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新しい世界の始まり
遭遇獣型モンスター
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暫く森の中を歩いていると、画面の右上に表示されていたマップに動く黒い点が現れた。
(何だろう?)
不安を隠しながらゆっくりと黒い点の表示された場所に足を運んでみた。
小さい子犬くらいの獣型モンスターがいた。
カーソルを合わせてみると。
名前:ハピーウルフ
レベル:4
体力:100
と表示された。
(レベル4なら転職したばかりでも倒せるよね・・・)
まだパピーウルフには気付かれておらず、背後をとっている今の状況なら勝てるはずだ。
訓練用の片手剣でパピーウルフに斬りかかる。
「ワゥ?!」
一撃で何とか倒せた。
倒したらそこには小さな爪が落ちていた。
(これは、戦利品というドロップアイテムかな?)
取り敢えず拾うと自動でアイテムボックスに入った。
暫くするとパピーウルフの悲鳴を聞きつけたのか数匹のパピーウルフが現れた。
(いきなり増えた・・・いけるかな?)
飛びかかってきたのを盾で防ぎつつ、訓練用の片手剣で横になぎ払う。
「キャン!」
斬られたパピーウルフは絶命して光となって消え、先ほどと同様に爪が地面に転がっていた。
<レベルが上がりました!>
ピコンという軽快な音が響く。
(取り敢えず残りの2匹を倒してから戦利品を回収することにしよう・・・。)
戦闘は先ほどと同じ、プログラムされた敵の動きがあるのだろう。
パピーウルフが飛びかかってくる。
難なくガードしながら、右手の訓練用の片手剣で切りつける。
<レベルが上がりました!>
取り敢えず全てのパピーウルフを倒してアイテムを回収し終えステータスを確認。
名前:ゼノン
種族:鬼人族
レベル:14
職業:剣士
体力:1000
魔力:450
力:160
知力:34
俊敏:75
(おお、いい感じ・・今の敵だと2~3匹でレベル1上がるのかな)
その後も見つけるたびにパピーウルフを討伐したところでふと時計を見る。
「あ、もうこんな時間・・・」
ざっと5時間くらいゲームしていたらしい。
(中々面白いしこれなら嵌まれそうだ、津には感謝しないとだね)
取り敢えず安全地帯である街に戻ってからログアウトした。
スマホを操作し、アプリを起動。
画面にはさっき自分が作った鬼人族のゼノンの姿が。
ちびキャラにデフォルメはされているが、気にせず操作する。
<次のログイン時まで自動冒険>
を選択してからスマホを枕元に置いた。
夕飯を食べ、お風呂に入り、ゲームを起動しようか迷ったが、取り敢えずこのまま眠気に任せて眠ることにした。
(明日学校に行ったら津に報告しないと)
そのまま十夜は夢の中へと旅だった。
(何だろう?)
不安を隠しながらゆっくりと黒い点の表示された場所に足を運んでみた。
小さい子犬くらいの獣型モンスターがいた。
カーソルを合わせてみると。
名前:ハピーウルフ
レベル:4
体力:100
と表示された。
(レベル4なら転職したばかりでも倒せるよね・・・)
まだパピーウルフには気付かれておらず、背後をとっている今の状況なら勝てるはずだ。
訓練用の片手剣でパピーウルフに斬りかかる。
「ワゥ?!」
一撃で何とか倒せた。
倒したらそこには小さな爪が落ちていた。
(これは、戦利品というドロップアイテムかな?)
取り敢えず拾うと自動でアイテムボックスに入った。
暫くするとパピーウルフの悲鳴を聞きつけたのか数匹のパピーウルフが現れた。
(いきなり増えた・・・いけるかな?)
飛びかかってきたのを盾で防ぎつつ、訓練用の片手剣で横になぎ払う。
「キャン!」
斬られたパピーウルフは絶命して光となって消え、先ほどと同様に爪が地面に転がっていた。
<レベルが上がりました!>
ピコンという軽快な音が響く。
(取り敢えず残りの2匹を倒してから戦利品を回収することにしよう・・・。)
戦闘は先ほどと同じ、プログラムされた敵の動きがあるのだろう。
パピーウルフが飛びかかってくる。
難なくガードしながら、右手の訓練用の片手剣で切りつける。
<レベルが上がりました!>
取り敢えず全てのパピーウルフを倒してアイテムを回収し終えステータスを確認。
名前:ゼノン
種族:鬼人族
レベル:14
職業:剣士
体力:1000
魔力:450
力:160
知力:34
俊敏:75
(おお、いい感じ・・今の敵だと2~3匹でレベル1上がるのかな)
その後も見つけるたびにパピーウルフを討伐したところでふと時計を見る。
「あ、もうこんな時間・・・」
ざっと5時間くらいゲームしていたらしい。
(中々面白いしこれなら嵌まれそうだ、津には感謝しないとだね)
取り敢えず安全地帯である街に戻ってからログアウトした。
スマホを操作し、アプリを起動。
画面にはさっき自分が作った鬼人族のゼノンの姿が。
ちびキャラにデフォルメはされているが、気にせず操作する。
<次のログイン時まで自動冒険>
を選択してからスマホを枕元に置いた。
夕飯を食べ、お風呂に入り、ゲームを起動しようか迷ったが、取り敢えずこのまま眠気に任せて眠ることにした。
(明日学校に行ったら津に報告しないと)
そのまま十夜は夢の中へと旅だった。
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