愛されることを諦めた途端に愛されるのは何のバグですか!

雨霧れいん

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おふろ!

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あれから部屋について、僕はエルに膝枕されている別に嫌な気分になっているわけでもないけど...何この状況?エルは僕に話を振るわけでもないし...無言で膝枕はちょっとこわいよ?

「エル、エルー?どうしたの」

「なんか色々ありすぎて疲れたし、メウィルのこと構っとこうと思って」

僕の頭を優しい手つきで撫でるエルは、さっきまでとはうってかわって和やかな笑顔をしていた。

「僕で気が済むならすきにしていいよ。ねっ、大好きだよエル」

「うん...、ねぇ。今日は一緒に寝よう、ベッド少し狭くなるかもしれないけど...」

「勿論!僕も嬉しい、エルとなら。なんでも嬉しいよ」


僕がそう返せば、エルは嬉しそうに微笑んだ。言った通り僕はエルと二人でできることなら、何でも好き。今まで家で空気のように扱われてきた僕だから、僕に何かをしてくれる言ってくれる..そんな何気ないことに愛情を覚えてしまう。

「エル、離してお風呂いけない..!!」

エルと一緒ならちゃんと体洗って、綺麗にしていきたい。夜ご飯も食べ終わったし、もう僕達はお風呂に入って寝るだけだから。

「...一緒に行く。」

「え?」

「ダメ?」

「いいけど...」

そう返事をすれば僕の体をゆっくり起こして「先にふろ場行っていいよ」なんて言う。服は持ってきてくれるらしい。...っていうか、ついいいよって言ったけど..裸見られちゃうんだよね、なんだか恥ずかしい気がする、っていうか恥ずかしいよ!

服を脱いで、浴槽に入る。湯気が昇っていてエルが入浴剤を入れたのでお風呂に入っている限りは体が見られなさそうだ。

「メウィル、入るね」

「はーい!おいで、エル。」

貴族しか入学しないこの学校は無駄に装飾が凝っているし部屋も広い。もちろんそれは浴槽にも反映されているわけで...、男二人が一緒に入ってものんびりできるほどの広さを誇っている。
なんだか恥ずかしくて、エルがお風呂の中に入るまでエルに視線を移すことは出来なかった。エルは着やせするタイプだから、意外と筋肉もあるし、その..だいぶかっこいいから。みたら僕茹で上がっちゃうよ、

「ねー、メウィル。なんでずっと目そらすの?」

「...言わない」

「そういう意地悪しちゃう?ふーん..、もしかして、僕にドキドキした?」

エルはゆっくりと僕に近づいて、くすりと笑ってはそういう。

「ひぇ...、も、言わせないでよー!!!」

少し濡れた髪、お風呂で赤く染まった顔...うぅ、元々かっこいい顔してるのに反則だって!!

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感想 1

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みんなの感想(1件)

 ぺけ
2025.08.15  ぺけ

すごく面白くてスラスラ読めました!!!

ふたりともすごく不憫で可哀想だけど、
それによってメウィルとエルが深い共依存の関係になっていくのが、
2人には申し訳ないけれどとても好きです、、

最後にはメウィルとエルには幸せになってほしい🥹🥹🥹

解除

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