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Season1 セオリー・S・マクダウェルの理不尽な理論
#009 暗躍する白影 Fixer
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柏木の話ではレザースーツの女はセレスティアルクランクロニクルのVRコミュニティについて聞き出していったらしい。
「ネットの噂だとセレスティアルクランクロニクル、専らCCCとかC3とか言うのだけど、その中にカサンドラというVRコミュニティがあって、そこに参加が許された人は現実でも成功するという話なんス」
「で、その参加条件ってのは何だ?」
「分からないんスよ、それが……ある時、招待メッセージが届くらしくて、VRコミュニティに参加したプレイヤーは次第にログインしなくなるみたいで、情報が少ないんス」
「カサンドラってカサンドラ症候群の事かしら? 例えばその条件が人とのコミュニケーションや現実への葛藤から精神的、身体的苦痛を意味するのだとすれば、そのゲームのプレイヤー全員が当てはまりますわね」
「でも、あの女の人は何か思い当たることがあったみたいだけど……」
思い出したように暁は柏木から奪い取った封書を破いて中を確認する。中には紙が一枚、QRコードが印字され、その下に今夜23時に待つと一文が書かれてある。
暁は携帯端末を取り出して、QRコードを読み取る。
「『ゲイルウッドの森、ヴァンドルイドの館』? 一体どこだ? 柏木。調べろ」
「相変わらず人使いが荒いなぁ、シンさんは。こいつは別料金スからね」
柏木はグローブとVRゴーグルを装着しネットの海へと潜る。それ等のデバイスは感覚インターネットデバイスと呼ばれる代物、多感覚エクスペリエンスを実現し、直感的な感覚でネットを使用することが出来る。
例えばショップなら実際にウィンドウショップをしているような体感を味わえる。
「現実の店じゃないっスね。これはCCCのゲーム内にある場所みたいっス」
「ゲーム内というのは分かりました。それでそこにはどうやって行くのですの? よく分からないのですけれど、ゲームってレベルとかがあるのですのよね? 正直私たちあまり時間がありませんの」
「ちょっと待ってくださいっスね……大丈夫っス。最初の町を出たすぐの森にあるみたいっス」
「分かった。だが、それだけじゃないだろう? 他に奴らは何を聴いていった。それを奴らの特徴と何処に逃げて行ったか言え」
「これ以上は流石に前金を頂かないと――」
暁は再び愛銃を取り出して、渋る柏木ではなく今度は銃口をPCに向ける。
「さっきからお前のPC随分唸っているな。そろそろ買い替えの時期じゃないかぁ?」
「シンさんっ! 止めてくれっス! これで何台目になると思ってるんスかっ! 5台目っスよっ! 話しますからっ! お願いだからっ! 銃を下げてくださいっス!」
(5台目って……)
頭に銃口を突きつけられるより柏木はこちらの方が堪えたようで素直になった。
女の特徴は全身レザースーツ姿で、ヘルメットを被り遮光フィルムに覆われていて素顔は分からなかったらしい。
狼はやはりセオリーの推測通り体長は2メートル程で灰色の毛並み。
女と狼だけだと思っていたセオリー達は、柏木から思いがけないことを聴かされる。
「あと、もう一人っていえば良いんスかね。ホログラムの女の子のアバターがいたんスよ。緑色の髪で腰辺りまであったかっスかね……白いドレスを着てたっス。何年もネットをやってるっスけどあんなアバター初めて見たっス。多分AIっスね」
「ホロのアバター……PCのクラッキングとカメラのハッキングをしたのは、もしかしてそのAIかしら?」
「そうだな。手際の良さからして、もう一人いると思っていたが……」
何の話をしているのか分からず当惑している柏木を、いいからと暁は話を進めさせる。
「あと、ある男の情報を聴いてきたっス」
「男? そいつはどんな男だ?」
「これっス」
柏木は女からもらった画像を暁とセオリーに見せる。
場所は東南アジアの界隈で取られた画像だろう。場所はエスニックな雰囲気の露店が立ち並ぶ界隈。人ごみの中、ある人物が一際目を惹く。
片目に前髪が薄っすらっと掛かった銀髪、氷のように冷たい青い目の男、無機質な白い肌の男。
一見観光を楽しんでいるように見えるが、セオリーにはどうしても男の笑みが冷たく醒めたように感じて薄気味悪かった。
(気味の悪い男ですわね……)
白髪の男の映像を見た瞬間、暁の表情は歯をむき出しにして怒りを露にする。
「……アカツキ……大丈夫ですか?」
いつも無表情の暁が情動を露にしる様子に、セオリーは心配になって声を掛ける。
「ああ、大丈夫だ……それで何て答えたんだ?」
暁は我に返りいつもの冷静な顔つきに戻りはしたが、瞳だけはしっかりと怒りを滲ませていた。
「それが……無いんスよ。出生記録もマイナンバーとか社会保障番号といったIDも一切合切。どっかの諜報機関かと思ったんスけど、仲間にもあたってみたんスが、どこにも存在しないんスよ。まさに幽霊っス。画像に加工された形跡が無いことから実体はあるみたいっスけど……それを伝えたら窓から出て行ったっス」
嘗て途上国であったアフリカなどの第三世界も開発が進み、完全にデータ上存在しない人間は確かに少なくなったが全く居ない訳ではない。
「あと最後。ホログラムのアバターが現れたと言ったな。ログを寄越せ、どっからこの部屋にハッキングしていただろう。お前の事だ、その辺のところ抜かりねぇよな?」
「当たり前じゃないスか。うちの防壁を破るなんて相当やり手っスよ。だけどログは消されないようちゃんとバックアップは取ってあるっス」
柏木は不敵な笑みを浮かべて、メモリにPCのログデータを書き込み、それを暁に手渡した。
「ほい、これっス」
「後で請求書を送っておけ、情報料はいつもの口座に振り込んでおく」
「毎度ありっス」
最期には現金な笑顔で柏木に見送られセオリー達は雑居ビルを後にした。
情報を手に入れたのは良いが気になるのは今後の方針についてだ。セオリーは車へと乗り込み狭間、神妙な面持ちの暁に尋ねる。
「これからどうなさいますの?」
「一旦署に戻って岐部さんと石寺にログの解析を頼むつもりだ」
「ゲーム内には行かないのですの?」
「行かない。あいつらに遊びに付き合っている暇は無ぇ、ログを洗ってアクセスポイントを検出し直接出向いてやる。それで白髪の男の事、洗いざらい吐いてもらう」
(白髪の男というはやはり、暁の友人を殺した……)
白髪の男という同僚の敵。その尻尾を漸く掴むことが出来き、暁は不敵な笑みを浮かべていた。
7月16日 22:45 東京都港区湾岸倉庫――
ログの解析の結果、アクセスポイントは二つに絞られた。
一つは東京都練馬区にあるマンションの一室と、暁とセオリーが現在訪れている湾岸倉庫。
マンションの方には影浦を筆頭とする部下数名、CCCのゲーム内には岐部と石寺が向かっている。
暁は銃を握りしめ、目標の建物へ身を隠しながら進んでいたのだが、後方にはセオリーが付いてきている事に気が付く。
「どうして付いてくるんだアンタは……車の中で待っていろと言っただろう」
暁から車中で待っているよう言われたセオリーだったが、強引に後を付けてきた。
「私だけ除け者なんてズルいですわ。それに車の中にいたら逆に襲われる可能性だって無いのではなくって?」
「罠の可能性の方がもっと高い……危険だとは思わないのか?」
「あら、私だってこう見えて危険には慣れているのですのよ。これでもガラパゴス諸島の密猟者を締め上げていましたわ」
セオリーは得意げに暁へ微笑んで見せる。
その様子に暁は諦めたように小さく溜息を付いた。
「俺の傍を離れるなよ」
「あら? カッコいいこと言って下さるのね。ええ、もちろん喜んで」
セオリーの緊張感の無さに暁は重々しい溜息を付いた。
彼らは予め岐部から情報を得ていた異常に電力消費が激しい一つの倉庫の前にいる。
半開きの扉が妙に不自然に感じながらも、二人は慎重に足を踏み入れるほか無かった。
(これ罠ですわよね……?)
静寂が支配する暗闇の中、神経が張りつめているからだろう。互いの息遣いが鮮明に聞こえてくる。
周囲を警戒しながら見渡していると突然、照明が一斉に灯り、その眩しさに二人は一瞬目がくらむ。
「やはり罠か……」
「……そうみたいですわね」
未だ視界がはっきりしない中で二人は冷静に罠を掴まされたという事を悟る。そして――
「……何ですの? この音?」
突如として倉庫内に地鳴りを想わせるエンジン音が轟く。
「おいおい、待てよ……くそっ!」
「……ちょっとこれはマズイですわね」
小石を踏み砕くタイヤ音と共にその存在感を露にする巨大な躯体に暁達は理不尽さと焦りを覚える。
「30式無人機動戦闘車だとっ!?」
その躯体の正体は自衛軍の機動戦車だった。
「ネットの噂だとセレスティアルクランクロニクル、専らCCCとかC3とか言うのだけど、その中にカサンドラというVRコミュニティがあって、そこに参加が許された人は現実でも成功するという話なんス」
「で、その参加条件ってのは何だ?」
「分からないんスよ、それが……ある時、招待メッセージが届くらしくて、VRコミュニティに参加したプレイヤーは次第にログインしなくなるみたいで、情報が少ないんス」
「カサンドラってカサンドラ症候群の事かしら? 例えばその条件が人とのコミュニケーションや現実への葛藤から精神的、身体的苦痛を意味するのだとすれば、そのゲームのプレイヤー全員が当てはまりますわね」
「でも、あの女の人は何か思い当たることがあったみたいだけど……」
思い出したように暁は柏木から奪い取った封書を破いて中を確認する。中には紙が一枚、QRコードが印字され、その下に今夜23時に待つと一文が書かれてある。
暁は携帯端末を取り出して、QRコードを読み取る。
「『ゲイルウッドの森、ヴァンドルイドの館』? 一体どこだ? 柏木。調べろ」
「相変わらず人使いが荒いなぁ、シンさんは。こいつは別料金スからね」
柏木はグローブとVRゴーグルを装着しネットの海へと潜る。それ等のデバイスは感覚インターネットデバイスと呼ばれる代物、多感覚エクスペリエンスを実現し、直感的な感覚でネットを使用することが出来る。
例えばショップなら実際にウィンドウショップをしているような体感を味わえる。
「現実の店じゃないっスね。これはCCCのゲーム内にある場所みたいっス」
「ゲーム内というのは分かりました。それでそこにはどうやって行くのですの? よく分からないのですけれど、ゲームってレベルとかがあるのですのよね? 正直私たちあまり時間がありませんの」
「ちょっと待ってくださいっスね……大丈夫っス。最初の町を出たすぐの森にあるみたいっス」
「分かった。だが、それだけじゃないだろう? 他に奴らは何を聴いていった。それを奴らの特徴と何処に逃げて行ったか言え」
「これ以上は流石に前金を頂かないと――」
暁は再び愛銃を取り出して、渋る柏木ではなく今度は銃口をPCに向ける。
「さっきからお前のPC随分唸っているな。そろそろ買い替えの時期じゃないかぁ?」
「シンさんっ! 止めてくれっス! これで何台目になると思ってるんスかっ! 5台目っスよっ! 話しますからっ! お願いだからっ! 銃を下げてくださいっス!」
(5台目って……)
頭に銃口を突きつけられるより柏木はこちらの方が堪えたようで素直になった。
女の特徴は全身レザースーツ姿で、ヘルメットを被り遮光フィルムに覆われていて素顔は分からなかったらしい。
狼はやはりセオリーの推測通り体長は2メートル程で灰色の毛並み。
女と狼だけだと思っていたセオリー達は、柏木から思いがけないことを聴かされる。
「あと、もう一人っていえば良いんスかね。ホログラムの女の子のアバターがいたんスよ。緑色の髪で腰辺りまであったかっスかね……白いドレスを着てたっス。何年もネットをやってるっスけどあんなアバター初めて見たっス。多分AIっスね」
「ホロのアバター……PCのクラッキングとカメラのハッキングをしたのは、もしかしてそのAIかしら?」
「そうだな。手際の良さからして、もう一人いると思っていたが……」
何の話をしているのか分からず当惑している柏木を、いいからと暁は話を進めさせる。
「あと、ある男の情報を聴いてきたっス」
「男? そいつはどんな男だ?」
「これっス」
柏木は女からもらった画像を暁とセオリーに見せる。
場所は東南アジアの界隈で取られた画像だろう。場所はエスニックな雰囲気の露店が立ち並ぶ界隈。人ごみの中、ある人物が一際目を惹く。
片目に前髪が薄っすらっと掛かった銀髪、氷のように冷たい青い目の男、無機質な白い肌の男。
一見観光を楽しんでいるように見えるが、セオリーにはどうしても男の笑みが冷たく醒めたように感じて薄気味悪かった。
(気味の悪い男ですわね……)
白髪の男の映像を見た瞬間、暁の表情は歯をむき出しにして怒りを露にする。
「……アカツキ……大丈夫ですか?」
いつも無表情の暁が情動を露にしる様子に、セオリーは心配になって声を掛ける。
「ああ、大丈夫だ……それで何て答えたんだ?」
暁は我に返りいつもの冷静な顔つきに戻りはしたが、瞳だけはしっかりと怒りを滲ませていた。
「それが……無いんスよ。出生記録もマイナンバーとか社会保障番号といったIDも一切合切。どっかの諜報機関かと思ったんスけど、仲間にもあたってみたんスが、どこにも存在しないんスよ。まさに幽霊っス。画像に加工された形跡が無いことから実体はあるみたいっスけど……それを伝えたら窓から出て行ったっス」
嘗て途上国であったアフリカなどの第三世界も開発が進み、完全にデータ上存在しない人間は確かに少なくなったが全く居ない訳ではない。
「あと最後。ホログラムのアバターが現れたと言ったな。ログを寄越せ、どっからこの部屋にハッキングしていただろう。お前の事だ、その辺のところ抜かりねぇよな?」
「当たり前じゃないスか。うちの防壁を破るなんて相当やり手っスよ。だけどログは消されないようちゃんとバックアップは取ってあるっス」
柏木は不敵な笑みを浮かべて、メモリにPCのログデータを書き込み、それを暁に手渡した。
「ほい、これっス」
「後で請求書を送っておけ、情報料はいつもの口座に振り込んでおく」
「毎度ありっス」
最期には現金な笑顔で柏木に見送られセオリー達は雑居ビルを後にした。
情報を手に入れたのは良いが気になるのは今後の方針についてだ。セオリーは車へと乗り込み狭間、神妙な面持ちの暁に尋ねる。
「これからどうなさいますの?」
「一旦署に戻って岐部さんと石寺にログの解析を頼むつもりだ」
「ゲーム内には行かないのですの?」
「行かない。あいつらに遊びに付き合っている暇は無ぇ、ログを洗ってアクセスポイントを検出し直接出向いてやる。それで白髪の男の事、洗いざらい吐いてもらう」
(白髪の男というはやはり、暁の友人を殺した……)
白髪の男という同僚の敵。その尻尾を漸く掴むことが出来き、暁は不敵な笑みを浮かべていた。
7月16日 22:45 東京都港区湾岸倉庫――
ログの解析の結果、アクセスポイントは二つに絞られた。
一つは東京都練馬区にあるマンションの一室と、暁とセオリーが現在訪れている湾岸倉庫。
マンションの方には影浦を筆頭とする部下数名、CCCのゲーム内には岐部と石寺が向かっている。
暁は銃を握りしめ、目標の建物へ身を隠しながら進んでいたのだが、後方にはセオリーが付いてきている事に気が付く。
「どうして付いてくるんだアンタは……車の中で待っていろと言っただろう」
暁から車中で待っているよう言われたセオリーだったが、強引に後を付けてきた。
「私だけ除け者なんてズルいですわ。それに車の中にいたら逆に襲われる可能性だって無いのではなくって?」
「罠の可能性の方がもっと高い……危険だとは思わないのか?」
「あら、私だってこう見えて危険には慣れているのですのよ。これでもガラパゴス諸島の密猟者を締め上げていましたわ」
セオリーは得意げに暁へ微笑んで見せる。
その様子に暁は諦めたように小さく溜息を付いた。
「俺の傍を離れるなよ」
「あら? カッコいいこと言って下さるのね。ええ、もちろん喜んで」
セオリーの緊張感の無さに暁は重々しい溜息を付いた。
彼らは予め岐部から情報を得ていた異常に電力消費が激しい一つの倉庫の前にいる。
半開きの扉が妙に不自然に感じながらも、二人は慎重に足を踏み入れるほか無かった。
(これ罠ですわよね……?)
静寂が支配する暗闇の中、神経が張りつめているからだろう。互いの息遣いが鮮明に聞こえてくる。
周囲を警戒しながら見渡していると突然、照明が一斉に灯り、その眩しさに二人は一瞬目がくらむ。
「やはり罠か……」
「……そうみたいですわね」
未だ視界がはっきりしない中で二人は冷静に罠を掴まされたという事を悟る。そして――
「……何ですの? この音?」
突如として倉庫内に地鳴りを想わせるエンジン音が轟く。
「おいおい、待てよ……くそっ!」
「……ちょっとこれはマズイですわね」
小石を踏み砕くタイヤ音と共にその存在感を露にする巨大な躯体に暁達は理不尽さと焦りを覚える。
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