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高等部
168、ボクとミノくんとジェシー
アイク様、シス様、合流してきたウエイン様(お久しぶりです!)とお兄様に「ジェシーから話を聞いてみたい」と言ってみたところ……
ピシリと空気が凍るのが分かりました。
お兄様だけでなくアイク様とシス様からも「何を言っているんだ」という無言の圧を感じます。
「え?噂のストーカーに?マジで?!」とウエイン様がかじりついていたパンをポロリと机に落とし、パッパッと払ってまた口に運んでおります。
大きな声を出したせいで、周囲の視線がこちらに集まってしまいました。
もう!せっかく声を押さえて話をしたというのに、なんてことを!
心配そうな視線を寄越す方々に「大丈夫です、すみません」と頭を下げると、ほっとしたようにまたみなさん元の会話に戻って行きました。
ウエイン様に「しぃっ」と指を唇に当てて見せると、ウエイン様のお隣のシス様がコツンとウエイン様の腕を小突きました。
「ウエインは声が大きすぎ。少し黙っていてくれないか?あと、落としたものを口に運ぶのはよせと言ったでしょう?」
「す、すまん……」
シス様、お母様みたいです。
しょんぼりとパンを戻したウエイン様が、口元を手で隠し「黙ってるから」とアピールしてきます。
それに苦笑しながらも、話を続けることに。
「あのですね、彼は自分が優位だと思っていたからこそあんな行動をとったのではないでしょうか。
でもジェシーの立場はもう前とは違うでしょう?
なんというか……もう学園のみなさんはジェシーがお兄様たちに迷惑をかけていたことを知っていますから。
なので今は強くは出てこないはずです。周りの目がありますからね」
ボクの言葉にお兄様が顎に手を当て思案顔。
「それは私も同感だ。が、クリスが奴と話をするのに賛成派できぬぞ」
「そうだね。私もジルと同意見だ。彼と話をするとして、何を話すの?」
苦笑するシス様。
事情を知っているミノくんだけが、嫌そうにボクの側に立ってくれました。
「だが、私はクリスの言っていることにも一理あると思うぞ?
話をさせたいわけではないが、もしも話をしなければならぬとするのなら、今がいいタイミングだと思う。
何しろ相手が一番弱っているし、人の目という彼にとっての弱点が集中しているからな。
抑止力となってくれるだろう?
つまりクリスが言っているのはこういうことなのだろう?」
「ですです!」
さすがはミノくん!その通りなのです!
「どのみち、いくら避け続けていても、いつかは対峙せざるを得ない時が来ます。だって、ジェシーはとても執念深いんです。納得するまで付き纏いますよ、きっと。
いつその時がくるかと怯えているよりも、こちらのいいタイミングを選んだ方がいいと思うのです。
彼がなにをしたいのか、何を思ってボクに執着するのか、聞いてみたいと思います」
はい、とウエイン様にボクのお皿からパンとひとつ取って乗せてあげました。
「ウエイン様、聞いてもいいですか?嫌な人と戦わないくちゃいけない時、いつ向こうが襲ってくるのか分からずずっと警戒し続けるよりも、自分のタイミングで戦うほうが勝率は上がりませんか?」
「お、ありがとな」とパンを取ったウエイン様がニヤリと片唇を上げました。
「そりゃそうだ。警戒している時間が長ければ長いほどこっちは疲弊していく。つまりはそんだけ勝率が下がるってことだ。それくらいならこっちのいいときに向こうに仕掛けるほうがいい。決まってるだろ?」
はい。良くできました、ウエイン様。
シス様、肘鉄はやめてあげてください。ボクが聞いたのです。ウエイン様はそれに答えてくれただけなのですから。
「ということなのです、お兄様、シス様。ボクはこのまま待っているよりも、自分から仕掛けたいと思います。
あのね、ボクはこう見せて好戦的なのです。知っていらしたでしょう?」
ボクの言葉にみんなが苦笑しながら頷いた。
「ああ。私はそのクリスの心の強さ、したたかさも愛しているのだからな」
「ジル、息をするように惚気て来るのをやめてくれ。だが、私もクリスのそういうところが気に入っているよ」
「……私はもう少し守られてくれてもいいと思いますけどね」
「いや、ツエエ方がいいだろ?クリスだって男なんだし、お前らが過保護すぎるんだよ」
以外にもウエイン様はボクに賛成のよう。ありがたい。
「ウエインはアレを知らないからそう言うんだよ。アレに人の話は通じません。アレは別の生き物ですから」
うわあ!酷い言いよう!シス様は意外と辛辣です。
「確かにアレに話は通じない。だから、もしクリスが話をしたいというのならば、私が同席しよう。抑止力としては十分だと思うが?事情も全てしっているしな。どうだ?」
パチンとウインクするアイク様。うん、ボクもそれと同じことを思っておりました!
「はい!アイク様がいて下されば安心です!こちらからお願いしようと思っておりました。
ありがとうございます!」
「私も同席するぞ」
「は?お兄様が?!」
ムスリとお兄様の唇が結ばれました。しまった!言い方が悪かったのかもしれません。
「あ、あの、お兄様と一緒にいるのが嫌とかいうわけではなく。ジェシーの口を緩くさせるには、お兄様は同席なさらないほうがいいと思うのです。本当はボク一人がいいのですが、ちょっとそれも怖いので、ここにいるメンバーの中で一番の権力者であるアイク様にお願いできたらと……」
と言うのは嘘で、本当は前世の話をしたいからなのですが。
ミノくんとリョウとボク。どうしてこの三人が揃ってこの世界にいるのか。
ジル様推しだったボクとミノくんはともかく、どうしてリョウまでこの世界にいるのか。
ボクはすごく知りたいのです。
ピシリと空気が凍るのが分かりました。
お兄様だけでなくアイク様とシス様からも「何を言っているんだ」という無言の圧を感じます。
「え?噂のストーカーに?マジで?!」とウエイン様がかじりついていたパンをポロリと机に落とし、パッパッと払ってまた口に運んでおります。
大きな声を出したせいで、周囲の視線がこちらに集まってしまいました。
もう!せっかく声を押さえて話をしたというのに、なんてことを!
心配そうな視線を寄越す方々に「大丈夫です、すみません」と頭を下げると、ほっとしたようにまたみなさん元の会話に戻って行きました。
ウエイン様に「しぃっ」と指を唇に当てて見せると、ウエイン様のお隣のシス様がコツンとウエイン様の腕を小突きました。
「ウエインは声が大きすぎ。少し黙っていてくれないか?あと、落としたものを口に運ぶのはよせと言ったでしょう?」
「す、すまん……」
シス様、お母様みたいです。
しょんぼりとパンを戻したウエイン様が、口元を手で隠し「黙ってるから」とアピールしてきます。
それに苦笑しながらも、話を続けることに。
「あのですね、彼は自分が優位だと思っていたからこそあんな行動をとったのではないでしょうか。
でもジェシーの立場はもう前とは違うでしょう?
なんというか……もう学園のみなさんはジェシーがお兄様たちに迷惑をかけていたことを知っていますから。
なので今は強くは出てこないはずです。周りの目がありますからね」
ボクの言葉にお兄様が顎に手を当て思案顔。
「それは私も同感だ。が、クリスが奴と話をするのに賛成派できぬぞ」
「そうだね。私もジルと同意見だ。彼と話をするとして、何を話すの?」
苦笑するシス様。
事情を知っているミノくんだけが、嫌そうにボクの側に立ってくれました。
「だが、私はクリスの言っていることにも一理あると思うぞ?
話をさせたいわけではないが、もしも話をしなければならぬとするのなら、今がいいタイミングだと思う。
何しろ相手が一番弱っているし、人の目という彼にとっての弱点が集中しているからな。
抑止力となってくれるだろう?
つまりクリスが言っているのはこういうことなのだろう?」
「ですです!」
さすがはミノくん!その通りなのです!
「どのみち、いくら避け続けていても、いつかは対峙せざるを得ない時が来ます。だって、ジェシーはとても執念深いんです。納得するまで付き纏いますよ、きっと。
いつその時がくるかと怯えているよりも、こちらのいいタイミングを選んだ方がいいと思うのです。
彼がなにをしたいのか、何を思ってボクに執着するのか、聞いてみたいと思います」
はい、とウエイン様にボクのお皿からパンとひとつ取って乗せてあげました。
「ウエイン様、聞いてもいいですか?嫌な人と戦わないくちゃいけない時、いつ向こうが襲ってくるのか分からずずっと警戒し続けるよりも、自分のタイミングで戦うほうが勝率は上がりませんか?」
「お、ありがとな」とパンを取ったウエイン様がニヤリと片唇を上げました。
「そりゃそうだ。警戒している時間が長ければ長いほどこっちは疲弊していく。つまりはそんだけ勝率が下がるってことだ。それくらいならこっちのいいときに向こうに仕掛けるほうがいい。決まってるだろ?」
はい。良くできました、ウエイン様。
シス様、肘鉄はやめてあげてください。ボクが聞いたのです。ウエイン様はそれに答えてくれただけなのですから。
「ということなのです、お兄様、シス様。ボクはこのまま待っているよりも、自分から仕掛けたいと思います。
あのね、ボクはこう見せて好戦的なのです。知っていらしたでしょう?」
ボクの言葉にみんなが苦笑しながら頷いた。
「ああ。私はそのクリスの心の強さ、したたかさも愛しているのだからな」
「ジル、息をするように惚気て来るのをやめてくれ。だが、私もクリスのそういうところが気に入っているよ」
「……私はもう少し守られてくれてもいいと思いますけどね」
「いや、ツエエ方がいいだろ?クリスだって男なんだし、お前らが過保護すぎるんだよ」
以外にもウエイン様はボクに賛成のよう。ありがたい。
「ウエインはアレを知らないからそう言うんだよ。アレに人の話は通じません。アレは別の生き物ですから」
うわあ!酷い言いよう!シス様は意外と辛辣です。
「確かにアレに話は通じない。だから、もしクリスが話をしたいというのならば、私が同席しよう。抑止力としては十分だと思うが?事情も全てしっているしな。どうだ?」
パチンとウインクするアイク様。うん、ボクもそれと同じことを思っておりました!
「はい!アイク様がいて下されば安心です!こちらからお願いしようと思っておりました。
ありがとうございます!」
「私も同席するぞ」
「は?お兄様が?!」
ムスリとお兄様の唇が結ばれました。しまった!言い方が悪かったのかもしれません。
「あ、あの、お兄様と一緒にいるのが嫌とかいうわけではなく。ジェシーの口を緩くさせるには、お兄様は同席なさらないほうがいいと思うのです。本当はボク一人がいいのですが、ちょっとそれも怖いので、ここにいるメンバーの中で一番の権力者であるアイク様にお願いできたらと……」
と言うのは嘘で、本当は前世の話をしたいからなのですが。
ミノくんとリョウとボク。どうしてこの三人が揃ってこの世界にいるのか。
ジル様推しだったボクとミノくんはともかく、どうしてリョウまでこの世界にいるのか。
ボクはすごく知りたいのです。
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