[完結]奪ってもいいでしょうか?[R18]

仲 奈華 (nakanaka)

文字の大きさ
27 / 29

E.奪ってもいいでしょうか?

しおりを挟む
ガタガタガタ

「リリア。起きて。もうすぐ着くわ」

リリア・ミンティアはゆっくり目を開けた。母はリリアを大事そうに抱きかかえ、頭を撫でる。
真っ白な祭事服を着て、胸元には宝石が埋め込められた星形のネックレスを身に着けた母は、誰よりも美しい。

だけど、リリアは母が「祈り」の為に国中を回る事が嫌だった。

「祈り」から帰った後の母は、深い眠りにつき、起きてこない。リリアと遊んでくれない。リリアを見てくれない。リリアを守ってくれない。

最近父の周りにいる黒髪の貴族の女がリリアを叩いたり、蹴ったり虐めてくる。

だから、母に強請ったのだ。「祈り」にリリアも連れて行ってと。

今回やっと母はリリアを連れて祈りにむかう。

馬車から降りると、崖の上にポツンと祭事場が立っていた。
白く広い台座に、吹きさらしの星形の建物が建っている。
後ろから、ついてきた祭司達が、台座に黄色の布を敷き詰め、果物や作物等、沢山の貢物を並べている。

リリアは、母に手を引かれ台座の上へ一緒に登った。

「リリア。ネックレスを持っているわね」

「はい。お母様」

リリアは母から渡された星形のネックレスを常に身についている。母の物とは違ってリリアのネックレスは古ぼけた石で作られた粗末な物だ。

「リリアのネックレスは、とても大事な物よ。貴方を守ってくれる。代々我がミンティア王国に受け継がれてきたの。貴方に娘が産まれたら、その子に渡すのよ。そして、祈りを捧げるの。この国を、私達を守ってくれるように。ずっと私達がそうしてきたように、貴方も一緒に祈りましょう」

母は、両膝を付き、手を組んで、瞳を閉じた。

リリアも、母と同じように両膝をつき、手を組む。

国を守ってくれるように?でも、城にいる父はリリアを邪険にする。父の周りの貴族の女達はリリアを虐めてくる。

どうして、守ってもらわないといけないのだろう?

リリアが不思議に思って、母に尋ねようとした。

「死ね!王妃には私の方がふさわしい」

ザシュ!

リリアの目の前で母が切られた。

祈りながら、背中を大きく切られた母は前に倒れる。

飛び散った血が、母から流れ落ち、赤い血がどんどん広がっていく。

「ふふふ。何が神宝よ。守護魔法だなんて、ただの迷信よ。簡単に殺せるじゃないの。ほほほ。これで私が王妃よ。私の息子がこの国の王になる」

血で穢れた剣を持ち、笑っているのは、父の側にいるはずの黒髪の女だ。

「お母様。起きて。」

リリアは、母に近づき体をゆすった。

母は、朦朧とした目でリリアを見て、首から千切りとった星形のネックレスを渡してきた。

「リリア。私の愛おしい娘」

母から貰った星形のネックレスは血で赤く染まっていた。

母の手が地面に落ちる。

「あ、お母様。起きて。ねえ。」

「ふん。忌々しい王女リリア。貴方は生かしておいてあげる。迷信深い長老達がうるさいのよ。ミンティア王国が災害に襲われたのは、もう数百年も前なのに。でも、そうね。そのペンダントは綺麗だわ。王妃になる私に相応しい。早く渡しなさい。」

リリアは、黒髪の女から逃れようと崖へ向かった。

崖の向こうは、広く青い海が広がっている。崖に波が打ち付け塩辛い水が飛んでくる。

「逃げるな。こっちに来なさい!」

黒髪の貴族の女を、誰も止めようとしない。母の部下のはずの祭司達は、遠くから見ているだけだ。祈りなんて、貴族なんて、この国なんて、もう。

「滅んでしまえばいい。」

「何を言っているの?祈りを捧げる王女のくせに、あ、なに?キャーーー」

ガタガタガタグラグラ。

急に大きく地面が揺れた。上下に強く揺れ、星形の斎場が目の前で崩れ落ちる。黒髪の女の上にも石が落ち、彼女も祭司達も皆、石と土煙の中に埋もれて行った。

祈りなんてしない。お母様を返して。この国なんていらない。貴族も王ある父も嫌いだ。だから、お母様を。

リリアは、背後から急に襲ってきた大きな波に飲み込まれた。










ゲホゲホ。水を飲んだみたいだ。リリアは、砂浜で目を覚ました。
体中ベトベトする海水につかり、服は大きく裂け、砂まみれになっている。

ここが何処か分からない。どうすればいいかも。

手の中には、母が使っていた宝石がついた星形のペンダントがある。胸元を触ると、リリアの石のペンダントもそこにあった。

リリアは、立ち上がり海から離れるように、砂浜を歩き道路へ向かった。

道路にたどり着き、座り込んでいると豪華な馬車がリリアの前に止まった。

仲から上品そうな夫婦が降りてくる。
「まあ、なんていう事。こんな小さな子供が一人でいるなんて」

「この服は、ミンティア王国の物だ。あの国は大地震と津波に襲われ壊滅状態にある。この子は奇跡的に助かったのか?きみ、話せるか?名前はなんという?」

リリアは、優しそうな二人を見て、母を思い出しながら言った。

「りりあ・んあ」

リリア・ミンティアと言おうとして、上手くしゃべれず舌を噛んでしまった。

「リリアンナ?いい子ね。貴方さえよければ家に一緒に帰りましょう。我が家には貴方より少し大きい娘がいるの。彼女は妹が欲しいって何度も言っていたわ」

「あの大災害を生き残るなんて、この娘は幸運の持ち主だ。アナリリスと王子は仲がいい。彼女が王子の婚約者に選ばれたら、我が家の後継者がいなくなる。この娘を養女に迎えてはどうだろうか」

「そうね。それがいいわ。きっとアナリリスも喜びます。私はもう子供を産めないから、もう一人子供が欲しかったの。リリアンナいいかしら?私達の娘になってくれる?」

母は死んでしまった。父は私を愛していない。もうあんな国には帰りたくない。母は、体を削りながら、国の為に祈りを捧げ続けたのに、守ってきたはずの民に殺されるなんて。そんな人生を送りたくない。

リリアンナは頷いた。
「はい。お母様。お父様」










養子となったレガリア侯爵家の皆は、リリアンナにとてもやさしくしてくれた。
義姉アナリリスは、王子の婚約者に選ばれ結婚した。結婚の祝いとして、母が持っていた宝石が埋め込まれた星形のネックレスを姉にプレゼントした。王城で姉が健康で幸せに暮らせるように。

高齢だったレガリア夫妻は姉の結婚式を見届けた後、体調を崩し亡くなってしまった。

義両親の意向は、リリアンナが婿養子をとりレガリア侯爵家を引き継ぎ、王妃となったアナリリスを支える事だ。リリアンナが、レガリア家に迎え入れられて、すぐに婚約したマーカス子爵令息との仲はいい。ずっとお互いを支え合ってきた。子爵家の3男という立場のマーカスは何かと苦労する事が多いが、レガリア侯爵家の婿養子に決まった事で、将来のレガリア侯爵だからと、融通が利くようになったと聞いた。

マーカスが出世し副宰相に選ばれてから厄介な事が増えた。茶会や舞踏会で変な公爵令嬢に絡まれるようになった。マーカスを譲れと脅される。そんな事できるはずがないのに、暗殺者だって何度も差し向けられる。直接殺されそうになった事もある。

今日も、母が常に身に着けるように言っていた星形のペンダントがリリアンナを守ってくれた。でも、守護魔法が発動した後は酷く体力を奪われ眠くなってしまう。社交界に参加できない日が続く。

出産した義姉アナリリスを見舞った後、リリアンナの乗った馬車が襲撃に合い、崖から落とされた。

襲撃者の中央には、ナリミア伯爵令嬢がいた。

貴族なんて本当にくだらない。リリアンナは、ただ平穏に、愛する人の側で生きていきたいだけなのに。なぜか何度も殺されそうになる。

海に落ちた直後、薄い膜に包み込まれた。

水をかき分け、泳ぎ続けなんとか海岸にたどり着く。崖から落ちた馬車はブクブクと泡を出しながら沈んでいった。

「なんだい。あんた?えらい美人だね。こんな場所で泳いでいるなんて人魚かい?」

海岸には、豪華なドレスを着た裸足の女が岩に座り、リリアンナに話しかけてきた。

「貴方は誰?」

「私は、アンナだよ。娼婦をしている。これでも人気があるのさ。貴族の男から搾れるだけ、搾り取って、奪えるだけ奪いつくし、沢山稼ぐ。ふふふ、あんたは、なかなかいい体をしているね。人気がでるよ」

(きっと、私が生きている事がバレたら、またあの女達に襲われる。娼館なら見つからないかもしれない)

「ねえ、お願い。私も連れて行ってくれない。」

「いいけど、娼館だから、男達の相手をしないといけないよ。あんたアレができるの」
「私、結婚を約束した彼がいるの。彼と何度も、いろいろしてきたから」

「相手がいるのに、娼婦になりたいのかい?」

「ただ、行く場所がないの。変な貴族の女達に命を狙われていて。彼の所に行ったら直ぐに居場所が見つかるわ。」

「ふーん。大変そうだね。いいよ。一緒についてきて。ちょっと前に一人亡くなってね。娼婦が不足しているって言っていたからすぐに採用されるはずだよ。激しいプレイが好きな変態が多くてね。嫌ならすぐに辞めればいいから」






娼館に来て、1週間が過ぎた。新聞に、義姉アナリリスは殺され、義妹レガリア侯爵令嬢が犯人だと掲載されていた。婚約者だったマーカスとルミリア公爵令嬢のスピード婚についても、載っている。

あの貴族達に陥れられた。うろ覚えだが、生母も貴族の女に殺されたと記憶している。
もう貴族の世界には戻りたくない。義姉も亡くなってしまった。婚約者も、ルミリアに奪われてしまった。

くやしい。本当にあの女が憎い。

何度も私を殺そうとして、私の大事な人を奪ったあの女が。




想像以上に娼館は居心地がよかった。命を狙われる事もないし、馬鹿な男達を翻弄しながら搾り取り、貢がせるのは楽しかった。中には、女を手荒く扱う男もいるが、リリアンナにはネックレスがある。時々軽く発動しているのを感じた。

アンナは、高級商館で働いていた。リリアンナの立ち振る舞い、礼儀作法から元貴族の娼婦がいると直ぐに噂が広まった。客に貴族や、裕福な商人の相手が増える。

ある日、付き合いで高級商館を訪れた元婚約者マーカスと再会した。
マーカスは、すぐにリリアンナを指名し、個室で強く抱きしめてきた。

「リリアンナ。逢いたかった。まさか生きていたなんて。どうして教えてくれなかった?」

「マーカス。貴方ルミリアと結婚したのでしょう。リリアンナ・レガリアはアナリリスを殺した下手人になっているわ。伝えられるはずないじゃない」

「ルミリアは…あの女は狂っている。薬を盛られ襲われた、責任を取れと脅迫されて仕方がなくグロッサー公爵家の婿養子になるしかなかった。僕はずっと君の事を忘れていない。愛しているのは君だけだ」

「そう。貴方もルミリアの被害者なのね」

「ルミリアが君になにかしたのか?」

「私を貶めたのはルミリアだと思うわ。彼女はずっと貴方を欲しがっていた。何度も殺されそうになったの。もう貴族には戻りたくない。ここは安全なの。ある程度の自由もあるし、沢山稼げるから好きなものだってなんでも手に入る」

「リリアンナ。本当にもう僕たちは?」

「いつでも、ここに来ていいわ。貴方は特別よ。沢山サービスしてあげるから。」

「リリアンナ。僕と一緒に…」

「今の貴方は、ルミリアと離婚できないでしょ。もっと貴方が出世して私を守れるくらい力をつけたら迎えに来て。私はアナリリス王妃を殺していないの。誰が王妃を、この国で一番尊い女性を殺したと思う?」

「君はルミリアの事を疑っているのか?」

「それだけ、彼女は危険だわ。私はもう嫌なの。レガリア侯爵家には恩があるけど、もうアナリリス義姉様もいない。命をかけてまで、レガリア姓を名乗るつもりはないわ」

「僕はどうしたらいい?ずっと君と結婚できると思っていた。君がいない人生なんて」

「私が愛しているのは、貴方だけよ。マーカス。ここで沢山愛し合いましょう。」

(結局、マーカスを無理やり手に入れただけなのね。もし、奪った男を私が奪い返したら、あの女はどんな気持ちになるのだろう。)

リリアンナは、マーカスを優しく抱きしめた。






マーカスとする時は、穴を開けた避妊具を使った。あの愛されていないルミリアが、マーカスの娘を産んだらしい。リリアンナもマーカスの子供が欲しかった。あの女は、リリアンナが死んだと思っているだろう。新聞にもアナリリス王妃を殺したレガリア侯爵令嬢が自殺したと書かれていた。

マーカスを奪ったと、満足している可哀そうなルミリア。
マーカスは、リリアンナに会うために、何度も娼館を訪れ、愛を囁いてくる。
私達は愛し合っている。確かに結婚はしていない。でも、彼は私の事だけを。

リリアンナは、娘を秘かに産んだ。娼館の主は反対したが、リリアンナは貴族達に人気があり、借金もしていない。金を渡せば、了承してくれた。他の娼婦達の後押しもあり、無事に娘を産む事ができた。

マーカスそっくりな美しい銀髪に、透き通るような白い肌。大きく吸い込まれるような紺瞳。娘のミーナはとても美しかった。

でも、銀髪は珍しい。もしかしたら目立ち、あの女にバレるかもしれない。

娘を守らなければ、絶対に見つからないようにしないといけない。

リリアンナは、娘のミーナに星型のネックレスをかけた。



髪を、本当の父親を隠すため、ミーナには髪色を変え、変装術を教え込んだ。

マーカスにもミーナの事を伝えていない。

彼と合うときは、いつも二人だけで愛し合った。

マーカスがやっと決心したらしい。王都に家を購入し迎えに来てくれる。

リリアンナと娘のミーナを。


でも、約束の日やってきたのは、ルミリア公爵夫人だった。

切られ、倒れながらリリアンナは、隠れている娘を必死に見て出てこないように首を振った。


まだ、伝えていない。彼にも、娘にも。

奪い返したはずなのに。

幸せになるはずなのに。

でも、娘は、ミーナは、見つかっていない。

彼女さえ無事ならば。

リリアンナの意識は闇に飲み込まれた。


しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

【完結】20年後の真実

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。 マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。 それから20年。 マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。 そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。 おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。 全4話書き上げ済み。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

婚約破棄された令嬢が記憶を消され、それを望んだ王子は後悔することになりました

kieiku
恋愛
「では、記憶消去の魔法を執行します」 王子に婚約破棄された公爵令嬢は、王子妃教育の知識を消し去るため、10歳以降の記憶を奪われることになった。そして記憶を失い、退行した令嬢の言葉が王子を後悔に突き落とす。

夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。

Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。 そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。 そんな夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。 これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。 (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)

どうぞ、おかまいなく

こだま。
恋愛
婚約者が他の女性と付き合っていたのを目撃してしまった。 婚約者が好きだった主人公の話。

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

三年の想いは小瓶の中に

月山 歩
恋愛
結婚三周年の記念日だと、邸の者達がお膳立てしてくれた二人だけのお祝いなのに、その中心で一人夫が帰らない現実を受け入れる。もう彼を諦める潮時かもしれない。だったらこれからは自分の人生を大切にしよう。アレシアは離縁も覚悟し、邸を出る。 ※こちらの作品は契約上、内容の変更は不可であることを、ご理解ください。

処理中です...