選択肢なんかいらない

ryuki

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勉強会 終

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 「私たち実は天使なんだ」
 もう梅雨は明けセミの声が少しずつ聞こえてくるようになってきた。蒸し暑いが時より涼しい風が新緑の葉を揺らす。
 は?
 今こいつなんつった?
「今、なななんて言った?」
 なんだよまだわかんないのかよという顔を加奈子がする。
 「だから、私たちは天使なんですよ」
 「あの……比喩的なやつだよね?」
 「違いますよー。私たちは天から来た天使なんですよ。」
 「冗談を言うなよ」
 『冗談じゃない』
 二人が同時に言う。冗談だろとは思っていたが二人が見たこともないほど真面目な顔をしている。これは……あの手を使うしか……。
 「証拠を見せろ」
 『え?』
 「証拠を見せてみろ!」
 動揺する二人。やっぱり冗談だったのだろうか。二人は何やら相談した後、彩乃が俺に近づき言った。
 「天使だから特に何もできないけど神様なら呼び出せるよ」
 これは流石に冗談だろ。おふざけに付き合ってあげるよ。
 「じゃあやってみろよ!」
 
 彩乃と加奈子はなんやら難しい言葉を唱えた後立ち上がった。
 『出てきてください神様」
 何も変化はない本当に冗談だったのか。ちょっと期待したのに……。
 
「グヘェ!?」
 空から何かが降ってきた?何が降ってくるというんだ?はてながどんどん増えていく。もしかしたら俺のはてなで世界を埋め尽くせるかも。
 何が落ちてきたのか怖いがおさるおさる、いや、おそるおそる俺は背中に乗っているものを覗き込んだ。するとそこにいたのは……。
 
 「うぉんぬぁぬぉくぉ?」
 見覚えがある綺麗なエメラルドグリーンの髪の女の子だった
 
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