!何と立派な鼻じゃ……!」
村人達は感嘆の声を上げる。
「ねぇ、あなた。こっちの女性は誰なの?」
「紹介するよ――」
――村には入れない者共も春樹の命令で料理や酒を振る舞われ、村の外でも宴会が始まる。
「ジュゲム!ソレハオレノダ!」
「ムムム!ソレハ、ハルキガオレノタメニ!」
「ジュゲナ!ソレハ、ワタシガタベヨウト!」
「ジュゲミ!カエセヨ!」
オタタリ様に潰され絶滅したと思われていた森の精霊ジュゲム達も集まった。
「ヨカッタネ、ジュゲム。ハルキトトモダチデ」
「アタリマエダ。サイショカラ、シンユウダ。ヘヘ」
そして、例の女性は……。
「――紹介するよ。片桐美緒さんだ。白の世界ではマザードラゴンと呼ばれていた。今は……龍神族の長だ」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?」
「龍神族!!?」
「おいっ!皆、頭を下げろ!食われるぞ!」
「あなた!!どういう……あぁ、マザー……生きて……うぅ……」
「凛。本物だ。少し容姿は違うそうだが、間違いなくマザードラゴンだ」
「あぁ……マザー……会いたかった……」
凛はマザーに抱きつく。
「ふふ、元気そうで良かったわ。わしもまたお主らにこうして会えるとは夢にも思わなんだ。春樹に感謝せねばな」
――オタタリ様が死んだ後、引きちぎられた腕から不思議な事が起こったのだ。
それは近くにいたマザードラゴンにまとわりつき、そして激しい閃光と共に腕はマザーの体内へと消えていく。
「テトラ……?今、何が起きたんだ?」
「わからぬ……ただ、ここにはマザーの魂がいたんや。魂と共鳴したのやろか……?」
「マザー?片桐美緒がいたのか?」
「せや、しかし……もう姿は見えぬ……」
「そうか……きちんとお礼を言いたかったんだがな」
数年後、片桐美緒はテトラの元に姿を現す。まだ完全ではないが目覚め、龍神族の長になった事を伝えに来たそうだ。あの時、春樹の腕を体内に取り込んだ事で、肉体が再生されたのだという。龍神族であるがゆえ、再生機能が働いたのだろう。
「そうだったのね……この人の腕はマザーの中で今でも生きてる……」
「そうじゃ。春樹の血肉でわしは蘇った。こんな事になるなんて夢にも思わなかったぞ」
「凛。ジュゲム達も村に入れないが来てるんだ。後で顔を出してやってくれ、喜ぶと思う」
「え?ジュゲム達も生きてたの?」
「あぁ、あいつらは元々肉体を持たない。潰された所で数時間もあれば元に戻るよ」
「そうなんだ……皆無事で良かった……うぅ……」
「かか様泣いてる」
「母様、嬉しそうね」
――こうして、春樹とオタタリ様の因縁の対決は幕を閉じた。
春樹は凛と子供達と幸せな家庭を築き、樹海の里には笑い声が絶えない日々が続くのであった。
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――十数年後。
「楓!!お弁当持った!?」
「はぁい!母様!持った!行ってくるでござる!」
「かか様!凛子のお弁当はどこ!」
「凛子はお家にいるんでしょ?」
「凛子も見回り行くの!!ちょっと!お姉ちゃん待って!」
楓はすくすくと育ち、腰に挿す獅子王丸が似合う大人になっていた。凛子は相変わらず、楓の後を追いかける。二人は村でも評判の仲の良い姉妹だ。
「よろおじさん、おはようでござる!!」
「よろおじちゃん!おはよう!」
「楓ちゃん、凛子ちゃん、おはようでござる。いつも元気じゃのぉ」
「ははは!行ってくるでござる!」
「にんにん!」
楓は桜の里の警備を任されるまでに成長した。今ではかつての春樹の様な太刀を振るう。凛子はまだ門番止まりだ。猪突猛進で後先考えず突き進む。まるで昔の春樹の様だった。
「カエデチャン!リンコチャン!」
「ジュゲミ!おはようでござるよ!」
「ジュゲミみっけ!」
「コレミテ!コレミテ!」
「ん?どうしたの?」
ジュゲミが指差す先には弱って、ぐったりとした白蛇が横たわっていた。
「大変!!急いで村に連れて帰ろう!」
「おぉぉ!蛇がおるぅ!」
「ウン!ジュゲミモイク!」
楓はそっと白蛇を抱きかかえる。
「……すまぬな。助けてくれて礼を言うぞ。わしは……」
「わっ!蛇がしゃべくった!す、すぐにお医者さんに見てもらうでござるぅ!!」
「キャァァ!蛇がしゃべくった!」
「シャベクルヘビダッタ!」
三人は村へと急ぐ。その後ろ姿を嬉しそうに見つめる二人。
「のぉ、マザー。あの白蛇は弁財天ではないんか」
「わしにも一瞬そう見えたのじゃが……さてさてどうなる事やら――」
「他人事かいっ!お主も龍神族の長ならもっとこう皆の安全を考えてやなぁ……」
「ふふ、天狗のせがれが大きくなりおって。そろそろ世代交代の時期かのぉ」
天狗の跡継ぎテトラ、龍神族の長マザーこと、片桐美緒。二人もまたこの樹海を守り、生涯を春樹達と共に過ごしたそうだ。
――そして世界の片隅でまた新たな白の世界が生まれる。春樹達が脱出した後にすべて崩壊し消滅した白の世界。
だが、それはまた神達によって創造されていく――
「はぁ、何十年ぶりかしら……。ようやく戻れたわ。まさかあんな未来まで飛ばされる羽目になろうとは……」
「セリ様!白の世界がご用意出来まシタ!」
「ありがとう。さ、新しい玩具を探しに行きましょう――」
「HEY!セリ様!」
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