76 / 85
それぞれの絆
【旦】天の川の先に・五
しおりを挟む
「やれやれ…」
酔い潰れた天野、みく、相楽の身体に肌掛け布団をそれぞれへと掛けてやり、俺は溜め息を吐いて仏間から廊下へと出た。
障子は開けていたが、それでも仏間は酒の匂いが充満していて、俺まで酔いそうだ。
茶の間へと行けば、親父と星が作った料理がまだ所狭しと卓袱台の上に置いてあった。
「どれだけ作ったんだ…朝飯か?」
ともかく、傷みそうな物は仕舞っておかねば。
「お手伝いしますね」
皿を一つ手に取った時、後ろから雪緒の声が聞こえて来た。
「親父達は良いのか?」
親父と星と月兎と雪緒の四人で川の字になって寝ると星が息巻いて、呑むのもそこそこに雪緒の部屋に引っ込んで、色々と話が弾んでいた様だったが。
「皆さん、はしゃぎ過ぎて疲れたのか、寝てしまわれました」
振り返った俺に、雪緒はくすくすと笑いながら近付いて来る。羽織も袴も脱ぎ、今は白い着物だけだ。
「そうか」
俺も、暑苦しい羽織と袴を脱いで、黒い着物だけだが。
二人で卓袱台の物を粗方片付け、傷みそうに無い物は台所にある長机に置き、窓を開け風通しを良くして、虫除けの網を掛けた。
「お茶を煎れますか?」
「ああ。縁側で風にあたりながら飲もう」
「はい」
俺は雪緒にそう言って、茶の間にある座布団を二枚持ち、一足早く縁側へと行き腰を下ろした。
少しだけひやりとした風が、頬を撫で、項を撫でて行く。
目の前にある向日葵は、今は少しだけ下を向いている。そして、その斜め前には、星が持って来て刺した笹があり、皆が願いを書いて吊り下げた短冊が僅かに揺れていた。
「…楽しかったか?」
意識するで無く、するりと言葉が出た。
夏になれば、何時も俺達を見ている向日葵。
夏が終わり、花を散らしても、そこに在るのは変わらない。
向日葵は鞠子だ。
何時だって、胸を張って前を見て、ころころと笑っていた鞠子。
「お前が見たかった物は、見られたか?」
そよりそよりと風が吹き、悪戯に向日葵の花を揺らして行くが、俺には鞠子が嬉しそうに頷いた様に見えた。
きっと、もう、恐らくは、この家にこうして皆が集まって騒ぐ日は来ないだろう。
天野達への、良い手向けになっただろうか?
――――――――思い出す顔が、何時も笑顔である様に――――――――。
そんな風に笑えていたか?
あいつらも、そう、笑っていたか?
明日の朝は、皆で写真を撮ろう。
向日葵も一緒に。
過ぎた日々は戻らないが、思い出す事は出来る。写真があれば、それは、より鮮明になる。
…何時か…何時の日か、それを見て涙を流す日が来るのかも知れないが…。それは、その時の事で、今では無い。
…殺してくれ、か…。
「…全く、無理難題を押し付けてくれる」
天野の言葉が蘇り、ふ、と息を零し、垂れて来た前髪を掻き上げる。
鞠子やお妙さんが居たら、何と言っていただろうな?
「何がですか?」
「…ああ、ありがとう」
すっと差し出された茶を受け取り、隣に置いた座布団をぽんぽんと叩けば、そこに雪緒が腰を下ろした。
「…天野の事だ」
ふー、ふー、と息を吹き掛けてから、一口だけ茶を飲んで、俺は切り出した。
「…次の…新月でしたっけ…」
「…ああ…」
やはり、みくから聞いていたのだろう。雪緒が空に浮かぶ月を見ながら、ぽつりと寂しそうに呟いた。
「…天野を負かせる妖なぞ居て堪るか。それをでっち上げて、それに天野が殺された様に見せろとか、津山と話を合わせる様にしろとか、全く頭が痛い…」
俺も同じく、空を見上げながら話す。
そう言えば、今日は七夕だが…天の川は何処だ? 反対側だったか?
「…ですが…実行されるのですよね…?」
ぼんやりとそんな事を思った俺の耳に、静かな雪緒の声が届く。
一度目を伏せ、そして開けて俺は答える。
「…ああ…。天野は妖に襲われ、食われる…ふりをして、闇に紛れて親父の里へ行く。未亡人となったみくは、街に居ても辛いだけだと言って、葬儀を済ませたら、里へ行く…あいつにそんな真似が出来るのか、甚だ不安だが…」
あいつのそんな願いなぞ、この人生で数える程しか無い。
応えてやらねば男が廃る。
幼馴染みとして、友として、戦友として。
俺が出来る最後の餞だ。
「…長期休暇には、里へ行きましょうね」
「…そうだな…」
変わらず静かな…いや、やはり寂しいのだろう…それを滲ませた雪緒の声に、俺は頷く…頷く事しか出来ない。
「…星様の時は…どうされるのですか…?」
「星の時は、あいつが飽きたとでも言えば、皆が納得するだろう。あいつを止められる事なぞ、誰にも出来ん」
少しだけ明るさを滲ませた…からかう様な雪緒の声に、俺は何時もの様に…星には何度も煮え湯を飲まされていると…それを含んだ声で答えた。
「ふふ…っ…! 星様に悪いですよ!」
それを期待していただろうに、雪緒は堪らずと言った様に噴き出した。
「笑うお前も同罪だぞ?」
「ふふ、そうですね」
「…しかし、本当に良かったのか?」
「え?」
「…養子の事だ…」
「…ああ…」
ふっと、目を伏せる雪緒に、俺は目を細めた。
雪緒の告白に、つい衝動的に抱き締めてしまった後、親父が咳払いを一つして言ったのだ。
『雪緒君、私の養子にならないかね?』
と。
『私の養子になって、新たに紫君と縁を結ぶ…婚姻届を出さないかね?』
と。
酔い潰れた天野、みく、相楽の身体に肌掛け布団をそれぞれへと掛けてやり、俺は溜め息を吐いて仏間から廊下へと出た。
障子は開けていたが、それでも仏間は酒の匂いが充満していて、俺まで酔いそうだ。
茶の間へと行けば、親父と星が作った料理がまだ所狭しと卓袱台の上に置いてあった。
「どれだけ作ったんだ…朝飯か?」
ともかく、傷みそうな物は仕舞っておかねば。
「お手伝いしますね」
皿を一つ手に取った時、後ろから雪緒の声が聞こえて来た。
「親父達は良いのか?」
親父と星と月兎と雪緒の四人で川の字になって寝ると星が息巻いて、呑むのもそこそこに雪緒の部屋に引っ込んで、色々と話が弾んでいた様だったが。
「皆さん、はしゃぎ過ぎて疲れたのか、寝てしまわれました」
振り返った俺に、雪緒はくすくすと笑いながら近付いて来る。羽織も袴も脱ぎ、今は白い着物だけだ。
「そうか」
俺も、暑苦しい羽織と袴を脱いで、黒い着物だけだが。
二人で卓袱台の物を粗方片付け、傷みそうに無い物は台所にある長机に置き、窓を開け風通しを良くして、虫除けの網を掛けた。
「お茶を煎れますか?」
「ああ。縁側で風にあたりながら飲もう」
「はい」
俺は雪緒にそう言って、茶の間にある座布団を二枚持ち、一足早く縁側へと行き腰を下ろした。
少しだけひやりとした風が、頬を撫で、項を撫でて行く。
目の前にある向日葵は、今は少しだけ下を向いている。そして、その斜め前には、星が持って来て刺した笹があり、皆が願いを書いて吊り下げた短冊が僅かに揺れていた。
「…楽しかったか?」
意識するで無く、するりと言葉が出た。
夏になれば、何時も俺達を見ている向日葵。
夏が終わり、花を散らしても、そこに在るのは変わらない。
向日葵は鞠子だ。
何時だって、胸を張って前を見て、ころころと笑っていた鞠子。
「お前が見たかった物は、見られたか?」
そよりそよりと風が吹き、悪戯に向日葵の花を揺らして行くが、俺には鞠子が嬉しそうに頷いた様に見えた。
きっと、もう、恐らくは、この家にこうして皆が集まって騒ぐ日は来ないだろう。
天野達への、良い手向けになっただろうか?
――――――――思い出す顔が、何時も笑顔である様に――――――――。
そんな風に笑えていたか?
あいつらも、そう、笑っていたか?
明日の朝は、皆で写真を撮ろう。
向日葵も一緒に。
過ぎた日々は戻らないが、思い出す事は出来る。写真があれば、それは、より鮮明になる。
…何時か…何時の日か、それを見て涙を流す日が来るのかも知れないが…。それは、その時の事で、今では無い。
…殺してくれ、か…。
「…全く、無理難題を押し付けてくれる」
天野の言葉が蘇り、ふ、と息を零し、垂れて来た前髪を掻き上げる。
鞠子やお妙さんが居たら、何と言っていただろうな?
「何がですか?」
「…ああ、ありがとう」
すっと差し出された茶を受け取り、隣に置いた座布団をぽんぽんと叩けば、そこに雪緒が腰を下ろした。
「…天野の事だ」
ふー、ふー、と息を吹き掛けてから、一口だけ茶を飲んで、俺は切り出した。
「…次の…新月でしたっけ…」
「…ああ…」
やはり、みくから聞いていたのだろう。雪緒が空に浮かぶ月を見ながら、ぽつりと寂しそうに呟いた。
「…天野を負かせる妖なぞ居て堪るか。それをでっち上げて、それに天野が殺された様に見せろとか、津山と話を合わせる様にしろとか、全く頭が痛い…」
俺も同じく、空を見上げながら話す。
そう言えば、今日は七夕だが…天の川は何処だ? 反対側だったか?
「…ですが…実行されるのですよね…?」
ぼんやりとそんな事を思った俺の耳に、静かな雪緒の声が届く。
一度目を伏せ、そして開けて俺は答える。
「…ああ…。天野は妖に襲われ、食われる…ふりをして、闇に紛れて親父の里へ行く。未亡人となったみくは、街に居ても辛いだけだと言って、葬儀を済ませたら、里へ行く…あいつにそんな真似が出来るのか、甚だ不安だが…」
あいつのそんな願いなぞ、この人生で数える程しか無い。
応えてやらねば男が廃る。
幼馴染みとして、友として、戦友として。
俺が出来る最後の餞だ。
「…長期休暇には、里へ行きましょうね」
「…そうだな…」
変わらず静かな…いや、やはり寂しいのだろう…それを滲ませた雪緒の声に、俺は頷く…頷く事しか出来ない。
「…星様の時は…どうされるのですか…?」
「星の時は、あいつが飽きたとでも言えば、皆が納得するだろう。あいつを止められる事なぞ、誰にも出来ん」
少しだけ明るさを滲ませた…からかう様な雪緒の声に、俺は何時もの様に…星には何度も煮え湯を飲まされていると…それを含んだ声で答えた。
「ふふ…っ…! 星様に悪いですよ!」
それを期待していただろうに、雪緒は堪らずと言った様に噴き出した。
「笑うお前も同罪だぞ?」
「ふふ、そうですね」
「…しかし、本当に良かったのか?」
「え?」
「…養子の事だ…」
「…ああ…」
ふっと、目を伏せる雪緒に、俺は目を細めた。
雪緒の告白に、つい衝動的に抱き締めてしまった後、親父が咳払いを一つして言ったのだ。
『雪緒君、私の養子にならないかね?』
と。
『私の養子になって、新たに紫君と縁を結ぶ…婚姻届を出さないかね?』
と。
12
あなたにおすすめの小説
【完結・BL】胃袋と掴まれただけでなく、心も身体も掴まれそうなんだが!?【弁当屋×サラリーマン】
彩華
BL
俺の名前は水野圭。年は25。
自慢じゃないが、年齢=彼女いない歴。まだ魔法使いになるまでには、余裕がある年。人並の人生を歩んでいるが、これといった楽しみが無い。ただ食べることは好きなので、せめて夕食くらいは……と美味しい弁当を買ったりしているつもりだが!(結局弁当なのかというのは、お愛嬌ということで)
だがそんなある日。いつものスーパーで弁当を買えなかった俺はワンチャンいつもと違う店に寄ってみたが……────。
凄い! 美味そうな弁当が並んでいる!
凄い! 店員もイケメン!
と、実は穴場? な店を見つけたわけで。
(今度からこの店で弁当を買おう)
浮かれていた俺は、夕飯は美味い弁当を食べれてハッピ~! な日々。店員さんにも顔を覚えられ、名前を聞かれ……?
「胃袋掴みたいなぁ」
その一言が、どんな意味があったなんて、俺は知る由もなかった。
******
そんな感じの健全なBLを緩く、短く出来ればいいなと思っています
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
■表紙お借りしました
捨てられた生贄オメガ、魔王城で極上の『巣作り』始めます!~不眠症の魔王様、私のクッションで爆睡して溺愛モードに突入~
水凪しおん
BL
「役立たずのオメガ」として冷遇され、血も涙もない魔王への生贄として捨てられたリノ。
死を覚悟して連れてこられた魔王城は、寒くて硬くて、居住性最悪のブラック環境だった!?
「こんなところで寝られるか!」
極限状態で発動したオメガ特有の『巣作り本能』と、神業レベルの裁縫スキルが火を噴く!
ゴミ同然の布切れをフカフカのクッションに、冷たい石床を極上のラグマットにリフォーム。
すると、不眠症で常にイライラしていた魔王ザルドリスが、リノの作った「巣」のあまりの快適さに陥落してしまい……?
「……貴様、私を堕落させる気か」
(※いいえ、ただ快適に寝たいだけです)
殺されるどころか、魔王様に気に入られ、気付けば城中がリノの虜に。
捨てられた生贄オメガが、裁縫一つで魔王城を「世界一のマイホーム」に変える、ほのぼの逆転溺愛ファンタジー!
完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!
公爵子息だったけど勘違いが恥ずかしいので逃走します
市之川めい
BL
魔王を倒した英雄によって建国されたグレンロシェ王国。その後は現在までに二人、王家の血を引く者から英雄が現れている。
四大公爵家嫡男、容姿端麗、成績優秀と全てにおいて恵まれているジルベールは、いつか自分も英雄になると思い、周りには貴公子然とした態度で接しながらも裏では使用人の息子、レオンに対して傲慢に振る舞い性的な関係まで強要していた。
だが、魔王の襲来時に平民であるはずのレオンが英雄になった。
自分とレオンの出生の秘密を知ったジルベールは恥ずかしくなって逃走することにしたが、レオンが迎えに来て……。
※性描写あり。他サイトにも掲載しています。
【完結】極貧イケメン学生は体を売らない。【番外編あります】
紫紺
BL
貧乏学生をスパダリが救済!?代償は『恋人のフリ』だった。
相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。
超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。
失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。
彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。
※番外編を公開しました(2024.10.21)
生活に追われて恋とは無縁の極貧イケメンの涼と、何もかもに恵まれた晄矢のラブコメBL。二人の気持ちはどっちに向いていくのか。
※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。
僕の目があなたを遠ざけてしまった
紫野楓
BL
受験に失敗して「一番バカの一高校」に入学した佐藤二葉。
人と目が合わせられず、元来病弱で体調は気持ちに振り回されがち。自分に後ろめたさを感じていて、人付き合いを避けるために前髪で目を覆って過ごしていた。医者になるのが夢で、熱心に勉強しているせいで周囲から「ガリ勉メデューサ」とからかわれ、いじめられている。
しかし、別クラスの同級生の北見耀士に「勉強を教えてほしい」と懇願される。彼は高校球児で、期末考査の成績次第で部活動停止になるという。
二葉は耀士の甲子園に行きたいという熱い夢を知って……?
______
BOOTHにて同人誌を頒布しています。(下記)
https://shinokaede.booth.pm/items/7444815
その後の短編を収録しています。
禁書庫の管理人は次期宰相様のお気に入り
結衣可
BL
オルフェリス王国の王立図書館で、禁書庫を預かる司書カミル・ローレンは、過去の傷を抱え、静かな孤独の中で生きていた。
そこへ次期宰相と目される若き貴族、セドリック・ヴァレンティスが訪れ、知識を求める名目で彼のもとに通い始める。
冷静で無表情なカミルに興味を惹かれたセドリックは、やがて彼の心の奥にある痛みに気づいていく。
愛されることへの恐れに縛られていたカミルは、彼の真っ直ぐな想いに少しずつ心を開き、初めて“痛みではない愛”を知る。
禁書庫という静寂の中で、カミルの孤独を、過去を癒し、共に歩む未来を誓う。
【完結】火を吐く土の国の王子は、塔から来た調査官に灼熱の愛をそそぐ
月田朋
BL
「トウヤ様、長旅お疲れのことでしょう。首尾よくなによりでございます。――とはいえ油断なされるな。決してお声を発してはなりませんぞ!」」
塔からはるばる火吐国(ひはきこく)にやってきた銀髪の美貌の調査官トウヤは、副官のザミドからの小言を背に王宮をさまよう。
塔の加護のせいで無言を貫くトウヤが王宮の浴場に案内され出会ったのは、美しくも対照的な二人の王子だった。
太陽に称される金の髪をもつニト、月に称される漆黒の髪をもつヨミであった。
トウヤは、やがて王家の秘密へと足を踏み入れる。
灼熱の王子に愛され焦がされるのは、理性か欲か。
【ぶっきらぼう王子×銀髪美人調査官】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる