こんなことはフィクションの中の話だけだと思ってたのに!

麻杞葉

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どういうこと?

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なんと言うことでしょう。
目覚めるとそこは知らない場所でした。

ってなんじゃそりゃ!
どこの小説の話!?
聞いてないんですけど!?
………いや聞いてても受け入れられないけどさ。

ん?
視線を感じてふと横を向くと、ニッコリと微笑まれた。
めちゃイケメンに。
ばりくそイケメンに。
マジ半端ないイケメンに。
ほぼ同義(だと思ってる)で三回言った。
それくらいイケメン。
いや、イケメンという枠に収まらないな?
美麗で華麗で全世界の老若男女魅力させるなこの人?ってくらい。
しかしイケメンと称しとかないと後々苦労するからここではイケメンって呼びます。
語彙力が乏しいからこんな感じにしか言い表せないのだけどまぁそんな感じさ。

「良かった、目が覚めて。痛いところとかない?」

「あっ…いえ、特には……あの、」

「そっか、なら安心したよ。」

今度は微笑み、だけじゃない……頭を撫でられてる!?
ひぇ…破壊力半端ないんだけど…?

「あっ、あの。」

「ん?どうしたの?」

「ここはどこなのでしょうか…?」

「あぁ、ここに来た時からの記憶がないのか…。どう説明しようかな。」

「来た時から…?」

「君がここに来たのは一ヶ月程前でね。来た時は普通に話が出来ていたんだけど。丁度三日前、君にもうそろそろ目覚めるのでこの記憶も失くなってしまうだろう、と告げられたんだ。」

なんと言うことでしょう。(二回目)
というかつまりどういうこと?
私無意識下で動いていたと?
凄いな、無意識下の私!

「はは、普通に会話出来ていたから目覚めていなかったことに驚いたよ。」

「えっと…目覚めるとは…?」

「今までその人として生活していた人格、と言えば分かりやすいかな?異世界人が渡って来ると何日間かは深層の性格が出てくるらしいけれど。僕が聞いた話だと最長一週間だったからてっきり目が覚めていたのだと思っていたんだ。」

「深層の性格、ですか…。」

「そう、例えばいつもは真面目な性格だけど深層の性格は甘えたがりとか、いつも無表情な人が深層はずっと笑ってたりとかね。」

なるほど。
深層の性格ってそういうことか。
いつもは見せられない部分が表に出ると言うことなのね。

「出ない人は出ないという話だから、これは個人的なものが大きいとは思うけれどね。」

「そうなんですね…。」

「さぁ、今日は目が覚めたばかりだからもう寝た方がいい。」

「えっ、でも…。」

「これからいくらでも時間はあるから。その時にまた話をしようね?」

「はいぃ…。」

「いい子、お休み。」

また頭を撫でられた。
これ以上はダメっぽい。
私も色々混乱してて目が覚めたばかりだけど、もう眠いや。
お休み。ぐぅ。


そうして私は意識を飛ばした。


「これでもう君を逃がしてあげられないな、ごめんね?」


その後私はイケメンにキスされたことやこう囁かれたなど終ぞ知らなかったのである。











-------------



皆様初めまして。

麻杞葉(まきは)と申します。

アルファポリス様ではずっと読み専だったのですが、遂に手を出してしまいました。
あまり書くペースが早くないので、ゆっくりではありますが頑張りたいと思います。

まずは二話目を早めにあげられる様頑張ります!

需要があるかは分かりませんが…。
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