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2章~時の契約~
17.~砂漠の荒野~
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「ねぇ・・・何か踏んだ気がする」
全てはその一言から始まった。
「なんで、こうなるんだ!!」
今3人はトカゲのような姿の魔物の群れに追いかけられ全力疾走中だ。
「ギシャー!」
とがった口が体の半分以上裂けていて、牙がびっしり生えている。体を捻じるように土に潜っては地上に出るという変わった生体だ。螺子のようなトカゲで、あれに貫かれたらただではすまないだろう。
「頑張れ・・ジェロ」
2枚の漆黒の羽を広げて空を優雅に飛びながらジンが上から声をかける。ジンに抱えられた結衣も悪そうに声をかける。
「ジェロ、ごめんね・・・」
「結衣、お前、ほんと・・・最悪だ!故意か?!恨みでもあるのか?!」
下でジェロルドが必死に走りながら叫んでいる。
「こら下僕!!何で俺様もかかえないんだよ・・!」
「悪いな、定員オーバーだ・・」
そんなに悪びれもなくジンがさらりと口にした。この間の事を少しは根に持っているらしい。
足の速い数匹がジェロルドの尻尾に噛り付いた。
「ぎゃああああ!!」
慌てて尻尾をぶんぶんと左右に大きく振った。
「ギャシャー!!」
「下僕!俺様をたすけろぉおお・・・」
「聞こえないな・・?」
冷たくあしらう。
「・・・たすけてぇえ!!」
「・・・・仕方ないな、結衣しっかり掴まっていろよ?」
「うん」
黒い羽を大きく6枚開くと、ジンはジェロルドを魔物の群れから引っ張りあげた。
定員オーバーではなかったのだろうか・・・。
本気で怯えたように足元の魔物の群れを見つめている。
安全なところの地面に足がつくなりジェロルドがまた吠え出した。
「2人持てるんなら最初から・・・」
言いかけながらジンの様子を伺っていたのだろう、不機嫌そうににっこり微笑むジンにそれ以上何も言えなかった。口元は笑ってるけど目が笑ってない・・・。本気で怖い。
「何だ?言いたい事があるなら素直に言えばいい」
「・・・・いや・・・やめとく」
体の産毛がぼああって逆立った・・・。身の毛がよだつってこういうことか・・。
何だろう、勝ったはずなのにこの肩身の狭さ・・。
得体が知れない奴だとジェロルドはジンを観察するように窺う。
一瞬だけ空気がざわめいたのを感じてふとジンが空を見上げた。
「どうしたの?」
「・・・・いや・・」
あたりを確認するように見回した後何事もなかったように結衣に微笑んだ。
さっきのはなんだったのだろう・・・。何か嫌な予感がする。
胸騒ぎを押さえ込んで、さらに城に向けて足を進める。
しばらく歩いていると水の音が聞こえてきた。近くに川でもあるのだろう。
「あ!滝がある!」
結衣がうれしそうに声を弾ませて言った。
「水!喉乾いてたんだぁ・・」
ジェロルドが滝つぼから少し離れた川の前に歩み寄り顔ごと水に付けた。
獣らしいワイルドな飲み方だ。
「ぷはぁあ!」
ぷるぷると左右に顔を振って水滴を払うジェロルドが気配を感じて急に振り向いた。
「ちょっ!!こっち見ないでよ!」
「は?!何脱いでんの?」
「・・ホコリっぽいし・・・・・暫く洗ってなかったし・・・」
ぼそぼそと結衣が小声で呟く。
「・・・・おい、・・・そこで堂々と覗くつもりか?」
明らかに軽蔑するような眼差しのジンにジェロルドは、はッと我に返ってそそくさとその場を離れた。
ジェロルドが離れたのを見届けてからジンもその場を離れようと踵を返した。
「あ、あの・・ジン・・・」
「何だ?」
脱ぎかけの結衣を気遣い振り向かずに背を向けたまま返事を返した。
「傍にいてね?」
「・・・分かっている」
それだけ言うとその場を離れた。
静かに体を冷たい水に沈めていく。
水面が僅かに揺れいくえもの波紋を生んだ。
透き通っていてとても綺麗な水。
がさ・・がさがさ・・
結衣の脱いだ衣服の傍に何かがいた。
「・・お前・・そこで何してる?」
ジンの声に反応するように子鬼はビクリと体を強張らせた。
「・・・・凄い強い魔力を感じたんだ、人間が持ってても意味ないからおれっちが貰ってやるよ!」
そういう子鬼の手には4つの魔石の欠片が握られてあった。
「だからといって、他人の物を盗んでいいのか?」
「・・・い、いんだよ、宝の持ち腐れって言うだろ!?おれっちが有効に使ってやる!」
「・・・・・・それを其処に置いて立ち去るなら命までは獲らないが?」
「使ったもん勝ちだろ?!」
そういうなり手にしていた欠片のうち2つを口に入れ飲み込んだ。
「!!」
ジンは即座に子鬼の前まで間合いをつめ腹に1撃与えた。子鬼は軽く吹っ飛び木に背中を強打した。
「がぁ!!?」
手から零れた残りの2つの欠片を奪い返して、子鬼に詰め寄る。
子供の姿をして油断を誘う魔物も少なくない。手加減する気はないが、やはり外見に惑わされて無意識で力をセーブしてしまうらしい。
咳き込みながら子鬼は歩み寄ってくるジンから目が離せなかった。
「こらあああ!お前、俺様には覗くなとかいっておきながら何してんだよ!!!最低だぞ?!」
黒狼の姿のジェロルドが子鬼とジンの間に急に飛び出してきた。
「・・・・・煩い、いいから其処を退け」
呆れた様な表情でジェロルドを見上げる。
「何だよ、真剣で覗くのか?!」
「・・・・・・・・」
明らかに不機嫌そうな嫌悪の表情になったジンをジェロルドはじっと見据えていた。
「助かったょ、でっかい狼さん、じゃあね!」
2人のやり取りの一部始終を見ていた子鬼は隙を見るなり黒い霧に包まれてその場から消えた。
「は?」
訳がわからずジェロルドは子鬼が消えた場所とジンを交互に見返した。
「ちッ・・・逃がしたか・・・」
お前の所為だと言わんばかりにジェロルドをギッと睨む。
「な、なんだよ?!訳わかんねぇえよ・・」
困惑するジェロルドに一々説明するのも面倒だといわんばかりにジンはその場から離れた。
「・・・何してるの?ジェロ?」
「え?」
声のほうを振り向くと結衣がなんとも言えないオーラを出して微笑んでいた。
何だこれ・・・すげー怖い・・・。
「覗くなんて最低よ!?」
「え!?俺様覗いてねえぇよ?!覗いてたのはあいつだ!」
必死で弁解するジェロルドの髭をグイッと引っ張りつつ結衣はまだ怖い笑顔のままだ。
「ジンはそんなことする人じゃない」
「何であいつばっかり・・・!俺様もだぞ?!人間になんて興味ないんだぜ?!」
何処からかジンが2人の元に戻ってきた。
「すまない・・・結衣、2つしか取り返せなかった・・・」
そういって結衣の前に差し出したジンの手の中には魔石の欠片が2つ。
「え・・・?」
困惑しながらも結衣はジンから欠片を受け取った。
「まさか・・・さっきの奴?」
ジェロルドが口を開くとジンはジェロルドを睨む様に見据えた。
「飲み込んだとしても、消化する前に倒していれば取り戻せたのだがな?」
「・・・・・・俺様だけが悪いのか?説明しなかったお前も悪いだろ・・・」
「・・・・・・」
見えないが火花が激しく散っているようだ。
これまた雲行きが怪しい。
「まぁ2つあれば、いいじゃない、2人とも喧嘩はしないで」
結衣が宥める様に2人に言った。
「・・・それでいいのか?」
「うん、私には使えない物だから、2人で1こづつ持っていてよ?」
そういって欠片をジンとジェロルドに1こづつ渡した。
全てはその一言から始まった。
「なんで、こうなるんだ!!」
今3人はトカゲのような姿の魔物の群れに追いかけられ全力疾走中だ。
「ギシャー!」
とがった口が体の半分以上裂けていて、牙がびっしり生えている。体を捻じるように土に潜っては地上に出るという変わった生体だ。螺子のようなトカゲで、あれに貫かれたらただではすまないだろう。
「頑張れ・・ジェロ」
2枚の漆黒の羽を広げて空を優雅に飛びながらジンが上から声をかける。ジンに抱えられた結衣も悪そうに声をかける。
「ジェロ、ごめんね・・・」
「結衣、お前、ほんと・・・最悪だ!故意か?!恨みでもあるのか?!」
下でジェロルドが必死に走りながら叫んでいる。
「こら下僕!!何で俺様もかかえないんだよ・・!」
「悪いな、定員オーバーだ・・」
そんなに悪びれもなくジンがさらりと口にした。この間の事を少しは根に持っているらしい。
足の速い数匹がジェロルドの尻尾に噛り付いた。
「ぎゃああああ!!」
慌てて尻尾をぶんぶんと左右に大きく振った。
「ギャシャー!!」
「下僕!俺様をたすけろぉおお・・・」
「聞こえないな・・?」
冷たくあしらう。
「・・・たすけてぇえ!!」
「・・・・仕方ないな、結衣しっかり掴まっていろよ?」
「うん」
黒い羽を大きく6枚開くと、ジンはジェロルドを魔物の群れから引っ張りあげた。
定員オーバーではなかったのだろうか・・・。
本気で怯えたように足元の魔物の群れを見つめている。
安全なところの地面に足がつくなりジェロルドがまた吠え出した。
「2人持てるんなら最初から・・・」
言いかけながらジンの様子を伺っていたのだろう、不機嫌そうににっこり微笑むジンにそれ以上何も言えなかった。口元は笑ってるけど目が笑ってない・・・。本気で怖い。
「何だ?言いたい事があるなら素直に言えばいい」
「・・・・いや・・・やめとく」
体の産毛がぼああって逆立った・・・。身の毛がよだつってこういうことか・・。
何だろう、勝ったはずなのにこの肩身の狭さ・・。
得体が知れない奴だとジェロルドはジンを観察するように窺う。
一瞬だけ空気がざわめいたのを感じてふとジンが空を見上げた。
「どうしたの?」
「・・・・いや・・」
あたりを確認するように見回した後何事もなかったように結衣に微笑んだ。
さっきのはなんだったのだろう・・・。何か嫌な予感がする。
胸騒ぎを押さえ込んで、さらに城に向けて足を進める。
しばらく歩いていると水の音が聞こえてきた。近くに川でもあるのだろう。
「あ!滝がある!」
結衣がうれしそうに声を弾ませて言った。
「水!喉乾いてたんだぁ・・」
ジェロルドが滝つぼから少し離れた川の前に歩み寄り顔ごと水に付けた。
獣らしいワイルドな飲み方だ。
「ぷはぁあ!」
ぷるぷると左右に顔を振って水滴を払うジェロルドが気配を感じて急に振り向いた。
「ちょっ!!こっち見ないでよ!」
「は?!何脱いでんの?」
「・・ホコリっぽいし・・・・・暫く洗ってなかったし・・・」
ぼそぼそと結衣が小声で呟く。
「・・・・おい、・・・そこで堂々と覗くつもりか?」
明らかに軽蔑するような眼差しのジンにジェロルドは、はッと我に返ってそそくさとその場を離れた。
ジェロルドが離れたのを見届けてからジンもその場を離れようと踵を返した。
「あ、あの・・ジン・・・」
「何だ?」
脱ぎかけの結衣を気遣い振り向かずに背を向けたまま返事を返した。
「傍にいてね?」
「・・・分かっている」
それだけ言うとその場を離れた。
静かに体を冷たい水に沈めていく。
水面が僅かに揺れいくえもの波紋を生んだ。
透き通っていてとても綺麗な水。
がさ・・がさがさ・・
結衣の脱いだ衣服の傍に何かがいた。
「・・お前・・そこで何してる?」
ジンの声に反応するように子鬼はビクリと体を強張らせた。
「・・・・凄い強い魔力を感じたんだ、人間が持ってても意味ないからおれっちが貰ってやるよ!」
そういう子鬼の手には4つの魔石の欠片が握られてあった。
「だからといって、他人の物を盗んでいいのか?」
「・・・い、いんだよ、宝の持ち腐れって言うだろ!?おれっちが有効に使ってやる!」
「・・・・・・それを其処に置いて立ち去るなら命までは獲らないが?」
「使ったもん勝ちだろ?!」
そういうなり手にしていた欠片のうち2つを口に入れ飲み込んだ。
「!!」
ジンは即座に子鬼の前まで間合いをつめ腹に1撃与えた。子鬼は軽く吹っ飛び木に背中を強打した。
「がぁ!!?」
手から零れた残りの2つの欠片を奪い返して、子鬼に詰め寄る。
子供の姿をして油断を誘う魔物も少なくない。手加減する気はないが、やはり外見に惑わされて無意識で力をセーブしてしまうらしい。
咳き込みながら子鬼は歩み寄ってくるジンから目が離せなかった。
「こらあああ!お前、俺様には覗くなとかいっておきながら何してんだよ!!!最低だぞ?!」
黒狼の姿のジェロルドが子鬼とジンの間に急に飛び出してきた。
「・・・・・煩い、いいから其処を退け」
呆れた様な表情でジェロルドを見上げる。
「何だよ、真剣で覗くのか?!」
「・・・・・・・・」
明らかに不機嫌そうな嫌悪の表情になったジンをジェロルドはじっと見据えていた。
「助かったょ、でっかい狼さん、じゃあね!」
2人のやり取りの一部始終を見ていた子鬼は隙を見るなり黒い霧に包まれてその場から消えた。
「は?」
訳がわからずジェロルドは子鬼が消えた場所とジンを交互に見返した。
「ちッ・・・逃がしたか・・・」
お前の所為だと言わんばかりにジェロルドをギッと睨む。
「な、なんだよ?!訳わかんねぇえよ・・」
困惑するジェロルドに一々説明するのも面倒だといわんばかりにジンはその場から離れた。
「・・・何してるの?ジェロ?」
「え?」
声のほうを振り向くと結衣がなんとも言えないオーラを出して微笑んでいた。
何だこれ・・・すげー怖い・・・。
「覗くなんて最低よ!?」
「え!?俺様覗いてねえぇよ?!覗いてたのはあいつだ!」
必死で弁解するジェロルドの髭をグイッと引っ張りつつ結衣はまだ怖い笑顔のままだ。
「ジンはそんなことする人じゃない」
「何であいつばっかり・・・!俺様もだぞ?!人間になんて興味ないんだぜ?!」
何処からかジンが2人の元に戻ってきた。
「すまない・・・結衣、2つしか取り返せなかった・・・」
そういって結衣の前に差し出したジンの手の中には魔石の欠片が2つ。
「え・・・?」
困惑しながらも結衣はジンから欠片を受け取った。
「まさか・・・さっきの奴?」
ジェロルドが口を開くとジンはジェロルドを睨む様に見据えた。
「飲み込んだとしても、消化する前に倒していれば取り戻せたのだがな?」
「・・・・・・俺様だけが悪いのか?説明しなかったお前も悪いだろ・・・」
「・・・・・・」
見えないが火花が激しく散っているようだ。
これまた雲行きが怪しい。
「まぁ2つあれば、いいじゃない、2人とも喧嘩はしないで」
結衣が宥める様に2人に言った。
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