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何でそんな大事なこと真っ先に言わないの?
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昨日あのあとはもう目覚めなくて翌朝までぐっすり眠れた。
ベッドふかふかで気持ちいいしこのまま目覚めなくても……………?
右側に固い感触。
なんだろう?
いい感じの固さだからずっと触ってたいな。
「んっ…ふふ。もっと触りたい?」
「ぅん…。」
「寝惚けてるの?可愛いなぁ。」
チュッと何かがおでこに触れる。
それも気持ちいい。
「ほら触るんでしょ?どうぞ。」
グッと身体が引き寄せられる感覚がした。
「んっ…。」
「本っ当可愛いなぁ、朝弱いんだね。良いこと知っちゃったな。」
耳にかかる息がくすぐったい。
思わず身を捩らせる。
「可愛いね、感じちゃった?」
そう囁かれて頭が覚醒した。
「残念、目が覚めちゃった。」
朝から麗しさオーラ全開で眩しい!!
ん?
チョットマッテ、チョットマッテ?
どういう状況?
何で同じベッドで寝てるの?
「ごめんね、この部屋にはここしかベッドルームがないんだ。」
そうですよね、こんなに広いベッドですもんね!!
むしろ占領しててごめんなさい。
「気にしないでいいよ?僕が寝ていいって言ったんだから。」
「でも…。」
「それに僕はレイナの可愛い寝顔も見れたから役得だな。」
可愛いって初めて言われた…。
なんてこったい。
やることも言うこともカッコよすぎて…完璧超人じゃない?
死角なくない?
強すぎじゃない?
そして女たらし過ぎない?
「私の、名前…。」
「勿論教えてもらったんだよ、深層のレイナに。…あぁ、自己紹介をしてなかったね。僕はフレデリク=ノヴェル、今更だけど宜しく。」
「汐崎澪菜、です。改めて宜しくお願いします。」
「うん。こちらこそ改めて宜しくね、レイナ。あぁ、僕のことはフレディと呼んで欲しいな?」
はうぁ!
イケメンの首コテンは死人が出るぞ…!
ひぇ…恐ろしや…恐ロシア、いやこれは関係ないじゃん。
「レイナ?」
「は、はぃぃ…呼ばせていただきます…。」
「ふふ、良かった。じゃあ呼んでみて?」
「…え?」
「ほら、呼んで?」
「ふ、フレディ…………さん…。」
「呼び捨てでいいよ?」
「無理…。」
「じゃあ、呼び捨ては追々してもらおうかな。」
「…え?」
気がつくとギュッと抱き締められていた。
え??
めっちゃ良い匂いする。
グッドルッキングスメル?
ヤバいよ?
このまま昇天出来るよ。
イケメンはどこまでもイケメンかよ…。
「やっぱり、食べちゃいたいくらい可愛いなぁ。」
「ひぇ…。」
もうこれ以上のイケメン成分摂取は過多だから勘弁してくれ。
なんて思っているとコンコンと扉を叩く音が。
「殿下、起きていらっしゃいますか?」
「あぁ。」
えちょっと待って!?
フレディさん声色違う!
別人ってくらい声が!低い!
それに殿下…?
今外の人フレディさんのこと殿下って呼んだ?
この人、イケメンな上にめっちゃ偉い人じゃん。
どんだけハイスペック詰め込めば良いのよ。
「ふ、ふ、ふ、フレディさ……殿下なんですか…?」
「うん。あれ、言って無かった?」
全く聞いてないから!!!
というかそういうのは早めに開示しといてよ!!
記憶無いって知ってるだろう!!
「ふふふ…あは、あはは!」
何か笑われた、解せぬ。
ベッドふかふかで気持ちいいしこのまま目覚めなくても……………?
右側に固い感触。
なんだろう?
いい感じの固さだからずっと触ってたいな。
「んっ…ふふ。もっと触りたい?」
「ぅん…。」
「寝惚けてるの?可愛いなぁ。」
チュッと何かがおでこに触れる。
それも気持ちいい。
「ほら触るんでしょ?どうぞ。」
グッと身体が引き寄せられる感覚がした。
「んっ…。」
「本っ当可愛いなぁ、朝弱いんだね。良いこと知っちゃったな。」
耳にかかる息がくすぐったい。
思わず身を捩らせる。
「可愛いね、感じちゃった?」
そう囁かれて頭が覚醒した。
「残念、目が覚めちゃった。」
朝から麗しさオーラ全開で眩しい!!
ん?
チョットマッテ、チョットマッテ?
どういう状況?
何で同じベッドで寝てるの?
「ごめんね、この部屋にはここしかベッドルームがないんだ。」
そうですよね、こんなに広いベッドですもんね!!
むしろ占領しててごめんなさい。
「気にしないでいいよ?僕が寝ていいって言ったんだから。」
「でも…。」
「それに僕はレイナの可愛い寝顔も見れたから役得だな。」
可愛いって初めて言われた…。
なんてこったい。
やることも言うこともカッコよすぎて…完璧超人じゃない?
死角なくない?
強すぎじゃない?
そして女たらし過ぎない?
「私の、名前…。」
「勿論教えてもらったんだよ、深層のレイナに。…あぁ、自己紹介をしてなかったね。僕はフレデリク=ノヴェル、今更だけど宜しく。」
「汐崎澪菜、です。改めて宜しくお願いします。」
「うん。こちらこそ改めて宜しくね、レイナ。あぁ、僕のことはフレディと呼んで欲しいな?」
はうぁ!
イケメンの首コテンは死人が出るぞ…!
ひぇ…恐ろしや…恐ロシア、いやこれは関係ないじゃん。
「レイナ?」
「は、はぃぃ…呼ばせていただきます…。」
「ふふ、良かった。じゃあ呼んでみて?」
「…え?」
「ほら、呼んで?」
「ふ、フレディ…………さん…。」
「呼び捨てでいいよ?」
「無理…。」
「じゃあ、呼び捨ては追々してもらおうかな。」
「…え?」
気がつくとギュッと抱き締められていた。
え??
めっちゃ良い匂いする。
グッドルッキングスメル?
ヤバいよ?
このまま昇天出来るよ。
イケメンはどこまでもイケメンかよ…。
「やっぱり、食べちゃいたいくらい可愛いなぁ。」
「ひぇ…。」
もうこれ以上のイケメン成分摂取は過多だから勘弁してくれ。
なんて思っているとコンコンと扉を叩く音が。
「殿下、起きていらっしゃいますか?」
「あぁ。」
えちょっと待って!?
フレディさん声色違う!
別人ってくらい声が!低い!
それに殿下…?
今外の人フレディさんのこと殿下って呼んだ?
この人、イケメンな上にめっちゃ偉い人じゃん。
どんだけハイスペック詰め込めば良いのよ。
「ふ、ふ、ふ、フレディさ……殿下なんですか…?」
「うん。あれ、言って無かった?」
全く聞いてないから!!!
というかそういうのは早めに開示しといてよ!!
記憶無いって知ってるだろう!!
「ふふふ…あは、あはは!」
何か笑われた、解せぬ。
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