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沈黙の聖女
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『つまり、犯人は――』
私の書いたメモ帳は、ローリエさんにめまいを覚えさせるものでした。
~~~~~~>
「き、き、き、き、貴様は何を言っているのだ!?」
フレデリック伯爵が下着ドロの犯人だったという事実を確認しようとしたはずが、どうしてマリアは私の秘密を暴露しようとしているのだ!?
何が捜査の協力だ!
ポンコツか?
ポンコツ探偵なのか!?
~~~~~~>
「風呂を死守しろと頼まれたが――」
ローリエお嬢様でさえ通さないつもりで挑んだが、助平なオルソン侯爵ですら覗くつもりもないらしい。
せめてマリアが気付いてくれれば、面白い場面に出くわすのだろう。
――しかし、一向に来ないな。
もう私が覗いてしまうべきなのか?
~~~~~~>
「さ~て、これで俺は自国の防衛に全力が出せるな。親友、中立国は親善大使のお前に任せたぜ……」
一人で祝う酒が美味く感じる日が来ようとは思いもしなかった。
客間の窓から月夜に向けて、俺はワイングラスを傾ける。
なあ、色王。
あんたもどっかで俺たちの今日という日を祝ってくれているのかい?
~~~~~~>
「さあ、奴隷の皆さん。四日後ですよ。新しいスレイヴイーターのフレデリック伯爵が、皆さんの期待に応える人物なのか、是非とも見届けて下さいよ~」
奴隷商人の長。
東の大国である鳳中で一番の大商人だった蓮印望は、我々奴隷を集めて語りかけた。
こいつが変身した色王だなんていう噂もあるが、確証はない。
フレデリック伯爵に仕えていた元メイド。
面接で落としたティラミス=アーヴァインと何回か接触しているのも怪しいのだが――。
その更に四日後には、スレイヴイーターが公爵になる式典が城であるのだろう?
奴隷市場に顔を出したら間に合わなくなる距離だぞ?
こいつ…………一体、何を考えている?
~~~~~~>
二番目の弟子は神を信仰する女だった。
五番目の弟子と共同でウィンディズという国を造ったが、無神論者を苦しめる外道に成り果てた。
三番目の弟子は畑仕事が好きな女だった。
マーリン様が好まれる母性的な身体をしていたが、感情的なところが嫌われていたのか、手を出されたことはないらしい。
四番目の弟子は偉そうな男だった。
皇帝になる為にマーリン様から魔法を教わっていた。
飲み込みが一番早かったが、一番早くに弟子をやめたのも彼だった。
五番目の弟子は聖人きどりの男だった。
鼻につく男だったので、二番目の弟子と国を造った以外に語ることは何もない。
六番目の弟子は愛に生きた女だった。
好きな男を振り向かせたくて魔法を覚えたが、結局は使わなかったそうだ。
七番目の弟子は獣人だった。
猪突猛進で、魔法を使うというよりは魔力の暴走で戦うという馬鹿だ。
八番目の弟子は、そんな六番目の弟子のお守り役だった。
人をコントロールする術に長けていて、いつもその魔法で暴走を止めていたものだ。
九番目の弟子はマーリン様に負けない程の老人だった。
気配を消すのが得意で、いつも女性陣の風呂を覗いてはボコボコにされていた。
風呂場を調べてから使用するようにと徹底されていた為、彼がまともに覗けた日は一日とてなかったのである。
十番目の弟子は占いが得意だった。
いや、予言者と呼んだ方が正しいだろうか。
0番目の魔法を手に入れてしまった者の出現を予言したが、これが弟子たちが争うきっかけになったのは言うまでもない。
十一番目の弟子である男は、正義感が強かった。
問題が起きれば裁判を取り仕切る役目を買って出たが、0番目の魔法の抗争からは誰も彼を信じなくなった。
十二番目の弟子は一番魔法が下手だった。
いつも修行に明け暮れて、自らを木に吊るしては他の弟子たちに馬鹿にされていた。
十三番目の弟子は死んだ。
実は死線の先で今も生きているなどという噂を耳にしたが、何も分かっていない。
十四番目から十六番目の魔法に弟子はつかなかった。
素質はあったものの、何かが足りなかったらしい。
そして――。
一番目の弟子は今まさにここにいる。
七百年生きて、未だに0番目の魔法を探している。
マーリン様がおっしゃっていた、『お主が一番素質があるだろう』という言葉を信じて。
しかし、八年前のあの日――。
素質は受け継がれているのだと思い知らされた。
空き地だった一本杉で、あの子は見事に『奴』を倒して見せたのだ。
一番目の魔法を色濃く受け継いでいるあの子なら、もしかすれば――。
マーリン様と同等の力を手にすることができるのかもしれない。
しかし、どうして――。
あの子を自分の手で殺す未来が見えてしまったのか。
他人の頭を覗いても分からない
何故――。
~~~~~~>
何をした?
何をしたのか分からなかった。
ただ、いつもの小屋に呼び出して、それから――。
何故、お前は剣を刺した?
一瞬、混乱してしまったが、当然の結果である。
ああ、そうか――。
こちらの魔法攻撃を受けて、必死に抵抗したんだな。
相討ち――。
どちらも助からない致命傷を受けて、二人は同時に倒れ込む。
フレデリックの意識は既に無い。
「死ぬなんて…………嘘……………………だ」
血塗られた床から立ち上がることは許されず、夢はいつもそこで終わる。
~~~~~~>
「ねぇ、何を書いているの?」
「内緒よ」
「凄いね。僕、ガラスみたいに透明な本って初めて見たよ」
「書いてある文字も透明なのよ」
「じゃあ、誰も読めないの?」
「いいえ。これはね、魔法を使って読むの」
「僕、読めるようになるのかな?」
「ええ、きっと読めるようになるわ」
「そっかあ。でも、今書いたのだけは僕も分かったよ」
「えっ!?」
「だって……。僕の名前を書く時、嬉しそうな顔をするんだもん」
「良く見てるのねえ。あなたのことと、あなたの周囲で起きる出来事を書いているのよ」
「じゃあ、日記かあ。恥ずかしいなあ」
「大人になれば懐かしいって思うはずよ?」
「そうかなあ? 僕はちゃんと大人になれるのかな?」
「なれるわよ。色んな人たちと協力して、大人になったあなたは偉くなるの」
「それって、色王?」
「いいえ、スレイヴイーターと呼ばれる人間になるのよ」
「スレイヴイーター?」
「そう、世界中の奴隷を食べちゃうんだから」
「ええ、そんなの全然、偉くないよ……」
「ふふ、まだあなたには早い話だったわね」
「そうやっていつも僕を子供扱いして! いつも周囲には厳しい振りして、二人っきりの時だけは甘やかすんだもんな!」
「ふふふ、じゃあ頑張って大人にならないとね。そうすれば、他の人の前だって笑顔を見せてあげますよ」
「嘘だ~」
「ふふふ、どうかしらね~」
折れた一本杉の前で私は思い出す。
どうやら酒を飲み過ぎたようだ。
あの子と一本杉で語り合った日々。
それが懐かしくて、酔った勢いもあって筆を投げ出して来てしまったらしい。
そんな日々は二度とこないはずなのに、馬鹿なことをしたものだ。
「さあ、明日からの試練にはどう立ち向かってくれるのかしらね」
言葉だけがその場に残され、私は透明となって再び消えた。
『つまり、犯人は――』
私の書いたメモ帳は、ローリエさんにめまいを覚えさせるものでした。
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「き、き、き、き、貴様は何を言っているのだ!?」
フレデリック伯爵が下着ドロの犯人だったという事実を確認しようとしたはずが、どうしてマリアは私の秘密を暴露しようとしているのだ!?
何が捜査の協力だ!
ポンコツか?
ポンコツ探偵なのか!?
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「風呂を死守しろと頼まれたが――」
ローリエお嬢様でさえ通さないつもりで挑んだが、助平なオルソン侯爵ですら覗くつもりもないらしい。
せめてマリアが気付いてくれれば、面白い場面に出くわすのだろう。
――しかし、一向に来ないな。
もう私が覗いてしまうべきなのか?
~~~~~~>
「さ~て、これで俺は自国の防衛に全力が出せるな。親友、中立国は親善大使のお前に任せたぜ……」
一人で祝う酒が美味く感じる日が来ようとは思いもしなかった。
客間の窓から月夜に向けて、俺はワイングラスを傾ける。
なあ、色王。
あんたもどっかで俺たちの今日という日を祝ってくれているのかい?
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「さあ、奴隷の皆さん。四日後ですよ。新しいスレイヴイーターのフレデリック伯爵が、皆さんの期待に応える人物なのか、是非とも見届けて下さいよ~」
奴隷商人の長。
東の大国である鳳中で一番の大商人だった蓮印望は、我々奴隷を集めて語りかけた。
こいつが変身した色王だなんていう噂もあるが、確証はない。
フレデリック伯爵に仕えていた元メイド。
面接で落としたティラミス=アーヴァインと何回か接触しているのも怪しいのだが――。
その更に四日後には、スレイヴイーターが公爵になる式典が城であるのだろう?
奴隷市場に顔を出したら間に合わなくなる距離だぞ?
こいつ…………一体、何を考えている?
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二番目の弟子は神を信仰する女だった。
五番目の弟子と共同でウィンディズという国を造ったが、無神論者を苦しめる外道に成り果てた。
三番目の弟子は畑仕事が好きな女だった。
マーリン様が好まれる母性的な身体をしていたが、感情的なところが嫌われていたのか、手を出されたことはないらしい。
四番目の弟子は偉そうな男だった。
皇帝になる為にマーリン様から魔法を教わっていた。
飲み込みが一番早かったが、一番早くに弟子をやめたのも彼だった。
五番目の弟子は聖人きどりの男だった。
鼻につく男だったので、二番目の弟子と国を造った以外に語ることは何もない。
六番目の弟子は愛に生きた女だった。
好きな男を振り向かせたくて魔法を覚えたが、結局は使わなかったそうだ。
七番目の弟子は獣人だった。
猪突猛進で、魔法を使うというよりは魔力の暴走で戦うという馬鹿だ。
八番目の弟子は、そんな六番目の弟子のお守り役だった。
人をコントロールする術に長けていて、いつもその魔法で暴走を止めていたものだ。
九番目の弟子はマーリン様に負けない程の老人だった。
気配を消すのが得意で、いつも女性陣の風呂を覗いてはボコボコにされていた。
風呂場を調べてから使用するようにと徹底されていた為、彼がまともに覗けた日は一日とてなかったのである。
十番目の弟子は占いが得意だった。
いや、予言者と呼んだ方が正しいだろうか。
0番目の魔法を手に入れてしまった者の出現を予言したが、これが弟子たちが争うきっかけになったのは言うまでもない。
十一番目の弟子である男は、正義感が強かった。
問題が起きれば裁判を取り仕切る役目を買って出たが、0番目の魔法の抗争からは誰も彼を信じなくなった。
十二番目の弟子は一番魔法が下手だった。
いつも修行に明け暮れて、自らを木に吊るしては他の弟子たちに馬鹿にされていた。
十三番目の弟子は死んだ。
実は死線の先で今も生きているなどという噂を耳にしたが、何も分かっていない。
十四番目から十六番目の魔法に弟子はつかなかった。
素質はあったものの、何かが足りなかったらしい。
そして――。
一番目の弟子は今まさにここにいる。
七百年生きて、未だに0番目の魔法を探している。
マーリン様がおっしゃっていた、『お主が一番素質があるだろう』という言葉を信じて。
しかし、八年前のあの日――。
素質は受け継がれているのだと思い知らされた。
空き地だった一本杉で、あの子は見事に『奴』を倒して見せたのだ。
一番目の魔法を色濃く受け継いでいるあの子なら、もしかすれば――。
マーリン様と同等の力を手にすることができるのかもしれない。
しかし、どうして――。
あの子を自分の手で殺す未来が見えてしまったのか。
他人の頭を覗いても分からない
何故――。
~~~~~~>
何をした?
何をしたのか分からなかった。
ただ、いつもの小屋に呼び出して、それから――。
何故、お前は剣を刺した?
一瞬、混乱してしまったが、当然の結果である。
ああ、そうか――。
こちらの魔法攻撃を受けて、必死に抵抗したんだな。
相討ち――。
どちらも助からない致命傷を受けて、二人は同時に倒れ込む。
フレデリックの意識は既に無い。
「死ぬなんて…………嘘……………………だ」
血塗られた床から立ち上がることは許されず、夢はいつもそこで終わる。
~~~~~~>
「ねぇ、何を書いているの?」
「内緒よ」
「凄いね。僕、ガラスみたいに透明な本って初めて見たよ」
「書いてある文字も透明なのよ」
「じゃあ、誰も読めないの?」
「いいえ。これはね、魔法を使って読むの」
「僕、読めるようになるのかな?」
「ええ、きっと読めるようになるわ」
「そっかあ。でも、今書いたのだけは僕も分かったよ」
「えっ!?」
「だって……。僕の名前を書く時、嬉しそうな顔をするんだもん」
「良く見てるのねえ。あなたのことと、あなたの周囲で起きる出来事を書いているのよ」
「じゃあ、日記かあ。恥ずかしいなあ」
「大人になれば懐かしいって思うはずよ?」
「そうかなあ? 僕はちゃんと大人になれるのかな?」
「なれるわよ。色んな人たちと協力して、大人になったあなたは偉くなるの」
「それって、色王?」
「いいえ、スレイヴイーターと呼ばれる人間になるのよ」
「スレイヴイーター?」
「そう、世界中の奴隷を食べちゃうんだから」
「ええ、そんなの全然、偉くないよ……」
「ふふ、まだあなたには早い話だったわね」
「そうやっていつも僕を子供扱いして! いつも周囲には厳しい振りして、二人っきりの時だけは甘やかすんだもんな!」
「ふふふ、じゃあ頑張って大人にならないとね。そうすれば、他の人の前だって笑顔を見せてあげますよ」
「嘘だ~」
「ふふふ、どうかしらね~」
折れた一本杉の前で私は思い出す。
どうやら酒を飲み過ぎたようだ。
あの子と一本杉で語り合った日々。
それが懐かしくて、酔った勢いもあって筆を投げ出して来てしまったらしい。
そんな日々は二度とこないはずなのに、馬鹿なことをしたものだ。
「さあ、明日からの試練にはどう立ち向かってくれるのかしらね」
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