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Amber&Smoke
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雨の水曜、非番のレインは官舎でゴロゴロしていた。水曜はラミナも休みのはずで、いつもなら誘いに出かけるが、そんな気分にもならなかった。
“なんて顔してるんです”……少佐の声が脳裏によみがえった。
そうだ、あの日、少佐と会ってから、俺はなんだかぼんやりしている、とレインは思う。少佐のあの大人の男の色香に面食らったのだ。
大人の男の色香、とレインは思い返す。少佐のそれを思い出すと、アルコールの風呂に沈められたような感覚に襲われる。あのすらりとした傷一つないきれいな手。レインにとって、あの手は特別だった。
あの手はレインの心をつかんで離さない。そしてレインの気持ちは手の持ち主へ移っている。穏やかだが、どこか秘密めいたあの年上の男。
今までに同性を好きになったことは一度もないし、同性の身体の一部に心を奪われたこともない。
──だけど、少佐は特別だ。あの人は何かが違う、とレインは感じている。
かけていたレコードが止まったのにも気づかず、ごろりと横になって天井を見つめたままそんなことを考え続け
ていたところに、部屋の扉がノックされ、官舎の管理人の声がした。
「電話がかかってきていますよ、ドレイク少尉!リーフェルト少佐ですけど」
レインは飛び起きた。
☆
リーフェルトの指定したバーは「アヴァン」という名前だった。古風なビルの五階にあり、古いタイプのエレベーターで昇ってゆく。大仰な音を立ててエレベーターが止まり、格子戸が開いた。
外から中の様子がうかがえないタイプの扉があって、その扉には金のプレートに店の名とその下に「会員のみ・招待制」と書かれていた。こういうタイプの行きつけの店を持つのが、いかにも大人の男で、安酒場で飲んでいる自分の未熟さをレインは痛感した。
恐る恐る扉を開けた。間接照明のみで薄暗い。店内は意外に広く、店の通りに面した側の壁は全面ガラス張りになっていた。そのガラス張りの窓からイズワルドの夜景が見える。
カウンターにリーフェルトが掛けていた。私服の三つ揃いのスーツを着て、ジャケットは羽織っているだけだった。こうしてみるとリーフェルトは素晴らしくスタイルがいい。レインはジーンズにTシャツ、その上に最近流行りのパーカーを着た自分が、急にガキに思えてきて、気恥ずかしくなった。
「来ましたか。急に呼び出して悪かったですね」
リーフェルトがほほ笑んだ。あの綺麗な手、すらりとした指が細めの葉巻を摘んでいる。吸うのは知らなかった。職場でタバコを吸っているところは見たことがない。
リーフェルトは葉巻を口にくわえ、カウンターに置いてあったグラスを掴むと優雅な身のこなしで立ち上がり、ソファ席にレインを誘った。
もはやレインは催眠術でもかけられたかのように、ふわふわとリーフェルトに誘われるままにソファに腰を下ろした。リーフェルトはレインの左手側、ちょうど九十度の位置に腰掛ける。
葉巻の甘い香りと、リーフェルトの使うトワレの香りがレインの鼻腔をくすぐる。酒を飲む前から、レインはすでに酔ったような気がした。
「士官学校での講演はいかがでしたか」
レインはなんとか口を開いた。
「終わりました。懐かしいですね、若い候補生は初々しくて。自分にも候補生の頃があったのに、もう忘れてしまっています」
リーフェルトはどんな生徒だったのだろう、とレインは想像しようとしたが、うまくいかなかった。レインにとってリーフェルトはすでに完成された姿でしか、思い浮かばない。
ややあって若いバーテンが銀の盆にウイスキーのボトルとグラス、アイスペールをのせて運んできた。
「さて、君に飲ませてやろうと言うのはこの酒でね。キュクノスの二十五年だ。聞いたことがあるかな」
レインにも聞き覚えがあった。
「貴重で高価なウイスキーだと聞いたことがあります。有名な醸造所の最後のウイスキーだとか」
「そう、それだ。アモンクールの副頭取が、この間のお礼にとくれたのだよ」
レインは目を見張ってボトルを見た。このボトル一本だけでも自分の給料の二、三年分に相当するはずだ。礼だと言っても、簡単にくれてやるような酒ではない。
「……クラウンって凄いですね」
「まったくです。住んでいる世界が違うとはこのことですよ」
そう言って、リーフェルトはグラスに酒を注いだ。琥珀色のウイスキーが、クリスタルのグラスの中で艶やかに波打つ。
グラスをつかむリーフェルトの手が艶めかしい。その手を掴みたくなる衝動を堪えて、グラスを受け取る。リーフェルトが微笑んで、「陸軍一のスナイパーに」とグラスを合わせた。
上手い返しが思いつかなく、レインは照れたように頭を軽くさげ、グラスに口をつける。リーフェルトがその様子をじっと観察していた。急にレインの動悸が激しくなる。
口の中に含んだウイスキーは、ベルベットのような舌触りだった。濃厚な香りが一気に広がる。
「どうです?」
「とりあえず、いつも飲んでる安物とは段違いだと言うことはわかりました」
逆に言えば、それくらいしかわからない。リーフェルトは微笑んだ。
「実は味自体は、中堅どころのウイスキーと大差ない、と私も思ったんですよ。ところが、これが葉巻と合わせると素晴らしく良い」
そう言ってリーフェェルトは葉巻を吹かしてからグラスに口をつけた。甘くけぶったような香りが広がり、紫煙が柔らかに広がる。
レインはその姿に見惚れた。完成された男。ぼんやり見てるとリーフェルトが、葉巻は?と尋ねてくる。
「吸ったことありません」
「試してみますか?」
そう言ってリーフェルトは葉巻をレインの手に持たせた。
「タバコと違って肺まで吸い込んではダメですよ。静かに吸って」
年上の男から、大人の嗜みを教えてもらう快楽。夢見心地とはこのことだった。このバーもどこか現実味のない空間に感じる。大きなガラス窓には強くなった雨が流れ落ち、街の夜景を滲ませていた。薄暗いソファのボックス席は他の客の存在を遠ざけ、まるで世界に自分たち二人しかいないような錯覚を起こさせる。
葉巻の甘い香りが口中を満たす。
「吐き出す時もゆっくりですよ」
言われた通りにやろうとするが、うまくいかず、軽くむせる。リーフェルトは微笑んだ。
「慣れればうまくいきますよ。タバコみたいに立て続けに吸うものではありません、時間をかけてゆっくり」
リーフェルトが渡すウイスキーのグラスを受け取り、一口含む。……なるほど、口に残った葉巻の香りがウイスキーの香りと合わさって、独特の風味になる。
この味わい方が似合うまで、あと何年かかるだろう、とレインは思った。自分もいつか、リーフェルトのようになれるのだろうか。
「この間は間に合ったのですか」
不意にリーフェルトが聞いた。この間というのはあのラミナの誕生日の日のことだろう。今この時にラミナのことを思い出したくはなかったが、レインは素直に答えた。
「間に合いましたけど、なんかうまくいかなくなりました」
リーフェルトはおや、という顔をした。
「彼女わがままで、もういいかなって。……俺、他のことが気になり出すと、それまでのことはもうよくなってしまうというか……すみません、少佐相手に、俺、何言ってんだろ」
本当に言いたいことはそんなことではない、とレインは心の中で思う。
「構いませんよ。ウイスキーは?」
「……こんな高価なものを、俺なんかが飲んでいいんでしょうか……」
リーフェルトは構わず、グラスにウイスキーを注いだ。
「飲まなきゃ酒じゃないですよ。眺めて悦に入っている人間の気持ちが、私にはわかりませんね」
リーフェルトは部下にも丁寧語で話す。それが距離を感じさせる。この人を壁の向こうから引きずり出したい。日に日にレインの中でその気持ちが大きくなってくる。
「ところで他のこととは?」
「え?」
「他のことが気になると言ったでしょう」
レインは気恥ずかしい気分になった。まさか、少佐の事が気になっているとは言えまい。
だけど……
ウイスキーと葉巻でなんだか頭が滲んだような感覚になっている。
「他のことというか、他の人というか……なんか今までにない感じです。いや、すみません、俺ほんと何言ってるんだろう」
リーフェルトは若い部下を慈しむように微笑んだ。
「若いうちに色々と考えるのは悪いことではありませんよ。本当に困ったら遠慮なく周りを頼りなさい」
柔らかくて、穏やかな波のような心地の良い声。離れているのに、リーフェルトの体温を感じる。葉巻の煙を吸った息が甘い。ウイスキーの香りとあいまって、口づけはきっと甘いだろう、とふっと思った。
まずい、とレインの本能が囁く。
まずい、俺は本当に少佐に惚れている。
“なんて顔してるんです”……少佐の声が脳裏によみがえった。
そうだ、あの日、少佐と会ってから、俺はなんだかぼんやりしている、とレインは思う。少佐のあの大人の男の色香に面食らったのだ。
大人の男の色香、とレインは思い返す。少佐のそれを思い出すと、アルコールの風呂に沈められたような感覚に襲われる。あのすらりとした傷一つないきれいな手。レインにとって、あの手は特別だった。
あの手はレインの心をつかんで離さない。そしてレインの気持ちは手の持ち主へ移っている。穏やかだが、どこか秘密めいたあの年上の男。
今までに同性を好きになったことは一度もないし、同性の身体の一部に心を奪われたこともない。
──だけど、少佐は特別だ。あの人は何かが違う、とレインは感じている。
かけていたレコードが止まったのにも気づかず、ごろりと横になって天井を見つめたままそんなことを考え続け
ていたところに、部屋の扉がノックされ、官舎の管理人の声がした。
「電話がかかってきていますよ、ドレイク少尉!リーフェルト少佐ですけど」
レインは飛び起きた。
☆
リーフェルトの指定したバーは「アヴァン」という名前だった。古風なビルの五階にあり、古いタイプのエレベーターで昇ってゆく。大仰な音を立ててエレベーターが止まり、格子戸が開いた。
外から中の様子がうかがえないタイプの扉があって、その扉には金のプレートに店の名とその下に「会員のみ・招待制」と書かれていた。こういうタイプの行きつけの店を持つのが、いかにも大人の男で、安酒場で飲んでいる自分の未熟さをレインは痛感した。
恐る恐る扉を開けた。間接照明のみで薄暗い。店内は意外に広く、店の通りに面した側の壁は全面ガラス張りになっていた。そのガラス張りの窓からイズワルドの夜景が見える。
カウンターにリーフェルトが掛けていた。私服の三つ揃いのスーツを着て、ジャケットは羽織っているだけだった。こうしてみるとリーフェルトは素晴らしくスタイルがいい。レインはジーンズにTシャツ、その上に最近流行りのパーカーを着た自分が、急にガキに思えてきて、気恥ずかしくなった。
「来ましたか。急に呼び出して悪かったですね」
リーフェルトがほほ笑んだ。あの綺麗な手、すらりとした指が細めの葉巻を摘んでいる。吸うのは知らなかった。職場でタバコを吸っているところは見たことがない。
リーフェルトは葉巻を口にくわえ、カウンターに置いてあったグラスを掴むと優雅な身のこなしで立ち上がり、ソファ席にレインを誘った。
もはやレインは催眠術でもかけられたかのように、ふわふわとリーフェルトに誘われるままにソファに腰を下ろした。リーフェルトはレインの左手側、ちょうど九十度の位置に腰掛ける。
葉巻の甘い香りと、リーフェルトの使うトワレの香りがレインの鼻腔をくすぐる。酒を飲む前から、レインはすでに酔ったような気がした。
「士官学校での講演はいかがでしたか」
レインはなんとか口を開いた。
「終わりました。懐かしいですね、若い候補生は初々しくて。自分にも候補生の頃があったのに、もう忘れてしまっています」
リーフェルトはどんな生徒だったのだろう、とレインは想像しようとしたが、うまくいかなかった。レインにとってリーフェルトはすでに完成された姿でしか、思い浮かばない。
ややあって若いバーテンが銀の盆にウイスキーのボトルとグラス、アイスペールをのせて運んできた。
「さて、君に飲ませてやろうと言うのはこの酒でね。キュクノスの二十五年だ。聞いたことがあるかな」
レインにも聞き覚えがあった。
「貴重で高価なウイスキーだと聞いたことがあります。有名な醸造所の最後のウイスキーだとか」
「そう、それだ。アモンクールの副頭取が、この間のお礼にとくれたのだよ」
レインは目を見張ってボトルを見た。このボトル一本だけでも自分の給料の二、三年分に相当するはずだ。礼だと言っても、簡単にくれてやるような酒ではない。
「……クラウンって凄いですね」
「まったくです。住んでいる世界が違うとはこのことですよ」
そう言って、リーフェルトはグラスに酒を注いだ。琥珀色のウイスキーが、クリスタルのグラスの中で艶やかに波打つ。
グラスをつかむリーフェルトの手が艶めかしい。その手を掴みたくなる衝動を堪えて、グラスを受け取る。リーフェルトが微笑んで、「陸軍一のスナイパーに」とグラスを合わせた。
上手い返しが思いつかなく、レインは照れたように頭を軽くさげ、グラスに口をつける。リーフェルトがその様子をじっと観察していた。急にレインの動悸が激しくなる。
口の中に含んだウイスキーは、ベルベットのような舌触りだった。濃厚な香りが一気に広がる。
「どうです?」
「とりあえず、いつも飲んでる安物とは段違いだと言うことはわかりました」
逆に言えば、それくらいしかわからない。リーフェルトは微笑んだ。
「実は味自体は、中堅どころのウイスキーと大差ない、と私も思ったんですよ。ところが、これが葉巻と合わせると素晴らしく良い」
そう言ってリーフェェルトは葉巻を吹かしてからグラスに口をつけた。甘くけぶったような香りが広がり、紫煙が柔らかに広がる。
レインはその姿に見惚れた。完成された男。ぼんやり見てるとリーフェルトが、葉巻は?と尋ねてくる。
「吸ったことありません」
「試してみますか?」
そう言ってリーフェルトは葉巻をレインの手に持たせた。
「タバコと違って肺まで吸い込んではダメですよ。静かに吸って」
年上の男から、大人の嗜みを教えてもらう快楽。夢見心地とはこのことだった。このバーもどこか現実味のない空間に感じる。大きなガラス窓には強くなった雨が流れ落ち、街の夜景を滲ませていた。薄暗いソファのボックス席は他の客の存在を遠ざけ、まるで世界に自分たち二人しかいないような錯覚を起こさせる。
葉巻の甘い香りが口中を満たす。
「吐き出す時もゆっくりですよ」
言われた通りにやろうとするが、うまくいかず、軽くむせる。リーフェルトは微笑んだ。
「慣れればうまくいきますよ。タバコみたいに立て続けに吸うものではありません、時間をかけてゆっくり」
リーフェルトが渡すウイスキーのグラスを受け取り、一口含む。……なるほど、口に残った葉巻の香りがウイスキーの香りと合わさって、独特の風味になる。
この味わい方が似合うまで、あと何年かかるだろう、とレインは思った。自分もいつか、リーフェルトのようになれるのだろうか。
「この間は間に合ったのですか」
不意にリーフェルトが聞いた。この間というのはあのラミナの誕生日の日のことだろう。今この時にラミナのことを思い出したくはなかったが、レインは素直に答えた。
「間に合いましたけど、なんかうまくいかなくなりました」
リーフェルトはおや、という顔をした。
「彼女わがままで、もういいかなって。……俺、他のことが気になり出すと、それまでのことはもうよくなってしまうというか……すみません、少佐相手に、俺、何言ってんだろ」
本当に言いたいことはそんなことではない、とレインは心の中で思う。
「構いませんよ。ウイスキーは?」
「……こんな高価なものを、俺なんかが飲んでいいんでしょうか……」
リーフェルトは構わず、グラスにウイスキーを注いだ。
「飲まなきゃ酒じゃないですよ。眺めて悦に入っている人間の気持ちが、私にはわかりませんね」
リーフェルトは部下にも丁寧語で話す。それが距離を感じさせる。この人を壁の向こうから引きずり出したい。日に日にレインの中でその気持ちが大きくなってくる。
「ところで他のこととは?」
「え?」
「他のことが気になると言ったでしょう」
レインは気恥ずかしい気分になった。まさか、少佐の事が気になっているとは言えまい。
だけど……
ウイスキーと葉巻でなんだか頭が滲んだような感覚になっている。
「他のことというか、他の人というか……なんか今までにない感じです。いや、すみません、俺ほんと何言ってるんだろう」
リーフェルトは若い部下を慈しむように微笑んだ。
「若いうちに色々と考えるのは悪いことではありませんよ。本当に困ったら遠慮なく周りを頼りなさい」
柔らかくて、穏やかな波のような心地の良い声。離れているのに、リーフェルトの体温を感じる。葉巻の煙を吸った息が甘い。ウイスキーの香りとあいまって、口づけはきっと甘いだろう、とふっと思った。
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