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終章 三年後……
197、いざ、パーティーへ!
数刻後……・
「わあ……!なんだかボクじゃないみたいです!」
鏡に映ったボクは、自分で見てもすっごく可愛かった。
ここは本当はカッコいいと言いたかったけど、文句もいえないくらいに可愛い。
自分でいうのもなんだけど。
いつもふわふわしているミルクティー色の髪は、両サイドを細かな編み込みにすることですっきりと纏められている。
お兄様の瞳の色である紺色のリボンも一緒に編み込まれていてキュートな仕上がりに。
マツゲはくるりんとカールしていて、いつも以上に目が大きく見える。
リップを塗った唇だってぷるんぷるん。
衣装はいつも通りジルとお揃い。
といってもいつもは「仲良し兄弟」仕様なのだけれど、今回は「婚約者」仕様。
これでもかというほどお互いの色を取り入れている。
共布の濃紺の衣装で、ジルの方は裏地が水色。ボクの方はシルバー。
形は二人とも後ろ見頃の先端が二つに割れたクローハマーコートを採用した。
ボクの定番はウエストから下はふんわりとギャザーを入れたタイプなんだけれど、今回だけは特別。ジルよりの形にそろえたのだ。
その代わりにタイはジルの方はホワイトタイ、ボクの方は大きめのリボンとなっている。
鏡の中の自分にむかって思わずこう呟いてしまった。
「わあ……!あざといっ」
なんていうか、いつもの甘めなデザインよりもストイックなこの形の方が、ボクの顔立ちの甘さが際立つんだね。
指し彩ならぬ指し甘?
いや、ボクなに言ってるんだろう。
お母様とマーシャが頬を赤らめながらこう評した。
「な、なにかしら……可愛いのに……あの、何かいけないものをみているような……」
「そ、そうですね。可愛らしさを存分に表現できたはずなのですが……その……私たち、とんでもないものを作り上げてしまいました……」
ふたりとも、それはね。ギャップ萌えというのですよ。
確かにそうなの。いつもはどちらかというと可愛いタイプの服が似合うからと、そういうデザインの服を着せられている。
でも、こうしてヘアメイクを可愛らしく仕上げたうえでストイックな衣装を身に纏ったら……なんだかちょっとイケナイ感じが漂ってしまった。
「これ、外に出してもいいのかしら?アウトな気がして来たわ…」
「いえ、むしろクリス様の新しい魅力です!アピールしていきましょう!
ジルベスター様がついているのですから、問題ありません!」
「そ、そうね。そうよね!!可愛いクリスの新しい顔を皆に見てもらいましょう!」
散々な言われよう。
ボク、このまま参加しても大丈夫なのだろうか。ちょっとだけ心配になってきた。
「あの……このままジルの横に立っても大丈夫でしょうか?ジルに恥をかかせたりしませんか?」
「「それはないわ!最高の仕上がりだもの!!」」
ここだけは息ぴったりで力強く同意してくれる二人。
本当かなあ。
と。
コンコン、と部屋の扉がノックされた。
「クリス?準備は終わったか?入っても良いだろうか?」
ジルだ!
「はい。大丈夫ですよ。どうぞ」
ドキドキしながらジルを迎えるボク。
どうかな?変じゃない?
「!!」
ジルが目を見開いて動かなくなった。
「!!」
同時にボクの入ってきたジルの素晴らしさに声を失う。
ストイックな衣装はいつも通りなのだけれど、ボクの色である水色を多めに取り入れているからか、どこか甘さが漂っている。
それがまたジルの怜悧な美貌と相乗効果。これぞ正にギャップ萌えだ。
「んんーっ!!だ、ダメです、ジル!それはアウトですうっ!!」
思わず胸を押さえて床にしゃがみ込むボク。
「クリス!皺になるから立って!」
すかさずお母様からダメ出した入ったので根性で立ち上がる。
これは、これは心臓に悪い!カッコいいのに可愛いって、ナニコレ?
これは外に出していいジルなのでしょうか?
大惨事が起きない?
かなり多くの担架が必要になるやつ!
「わあ……!なんだかボクじゃないみたいです!」
鏡に映ったボクは、自分で見てもすっごく可愛かった。
ここは本当はカッコいいと言いたかったけど、文句もいえないくらいに可愛い。
自分でいうのもなんだけど。
いつもふわふわしているミルクティー色の髪は、両サイドを細かな編み込みにすることですっきりと纏められている。
お兄様の瞳の色である紺色のリボンも一緒に編み込まれていてキュートな仕上がりに。
マツゲはくるりんとカールしていて、いつも以上に目が大きく見える。
リップを塗った唇だってぷるんぷるん。
衣装はいつも通りジルとお揃い。
といってもいつもは「仲良し兄弟」仕様なのだけれど、今回は「婚約者」仕様。
これでもかというほどお互いの色を取り入れている。
共布の濃紺の衣装で、ジルの方は裏地が水色。ボクの方はシルバー。
形は二人とも後ろ見頃の先端が二つに割れたクローハマーコートを採用した。
ボクの定番はウエストから下はふんわりとギャザーを入れたタイプなんだけれど、今回だけは特別。ジルよりの形にそろえたのだ。
その代わりにタイはジルの方はホワイトタイ、ボクの方は大きめのリボンとなっている。
鏡の中の自分にむかって思わずこう呟いてしまった。
「わあ……!あざといっ」
なんていうか、いつもの甘めなデザインよりもストイックなこの形の方が、ボクの顔立ちの甘さが際立つんだね。
指し彩ならぬ指し甘?
いや、ボクなに言ってるんだろう。
お母様とマーシャが頬を赤らめながらこう評した。
「な、なにかしら……可愛いのに……あの、何かいけないものをみているような……」
「そ、そうですね。可愛らしさを存分に表現できたはずなのですが……その……私たち、とんでもないものを作り上げてしまいました……」
ふたりとも、それはね。ギャップ萌えというのですよ。
確かにそうなの。いつもはどちらかというと可愛いタイプの服が似合うからと、そういうデザインの服を着せられている。
でも、こうしてヘアメイクを可愛らしく仕上げたうえでストイックな衣装を身に纏ったら……なんだかちょっとイケナイ感じが漂ってしまった。
「これ、外に出してもいいのかしら?アウトな気がして来たわ…」
「いえ、むしろクリス様の新しい魅力です!アピールしていきましょう!
ジルベスター様がついているのですから、問題ありません!」
「そ、そうね。そうよね!!可愛いクリスの新しい顔を皆に見てもらいましょう!」
散々な言われよう。
ボク、このまま参加しても大丈夫なのだろうか。ちょっとだけ心配になってきた。
「あの……このままジルの横に立っても大丈夫でしょうか?ジルに恥をかかせたりしませんか?」
「「それはないわ!最高の仕上がりだもの!!」」
ここだけは息ぴったりで力強く同意してくれる二人。
本当かなあ。
と。
コンコン、と部屋の扉がノックされた。
「クリス?準備は終わったか?入っても良いだろうか?」
ジルだ!
「はい。大丈夫ですよ。どうぞ」
ドキドキしながらジルを迎えるボク。
どうかな?変じゃない?
「!!」
ジルが目を見開いて動かなくなった。
「!!」
同時にボクの入ってきたジルの素晴らしさに声を失う。
ストイックな衣装はいつも通りなのだけれど、ボクの色である水色を多めに取り入れているからか、どこか甘さが漂っている。
それがまたジルの怜悧な美貌と相乗効果。これぞ正にギャップ萌えだ。
「んんーっ!!だ、ダメです、ジル!それはアウトですうっ!!」
思わず胸を押さえて床にしゃがみ込むボク。
「クリス!皺になるから立って!」
すかさずお母様からダメ出した入ったので根性で立ち上がる。
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大惨事が起きない?
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