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それぞれの絆
【旦】誕生日には甘味を添えて
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「今年も無事にこの日を迎えられたな、雪緒」
「ありがとうございます、紫様」
向かいに座る雪緒が持つグラスに、コツリと俺のグラスの縁をあてて、互いに笑みを交わす。この遣り取りをするのは、これで四度目か。
俺が台所を戦場にしてから、雪緒の誕生日には外食をとなった。怪我の功名と云って良いのかは謎ではあるが。こうして少しでも、雪緒を家事の煩わしさから開放してやりたいと云うのは、俺の我儘でしか無いのかも知れん。それでも笑顔で付き合ってくれる雪緒を見れば、これで良かったのだと思うのだ。
食前酒を交わせば、次々と折を見て料理が運ばれて来る。いっぺんに出せば良い物をと思ったりもしたが、このゆったりとした時間がまた良いのも事実だ。
それにしても、だ。
店内を見渡せば、洋装の者がかなり増えた様に思う。着物なぞ、歳の行った者しか着ていない様に見える。
「………この格好で良かったのか…?」
つい、気になって雪緒に聞いてしまった。普段は格好なぞ気にはしないが、こう云う特別な日は、やはり、それなりに見える格好をした方が良い気がする。
いや、先日のハロウィンの様に、気が付いたらズボンの尻が破れていたなぞと云う失態を犯す気は無いが。
「格好だなんて…。紫様が、僕を祝って下さる。それだけで十分です。…それに…以前にも言いましたけど…洋装姿の紫様は…その…人目を惹きますから…ぼ…僕だけの紫様で居て欲しいので…」
ナイフとフォークを手に、段々と頬を赤らめて雪緒が俯いてしまう。
「そ、そうか…」
知らず緩む口元をナプキンで隠したが、果たして上手く隠せたかは疑問だ。
明る過ぎず、かと云って暗過ぎも無い店内には、ゆったりとした曲が流れて居る。
初めて利用した時に、雪緒が『落ち着いていて良いですね』と言ったから、馬鹿の一つ覚えの様にこの店を利用しているが、店を変えた方が良いだろうか。
雪緒は洋装姿の俺が人目を惹くと言っていたが、それは雪緒も同じ事だ。更に言うのならば、雪緒はそのままで人目を惹く。年に一度とは言え、同じ日、更にはこれで四度目ともなれば、店側の人間も憶えると云う物だ。ついでに言うのならば、料理が運ばれて来る度に『ありがとうございます』と、笑顔で言われてみろ。誰だって悪い気はしないだろう。この人たらしが。いや、そこが雪緒なのだから、仕方が無いと言えば仕方が無いのだが。まあ、そんな雪緒に店の人間の視線が集まっている訳だ。普段は穏やかな笑みを浮かべていて、落ち着いた柔らかな雰囲気の雪緒だ。偶然視線が合えば、その笑みを深くして軽く頭を下げるのだ。それは、今も…おい、止めろ。何杯水を飲ませる気だ。食後のケーキが入らなくなるだろうが。雪緒は小食なのだ。だから毎度、雪緒の分は量を少な目にと注文をしているだろうが。本命が腹に入らなくなったら、どう責任を取ってくれる気だ。
そんな俺の気も知らずに、雪緒は店員に笑顔で礼を口にして水を飲む。
「…紫様? どうされましたか? 何処か具合でも?」
「ああ、いや…その、水で腹が膨れやしないかと…」
俺の手が止まって居る事に気付いた雪緒が気遣わし気な声を掛けて来たが、我ながら馬鹿な事を口にしてしまった。
「ふふ。大丈夫ですよ。甘味は別腹と言いますし、お昼のお弁当は何時もよりも少なめにしましたから、余裕があります」
しかし、雪緒はそんな馬鹿な俺の問いを気にした風も無く穏やかに笑う。
「そ、そうか…」
「せっかくの機会なのですから、楽しみませんと」
「それならば回数を増やしても良いんだぞ?」
「それでは有難味が減ってしまいます。それを言うのでしたら紫様のお誕生日にも…」
「…いや、俺の誕生日は良い。お前が俺の誕生日に色々と趣向を凝らしてくれる…それが良い」
「そ、そうですか…」
俺がそう言えば、雪緒はまた頬を赤くして顔を下げてしまった。
いや、もう。そんなに照れてくれるな。またこちらの顔も熱くなって来てしまうではないか。
こんな遣り取りも、もう何回目だろうか。
しかし、何度目でも色褪せる事無く、毎回新鮮な気持ちにさせてくれる。新しい風を吹き込んでくれる。本当に、不思議な物だ。
「お待たせしました。食後のデザートとコーヒーになります」
雪緒が料理を食べ終え、一息ついた処でそれらが運ばれて来た。ケーキは雪緒の物で、コーヒーは俺のなのだが。
「…あの、こちらは?」
ケーキの隣にある、注文をした覚えの無い、小さな器に雪緒が首を傾げて店員に尋ねる。
「はい。こちらの勝手ではございますが…昨年の新作のチョコレートケーキをお客様が大変美味しそうに食べて下さって、それがこちらの人気商品になり、売り上げがあがったのです。お礼と言うには細やかでございますが受け取って下さいませ。こちらのチョコレートは甘さを控えてありますので、邪魔にはならないかと思います」
ああ、去年のケーキか。確かに『本日初めてお出しします。宜しければ感想をお聞かせ下さい』とか言われた記憶があるな。
「わあ、それはおめでとうございます。ありがとうございます、戴きますね」
そう言って雪緒は匙を手に取り、心遣いのアイスクリームを一口食べる。
礼をして背中を向ける店員を見送ってから、目を細め頬を緩める雪緒を見る。
…お前、理解しているのか?
お前の食べる姿を褒められたんだぞ?
そう言えば、似た様な事が以前にもあったな?
あれは、有害百貨店にある甘味屋での事だったか。それまでは閑散としていたくせに、雪緒が食べ出してから、何時の間にか長蛇の列が出来ていたのだった。
…まあ…雪緒がこうして、嬉しそうに、幸せそうに食べて居る姿を見るのは、心が和むからな…。
「紫様もどうぞ」
「ん? ああ」
そんな事を考えていたせいか、差し出されたそれを俺は無意識に口に含んでいた。
ん? 唇に当たったのは雪緒の指か? 何故だ? ああ、アイスクリームに添えられていたウェハースでアイスクリームを掬って寄越したのか。
と、そこで俺は固まってしまった。
いや、俺は何をしているのだ?
こんな人前で手ずから雪緒に食べさせて貰う等。
これは匙代わりに出されたウェハースを受け取る処だろう?
ほら見ろ。雪緒も顔を赤くして固まっているでは無いか。
心なしか店内も静まり返った気がする。
いや、店内に流れる曲は聴こえて来てはいる。いるのだが。
「…あ…」
そんな雪緒の小さな声に、固まっていた俺の身体がピクリと動いた。
「あ、ああ、すまん。アイスクリームが溶けて指に付いてしまったな。ナプキンで…」
ゴクリとアイスクリームを飲み込んでから、ナプキンへと手を伸ばそうとしたら、雪緒に止められてしまった。
「あ、いえ、大丈夫です」
雪緒はそっとアイスクリームの付いた指を己の唇へと持って行き、軽く目を伏せてそれに舌を這わせた。それが妙に色めいて見えたのは気のせいだろうか?
「…こうすれば、ナプキンを汚す事はありませんものね」
そう微笑んで『急がないと溶けてしまいますね』と、雪緒は顔を下げてアイスクリームを食べ進める。
いや…ナプキンは汚れる為にある物だろうが…。
「…そうだな…」
しかし、その突っ込みは終ぞ口に出せず、俺は雪緒のつむじを見ながら、砂糖も入れていないのに、やたらと甘いコーヒーを飲み干した。
◇
「ありがとうございました」
と、やたら生温い様な店員の声を背に店を出れば、やはり、外はもう冬を迎えつつあるのか、風も空気も冷たく肌を刺す様だった。
「やはり、もう夜は冷えますね」
隣に並ぶ雪緒が両手を口に当てて息を吹き掛けながら、小さく身体を震わせた。
「…帰ったら熱い茶を煎れて貰おうか」
「はい」
そう言いながら、左手を雪緒へと差し出せば、雪緒は嬉しそうに目を細めてから、そっと右手を俺の手の上へと乗せて来る。それが、どうしようもなく嬉しい。当たり前だと、当然だと言う様に、その手を重ねてくれるのが、途轍もなく嬉しいのだ。
俺が隣に居るのが当然だと。
俺の隣に居るのが当然だと。
そう思ってくれるのが嬉しい。
ありがとう。と、そう言うのはおかしいだろうか。
「…ありがとう」
だが、口にせずには居られない。
こうして隣で微笑んでいてくれてありがとう、と。
生まれて来てくれてありがとう、と。
俺に出逢ってくれてありがとう、と。
「はい? まだお茶は煎れてませんよ?」
「先に言っただけだ」
「はい? どう致しまして?」
不思議そうに首を傾げる雪緒のその手を包み込んで歩き出す。風も空気も冷たいが、俺よりも小さな手から伝わる温もりは何処までも穏やかな熱を湛えていた。
「ありがとうございます、紫様」
向かいに座る雪緒が持つグラスに、コツリと俺のグラスの縁をあてて、互いに笑みを交わす。この遣り取りをするのは、これで四度目か。
俺が台所を戦場にしてから、雪緒の誕生日には外食をとなった。怪我の功名と云って良いのかは謎ではあるが。こうして少しでも、雪緒を家事の煩わしさから開放してやりたいと云うのは、俺の我儘でしか無いのかも知れん。それでも笑顔で付き合ってくれる雪緒を見れば、これで良かったのだと思うのだ。
食前酒を交わせば、次々と折を見て料理が運ばれて来る。いっぺんに出せば良い物をと思ったりもしたが、このゆったりとした時間がまた良いのも事実だ。
それにしても、だ。
店内を見渡せば、洋装の者がかなり増えた様に思う。着物なぞ、歳の行った者しか着ていない様に見える。
「………この格好で良かったのか…?」
つい、気になって雪緒に聞いてしまった。普段は格好なぞ気にはしないが、こう云う特別な日は、やはり、それなりに見える格好をした方が良い気がする。
いや、先日のハロウィンの様に、気が付いたらズボンの尻が破れていたなぞと云う失態を犯す気は無いが。
「格好だなんて…。紫様が、僕を祝って下さる。それだけで十分です。…それに…以前にも言いましたけど…洋装姿の紫様は…その…人目を惹きますから…ぼ…僕だけの紫様で居て欲しいので…」
ナイフとフォークを手に、段々と頬を赤らめて雪緒が俯いてしまう。
「そ、そうか…」
知らず緩む口元をナプキンで隠したが、果たして上手く隠せたかは疑問だ。
明る過ぎず、かと云って暗過ぎも無い店内には、ゆったりとした曲が流れて居る。
初めて利用した時に、雪緒が『落ち着いていて良いですね』と言ったから、馬鹿の一つ覚えの様にこの店を利用しているが、店を変えた方が良いだろうか。
雪緒は洋装姿の俺が人目を惹くと言っていたが、それは雪緒も同じ事だ。更に言うのならば、雪緒はそのままで人目を惹く。年に一度とは言え、同じ日、更にはこれで四度目ともなれば、店側の人間も憶えると云う物だ。ついでに言うのならば、料理が運ばれて来る度に『ありがとうございます』と、笑顔で言われてみろ。誰だって悪い気はしないだろう。この人たらしが。いや、そこが雪緒なのだから、仕方が無いと言えば仕方が無いのだが。まあ、そんな雪緒に店の人間の視線が集まっている訳だ。普段は穏やかな笑みを浮かべていて、落ち着いた柔らかな雰囲気の雪緒だ。偶然視線が合えば、その笑みを深くして軽く頭を下げるのだ。それは、今も…おい、止めろ。何杯水を飲ませる気だ。食後のケーキが入らなくなるだろうが。雪緒は小食なのだ。だから毎度、雪緒の分は量を少な目にと注文をしているだろうが。本命が腹に入らなくなったら、どう責任を取ってくれる気だ。
そんな俺の気も知らずに、雪緒は店員に笑顔で礼を口にして水を飲む。
「…紫様? どうされましたか? 何処か具合でも?」
「ああ、いや…その、水で腹が膨れやしないかと…」
俺の手が止まって居る事に気付いた雪緒が気遣わし気な声を掛けて来たが、我ながら馬鹿な事を口にしてしまった。
「ふふ。大丈夫ですよ。甘味は別腹と言いますし、お昼のお弁当は何時もよりも少なめにしましたから、余裕があります」
しかし、雪緒はそんな馬鹿な俺の問いを気にした風も無く穏やかに笑う。
「そ、そうか…」
「せっかくの機会なのですから、楽しみませんと」
「それならば回数を増やしても良いんだぞ?」
「それでは有難味が減ってしまいます。それを言うのでしたら紫様のお誕生日にも…」
「…いや、俺の誕生日は良い。お前が俺の誕生日に色々と趣向を凝らしてくれる…それが良い」
「そ、そうですか…」
俺がそう言えば、雪緒はまた頬を赤くして顔を下げてしまった。
いや、もう。そんなに照れてくれるな。またこちらの顔も熱くなって来てしまうではないか。
こんな遣り取りも、もう何回目だろうか。
しかし、何度目でも色褪せる事無く、毎回新鮮な気持ちにさせてくれる。新しい風を吹き込んでくれる。本当に、不思議な物だ。
「お待たせしました。食後のデザートとコーヒーになります」
雪緒が料理を食べ終え、一息ついた処でそれらが運ばれて来た。ケーキは雪緒の物で、コーヒーは俺のなのだが。
「…あの、こちらは?」
ケーキの隣にある、注文をした覚えの無い、小さな器に雪緒が首を傾げて店員に尋ねる。
「はい。こちらの勝手ではございますが…昨年の新作のチョコレートケーキをお客様が大変美味しそうに食べて下さって、それがこちらの人気商品になり、売り上げがあがったのです。お礼と言うには細やかでございますが受け取って下さいませ。こちらのチョコレートは甘さを控えてありますので、邪魔にはならないかと思います」
ああ、去年のケーキか。確かに『本日初めてお出しします。宜しければ感想をお聞かせ下さい』とか言われた記憶があるな。
「わあ、それはおめでとうございます。ありがとうございます、戴きますね」
そう言って雪緒は匙を手に取り、心遣いのアイスクリームを一口食べる。
礼をして背中を向ける店員を見送ってから、目を細め頬を緩める雪緒を見る。
…お前、理解しているのか?
お前の食べる姿を褒められたんだぞ?
そう言えば、似た様な事が以前にもあったな?
あれは、有害百貨店にある甘味屋での事だったか。それまでは閑散としていたくせに、雪緒が食べ出してから、何時の間にか長蛇の列が出来ていたのだった。
…まあ…雪緒がこうして、嬉しそうに、幸せそうに食べて居る姿を見るのは、心が和むからな…。
「紫様もどうぞ」
「ん? ああ」
そんな事を考えていたせいか、差し出されたそれを俺は無意識に口に含んでいた。
ん? 唇に当たったのは雪緒の指か? 何故だ? ああ、アイスクリームに添えられていたウェハースでアイスクリームを掬って寄越したのか。
と、そこで俺は固まってしまった。
いや、俺は何をしているのだ?
こんな人前で手ずから雪緒に食べさせて貰う等。
これは匙代わりに出されたウェハースを受け取る処だろう?
ほら見ろ。雪緒も顔を赤くして固まっているでは無いか。
心なしか店内も静まり返った気がする。
いや、店内に流れる曲は聴こえて来てはいる。いるのだが。
「…あ…」
そんな雪緒の小さな声に、固まっていた俺の身体がピクリと動いた。
「あ、ああ、すまん。アイスクリームが溶けて指に付いてしまったな。ナプキンで…」
ゴクリとアイスクリームを飲み込んでから、ナプキンへと手を伸ばそうとしたら、雪緒に止められてしまった。
「あ、いえ、大丈夫です」
雪緒はそっとアイスクリームの付いた指を己の唇へと持って行き、軽く目を伏せてそれに舌を這わせた。それが妙に色めいて見えたのは気のせいだろうか?
「…こうすれば、ナプキンを汚す事はありませんものね」
そう微笑んで『急がないと溶けてしまいますね』と、雪緒は顔を下げてアイスクリームを食べ進める。
いや…ナプキンは汚れる為にある物だろうが…。
「…そうだな…」
しかし、その突っ込みは終ぞ口に出せず、俺は雪緒のつむじを見ながら、砂糖も入れていないのに、やたらと甘いコーヒーを飲み干した。
◇
「ありがとうございました」
と、やたら生温い様な店員の声を背に店を出れば、やはり、外はもう冬を迎えつつあるのか、風も空気も冷たく肌を刺す様だった。
「やはり、もう夜は冷えますね」
隣に並ぶ雪緒が両手を口に当てて息を吹き掛けながら、小さく身体を震わせた。
「…帰ったら熱い茶を煎れて貰おうか」
「はい」
そう言いながら、左手を雪緒へと差し出せば、雪緒は嬉しそうに目を細めてから、そっと右手を俺の手の上へと乗せて来る。それが、どうしようもなく嬉しい。当たり前だと、当然だと言う様に、その手を重ねてくれるのが、途轍もなく嬉しいのだ。
俺が隣に居るのが当然だと。
俺の隣に居るのが当然だと。
そう思ってくれるのが嬉しい。
ありがとう。と、そう言うのはおかしいだろうか。
「…ありがとう」
だが、口にせずには居られない。
こうして隣で微笑んでいてくれてありがとう、と。
生まれて来てくれてありがとう、と。
俺に出逢ってくれてありがとう、と。
「はい? まだお茶は煎れてませんよ?」
「先に言っただけだ」
「はい? どう致しまして?」
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